さあサーフィンを始めてみよう!と思ったけれど、実際に購入するとなったら、ショートボードなのかロングボード なのか、どんなサーフボードから始めたらいいか悩みますよね。
スクールではロングボードでなんとか立てたけど、いきなりショートボードに挑戦しても大丈夫かな?とか。
この記事では、関西でサーフィンを始めてみようと思っている人、週末サーファーだけどサーフィン続けられるかな?と考えている人は、どんなサーフボードを選ぶべきなのか解説していきます。
プロを目指したいとか、毎日海に入ってストイックにサーフィンができる環境の人は、また全然違った道があると思います。
各地でサーフィンをしてきた筆者の経験上、週末サーファーなら、特に関西でサーフィンを始めるなら、どんなサーフボードが適しているのか、結論からお伝えすると、ロングボードがおすすめです。
Contents
そもそもサーフボードにはどんな種類があるのか?
簡単に説明すると、長さによってサーフボードは大きく3種類に分けられます。
1番長いのが「ロングボード」、その次に長いのが「ミッドレングス(ファンボード)」、1番短いのが「ショートボード」になります。
そしてその長さによって、全然違うスポーツと言っても過言ではないぐらい、難しさにも差があります。プロで極めるとなればどれも同じぐらい難しいかもしれませんが、趣味のレベルでは違いが出てきます。
なぜ週末サーファー、関西サーファーにロングボードがオススメなのか
テイクオフしやすいから
3種類のサーフボードの中で、1番テイクオフ(ボードの上に立つこと)がやりやすいのが、ロングボードになります。
単純に1番大きく浮力があることで、安定感が増すためテイクオフしやすいのです。 (※厳密には、厚さや幅によっても変わってきます。)
そしてサーフィンというスポーツは、立てるだけで、波に乗るということを感じられるだけで、言葉では言い表せないくらい楽しいスポーツでもあります。
最初はむずかしく感じられます。2時間海に入って、波にもみくちゃにされながら結局何もできなかったという日もめずらしくありません。
それでも「今日は1回立てた!」というだけで、モチベーションは大きく変わります。どうせだったら楽しみたいですよね。
初心者にはややハードルの高いスポーツであるから
筆者はスノーボードやインラインスケート、他にもマラソン等のスポーツだけでなく、登山やバイク等さまざまなことをやってきましたが、サーフィンは決定的に違うことがあります。
それは2度と同じ波が来ないことです。
これは反復練習ができないことを意味します。
サーフィンが難しいスポーツと感じられている1番の要因は、ここにあると思っています。
しかも最初は、どれが乗れる波なのかすら分からないものなので、よりチャンスのあるロングボードがおすすめになります。
ロングボードだとショートボードでは乗れない波にも乗ることができます。
週末サーファーにはややハードルの高いスポーツであるから
また仕事をしていて、海まで車で数時間かかる場合は、週に1回行ければよい方ではないでしょうか。
反復練習ができない特性がある上に、特に初心者にとって1週間あいてしまうと、また感覚を取り戻すことから始めなければなりません。
そして週1だと、パドル力がなかなかつきません。
サーフィンに必要な技術はたくさんありますが、まずはパドル力がないとテイクオフができないばかりか、沖にも出られないため致命的です。
初心者のパドル力を考えると、いきなり楽しめる環境ではないため、特にパドル力を必要とするショートボードだと、最初のうちはせっかくの楽しいサーフィンがつらいものになってしまう可能性があります。
しかしロングボードなら、他のサーフボードより圧倒的にテイクオフまでの道のりはイージーです。
最初の頃は、誰しもがサーフボードに立てた!となるだけで、テンションが上がるものです。楽しむことが第一な趣味であれば、ロングボードに勝るものはありません。
パドル力(通称パド筋)をつけるにはこのトレーニング器具が最適!
毎日海に行けなくても、自宅でパドル力(通称パド筋)を鍛えることができる優れもの。
始めたばかりの頃、とにかく腕がしんどい。行けて週に1回だとなかなかパドル力がつかない。筆者はこのトレーニング器具のおかげで、週1サーファーでも楽しさは倍増しました。
当たり前ですが、週に1回動かすのと、少しでも毎日動かしておくのでは全然違いました。
関西でサーフィンを始めるなら、よりロングボードがオススメ
筆者は関西でサーフィンを始めて、現在関東在住ですが、関東のサーフ環境の素晴らしさにはびっくりしています。今までなかなか大変な環境でサーフィンしていたんだと改めて感じています。
関西では、まず海が遠いので、時間的にも金銭的にも気軽にサーフィンに行けません。関東に比べると、圧倒的に相乗りで行っている人が多いイメージです。
そして波が小さいことが多いです。
関西だと和歌山の磯ノ浦か三重、冬は京都、福井、鳥取あたりが行動範囲でしょうか。良い波に出会えることもありますが、千葉の安定感に比べると、良い波に出会えるチャンスが少ないです。
そんな中、少しでも楽しもうと思うと、ロングボードが適しています。実際に、関東に比べると関西は圧倒的にロングボードの割合が多いです。
筆者の友人でも、ずっと関東でショートボードをやっていたけれど、転勤で関西に来てからは少しでもサーフィンを楽しみたく、波の小さい日にはロングボードをやる人も少なくありません。
関西でサーフィンすることの大変さをつらつらと書きましたが、とはいえ、それでもそれ以上に、毎週海に行く魅力の方が勝っていますよ。
ショートボードから始めた方がよい場合も
ロングボードで始めるメリットを解説してきましたが、ショートボードから始めることも、もちろんありだと思います。
10代、20代の若いうちに始める場合や、海の近くに住んでいる人、あのショートボードのクイックな動きに憧れている人、エアーがやりたい人など。
冒頭にも触れましたが、ショートとロングでは全く別の乗り物です。ロングで数年の経験値があっても、ショートにはすぐには乗れないと思います。
ショートボードに憧れがあるなら、最初からショートボードで始める方が近道でしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まずは、楽しむことが1番だと考えています。
自分が何に楽しいと感じるか、何に喜びを感じるかで、選ぶサーフボードは変わってくると思います。
ぜひ、自分に合ったスタイルで楽しんでください!
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