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環境に優しいサーフィン用品5選【プレゼントにもおすすめ】

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4,748 views 2020-3-29 UPDATE

なぜ、環境に優しいサーフィン用品を紹介するのか。

そして実際にどんなものが今売られているのか。

実は中には、おそらくサーファーの方は一度は使ったことがあるかもしれない製品もあります。

環境に配慮した製品は、通常の製品とはまた違った意味合いや特別感も出てくるので、プレゼントにも最適です。

この記事ではそんなことを、海外のサーフィン系のWebメディアの記事も引用しながらご紹介していきます。

海という自然を相手に(仲間に)するサーファーであれば、知っておいて損はないはずです。

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なぜ、環境に配慮したサーフィン用品を紹介するのか?

まず、🔽こちらの海外のサーフィン系Webメディアの記事を紹介します。

https://www.surfer.com/features/a-guide-to-purchasing-environmentally-friendly-surf-gear/

タイトル原文:

A Guide to Purchasing Environmentally Friendly Surf Gear

〜ITEMS THAT'LL DO A LITTLE LESS DAMAGE TO OUR EARTH AND OUR OCEANS〜

日本語訳:

環境に優しいサーフィン用品購入のためのガイド

〜我々の地球と海へのダメージを少しでも軽減するアイテムたち〜

この記事のタイトルだけを読んでも感じる方が多いと思うのですが、「我々の地球と海」とあるように、地球規模の大きい話で、記事タイトルが飾られています。

日本人的な目線で言うと、少し大袈裟に感じる方もいるかもしれませんが、このような内容の海外の記事は本当にたくさんあります。

そして、こういった口調は欧米豪(特にヨーロッパ)などの先進国諸国からすると、かなり一般的です。

筆者自身も、外資系の某メーカーに勤めているのですが、経営方針や経営目標のKPIとして、当たり前のように二酸化炭素の削減量が定められていますし、環境に配慮したモノ作りを目指し、サステナビリティという言葉もいつも飛び交っています。

このように、海外では環境に対する意識が、正直なところ日本人の何倍も高いです。

では、この記事の導入文の一部を引用して、簡単にまとめて翻訳します🔽

No matter how you slice it, consuming surf-related gear (i.e. buying PU boards, leashes and fresh new rubber wetsuits) isn’t doing much in the way of protecting the health of our oceans. Sure, we pick up some trash, use a metal water bottle and pay our Surfrider dues to help offset the environmental impact of our stuff, but much of the junk we’ve amassed in our pursuit of set waves was made with toxic materials and will likely still be around in some form long after we’ve been spit out of our last barrel.
So is it possible to be a responsible surf consumer? It requires research and being more thoughtful about our ecological responsibility.

翻訳:

たとえそれがどんなに小さいものであっても、あなたがサーフィン関連のギアや用品(例:PUサーフボード、リーシュコード、ラバー製のウェットスーツなど)を消費することは、海を保護することには貢献していません。もちろん、ゴミを拾ったり、マイボトルを使ったり、環境保護のために募金をしたりすることは環境へのインパクトを減らせますが、サーファーが環境に有毒な素材を使ってきたことには間違いありません。皆さんは、環境に責任を持った消費者になれますか?環境保護に対して学び、より思慮深くなることが今求められています。

なんだか、サーファーがまるで悪者扱いですね...

しかし事実、この導入文にもあるように、実はサーフィン用品は環境に良くないものを利用して生産されるものが多いのが現実です。

たとえば、わかりやすい例を挙げると、大半のウェットスーツはネオプレン素材という石油由来の素材で作られています。石油が環境に悪いことは周知の事実ですね。

サーファーは海という自然がフィールドであるため、環境問題等に敏感な人も多いと思いますが、サーファーが着ているウェットスーツは実は環境に悪いという皮肉なことが起きています。

前置きが長くなりましたが、最近は環境問題に、サーファーだけでなく世界中が敏感になっています。

🔽海のごみ問題に関する記事はこちら

サーファーはマストで知っておきたい、海のごみ問題

#サーフィン

こんな時代だからこそ、サーファーの選択肢の一つとして、環境に優しいサーフィン用品をご紹介します。

環境に優しいサーフィン用品5選

冒頭でもお伝えしましたが、環境に配慮した製品というのは、通常の製品とはやはり違う意味合いや特別感も出るので、プレゼントなどにも最適です。

それでは、いくつか商品をご紹介していきます。

1. パタゴニア(patagonia)ウェットスーツ

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パタゴニアは、サーフィン時のウェットスーツに必要な伸縮性を高度に保ちながら、従来の石油由来のネオプレン素材ではなく、ヘベアの木から採取される再生可能な天然ラバーからウェットスーツを製造することに、初めて成功しました。

また、パタゴニア製品を作る人たちに、適切な賃金が渡るよう、フェアトレードも導入しています。

パタゴニアはまさに、環境配慮のもの作りを世界で牽引する代表的な企業です。価格こそ高いですが、高機能でデザインも良く、おすすめです。

2. スティッキーバンプス(STICKY BUMPS)サーフィン用ワックス

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このサーフィン用ワックス、サーフショップなどでもよく見かけませんか?

すでに愛用してる方も多いかもしれません。

実はこのワックス、天然かつ生分解性素材で作られた、環境に優しいワックスなんです。

アメリカ製で、しかもハンドメイドで作られているそうです。(↑掲載商品はベースコートワックスになります)

3. Wave Tribe デッキパッド

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このデッキパッドは、通常よく使われるプラスチック素材ではなく、より頑丈でかつ環境への負荷が少ない素材で作られています。

あまり馴染みのないブランドかもしれませんが、他にも環境に配慮したサーフィン用品を複数展開しているブランドです。

また、頑丈ではありつつも素材は柔らかいため、ヒザでデッキパッドを押し込みドルフィンスルーする時も、擦ることなく使えるそうです。

たしかに、よくある普通のデッキパッドでドルフィンする時って、地味にヒザ痛いですよね...

4. SURFYOGIS(サーフヨギ)完全オーガニック日焼け止め

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日焼け止めには、実は環境に悪影響を及ぼす化学薬品が多く使われており、それがサンゴ礁を死滅させる一つの要因でもあります。防腐剤なども、とても環境に悪いです。

しかし、こちらのSURFYOGISの日焼け止めは天然素材のみから作られており、防腐剤も入っておりません。

サーフショップでたまに取り扱ったりしていますが、やはり完全オーガニックなので値段は高めです。

オーガニックを謳う日焼け止めは最近増えていますが、実は化学薬品が全く使われていないわけではないので、気になる方は成分表をチェックしてから購入しましょう。

5. BILLABONG(ビラボン)ボードショーツ


出典:BILLABONG(ビラボン公式サイト)

皆さんご存知のサーフブランド、BILLABONG(ビラボン)ですが、実は近年環境に配慮したもの作りを推進しているそうです。

特にボードショーツには力を入れており、BILLABONGの全てのボードショーツは、リサイクルしたペットボトルから作られています

このようにして、プラスチックごみの削減に貢献しています。最近はこういった企業も増えてきましたね。

筆者もBILLABONGのボードショーツはデザインも好きで、たくさん持っています。

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まとめ

以上、環境に優しいサーフィン用品をご紹介しました。

近年益々、サステナビリティやSDGsという単語が世界中で飛び交っています。

しかし、私見ではありますが、本気で問題意識を持って取り組んでいる企業はまだまだ少ないと私は感じています。

世の中の流れがそうだから、対応せざるを得ない状況と言ったらいいでしょうか。

パタゴニアレベルで問題に向き合い、行動を起こしている企業はまだ多くはないですね。

サーファーとして問題意識を持って、できることはしていかないといけないなと思っています。

一人ひとりの意識と行動の変化が、一番大きな力を発揮することでしょう。

Writer
KATSU
KATSU 千葉北サーファー

千葉北をホームとするサーファーです。
オルタナ系ボード好き。
サーフィン中心の生活を送りながら、色々と事業をしています。

長野県白馬村出身・千葉県在住
嫁の出身地フィリピンと千葉のサーフデュアルライフを目指してます。
海沿いのマンションを購入してのんびり暮らしてます。

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