火起こしのお供、火吹き棒。
キャンプでは焚き火やバーベキューなど、火起こしをする機会が多いですよね。
火を起こすためには“風”が必要になりますが、うちわで扇いだりフゥーフゥー息を吹きかけたりしている方も多いのではないでしょうか?
そんな火起こしの時にとっても便利なアイテムが“火吹き棒”です。
この記事では、火吹き棒について詳しく知りたいという方に向けて、火吹き棒を使うメリットや選び方、おすすめの火吹き棒などを紹介していきたいと思います。
・火吹き棒の選び方
・火吹き棒おすすめランキングBEST5
Contents
うちわじゃダメなの?火吹き棒がおすすめのワケ
それでは、なぜ火起こしに火吹き棒がおすすめなのか、そのワケをお伝えしたいと思います。
灰を飛ばさずやけどする心配がない
うちわを使って風を送っている方も多いと思いますが、うちわで扇ぐと余計なところまで風が伝わるので灰が飛び散ってしまうことがあります。
そうなると服にも灰が付きますし、なにより周りが汚れてしまいますよね。
また、息を吹きかける場合も、顔を火に近づけるためやけどの危険性が考えられます。
そのため、安全な距離を保って灰が飛び散ることのない火吹き棒がおすすめと言えます。
狙ったところに効率よく風を送ることができる
火種を消すことなく火を起こすには、燃焼物にしっかりと風を送ることが大事になります。
うちわは、全体に風を送ることはできますがこれでは効率が悪いためもっとピンポイントで風を送る必要があります。
そこで、おすすめなのが火吹き棒ということなのです。
火吹き棒は狙ったところにピンポイントで風を送ることができるので、短時間で効率よく火を起こすことが可能になります。
火起こしが苦手な初心者キャンパーにもありがたい便利グッズと言えます。
火吹き棒の使い方
火吹き棒は1から火を生み出せるわけではなく、小さい火を大きくすることに長けたアイテムです。
そのため、はじめの火起こしはもちろん、火が弱まってきた時に火吹き棒で空気を送り込むことで火を復活させることも可能です。
火吹き棒があれば、火が弱まってきた時に追加で着火剤などを入れる必要もないので、効率的でとても安全と言えます。
使う際は、火元かなるべく距離を取って(目安は15cm程度)使用するようにしましょう。
火吹き棒は素材で選ぶ
火吹き棒には大きく竹・アルミ・ステンレスの3つの素材が使われています。
素材によって特徴がさまざまなので、メリットデメリットを踏まえて選ぶようにしましょう。
火吹き棒の素材:竹
竹素材は、使えば使うほど味が出てくるので長く使用することができます。
ナチュラルな自然素材なので、アウトドアらしい雰囲気も出る人気の素材です。
火吹き棒の素材:アルミ
キャンプでは使いやすい素材ではありますが、水に濡れるとサビになることがあるのでメンテナンスが大切になります。
火吹き棒の素材:ステンレス
おしゃれさはありませんが、ステンレスは耐久性に優れているので、なにかと便利な素材です。
火吹き棒はタイプで選ぶ
火吹き棒には伸縮タイプと二つ折りタイプがあり、自分で使いやすいほうを選ぶようにしましょう。
火吹き棒のタイプ:伸縮
伸縮タイプはその名の通り、自由に伸ばして使用することができるタイプでコンパクトさと使いやすさが最大の特長です。
初心者の方におすすめのタイプになります。
火吹き棒のタイプ:二つ折り
二つ折りタイプは、芸人でキャンパーのヒロシさんが使用していることでも話題になりました。
伸縮タイプに比べるとサイズが大きくなりますが、おしゃれなデザインのモノが多くキャンプ上級者に人気のタイプです。
火吹き棒は長さで選ぶ
火吹き棒の一般的な長さは60cmになります。
効率的に風を送りたい方やなるべく軽量なモノにしたいという方は45cmなどの60cmより短い長さがおすすめです。
逆に、火元から安全な距離を確保したいという方は60cmよりも長い火吹き棒を選ぶようにしましょう。
セリア・ダイソーの火吹き棒は使える!?
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セリアやダイソーなどの100円ショップで火吹き棒を見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
問題はキャンプで使えるかどうかですよね…。
そこで、実際に使用して検証してみることに。
セリアの火吹き棒は長さが40cmなので少し短く結構火に顔を近づけないと空気を送れないといった印象でしたが、意外と使いやすくてビックリしました。
口元に装着されているシリコンゴムがすぐ外れるので少し面倒ですが、キャンプでも十分使えるということが分かりました。
火起こしの達人に!火吹き棒おすすめランキングBEST5
【第1位】VASTLAND:火吹き棒
キャンプにはありがたい手のひらサイズながら、最長62cmまで伸ばすことができる使い勝手の良さが魅力。
スリムなフォルムなので、炭や薪の隙間に入れピンポイントで風を送ることができるので火起こしもラクちんです。
ステンレス製なので耐久性にも強く、また収納ケースもおしゃれなおすすめ火吹き棒です。
【第2位】ファイヤーサイド:ファイヤーブラスター
おしゃれと頑丈さを兼ね備えた、ドイツ製の火吹き棒。
一見、大きくて重そうに見えますが、使うとその扱いやすさに驚くはずです。
造りがしっかりしているので肺活量に不安のある女性やお子さんでもラクに息を吹き込むことができ、耐久性に優れているので壊れる心配がありません。
芸人でキャンパーのヒロシさんが使っていたことでも話題になったおすすめの火吹き棒です。
【第3位】Maxboost:ポケットふいご
コンパクトで携帯性に特化したポケットふいご。
まったく邪魔にならないコンパクトさが最大の魅力で、ポケットに入れておけばいつでも取り出して使用することができます。
長さが最長48.5cmと少し短めなので、ソロキャンプなどの小さな焚き火台におすすめです。
【第4位】Ribitek:ファイヤーブロアー
最長は84.5cmにもなるファイヤーブロアー。
ファイヤースターターも付いているので、キャンプ初心者の方でも使いやすくなっています。
正直、キャンプ上級者の方からすると少し物足りない感じがあるかもしれませんが、値段以上に使いやすくコスパが抜群と言えます。
【第5位】ベルモント:焚き火ブロウパイプ
伸縮自在なステンレス素材が魅力のベルモント焚き火ブロウパイプ。
85cmまで伸ばすことができるので、火元からの距離も確保でき顔を火傷する心配もありません。
また、グリップ部分が天然木で作られているので、温かみもあり長く愛用できる火吹き棒です。
まとめ
一回使いだすと火吹き棒なしではいけなくなるくらい、使うとその重要性に気づくはずです。
伸縮タイプや二つ折りタイプなど、さまざまな種類があるので自分に合った火吹き棒を探してみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
■趣味
・サーフィン(移住先)
・キャンプ(ソロキャンプ・少人数キャンプ)
これからサーフィンやキャンプを始めたいと考えている方に、役立つ情報をお伝えします。
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