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サーフィンでローカルと喧嘩した時(しないため)の対処法

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27,050 views 2022-2-17 UPDATE

この記事を読んでいる人はきっと一度はサーフィンでローカルと喧嘩した経験があるか、喧嘩を見たことがある人ではないでしょうか。

あるいは、ローカルと揉めないためにはどうしたらいいか知りたい人かもしれません。

はたまた、ローカルとかうざいしめんどくさい!なんて考えている人もいるかもしれません。

サーフィンには他のスポーツと同様にルールやマナーがありますが、サーフポイントにおける「ローカル」という概念は少し独特のものです。

ローカルサーファーに対して、その地に根付いてはいないビジターサーファーはやはり気を使いますし、リスペクトを示すのが慣習とされています。

この記事では、そんなローカルサーファーと喧嘩してしまった人、喧嘩しないためにと考えている人に、大切な思考法や対処法をお伝えします。

また、ローカルサーファーとは別に、喧嘩腰のサーファーもよくいますので、そんな人にも注意が必要です。

誰もが気持ち良くサーフィンするために、なるべくストレスを軽減できる思考法を身につけてみましょう。

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ローカルサーファーと喧嘩しないためのポイント

ローカルサーファーとは、そのビーチ、サーフポイントを拠点とする地元サーファーのことを指します。

ローカルサーファーの中には、その地域に住む一般住民とサーファー間のトラブルを仲介したり、ビーチクリーンを定期的に行ったり、違法駐車などを取り締まったり、そこで誰もが気持ち良くサーフィンができるように尽力している人たちがいます。

ローカルをリスペクトしようという考えがあるのは、こういった背景があるからです。まずはそこを理解することが大切でしょう。

うざい、めんどくさいと考える気持ちも理解はできます。なぜなら筆者も昔はローカルという概念がどうも理解できなかったからです。

しかし、そういった背景があるかもしれない中で、ローカルってなんだとか、ローカルだから偉いのかとか、ローカルだから波を譲らないといけないのかと安易に考えてしまうのは良くありません。

それでは具体的に、そんなローカルサーファーと喧嘩しないためのポイントを2つお伝えします。

ローカルサーファーっぽい人を見極めて注意を払っておく

ローカルサーファーは前述の通り、そのサーフポイントでみんなが気持ち良くサーフィンができるように尽力している人もいます(全員ではないですが)。

そんなローカルサーファーにはやはりリスペクトを示して、変に邪魔したりはしない方が無難でしょう。

正直、筆者も経験がありますが、ローカルだからといってかなり威圧的な態度を取ってくるサーファーも中にはいます。

「ローカルのピークだから近寄るな!」と言われたこともあります・・・

そういった人に突っ掛かるとかなり面倒ですので、なるべく近づかない方がいいです。

そして近づかないためには、誰がローカルサーファーか見極めなければなりません。

筆者がそれを見極めるには、よく下記の方法を取ります。

①海の上でのサーファーの会話をよく聞いて判断する
※昨日の波が〜明日の波が〜先週の波が〜などと、常にそのポイントにいるのがうかがえる
※○○さん今日見た?入ってた?などと、同様に常にそのポイントにいるのがうかがえる

②海に入る前であれば車のナンバープレートを見て、地元のナンバーかどうか確認しておく
※例:千葉北エリアであれば"成田"ナンバーなど

③把握しているローカルサーファーがすでにいれば、その人と仲良く会話している人

④あまり見たことのないブランドのウェットスーツを着ていたり、ステッカーを板に貼っている
※地元のサーフショップのウェットやステッカーだったりすると、ローカルの可能性高めです

以上です。

こういった方法でローカルサーファーっぽい人を特定できますので、特定したら最初のうちは距離を取って様子を見るようにしましょう。

とりあえず周りのサーファーには明るく挨拶しておく

これはかなり大切だと思います。

ローカルサーファーに対してと限らず、どのサーファーにも気持ち良く挨拶できる人は、やはり見ていて気持ちが良いです。

それだけで第一印象が良いので、あとで前乗りや邪魔をしちゃうなどのマナー違反があっても、多少は許される可能性があります。(何回もやったら当然怒られますが)

人としての基本でもありますし、トラブルや喧嘩を避けるためにも挨拶はなるべくたくさんの人にしておくと人脈も広がって得もするでしょう。

ローカルサーファーと喧嘩してしまった時の対処法と思考法

サーフィンは自然相手の難しいスポーツですし、気を付けていても知らずに前乗りしてしまったりコントロールが効かずに衝突しそうになって怒られることもよくありますよね。

怒られるだけならまだしも、それに反抗して喧嘩してしまうサーファーも中にはいます。

筆者もそういうサーファーをたくさん見ましたが、ローカルと喧嘩しても基本的に良いことはなにもないです。

そんな時の対処法として考えておいてほしいポイントを2つ、こちらでお伝えします。

喧嘩はデメリットの方が多いと知っておく

これはローカルに限らずですが、喧嘩をしてもメリットは特にありません。

むしろデメリットの方が多く、相手がローカルなら尚更です。

いくら自分が100%は悪くなくても、一度顔を覚えられたらもう二度とそのポイントに出入りできなくなることもよく聞く話です。

ローカルサーファーは基本的に仲間意識も強いので、一度標的にされるとローカルみんなから締め出されます。

そうなっては大好きなサーフィンができるポイントが減ってしまうので、喧嘩はデメリットが大きいという事を常に理解し、喧嘩をこれ以上起こさないようにしましょう。

サーフィンしたいなら、先のことも考えてまず謝るのが一番

もしローカルに怒られたら、とりあえずは一度謝っておきましょう。

上述した通りローカルとの喧嘩は特にデメリットが大きく、もう二度とそのポイントでサーフィンできなくなるかもしれません。

明らかに自分に非がないと言える時は謝らなくてもいいと思いますが、逆に少しでも自分が悪いかもと感じればとりあえず謝っておきましょう。

それで場が収まるのなら、その選択が一番です。

喧嘩腰のサーファーに遭遇した時の対処法と思考法

ローカルサーファーとはまた話が違ってきますが、海の上には色んなタイプの人間がいて、なぜか喧嘩腰で常にガツガツした攻撃的なサーファーもいます。

筆者も、何度こういったタイプのサーファーに遭遇したことか・・・

喧嘩腰のサーファーは周りの雰囲気をぶち壊しますし、自分中心で物事を考える人が多いように思います。

こういったタイプのサーファーにはどう対処したらいいのか、その対処法と考え方をお伝えします。

喧嘩腰のサーファーに遭遇したら距離を置く

とにかく距離を置きましょう。

こういった攻撃的なサーファーはいつまでも攻撃的なはずですので、いくらそこが波が良くても近くにいては落ち着きませんし、何よりサーフィンが楽しくありません。

距離を置いて、たとえ波がそのポイントより悪くなっても、そういったサーファーのいない場所の方が気兼ねなくサーフィンを楽しめると思います。

喧嘩腰のサーファーからは距離を置く。これが精神的にも最良の選択です。

自分が大人になる

基本的に、他人は変えられません。

他人を攻撃しても、何も生まれません。

しかし人の脳は、攻撃対象を見つけて罰することに快感を覚えるようにできているそうです。

理不尽な相手に対してどう向き合い、解決すればいいのか。

やはり結局は自分次第だと筆者は思っています。

自分が大人になり、受け入れ、そういう人もいるのだなと反面教師に平常心でいるととても気持ちが楽になると思います。

簡単ではないですが、喧嘩腰のサーファーに遭遇したらまずは自分が大人な対応を見せてあげましょう。

そういう対応を見てる人は見てると思いますし、きっと何か良い縁に繋がったりします。

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まとめ

ローカルサーファーと喧嘩してしまった時、そして喧嘩しないために必要な思考法や対処法をお伝えしました。

ローカル関係なく喧嘩腰のサーファーも含め、結局は自分の考え方が大事だということです。

喧嘩を買うのではなく、自分の心を落ち着かせ、受け入れ、対応していく方がよっぽどサーフィンを楽しめます。

サーフィンが充実すれば人生も充実します。

少し大袈裟かもしれませんが、全ては繋がっていますので、ぜひ自分と相手に対しての向き合い方を極め、カッコいいサーファーを目指してください。

みんなが気持ち良くカッコよくサーフィンを楽しめる世界を望んでいます!

Writer
KATSU
KATSU 千葉北サーファー

千葉北をホームとするサーファーです。
オルタナ系ボード好き。
サーフィン中心の生活を送りながら、色々と事業をしています。

長野県白馬村出身・千葉県在住
嫁の出身地フィリピンと千葉のサーフデュアルライフを目指してます。
海沿いのマンションを購入してのんびり暮らしてます。

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