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スノーボードをする時はヘルメットとプロテクターで自分の身は自分で守ろう
スノーボードは転倒するスポーツで転んだ分だけ成長していくものですが、転倒時には高い確率で体の一部を痛めてしまい、日常生活に支障が出ることもあります。
また上達すればするほど、スノーボードの滑走スピードが全体的に増して怪我をするリスクが高まるのも厄介なところ。
"怪我をしないように未然に防ぐ"という意味でヘルメットやプロテクターの存在は、スノーボードをやる上で欠かすことのできない存在です。
そんな命をも守ってくれる、ヘルメットやプロテクターの知識を今回のコラムでしっかりと学んで頂ければと思います。
ヘルメットの機能
耐衝撃性
倒れたときの脳への衝撃を軽減させる為に、各メーカー様々な技術を盛り込んでいます。
EPS素材というポリスチレンが使用されているヘルメットが多くあるが、新たに新素材が開発されており、より安全性をあげる為に日々、耐衝撃性の向上が成されています。
軽量性
安全性に反比例するのがこの軽量性。
アメ車などを例にとって考えてみると分かりやすいが、普通安全性を向上させる為には多くの物質を使用することが一番の近道であることは言うまでもありません。
アメ車は丈夫で頑丈ですが重量が重いので、日本車よりも燃費が悪いことは良く知られていることだと思います。
ヘルメットも同様の事が言え、スノーボードをする際に重いものを被って滑ることは、あまり心地よいものではないですし、安全かと言われると疑問です。
なるべく軽量で頑丈な素材を開発して、軽量化に取り組んできた結果、現在発売されているヘルメットはかなり軽くなってきています。
デザイン性
最近リリースされているヘルメットはデザイン性にとても優れているものが多く安全性はもちろんのことオシャレも楽しめるヘルメットの提案が流行しています。
ヘルメットの前方にツバがついているモデルや、ヘッドフォンが内蔵されているモデルなどもあります。
スノーボードはただ滑るだけではなくて、ファッションも楽しむスポーツなので、自分がカッコ良い!と思ったヘルメットを見つけて安全にカッコ良くスノーボードを楽しみましょう。
通気性
快適なスノーボーディングを実現する為に通気性はとても重要な要素です。
言わずともスノーボードをすると、汗をかくので通気性の悪いヘルメットだと間違いなく蒸れます。
価格が高いものだと通気性を良くするための機能をしっかりと備えているので通気性の良いヘルメットを購入して快適なスノーボーディングを実現しましょう。
選び方
各メーカー、特定のモデルに対して様々なサイズの展開をしており、基本的にXS,S,M,L,XLといった感じです。
このようなサイズ展開をしていても、メーカーごとに大きさや形が異なることがほとんどで、欧米発祥のメーカーなどは欧米人の頭の形に合わせてサイズの設定や形状を決定しています。
なのでヘルメットは一度試着することを強くオススメします。
例えば通販などで、『俺の頭大きいからXLで良いな。よし注文しよう。』という感じで注文してしまうと、大変後悔する結果になってしまうことは目に見えています。
また上記で挙げたそれぞれの機能の中で自分が重要だと感じる機能に長けているモデルを選んで、値段と相談して購入しましょう。
下記はbernがリリースしている動画で、サイズの計り方を丁寧に解説していますので、インターネット上で購入する場合に参考にすると便利です。
スノーボードヘルメットのブランド一覧
bern(バーン)
スノーボードヘルメットブランドの草分け的存在であるbern。
独自テクノロジーである、HARD HATは通気性と弾力性に優れており、より安全により快適にスノーボードが楽しめるような工夫が施されています。
また日本で販売されているものは基本的にJAPAN FIT(日本人の頭向けの形状)なので装着感も違和感がありません。
考え抜かれた技術とオシャレなヘルメットをお試しあれ!
helmet : BAKER
Price : ¥14,040
credit : www.ytsamuse.com
GIRO(ジロ)
ヘルメットを選ぶ時に重要な要素の1つとして挙げられるのが重量感です。
重いヘルメットを長時間被っているだけで、相当体力は奪われてしまいます。
GIROは常にその問題と向き合い軽量化を押し進め、開発を続けているブランドです。
helmet : NINE PLUS
Price : ¥18,500 +tax
credit : www.giro-japan.com
POC(ポック)
ヘルメットにBeatsのヘッドフォンが内蔵されているモデルをリリースしているのが、ここPOC。
プロテクターを他ブランドに比べ多く扱っているブランドで頭を守るという技術的な面はもちろんのこと、Beatsとのコラボレーションからも分かる通り、FUN(楽しさ)の部分も忘れずにユーザーに提供してくれるブランドです。
デザインも洗練されていて、ヘルメットをプロテクターという枠からファッションの一部へと昇華させてくれます。
helmet : Fornix Communication
credit : www.pocsports.com
anon(アノン)
anonからもヘルメットがリリースされています。
こちらもSkullcandyとタッグを組んで、ヘッドフォン内蔵型のモデルをリリースしています。
男性、女性、子供用とそれぞれラインナップが分かれており、カラーや大きさなどが最適化されているので自分のお気に入りを容易に見つけるのことが可能です。
helmet : Talan Audio Helmet
Price : ¥21,000 +tax
credit : jp.burton.com
PRO-TEC(プロテック)
スペードマークのロゴが印象的で、スノーボードに限らずスケートボードやBMX・MTB用のヘルメットなどの展開も行っているヘルメットブランドの老舗的存在。
デザイン性もさることながら、軽量性にも優れており特に海外のアクションスポーツユーザーに根強い人気を獲得しています。
helmet : CLASSIC SNOW
Price : $69.95
credit : www.shopprotec.com
sandbox(サンドボックス)
TIE DYE柄など、奇抜なカラーリングなどで全体のコーディネートの中でアクセントカラーとしても用いることのできるオシャレなブランド。
helmet : HERITAGE TEAM CLASSIC SNOW
Price : $110.00 - $120.00
credit : sandboxland.com
プロテクターの種類
ヘッドプロテクター
なぜ人間がこれだけ自由に動けるのかといえば、それは脳が正常に機能し各体の部位の筋肉に指令を出しているからに他なりません。
脳は体の中でも最も大事な部位なのにも関わらず、最も壊れやすく障害が生じやすい部位です。
そんな頭部はヘルメットで守ることが最も良いのですが、俺はビーニーしか被らない!という方にはこのヘッドプロテクターがオススメです!
後頭部だけ保護するプロテクターもあるので、気軽につけたい方はこちらも。
ボディプロテクター
スノーボードの技術が向上するとは、≒滑るスピードが速くなるということで、ミスをした時に上半身を雪面に強打してしまうことが増えます。
胸側ならば肋骨や肺、心臓など人体の中で重要な役割を果たしている部位を守ってくれ、背中側では背骨から脊椎にかけて保護してくれます。
上級者の人ほど装着する機会が増えるプロテクターです。
ヒッププロテクター
初心者の方にはぜひオススメしたいプロテクターがこのヒッププロテクター。
座っていても雪面からの冷えが伝わりにくくなるので、尾てい骨の保護以外にも利便性が高いです。
ニープロテクター
トゥ側(つま先側)で逆エッジになった場合、膝を思い切り打ちつけることが多くスポーツにおける膝の重要性を考えると守っておきたい部位です。
特にジブアイテムなどに強打すると、かなり痛いので初めてボックスやレールなどのジブアイテムに入る方はマストアイテムと言っても良いかもしれません。
エルボープロテクター
ヒール側の逆エッジになった場合、手首を守ろうとして肘から着地する人が結構います。
柔らかい雪なら良いですが、硬い雪面の場合危険ですので付けると心強いです。
リストプロテクター
スケートボードでは使用率の高いリストプロテクターですが、スノーボードでも手首をやる場面は多々あります。
手首の厄介なところはクセがついてしまうと少し着くだけでも痛めてしまうところなので予防策としてつけることをオススメします。
プロテクターのおすすめブランド
eb's(エビス)
スノーボードの小物を幅広く取り扱っているeb'sからは、体の全ての部位を守るためのプロテクターがリリースされており、ユーザー目線から作り上げられている製品は信頼性が高く稼動性にも優れています。
日本発のブランドということもあり、日本人の体格をベースに作られているので一度お試しあれ。
BODYPAD:D3O
Price : ¥17,280
credit : www.ebsmission.co.jp
YONEX(ヨネックス)
スノーボード以外のテニスやソフトボール、ゴルフといった様々なスポーツにも展開しているYONEXだからこそできるプロダクトのリリースをしており、プロテクターの着心地や機能性に優れています。
細部までこだわるジャパニーズカンパニーならではの視点で、使うと実感する良さがあります。
protector : ヒップパッドロング
Price : ¥10,800
credit : www.yonex.co.jp
POC(ポック)
ヘルメットブランドでも紹介したPOC。
まるで次世代のプロテクターを思わせる、洗練されたデザインはムダがなく極限までプロテクション能力が高められています。
body armor : Spine VPD Tee
credit : www.pocsports.com
自分の身は自分で守る。
言われてみれば、当たり前のことですがスキー場に行くとエキサイトして何でもできそうな感覚にとらわれてしまいます。
ですが事が起こってしまってからでは遅く、ましてや社会人など日常生活に支障が出てしまっては困る人はしっかりと予防策としてプロテクターをつけることをオススメします。
初めてスノーボードをする初心者の方に知っておいてもらいたい6つの心得とよくある質問
#スノーボードのコラムそんな偶発的に起こる事故と遭遇した時も自分の身を守ってくれるプロテクターの存在をしっかりと把握して、スノーボードライフを楽しんで頂ければと思います。
R/ForA magazine 公式ツイッターアカウントでのアンケート結果
【Question】 『新しいトリックに挑戦したりする時はしっかりとプロテクターを身に付ける?身に付けない?』
— R/ForA magazine (@rfora_m) 2015, 12月 5
新しいトリックに挑戦する時にプロテクターを身に着けない人が約7割と先行した結果に。
リスクの少ないグラトリやジブならばまだしも、10mを超えるキッカーで新しいトリックに挑戦する時は着用した方が良いでしょう。
最低でも頭部を守るためのヘルメットを着用するようにしましょう。
体が元気に動くからこそ、スノーボードを楽しむことができるのだから。
TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column
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