猛暑が続く今夏。
暑い日に海に行くと目に入るサーファーたち。
彼らを見ながら、
「サーフィンを始めてみたい!」
「サーフィンって難しいのかな?」
と興味を持ったことがある方も多いのではないでしょうか。
興味はあっても、サーフィンは初心者にとって始めるハードルが高いスポーツであるのも事実です。
かくいう私も、実は去年サーフィンを始めたばかり。
最初は何がなんだかわからないことだらけでした。
そこで本記事では、
■サーフィンに必要な道具
■サーフィンの初期費用
■サーフィンの服装
■サーフィンのルール
など、サーフィン初心者が知っておくべきサーフィンの基礎知識についてご紹介します。
Contents
サーフィンに必要な道具や服装は?
まず、サーフィンをするにあたって必要な道具は大きく分けて2つ。
サーフボードとウェットスーツと水着です。
もちろん、続けていくためにはより細かい備品なども必要ですが、初心者であればひとまずこの2つを確保しましょう。
ボード
まず用意しなければいけないのは、サーフボード。
購入・ショップでのレンタル・友人から借りるなど、方法は様々ですが、サーフボードがなければ始められません。
サーフボードの種類は、大きく分けるとショートボード、ロングボード、ファンボードの3つです。
ショートボード
ショートボードは浮力が低く不安定ですが、ターンなどの細かい動きに適しています。
初心者には乗りこなすのが難しく、中級者〜上級者向けといえるでしょう。一般的に、7フィート以下のものがショートボードと呼ばれています。
ロングボード
ショートボードとは逆にロングボードは面積が広い分浮力が高く、あまりパワーのない女性や、初心者に適しているボードです。
もちろん、上級者にもロングボードを使っている方は多く、彼らはサーフボードの上で動いてみたり、波の状態を見てショートとロングを使い分けている人もいます。
一般的に、9フィート以上の長さのものをロングボードと呼びます。
ファンボード
ファンボードとは、ショートボードとロングボードの間の長さで、ターンなどの動きが可能でありつつ、適度な安定感を持ち合わせているボードです。
ロングボードよりも短いため、小波にも乗りやすく、ショートとロングの良いとこどりをしている一方で、浮力が高いため、大きな波の時に下に潜って波をスルーするのは難しいです。
ファンボードは、6フィートから8フィートくらいの長さのものが多いです。
より細かく分けるともっと多くの種類が存在しますが、まずはショート、ロング、ファンボードの3種類を覚えておけば問題ありません。
サーフボードは長さだけでなく、浮力や素材、幅など様々な要素があり種類が多岐に渡ります。
そのため、最初は自分に合うボードがわからないため、ショップの店員さんやサーフィン歴の長い友人に聞いてみると良いでしょう。
ウェットスーツ
続いて必要になるのが、ウェットスーツです。
真夏には、水着や海パンだけでサーフィンをしている方も多々見受けられますが、夏でも場所によっては水が冷たく、長く入っていると寒い日もあるのがサーフィン。
ウェットスーツを着ることで、体温を保ったり、日焼けや怪我を防止することができるため、初心者は特に、ウェットスーツを1枚持っておくことをおすすめします。
ウェットスーツも、種類は様々です。
細かく分けると、フルスーツ、スプリング、シーガル、タッパー、ベスト、ロングジョン、フードベスト、セミドライ、ウェットパンツ…と本当に種類豊富なウェットスーツ。
しかし、初心者にとっては全て比較検討するのも用意するのも非常に難しいですよね。
そこで、今回は初心者が最初に抑えておくべき3種類をご紹介します。
フルスーツ
まずはフルスーツ。
ウェットスーツと聞くと多くの方が思い浮かべる形は、フルスーツではないでしょうか。
日本では最も使用頻度が高く、長袖、長ズボンタイプで着た際に手と足だけが出ている状態のものです。生地の厚さも様々ですが、2mmか3mmのものが人気で、価格も比較的お手頃に手に入れることができます。
スプリング
続いては、スプリング。
スプリングとは、半袖、半ズボンタイプのもので、サーフィンのハイシーズンに着ている人が多い薄手のウェットスーツです。
夏の朝などに着ることが多いタイプとなっています。
セミドライ
最後はセミドライです。
セミドライとは、ウェットスーツの中にできるだけ水が入ってこないようにつくられたウェットスーツです。
長袖、長ズボンで、形はフルスーツと同じですが、背中から水が入らない分、保温性が高いのがセミドライです。
ウェットスーツも、ボードと同様種類が豊富なため、なかなか何が良いのかわからないのが初心者です。
こちらも店員さんや慣れている方に聞くのが1番ですが、個人的には、できるだけ費用を抑えつつ、日焼け跡や寒さを気にするのであれば、フルスーツの薄めを購入しておくのがオススメです。
【徹底解説】サーフィン用ウェットスーツにおすすめのブランド7選
#サーフィン水着
ウェットスーツの下に着る水着も、サーフィン用のものがおすすめです。
サーフィンは動きが激しいスポーツなので、海水浴と同じ水着を着ていると
・動きにくい
・生地が肌に擦れて痛い
・飾りがウェットスーツの中で邪魔
といったデメリットがあります。
▼サーフィン用水着のおすすめはこちら
【試着レビュー付】サーフィン水着の女性&男性別おすすめと選び方
#サーフィンサーフィンの大体の初期費用について
ここまでサーフィンに必要な道具をご紹介しましたが、続いてはサーフィンにかかる大体の初期費用についてお話しします。
サーフボードやウェットスーツなど、サーフィンに必要なものを揃えるためには結構お金がかかりそう…と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は以外と低価格で始められるのが事実。
ブランドにこだわらなければ、実は最低5万円ほどで始めることが可能です。
思ったより安いのではないでしょうか?
サーフィンに必要な道具一式16選と値段リスト。初心者が賢く選ぶポイントは?
#サーフィンウェットスーツ:約25,000円〜
ウェットスーツは、安いものであればスポーツ用品店などでフルスーツのレディースは2.5万円ほどで購入することができます。
(私も、藤沢のムラサキスポーツで2万円ほどでROXYのウェットスーツを購入し、それを使用しています。)
また最近は、格安オンラインショップなどで探せば1万円代で購入できるものも出てきているため、チェックしてみてください。
サーフボード:レンタル約4,000円〜、格安購入約30,000円〜
レンタル
初心者にとっていきなり新品サーフボードを購入するのは非常にハードルが高いです。
そこで、まずはレンタルをオススメします。
多くのサーフショップでは、初心者向けに2時間〜3時間でボードレンタルを4〜6千円ほどで行なっているため、レンタルしてみましょう。
2、3回レンタルで行なっても、ウェットスーツと合わせて5万円ほどです。
中古品
メルカリやリサイクルショップ、ヤフオクなどで中古品を探してみると、3万円ほどで購入できるサーフボードも多数存在します。
自分で合う長さやほしいデザインなどが定まってきたら、中古品で見てみるのも1つの手ではないでしょうか。
初心者のサーフボードは中古で十分!おすすめブランド5選!
#サーフィン初心者が中古サーフボードを買うときに知っておきたい3つの事
#サーフィン必ず守って!サーフィンのルール
最後に、サーフィン初心者が必ず覚えておくべきサーフィンのルールをご紹介します。
サーフィンには、独特なルールやローカルマナーと呼ばれるものが存在しますが、怪我を防止して安全に、且つみんなが楽しくサーフィンができるようルールが決められています。
そのため、初心者でも、ルールは守ってサーフィンを楽しみましょう。
ワンマンウェーブ
原則、1本の波には1人しか乗ってはいけないのがサーフィンのルールです。
同じ波に2人以上が乗って事故が発生するのを防ぐためのルール。
場所によっては人が多すぎてこのルールが効かない場所もありますが、基本的には1つの波に1人が大前提です。
前乗り禁止
前乗りとは、すでにテイクオフしている(立っている)人がいる波に、後から進行方向側のポジションで同乗することです。
これもワンマンウェーブと似ていますが、まだ立っていないからと前乗りをしてしまうと非常に危険です。
原則、他の人が乗っている波に乗ってしまうと怒られてしまうので気をつけましょう。
挨拶や環境への配慮など人としてのマナー
同じ場所にいる人や、ローカルでいつもそのポイントで波乗りをしている人に挨拶をするようにしましょう。
また、海で遊ばせてもらっている以上、ごみを捨てるなどはもってのほかです。
来た時よりも綺麗にする気持ちで、海を楽しむこと。
これらは、サーファーとしてのマナーです。
サーフィン初心者が知っておきたい3つのルールとマナー
#サーフィン
サーフィン初心者はスクールもおすすめ
サーフィン初心者は、スクールに入るのもおすすめです。
サーフィンの効率よい上達方法や、ルール、マナーはもちろん。
そのポイントの波の見方から、流れや危険性まで、サーフィンを始めるにあたって役立つことを教えてもらえます。
スクールを通じてサーフィン仲間ができることもありますよ。
初心者・女性におすすめのサーフィンスクール7選【千葉・湘南・愛知・大阪・神戸・四国】
#サーフィンまとめ
いかがでしたか?
今回は、サーフィン初心者必見の情報をいくつか記載しました。
これからサーフィンを始めたいと思っている方や、サーフィンを始めたばかりの方の参考になれば幸いです。
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