1人で静かな自然の中を過ごすことが魅力のソロキャンプについて私流(筆者)のソロキャンプ用品紹介を行っていきます。
ソロキャンプの道具とは?
ソロキャンプの道具は主に以下のものがあります。
・テーブル
・チェア
・テント
・調理器具
・バーナー
・ランタン
・クーラーボックス
・シュラフ
・マット
ソロキャンプをする場合は当然1人なので、これらの道具は最小限の大きさで収まることが理想的です。
それでは上記の道具についてそれぞれ紹介していきます。
テーブル
お皿を置いたりなどに使うテーブルですが、筆者が使っているものはキャプテンスタッグの折りたたみテーブルです。
このテーブルは幅400×奥行290×高さ120mm 重量約700gと小さいですが、1人でのキャンプでは十分な大きさです。
また軽くて丈夫なアルミニウムを使っているので非常に重宝してます。
別メーカーのものでも、こうしたコンパクトで小さく軽い折りたたみテーブルがあると良いです。
チェア
テーブルと来たら次はイスです。
イスもテーブルと同様で筆者はコンパクトなものが良いです。
筆者が使用しているものはカインズホームで購入した安いカインズ印の折りたたみチェアです。
これは肘掛は付いてないですが背もたれが付いているため、安いながらも座り心地は良いように感じます。
バイクでのキャンプ時にもこの大きさであれば積載できるのが選定のポイントです。
もう少し座り心地を求める場合はしっかりしたメーカー物のチェアが良いかと思いますが、それほどこだわりが無く安く済ませたいのであればこちらがおすすめです。
テント
キャンプといえばテントですね。
ソロキャンプで使用するテントは大きい必要がないので1~2名用のものを使用すると良いです。
またテントは物によって値段の差が大きいのですが、定期的にキャンプを長く楽しむのであればメーカー物のそれなりに質の良いものを選ぶことをおすすめいたします。
安いテントでも十分キャンプを楽しむことは出来るのですが、重量が重かったり防水性や耐久性がメーカー物に比べたら格段に低いのです。
自分がしたいキャンプの考え方によって購入するものを選ぶということが大切になってきます。
筆者が使用しているものはモンベルの登山用のコンパクトなものを使用してます。
登山用のテントは軽量コンパクトで耐久や防水など機能性に優れているので大変おすすめです。
調理器具
キャンプをするうえで食事は一番の楽しみです。料理をするためにはもちろん調理器具が必要で、自宅の調理器具でももちろん料理は出来ますが家庭用のものは大きく重いものが多く荷物になってしまうので、ここでもコンパクトなものを選定いたします。
包丁
包丁と書いてありますが、ナイフや小刀などでも代用できます。安全に持ち運びできるように刃をしまう鞘がついたものが理想です。鞘が無いものを使う場合は新聞紙や段ボールなどで刃を包むだけでも安全に持ち運びができます。筆者が使用しているものは100均で購入した鞘付きの包丁で、切れ味が悪かったのですが砥石で研いだら普通に調理できるほどの切れ味にすることが出来ました。
料理をする際は刃の切れ味も重要になってくるので切れ味の良い物がいいのですが、砥石で研げば安いものでも切れ味が良くなるので「高い物=切れ味が良い、安い物=切れ味が悪い」とは限らないです。
まな板
包丁と来たら次はまな板です。まな板は現在色々な種類が販売されております。キャンプで使用するものは上記で述べたようにコンパクトさが必要になってきます。自分がする料理に最低限必要な大きさのまな板を用意することが良いです。
アウトドア用のまな板は小さいサイズのものが多かったり、折りたたみになっているので使い勝手がいいです。またベニヤ板をカットしたものも、まな板として使えるのでおすすめです。
鍋やフライパン(コッフェル)
次に鍋やフライパンです。登山やキャンプなどで使用する携帯用のものをコッフェルと言います。ソロキャンプではそれほどの量の料理を作る必要が無いので、コッフェルがあれば十分です。自分が作りたい料理を考えて底が浅いフライパンタイプのもの、底が深い鍋タイプのものを用意する必要があります。色々な種類のものが1つにコンパクトになったものがセットとして売っているので、最初はそういったものを選んでおけば色々な種類の料理を作ることが出来ます。
コッフェルの他にも代表的な野外での調理器具としてお米を炊くのに使う飯ごうがありますが、お米はコッフェルだけでも炊くことが可能です。
蓋がお皿にもなります。
食器類
料理を盛り付けるのに使う食器ですが、上記のコッフェルがそのままお皿になります。料理を作った鍋やフライパンからそのまま食べるというのもキャンプならではのだいご味ではないでしょうか?荷物は少ない方がいいので筆者は極力お皿は用意しないようにし、複数料理をt来る場合もコッフェルや飯ごうの中蓋をお皿に使用してます。
盛り付けなどにこだわりたい!という方はアウトドアショップにおしゃれな木製のお皿など色々な種類のものが販売してますので、自分のお気に入りを探してみると面白いかもしれません。
備考
調理器具はアウトドアメーカーから色々なものが販売されていますが、上記で紹介したものは普通の方ならどれも割高に感じるかと思います。実はこういった調理器具は百円ショップで売っていものでも十分使えるものが結構ありますので百円ショップでそろえてしまうということも出来てしまいます。
バーナー
調理をするためには火が必要です。焚火が出来るところであれば身も心も温まる焚火が最高ですが、場所によっては出来ないのでその場合はバーナーと呼ばれるカセットコンロのさらにコンパクト版のような器具を使用します。
バーナーを選ぶポイントとしては、「風に強い、火力の調整(強い火力)、置いた際の安定性、点火装置が付いてるか、コンパクトか」がまず重要になってきます。
そこでおすすめしたいのが筆者が使用しているプリムスの153ウルトラバーナーです。
これは上部に4つの板(4本ゴトク)が付いており鍋を置いた時の安定性が高いです。またその板が風よけとなっているため強風にも比較的強いです。もちろん点火装置も付いており、折りたたんでの収納が出来ます。有名メーカーのプリムスということで、ガス缶も手に入りやすく冬の寒い時期でも使用できるガス缶も販売されているので非常に重宝します。
ランタン
もう皆さんお分かりかもしれませんが、ソロキャンプではランタンもコンパクトなものを使用します。
筆者が使用しているものはポケットにも入る非常に小さいものですが、とても明るくテント内を照らしてくれます。
今は2000円程度のもので小さくても非常に明るいものが多くなっているのでおすすめです。
もちろん外で使用しても明るいのですが、外では別に夜はヘッドライトがあると大変便利です。ハンズフリーで作業が出来たり、トイレに行ったりする際に暗闇を歩くのに使用します。こちらも比較的安価でとても明るいものが販売されております。
クーラーボックス
クーラーボックスは冬場はあまり必要ないですが、夏場など暑い時期にはかなり重要なアイテムになってきます。食材の保管や飲み物を冷やしたりするのに使います。
中に氷や保冷剤を入れておけば暑い日でも長時間保冷される冷蔵庫代わりのものです。
釣り具メーカーが販売している高価なものや、ホームセンターで販売している安価なものまでありますが色々使用してみて正直機能性の違いをあまり感じませんでした。
実際には耐久性など違いがあるのかもしれませんが、使う頻度が少ないのであれば大きさで選ぶ方が良い気がします。保冷バックや発泡スチロールでも代用できますが、アウトドアを頻繁にするのであればクーラーボックス1つあると何かと便利です。
筆者愛用のクーラーボックス
このようなしっかりした保冷バックでも安心
シュラフ
シュラフ(寝袋)はキャンプをする上では一番重要な道具です。特に冬場の寒い時期、シュラフをケチって安いものを使うと寒さに凍える最悪の夜となります。
夏場も山などでは夜は寒いくらいなので、シュラフだけはケチらず良いものを使いましょう。睡眠が快適に出来ればキャンプの8割型成功したも同然です。
シュラフには快適温度、下限温度3度、極限温度の3表記が主にされておりますのでそちらを参考に購入します。ただ、安価なものですとその表記に偽りがある可能性が高いので信頼できるメーカーのものを特に冬キャンプの場合は用意することおすすめします。
筆者が使用しているシュラフは夏用と冬用で分ており、夏場は比較的安価なメーカー「ハスキー」の快適温度8度 下限温度3度 極限温度-3度のものを使用しております。
冬場は「ナンガ」という有名メーカーのもので、-17度まで耐えられるものを使用しております。使用可能温度が低ければ低いほど値段は高価になっていきます。
マット
マットはセルフインフレータブルマットという機能性の高い高価なものや、銀マット、空気で膨らますエアマットなどがあります。
今回は筆者が使用したことがある銀マットとエアマットの使ってみてのメリットデメリットを少しご紹介していきます。
銀マット
メリット
・比較的安価
・焚火などの火の粉に強い
デメリット
・少しかさばる
・寝心地はエアマットに劣る
エアマット
メリット
・比較的安価
・銀マットに比べて寝心地が良い
・コンパクトになる
デメリット
・火の粉や鋭利なもので穴が開く(空気が漏れて使えない)
・膨らませるのに時間と体力を使う
以上が筆者が使用してみて思ったメリットデメリットです。
筆者は最終的に銀マットを使用しています。どちらがいいかは好みの問題になるので、両方試してみるといいかもしれません。
最後に
ソロキャンプを始めるには色々道具が必要でそろえるのが大変ですが、工夫次第で百円ショップで使える道具を探すなど工夫次第で安く始めることも出来ます。ただ、シュラフなどお金をかけた方がいいものはケチらないでいい物を用意しておいた方が後々後悔しないで済むので是非揃えてください。(筆者は今までかなり後悔をしてます(汗))
今回ご紹介したのは一般的なキャンプの道具ですが、少しレベルアップしたサバイバルチックなキャンプとしてブッシュクラフトというナイフなど必要最小限の道具だけで行うものもございます。(筆者は普通のキャンプよりもこちらの方が専門です(笑))
普通のキャンプをしたうえで更に楽しいことをしてみたい!という方はこちらの世界も覗いてみると面白いかもしれません。
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