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スノーボードの寿命はどれくらい?手入れの方法や破棄の仕方も解説!

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17,080 views 2023-3-10 UPDATE

「スノーボードの寿命って何年くらい?」

「10年前に買った板ってまだ使えるの?」

このような悩みをお持ちではありませんか?

スノーボードのアイテムはどれも高価で、簡単に買い替えができないため悩みますよね。

この記事では、

■スノーボードの寿命

■買い替え時を見極める方法

■長く使うために知っておきたいこと

について解説します。

ぜひ最後までお読みいただき、

  • 自分のスノーボードがいつまで使えるのか?
  • どうすれば長く使えるのか?

を検討するうえでの参考にしてください。

スノーボードの板の寿命【目安は滑走日数50日】

目安として「滑走日数が50日」を超えると、板の性能が落ち始めると言われます。

私の場合は、1シーズンに5回程度滑るので10年が寿命の目安です。

 

板の性能が落ちるとどうなるのでしょうか。

経年劣化で板がフラットな状態になって、反発が弱くなることを「ヘタる」と言います。

 

板が「ヘタる」と高速時の安定性が落ちてしまうのですが、これをどう捉えるかは、持ち主次第です。

板の反発が弱くなるということは、逆に低速時の取り回しは安定するはずですし、好みもありますよね。

実際私も、購入してから10年が経つ板で滑っていたこともあります。

 

スノーボードの板に関しては、滑走スタイルや滑走頻度によって板へのダメージも異なりますし、寿命に関して一定の基準を示すのは難しいものです。

以下では、買い替えのタイミングを見極める方法について、詳しく解説します。

スノーボードの板・ブーツ・ビンディングの買い替え時

ここでは、スノーボードの板・ブーツ・ビンディングの買い替え時について、それぞれ紹介します。

板と同様に、ブーツやビンディングに関しても明確な寿命は記されていませんが、使用年数や各パーツの状態を見ながら判断しましょう。

スノーボードの板の買い替え時

「滑走日数が50日」を過ぎたら性能が低下するのでした。

よってこの日数が、ひとつの目安と言えます。

 

次に板の状態ですが、エッジや表面にヒビや割れがある場合は、「滑走日数50日」を待たずに買い替えを検討しましょう。

滑走中に板が割れるなどの危険が及ぶ可能性があるからです。

 

私の場合、学生時代に使っていた10年前の板で問題なく滑れたのですが、ある日ゲレンデの試乗会で最新の板を試して、即買い替えを検討しました。

理由は、10年前の板に比べて軽くて滑りやすかったからです

特に板自体の「軽さ」には驚きました。

「まだ使えそうだけど」と悩んでいる方は、試乗会を体験するのもおすすめですよ。

スノーボードのブーツの買い替え時

ブーツも板と同じく、「滑走日数50日」程度でヘタってくると言われます。

ブーツがヘタるとは、足をしっかり固定する役目のブーツが、まるでレンタルブーツのように柔らかくなってしまうことです。

レンタルショップで子供がブーツを履くのを手伝っているとき、「柔らかいな」といつも思います。

 

普段用の靴の場合、履いているうちに柔らかくなって足になじむのですが、スノーボードのブーツは、柔らかくなると良くありません。

高速で滑っている時に板の制御が困難になります。

ブーツは、ヘタって滑りが安定しなくなったら買い替え時と言えるでしょう。

スノーボードのビンディングの買い替え時

ビンディングの場合は、板やブーツに比べると消耗が早いと言われます

特にストラップ。

滑走中にストラップが切れると、ケガにつながる可能性もあり危険です。

 

一般的に5年を過ぎると、パーツの柔軟性が失われて硬化し、寒い環境下でパーツが破損しやすくなります。

こちらも、滑走スタイルや滑走頻度により寿命は異なりますが、板やブーツよりも慎重に考える必要があると言えるでしょう。

スノーボードを長く使うための手入れ・保管の方法5選

スノーボードの各パーツは、いつかは壊れて使えなくなります。

しかし、せっかく買ったお気に入りのスノーボードですから、できるだけ長く使い続けたいものです。

ここでは、スノーボードを長く使うために知っておきたい、手入れや保管の方法を5つ紹介します。

使用前には板のソール(滑走面)にワックスを塗る

ワックスを塗るメリットは以下の2つです。

  • 滑りやすくなり上達が早い
  • 板のソールを保護してくれる

ワックスを塗らずに滑ると、雪面との摩擦によって板が毛羽立ちます。

これは、板にとって良くありません。

ご自身の上達のためにも、スキー場に行く前には、必ずワックスを塗りましょう

使用後にはしっかり乾かす

スノーボードを楽しんで帰ってきたら、各パーツを水洗いして乾かしましょう。

太陽を当ててしっかり乾かしたいところですが、天日干しは変色や変形の原因になるので、屋内か日陰で乾燥させるのがベストです。

また、ブーツはインナーまで外すと早く乾きます

保管前にもワックスを塗る

板の汚れがとれて乾いたら、ワックスを塗ります。

次回のためにという意味でもありますが、滑走面が酸化によって劣化するのを防ぐ効果があるからです。

シーズンが終わって来シーズンまで保管する場合には、いつもよりも厚めにワックスを塗ることをおすすめします。

保管前には板からビンディングを外す

長期保管する前には、板からビンディングを外しましょう。

ビンディングを付けたままの保管は、サビや板が変形する原因になるからです。

シーズン中でもビンディングのネジを緩めるひと手間をかけることで、板の寿命を延ばすことにつながります。

直射日光が当たらない屋内で保管する

保管場所は屋内が理想です。

スノーボードの各パーツは温度変化に弱いため、直射日光が当たる場所は厳禁

来シーズンもお気に入りのスノーボードで楽しむためにも、大切に保管しましょう。

スノーボードを破棄する方法

新しいスノーボードを購入することにした場合、今持っている板はどうすればよいのでしょうか。

おすすめは、購入した店に無料引き取りが可能か確認してみることです。

私の場合ですが、これまでに5回買い替えをして5回ともお店に無料で引き取ってもらえました。

 

もし、無料の引き取りをしてもらえなかった場合、自身で処分が必要です。

スノーボードは、粗大ごみ扱いになるため、お住まい地域の廃棄物処理センターまで持参することになります。

処分にかかる料金は地域ごとに異なりますが、数百円程度です。

まとめ

この記事では、スノーボードの寿命や買い替えを見極める方法、長く使うための手入れや保管方法について解説しました。

板やブーツに関しては、「滑走日数50日」が、ビンディングに関しては「5年」が一つの目安ですが、滑走スタイルや頻度により一概に寿命とは言えません。

使い続けるか買い替えるかは、目安となる日数と、パーツの状態を見比べながら判断しましょう。

どのパーツも明確な寿命がハッキリ示されていないのが難しいところですが、手入れや保管方法に気を付けることで、少しでも長く使えるようにしたいですね。

Writer

TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。

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