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サーフボードのEPSとPUの違いとは?【特徴&選び方まとめ】

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1,607 views 2020-3-22 UPDATE

サーフィン全くの初心者の方や、ようやく横に滑れるようになったぞ〜というレベルの方にとっては特に、サーフボードの選び方ってなかなか難しいと思います。

自分にはどんな板の長さが合っているのか、どんな板のボリューム(浮力・容積)が合っているのか、どんな板の形状が合っているのか。

そして、それぞれの板の乗り心地は果たしてどんなものなのか。

もうこれは、”実際にサーフボードに乗ってみないと分からない” とも正直言えるのですが、それができないから皆さん悩みますよね。私だってそうです。

サーフショップの試乗会などもありますが、だいたいが最新モデルの板だったりするので、そんな板に乗って壊すのもこわいです。

じゃあサーフショップでボードレンタルして試すというのも、お金もかかりますし、当然海まで行かないといけないです。しかも自分が試したい板があるとは限りません。

そうなると、特に初心者から中級者寄りの方にとっては、なかなか実際に板に乗ってみてから購入を考えるのはあまり現実的ではないかもしれません。

そんな方のためにこの記事では、サーフボードの主な素材であるPUとEPSに焦点を当てて、それぞれの素材の板にどんな特徴やメリットデメリットがあるのか解説します。

併せてどんな海のコンディション時や、自分が求める乗り方に、それぞれの素材の板が向くのかも解説します。

サーフボードの選び方について、まずは根本であるボードの素材から理解を深めていき、サーフィンの知識を広げていただければと思います。

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サーフボードのPUとEPSとは?どんな違いがあるの?

では早速、サーフボードの主な素材であるPUとEPSについて、基本的な解説をします。

PUサーフボードとは?

PU=ポリウレタンの略であり、最も一般的で現在もまだ主流となるサーフボードの素材。

このポリウレタン素材(芯材)を、ポリエステル樹脂でラミネートしたものがPUサーフボード。

EPSサーフボードとは?

EPS=エクスパンダブルポリスチレンの略であり、日本では発砲スチロールと呼ばれているサーフボードの素材。

この発砲スチロール素材(芯材)を、エポキシ樹脂でラミネートしたものがEPSサーフボード。

カタカナがたくさん並び、これだけじゃ違いも分からないと思います。

簡単に分かりやすく、その違いを説明すると、

サーフボードの強度(硬さ)は、EPSの方が優れていて、板の軽さはEPSの方が軽い。

しかし誤認を避けるために、さらに踏み込んで説明すると、

EPSのラミネートに使われるエポキシ樹脂が、PUのラミネートに使われるポリエステル樹脂に比べて強度が強い

板の軽さは、芯材であるEPSの方が、PUよりも軽い(ラミネートに使う樹脂の重さは、ほとんど変わらない)

ということです。これで理解はできましたか?

では次に、PUとEPSのそれぞれのサーフボードの特徴を、メリットデメリットとともに見ていきましょう。

PUサーフボードの特徴(メリットとデメリット)

PUサーフボードのメリット

・EPSに比べて板に重さがある分、安定する+レールを波に入れやすい

・ボードがしなるので、踏み込んでその反発の力を利用し、力強いターンや加速が可能

・ロングボードの場合は板が重く安定する分、ノーズライディングに向いている

・樹脂の特徴から、EPSに比べて板を艶のある仕上げにできるので、カラーリングなどでデザインに個性を出しやすい

PUサーフボードのデメリット

・小波だと、板が重い分特にショートボードはテイクオフが難しい

・EPSボードに比べると強度が弱く、壊れやすい

・ロングボードの場合、板を動かしづらいためパフォーマンスには不向き

・重いので持ち運びが大変(特にロングボード)

EPSサーフボードの特徴(メリットとデメリット)

EPSサーフボードのメリット

・PUに比べて板に軽さがある分、テイクオフが早くスピードも出しやすいし、持ち運びも楽

・樹脂が丈夫なので、PUよりは壊れにくい

・ロングボードの場合は板が軽い分、板を動かしやすく、パフォーマンスに向いている

・ショートボードでも、小波であってもテイクオフが可能

EPSサーフボードのデメリット

・板が軽いので安定性に欠け、波が大きい時には特に不安定になる

・ボードが硬くしならないため、反発の力を利用したターンがしづらい

・板が軽い分、風の影響を受けやすい(オフショアが強いと板が下におりていかない)

・エポキシ樹脂は熱に弱いので、管理に気をつけないと剥離する

PUとEPSの正しい選び方

PUサーフボードとEPSサーフボードのそれぞれのメリットとデメリットについて解説をしました。

では、具体的にどんな海のコンディションの時に、どんな乗り方をしたい時に、それぞれの板を選べばいいのかをまとめます。

PUサーフボードを選ぶ時

・風が強い時(特にオフショア)

・波が大きい時("大きい"の解釈は個人によりますが、サイズが胸以上ある時はPUがおすすめ)

・ノーズライディングをやりたい時(ロングボード)

・クルーズを楽しみたい時(ミッドレングスやロングボード)

EPSサーフボードを選ぶ時

・風が弱い時(強いと板がボトムにおりづらい)

・波が小さい時("小さい"の解釈は個人によりますが、サイズが胸以下の時はEPSがおすすめ)

・クルーズやノーズライディングするよりも、板を動かしたい時(ロングボード)

・なるべく少ない力でテイクオフをして、スピードを出したい時

以上です。

また、コンペティションなど大会に限って言うと、ショートの場合はPUが大半で、ロングの場合はEPSが大半のようです。

理由は、ショートの場合はEPSだと板が軽すぎて安定がしないのと、レールが入らずに鋭いターンがしづらかったりするからです。

しかし小波の時はEPSを利用するプロも多いそうですが、これも個人の好みで大きく異なります。(絶対にEPSは使わない!というプロもいます)

ロングの場合は逆に、PUだと板が重く、動かすのが難しくなりパフォーマンスがしづらくなるため、EPSを選ぶ人が大半のようです。

ロングボードは特に、PUとEPSで重さの差がかなり出てきます。

このように、PUとEPSどちらが良い悪いというのは簡単には判断できず、それぞれに長所と短所があります。

海のコンディションや自分がやりたい乗り方次第で、上手に板を使い分けてサーフィンができると、サーフィンを楽しめる幅がグッと広がると思います。

しかしそうは言っても、まだPUのサーフボードを利用する人が断然多いのかなと海で見ていても思います。

私も最近EPSのロングボードを乗り始めたばかりです。

決して安いものではないですが、色々と乗り比べて自分にぴったりな板、そしてサーフィンのスタイルを見つけたいですね。

ちなみに私が購入した、個人的なおすすめブランドは、TORQ SURFBOARDS(トルクサーフボード)です。

他のブランドに比べてそこまで高くはありませんし、口コミを見るとコスパが高いという評価が多いです。

EPSですがミッドレングスがけっこう人気なようです。

Amazonで商品をチェック

公式HP:https://www.torq-surfboards.com/home.html

まとめ

以上、PUサーフボードとEPSサーフボードの違い、その特徴とメリットデメリット、そして選び方の基準について解説をしました。

ここまで読めば、なんとなくでも人に語れるぐらいの知識は得られたのではないでしょうか?

また、Youtubeなどで、プロの方がPUとEPSのサーフボード乗り比べ解説動画をけっこう上げていますので、それも参考になると思います。私も色々と観まくりました。

冒頭に戻りますが、乗ってみないと分からないのが正直なところですが、何も知らずに板を買うよりは、しっかりある程度違いを理解した上で購入につなげてもらえればと思います。

最近はどんどん板の性能も上がっていますし、特にEPSはどんどん進化していて、そのデメリットも消えてきているそうです。

自分にぴったりのサーフィンを確立して、思う存分サーフィンを楽しみましょう!

Writer

サーフィンとアウトドアと自然を愛するWebライター

長野県白馬村出身。2020年に千葉県一宮町に移住。
アウトドアライフを追求し、読者の皆さんに有益な情報をお届けしていきます。

Instagram ▶️ @katsuno1202

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