サーフィン

サーフィン冬の寒さ対策!ドライスーツって実際どうなの?疑問に答えます

サーフィン冬の寒さ対策!ドライスーツって実際どうなの?疑問に答えますの画像
4,861 views 2021-10-29 UPDATE

だんだん寒くなってくると、サーファーにとってはつらい季節になってきますね。

冬にもっと快適にサーフィンができたらと思うことも多いかもしれません。

昔に比べるとさまざまなグッズが増えたり、素材の進化などでだいぶ快適になりましたが、それでも寒いものは寒い。そんなあなたに今回はドライスーツ歴3年の筆者が、ドライスーツは実際どうなのか解説します。

  〜TAIVASオリジナルアイテム展開中〜

冬の寒さ対策として、ドライスーツは暖かいのか?

ドライスーツが寒さ対策に根本的に優れているのは「濡れにくい」からになります。

そもそも保護スーツとしては、ウエットスーツが一般的です。

真冬でも9割以上の方はウエットスーツではないでしょうか。

まずウエットスーツとドライスーツの違いですが、ウエット(濡れる)スーツはその名の通り、スーツ内に水を閉じ込めて体温で温めて保温するものになります。それに対し、ドライ(乾く)スーツもまたその名の通り、スーツ内に水を入れないことを目的としたものになります。

基本的にブーツまで一体型となっており、防水ジッパーになっているため、浸水するとすれば首か手首からになりますが、サイズが合っていればほとんど濡れずにサーフィンができます。

「濡れにくい」というだけで冬のサーフィンは驚くほど快適になるのです。

ただ全く浸水しないかというと、そんなことはありません。

肩〜頭サイズぐらいになると、巻かれるときに亀のように首を引っ込めていても、浸水してきます。

またショートボーダーはドルフィン時に浸水するようです。どちらかというとロングボーダー向きだと思います。

ドライスーツはオーダーするべきなのか?

ドライスーツを購入しようと思うと大抵オーダーになります。注文が面倒な上に、10万円以上が相場と高価格なので、中古でいいのがあればと考えてしまうかもしれませんが、オーダーするべきです。

水が入らないことで効果を発揮するのがドライスーツですが、サイズが合わないとその効果が発揮されません。少しでもサイズが合っていないとガバガバ水が入ってきます。

オーダーしても徹底的に浸水を防ぐために、細かく微調整したほうがいいぐらいです。

ドライスーツのインナーは何を着ればいいの?

真冬でも暑いぐらい快適ですが、筆者は寒がりなのでMAGICのインナーを着ています。

手首からの浸水はどうしても多少あるので、濡れることに不快感を感じる方には長袖よりは半袖をオススメします。基本濡れにくいのでインナーはなんでもありですが、綿100%のものは浸水したときのことを考えると避けておいたほうが良いでしょう。

筆者は着替えるのが面倒なので、インナーパンツは普通のボクサーパンツのままです。ほぼ濡れることがないので、ドライスーツを脱いだ後はそのままスエットパンツに着替えています。これが本当にラクで快適です。

 

ドライスーツのときトイレはどうしてる?

これが1番気になるのではないでしょうか。答えは我慢!です。

ドライスーツという特性上、中でしてしまうと、排水できないので大変なことになります。

冬はどうしてもトイレが近くなりがちですが、ドライスーツだと身体が冷えないので3時間程度の入水なら、筆者はあまり気になったことがありません。

ただ入水前は極力水分やコーヒーを控えたりしています。

中には紙おむつを履いて挑む強者もいるようですよ。

ドライスーツの洗い方はどうしてる?

ウエットスーツに比べると、少し面倒です。

濡れにくいといっても多少の浸水はありますので、表を洗った後、裏返しにして洗います。干すときは裏返しにして干し、乾いたらまた表に返して干します。

表と裏の2段階で乾かす必要があるので、真冬だとなかなか乾きにくいです。

毎日入るような冬のサーフトリップにはあまり向いていません。

ドライスーツの着替えについて

快適です。

最近はセミドライも進化しているので1、2時間の入水ではあまり寒さも感じないかもしれませんが、着替えはどうしても寒くないでしょうか。

その点ドライスーツは、身体が濡れないので着替えがノンストレスです。

極端なことを言えば、薄手の寝巻きなら起床して海に行って、その上からドライスーツを着てそのまま入水、サーフィン後はドライスーツを脱いでそのまま帰宅。なんてことも可能です。

まとめ

筆者はドライスーツを着て3年になりますが、冬のサーフィンがかなり快適になりました。

着替えがラクで、寒くない。そしてドライスーツは若干オーバーサイズで着るものなので、ウエットに余裕がありパドルがラク。

常に水に触れていないので、首から浸水してきたときはびっくりするぐらい冷たいとか、失敗すると結構浸水することもありますが、それでもドライスーツを手に入れたことで、夏と匹敵するのではというぐらい冬が楽しくなっています。

やっぱりサーフィンするからには快適なほうがいいですよね。

迷っているかた、ぜひドライスーツでサーフィンという未知の世界を楽しんでみてください!

 

Writer

TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。

関連記事

Most Popular

Tag

more

Recommend

Link

  • link

ページトップへ戻る