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スノボ初心者の実体験!最短でターン上達のコツ4選

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4,520 views 2022-5-10 UPDATE

今回は、スノーボード初心者が最初にぶちあたるであろう壁・ドリフトターンが上達する為のコツをお伝えします!
ドリフトターンは、今後カービングターンなどを練習する際にも土台となるターンです。
今後、スノボのターン習得を目指す方にとって最初の一歩になると思います。

私自身、スノーボードを始めてからまだ2か月のド初心者。
雪山に通い、やっとドリフトターンが出来るようになりました。
上達するのに相当な時間とお金と労力を費やした中で、

「ここを押さえて練習すれば、もっと効率良かったな~!」

という気付きや反省を踏まえて、スノボのターンのコツや上達方法についてお伝えします。
私の経験が、同じようにもがいているスノボ初心者仲間にとって、何かヒントになってくれたら嬉しいです!
それでは、さっそくいってみましょう!

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スノボのターン上達のコツ1.練習しやすいコースを選ぶ

スノボのターンが上達するためには、練習しやすいコースを選ぶのがコツです。
練習しやすいコースには2つのポイントがあります。

雪質が柔らかい場所で練習する

スノーボードの練習を行うにあたって、避けて通れないのが転ぶ事です。
今回色んなスキー場に練習に行って、私も数えきれないほど転んで痛い思いをしました。

アイスバーンなど固い雪で転んで超絶痛い思いをすると、かなりメンタルが削られます。
そして転ぶ事に対しての恐怖感が脳裏に植え付けられます。

すると練習中も「転ばないように!」を強く意識し過ぎて、練習自体に思いっきり集中できなくなります。

逆に柔らかい雪は、びっくりするくらい転んでもあまり痛くはないです。
その為、転ぶ事への恐怖心が弱まり思い切った練習が出来るようになります。

なので、本来の練習に集中する為にも柔らかい雪質の場所で練習する事がおすすめです!

無理な傾斜での練習はしない

ターンを上達させる為には、傾斜の角度をだんだんと上げていかなければなりません。
しかし、それはある程度ターンの感覚を掴んでからで良いと思います。

最初の頃、私はスノボのコツを教えてくれた友人達のレベルに合わせた傾斜で練習に励んでいました。
結果、ド初心者のレベルに合わない急な斜面への恐怖が勝ってしまい、自分に合った練習ができませんでした。

その後これでは練習にならないと感じ、自分が安心してマイペースに進められる場所で練習しました。
かかと重心・つま先重心など、練習で意識したかった事に集中ができ有意義な時間に変わりました。

なので、まずは現在の自分にあった場所で練習をし、

「体が慣れた!コツを掴んだ!」

などの感覚を掴んだら徐々に傾斜のあるコースへステップアップするのが良いと思います。

◆一人でもどんどん練習に行きたい方へ、おすすめのコラムもあるので参考になさってみてください!

一人でも大丈夫!スノボ初心者も一人でツアーに行こう!【ヒトリスト必見!】

#スノーボードのコラム

 

スノボのターン上達のコツ2.転び方のコツを押さえる

初めての事を練習すれば転ぶ事はたくさんあります。

もちろん慣れたスノーボーダーさんでもふとした時に転ぶ事はあります。
初心者であろうと、上級者であろうと、いずれにせよ転ぶ事とは付き合っていく事になると思います。

なので、なるべくダメージを少なくし、上手く転ぶ方法を身に付ける事には意味があります。
怪我をしない為にも、転ぶコツを早いうちからしっかりと意識しましょう!

ポイントは、転びそうになったら、しゃがむ姿勢になってから腕をつくです!

 

スノボのターン上達のコツ3.サイドスリップと木の葉落としをマスターする

サイドスリップ(横滑り)は、ボードを横向きにして斜面を降りる滑り方です。
この練習をすると、エッジの使い方を覚える事ができ、停止(ブレーキ)の方法をマスターできます。

木の葉落とし(木の葉滑り)は、サイドスリップをしながら左右に移動する滑り方です。
この滑り方が出来ると、どんなに傾斜がきつくてもスピードを自分でコントロールできるようになります。

この2つのテクニックから得る感覚は、後のターン練習で必要になる且つ傾斜への恐怖心を克服する鍵にもなります。
丁寧にしっかりと身に付けてから、ターンの練習に進むようにしましょう!

サイドスリップ(横滑り)のコツ

下記が、サイドスリップのコツです。

・まずはかかと側(ヒール側)からの練習がおすすめ

・両足均等に重心をのせる

・視線は遠くへ送る

・かかと側(ヒール側)は、手でバランスをとりつつお腹を引っ込めた態勢にする

・つま先側(トゥ側)は、胸を張り背筋を伸ばした態勢にする

▼サイドスリップに関して参考になる動画はこちら

木の葉落とし(木の葉滑り)のコツ

木の葉落としもまずは、かかと側からの練習がおすすめです。
かかと側(ヒール側)の木の葉落としのコツ

・サイドスリップのエッジの感覚を思い出す

・行きたい方向にアゴごと向ける意識で体をねじる

・真横から少し下っていくイメージで行きたい方向にゆっくり進むようにする

・止まりたい時は、視線を山側に送るようにする

▼木の葉落とし(かかと側)に関して参考になる動画はこちら

つま先側(トゥ側)の木の葉落としのコツ

・まずは後ろの安全確認をしっかり行う

・足首の力を抜いて、ひざをまげる

・猫背にせず、上半身は起こした状態をキープする

・視線は遠くを見るように意識する

・かかと側と同じように、真横から少し下っていくイメージで行きたい方向にゆっくり進むようにする

・止まりたい時は、視線と体を山側に向けるようにする

▼木の葉落とし(つま先側)に関して参考になる動画はこちら

スノボのターン上達のコツ4.視線と姿勢に気を付ける

ネット上には、理論も踏まえた滑る仕組みやテクニックに関する良質なサイトや動画があふれています。
私もスノーボード関連のテクニックの記事を読み漁ったり、たくさんの動画を見てイメトレをしたりして練習に臨みました。

しかし、最初の頃ってそもそも意識する事が多く、頭で考え過ぎて思うように体が動けなくなってしまうかもしれません。

なので、ざっくりと2つのポイントだけ常に意識するようにしてみましょう!

・視線は自分が思ってるより、常に斜め上を見るように意識する

・姿勢は前かがみにならないように意識する

実際に斜面で滑ろうとした際、慣れない頃はつい自分の足元に目がいってしまい視線が下向きになりがちです。
そうすると、無意識に体がバランスを保とうとして、へっぴり腰のような姿勢になってしまいます。

私自身、練習がなかなか上手く進まない時、見直し様に撮ってもらった動画を見た事がありました。
自分では下を向いていたつもりはなくても、笑ってしまうくらい見事なへっぴり腰でした。

下記の動画で教えてくれているように視線は進行方向を見る事が大事です。

その際、気持ち的に視線の斜め上を見るように心掛けましょう。
姿勢も自然とまっすぐになり、ちょうど良い態勢になるのでおすすめです!

▼視線と姿勢について参考になる動画はこちら

まとめ

ここまで実体験から得た、ここを押さえていれば良かったと思う事をまとめてきました。
もう一度、軽くおさらいをさせて頂きます。

最短でターン上達へのコツ4選!
コツ1.練習しやすいコースを選ぶ
コツ2.転び方のコツを押さえる
コツ3.サイドスリップと木の葉落としをマスターする
コツ4.視線と姿勢を特に気を付ける

初めてスノーボードに挑戦すると、覚える事も意識する事も多いと思います。

もちろんテクニックや理論も大事です。
しかし、色んな知識を詰め込み過ぎて頭でっかちになり過ぎても、逆に練習の妨げになってしまう事もあると思います。

なので、まずはシンプルに大枠で掴んで、徐々に肉付けをしていくという意識で練習するように心掛けてみましょう。
その方がスノーボードを楽しみつつも、ターンの感覚を早く身に付けやすいと思います。

実際、私もご紹介した4つのコツに思い切って意識をしぼって練習しました。
すると、ずっと超えられなかったドリフトターンが出来るようになりました!

また今回、私は友人に教わりながら独学で主に練習しました。
しかし、もっと早くにスクールを受けておけば、時間とお金をもっと節約できただろうなと少し後悔もしています。

なので、スクールでプロに教えてもらう事も上達の近道だと思います。

いずれにせよ焦らずシンプルに1つ1つ熟してゆけば、誰でも楽しみながらスノーボードを上達していけると思います!
マイペースに練習しつつ、これからもスノーボードライフを満喫していきましょう!

 

◆他にも初心者スノーボーダーのお役立ち情報があるので、ぜひご覧になってみてください♬

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