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スケシュー
スケーターは、スケートする時に使う道具には常に感謝の気持ちを忘れてはいけない。
スケートボードの道具は消耗品というのが当たり前になっていないだろうか。
特に今回ご紹介するスケートシューズの消耗は激しい。
グリップテープの上に常に居続けるだけで、ソールはどんどん擦り減り、フリップ系のトリックを練習すればするほど側面も同様に擦り減っていく。
それでもスケシューはスケーターの足元を守り続ける。
健気なスケシューをご紹介していきたいと思う。
記事の後半ではスケシューをリリースしている有名ブランドをご紹介しているので購入の際の参考になれば幸いだ。
普通のスニーカーと何が違うの?
まだスケートボードを始めたばかりの人は、そんな疑問を持つことだろう。
なので簡単にご説明していこう。
頑丈に作られている
ただ歩行するためだけに作られているスニーカーとは全く異なる用途で使用するスケシューは、頑丈に作られている。
アッパーの部分が2重構造になっていたり、グリップテープと摩擦が良く起こる部分は特に頑丈に作られている。
シューレスが切れないような工夫
シューレスが切れないように、切れそうな部分をガードされているモデルも多数存在する。
衝撃を吸収しやすいインソールの素材
地面はコンクリート、そこに何度も何度も着地するスケートボードの衝撃といったら
普通のスポーツでは比較にならない程のものだ。
エアーパッドや衝撃吸収材が使用されているモデルもあり、なるべく衝撃の負担を体に伝えないような構造になっている。
スケートシューズの種類
ローテクシューズ
ソールが薄く作られていて、スケートボードを足裏で感じることのできるシューズ。
重量が軽く、取り回しが良いのが特徴。
ハイテクシューズ
ローテクシューズに比べ、ソールが厚く作られていてクッション性が高いのが特徴で、外見は若干ゴツい。
80年代90年代に大流行し、軽量化と技術の進歩によって再びハイテクシューズの流行が来そうな予感。
詳しいローテク・ハイテクシューズの解説は下記記事から。
1足は持っておきたい!ローテク・ハイテクスニーカー定番ブランドの名作たち
#シューズに関する記事スケートシューズに使われる生地
スウェード
スケートシューズを購入しようと試みたことのある人は、何回か耳にしたことがあると思うが
最もスタンダードで、耐久性に優れているのが"スウェード"生地だ。
スウェードとは。
革の裏面をサンドペーパーなどで磨いて起毛させた革のこと
ヌバック
このヌバックもよく生地として使われることが多く、スウェードは皮の裏側を加工しているのに対して、ヌバックは表面を加工している。
ヌバックとは。
革の銀面(表面)をサンドペーパーなどで磨いて起毛させた革のこと。
スウェードは裏面を加工するのに対し、ヌバックは表面を加工したものです。
ヌバックの特徴は、スウェードより毛足が短くベルベット状(ビロード状)です。
ナイロン
使い勝手のよい、合成繊維といえばナイロン。
耐久性にも優れているが、なんと言っても大量に汗を掻くスケートボードにおいて通気性が良いというところが大きな利点。
分かっているようで分からない用語解説
インソール
シューズの中に入っている中敷きのこと。
シューレス
言い方はカッコ良いが、靴ひもの事。
ソール
靴底のこと。アウトソールとも呼ばれたりする。
アッパー
ソール以外の靴を囲んでいる部分全体のこと。
オーリーガード
スケートシューズ特有の部位で、オーリーする際に使う小指の外側の部分の強度をあげるような作りになっている部分を指す。
タン
足の甲とシューレスの間に入っているクッションのこと。
薄く作られているものもあれば、厚い作りのものもある。
厳選スケシューブランド
NIKE SB(ナイキエスビー)
Eric Koston や Paul Rodriguezをはじめとする、スケートボード界のスーパースターを根こそぎ保有している『NIKE SB』
ラインナップでは、【Boardfeel】【Control】【Impact】という3種類のラインが設けられていてそれぞれに特長がある。
Boardfeel・・・・・・スケートボードの感覚を足裏で感じやすいモデル。
Control・・・・・・フリップ系のトリックなど、ボードコントロールがしやすいモデル。
Impact・・・・・・ステアやビッグセクションなどの大きな衝撃に耐えるためのモデル。
photo credit : www.nike.com
adidas skateboarding(アディダス スケートボーディング)
スポーツブランドとして確固とした地位を築いているアディダス。
スノーボードの分野でもウェアやブーツなどのアイテムをリリースし、スケートシューズの分野でもそのクオリティの高さから多くのスケーターから支持を受けている。
長年手がけてきたスニーカー造りの知見を活かしたスケートシューズ造りで、スケートボーディングで要求される耐久性や足の馴染みやすさを実現。
スケートシューズだけでなく、スケーターに向けてアパレルも展開している。
CONVERSE(コンバース)
1908年に創業した老舗シューズブランド、CONVERSE。
たしかな人気を誇り、その靴作りは世界各国から高い評価を得ている。
ファッションアイテムとして定着したCONVERSEシューズをスケートボード仕様にアップデートしたスケートシューズラインが存在し、動きやすさと耐久性に優れたスケシューをリリースし続けるためにCONVERSEの進化は止まらない。
Emerica(エメリカ)
大作スケートビデオを数多く世に送り出してきた、Emerica。
その大作の数々を足元から支えたのが、Emerica footwearなのだが、スタイリッシュなのが特長で人気のスケートシューズの一つだ。
photo credit : emerica.com
Etnies(エトニーズ)
スケートシューズにとどまらず、T-シャツやジェケットなどアパレル展開もしていて、コアなファンが多いEtnies。
SNOW,SKATE,SURFと3Sアクティビティに特化したプロダクト展開をしている。
photo credit : etnies.com
NEW BALANCE numeric(ニューバランス ニューメリック)
スニーカー業界で不動の人気を誇る"NEW BALANCE"がスケートシューズラインを製造しているのをご存知だろうか。
その名もNEW BALANCE numeric
通常のニューバランスよりもソールのグリップ力をプラスしていたり、アッパー部分を耐久性のあるスエード生地にしていたりと工夫が施されている。
photo credit : www.newbalancenumeric.com
DC(ディーシー)
スケートシーンに限らず、スノーボードシーンでもスノーウェアやグローブなどのアパレル展開やブーツなどのアイテムまでも幅広く網羅しているDC。
スケートシューズの印象が強いDCだが、サーフィン・スノーボードにもアイテム展開を広げることでデザインや利便性を向上させている。
近年DCがリリースするスケートシューズを見ると、デザインと利便性が上手く両立されたものが多い印象だ。
e's(エス)
1995年創立から、スケートボードのfootwearシーンを牽引し続けてきた『e's』
アクセルを初めとするスケシューラインナップは、ソールが厚めで激しいスケートボードの滑りを足元から支える。
今後もスケーターに愛され続けていくブランドの1つであることは間違いない。
photo credit : esskateboarding.com
Lakai(ラカイ)
スケートボードデッキで名を馳せている、girlやchocolateと同系列でプロダクト展開しているLakai。
代表作はマンチェスター。
スケートする時の安定感といったらありません。
photo credit : lakai.com
HUF(ハフ)
シンプルで洗礼された中に、オシャレがふんだんに盛り込まれたプロダクトを発信し続けているHUF。
総柄だがクセのないデザインは、スケーターのみならず愛好者が続出中。
photo credit : www.hufworldwide.com
VANS(ヴァンズ)
スケートシューズの王様、VANS。
オールドスクールなど、スケート向きに作られていなかったシューズをスケーター向きに改良して、TNTなどのモデルが誕生した。
代々受け継がれているスケーターの魂を足元から感じることができる。
photo credit : www.vans.com
VOX(ヴォックス)
頑丈な造りをしていることで有名で、スケーターにとってありがたいスケートシューズブランドだといえる。
photo credit : voxfootwear.myshopify.com
DVS(ディーブイエス)
TOREY PUDWILL や DAEWON SONGなどのスタースケーターを保有し、根強い人気を誇るブランド。
いかがだったでしょうか。
スケーターの足元を支え続ける、スケシュー。
そして最高のスケシューを目指して、スケーターに提供し続けるスケシューブランド。
これからも長い付き合いになっていくことは間違いないのだから、一足一足大切に履いていきたいものです。
初心者スケーターに向けたお役立ちトリックHOW TO
スケートボードをはじめて、まず覚えたいトリックがこれ。
05 Shove It(ショービット)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケーターとしての人生がここから始まると言ってしまっても過言ではないトリック。
オーリーの追求に終わりがない。と言われる奥の深いトリック。
Ollie(オーリー)をプロスケーターが教える
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)180度デッキを回転させることがいかに難しいことを思い知らされる180トリック。
10 FrontSide180 (フロントサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)12 Backside 180(バックサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケートボードをやり初めた時にイメージとしてこれができたらかっこいい!!と思っていたであろうトリック。
23 Kick Flip(キックフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)24 Heel Flip(ヒールフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)
TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column
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