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サーフィンでウェットスーツの保温インナーを選ぶときのポイント3つ

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28,088 views 2018-11-27 UPDATE

ウェットスーツの保温インナーは、ウェットスーツの下に着ることで暖かさを高めるウェアです。
しかし保温インナーは正しく選ばないと、ウェットスーツ本来の保温性・動きやすさを逆に妨げてしまう場合があります。
ウェットスーツの保温インナーを選ぶときは、

1.ウェットスーツより保温機能が高いものを選ぶ

2.温めたい箇所に合わせて形を選ぶ

3.おすすめのブランドを知る

ことがポイント。
ウェットスーツのインナーを選ぶときの、3つのポイントについて詳しくご紹介します。

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1.ウェットスーツより保温機能が高いものを選ぶ

ウェットスーツの下は、男性であれば何も着ない、女性であれば水着を着るという人が多いのではないでしょうか。
サーフィンをするときのウェットスーツは
・動きやすさ
・ウェットスーツ本来の保温性の発揮
を考えると、基本的には1枚で着るのがおすすめです。

しかし、こんなときはウェットスーツの下に保温インナーを着ると暖かさがアップして効果的です。
○薄め素材のウェットスーツにもう少し暖かさを加えたいとき
○腰・下半身など、自分の体の冷えやすい部分を重点的に温めたいとき

一方、こんなときは保温インナーの着方に注意が必要です。
△セミドライなど、裏地に高い保温機能があるウェットスーツを着ているとき

たとえば冬用ウェットスーツの定番であるセミドライには、
・体温熱を利用して保温する
・素材に含まれる成分が血行を促進する
など、直接肌に触れることで高い保温機能を発揮するものが多くなっています。
こうしたウェットスーツの下に保温性の高くないインナーを着てしまうと、暖かさをアップさせるどころか、ウェットスーツに本来備わっている保温機能を妨げてしまうことになります。
そのため保温インナーは、合わせるウェットスーツ以上に高い保温機能を備えたものを選ぶことがポイントです。

2.温めたい箇所に合わせて形を選ぶ

ウェットスーツに様々な形があるように、保温インナーにも様々な形があります。
保温インナーは自分が重点的に温めたい箇所に合わせて形を選ぶことがポイントです。

▼ウェットスーツの形について詳しい記事はこちら

ウェットスーツの選び方の知識をつけてサーフィンをより快適に

#サーフィンで使う道具

タッパー


上半身だけの保温インナーです。
首元や脇回りなど、上半身を重点的に温めたい人におすすめです。

パンツ


パンツタイプの保温インナーです。
ロングパンツやショートパンツがあります。
腰回りや足など、下半身の冷えが気になる人におすすめです。

スーツ


上下がつながったスーツタイプの保温インナーです。
お腹周りや腰回りも含めて、体幹をしっかり温めることができます。

ウエストウォーマー

腹巻きのように、お腹回りや腰回りを温める保温インナーです。
お腹や腰を温めると、体全体が芯から温まる効果があります。
お腹が冷えに弱い人や、腰痛もちの人にもおすすめです。

インナーネック

首元を温める保温インナーです。
首元からの海水の侵入も防いでくれるので、バックジップタイプのウェットスーツを着ているときに特に役立ちます。

3.保温インナーのブランドを知る

ウェットスーツの保温インナーのおすすめブランドをご紹介します。
いずれもウェットスーツメーカーが手がけるブランドです。
そのため保温インナーも、ウェットスーツ同様の保温性や速乾性を備えた、高品質なものであることが特徴です。

MAGIC

MAGICは、世界最高品質とされる日本製ウェットスーツBEWETを手がけるメーカーのブランドです。
チタンとシルバーの効果で暖かさを維持する独自素材などを使用した、高性能なサーフ用防寒グッズを開発しています。
MAGICの保温インナーは、セミドライにも劣らない高い保温機能を備えているため、幅広いウェットスーツの下で活躍します。

MAGICの商品を見る

SURF GRIP


SURF GRIPは、AXXEやBRAKEROUTなどの高性能ウェットスーツを手がけるメーカーのブランドです。
水中でも温かさを維持する起毛素材ホットカプセルや、ウェットスーツと同じネオプレン素材を0.5㎜まで薄くしたエアースキンなど、ウェットスーツ並の高品質素材を使用した保温インナーが魅力です。

SURF GRIPの商品を見る

FELLOW


FELLOWは、手頃な価格が魅力のウェットスーツを手がけるメーカーのブランドです。
FELLOWの保温インナーは、保温性と伸縮性にすぐれた裏起毛素材を使用しています。
また種類が豊富で価格も手頃なので、薄手のウェットスーツ下の保温インナーとして気軽に揃えやすいのが魅力です。

FELLOWの商品を見る

まとめ

ウェットスーツの下に保温インナーを着ると暖かさがアップし、快適にサーフィンをすることができます。
しかし、セミドライなど直接肌に触れることで高い保温機能を発揮するウェットスーツの下に着ると、逆にウェットスーツ本来の保温性を妨げてしまうことがあります。
保温インナーは、合わせるウェットスーツ以上の保温性を備えたものを選ぶことがポイントです。
また保温インナーには、タッパー・パンツ・スーツなど様々な形があります。
自分の体の冷えやすいところ、重点的に温めたいところに合わせて形を選ぶことがポイントです。
高性能な保温インナーを手がけるブランドを知ることも、賢い保温インナー選びのポイントです。
「セミドライを着るにはまだ暑いけど、3㎜や5㎜ジャージでは体が冷える…」
「真冬の海でも暖かさを維持したい…」
そんなときはウェットスーツの保温インナーをうまく活用して、寒い時期にも快適なサーフィンを楽しみましょう。

■撮影協力:PLUS.S

〒650-0001 神戸市中央区加納町2-9-2 ヤマウラ77ビル1F
TEL:078-242-4978
FAX:078-242-4976
HP:http://www.plus-s.us
営業時間:12:00~21:00 火曜定休

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Writer
Nanae.A
Nanae.A ライター

サーフィン歴2年、万年初心者ママサーファー。
スノボ歴は5年。

リアル初心者・女性・2児の母である独自の視点を交えて、横ノリスポーツの魅力や情報を記事にのせてお届けします。

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