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【初心者レビュー】スノーピーク「アメニティドームS」5つの注目ポイント

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10,776 views 2021-5-28 UPDATE

キャンプブームに乗っかって、私も始めよう!

様々なテントを調べていると、どのサイトでも初心者に必ずおすすめされているスノーピークの「アメニティドーム」通称アメド

キャンプ初心者からすると

「キャンプ慣れしてる人がやるから簡単なんでしょ・・・?」

「小さめのテントなのに、どこがいいんだろう・・・?」

などと思うものです。

そこで、人生で1度もテントを設営したことが無かった筆者が、実際に「スノーピーク アメニティドームS」を体験してみました。

アメニティードーム「S・M・L」って?
アメニティドームSの〝S〟とは、サイズのことで、スノーピークの「アメニティドーム」という種類の〝Sサイズ〟のテントという意味です。

つまり、S=Sサイズ、M=Mサイズ、L=Lサイズ。

ちなみに、それぞれの対応人数は以下の通りです。

・Sサイズは3人(大人2、子供1)

・Mサイズは5人(大人2、子供3人)

・Lサイズは6名(大人4、子供2)

設営の簡単さや、持ち運びやすさからエントリーモデルとして人気なアメニティードームS。

以下の疑問を解決します。

  • 本当に初心者向けのテントなのか?
  • 実際に設営したテントのサイズ感はどれくらいなのか?
  • キャンプ初心者の感想
  • 初心者が感じた不快な点・わかりにくかった点

この記事を読むことで、キャンプ初心者が実際に体験した「スノーピークアメニティドームs」の感想をリアルに知ることができます。

購入を検討している初心者の参考になるでしょう。

ぜひ、最後まで読んで下さいね。

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初心者がスノーピーク「アメニティドームS」を実際に設営して感じた5つの注目ポイント

テント初心者がテント設営を体験して「ココすごい!」と思ったポイントを5つ紹介します。

専用のバッグに収まっている状態から、実際に完成するまでの順番です。

かかった時間は30分程度。

初心者が説明書をそれほど読み込まなくても、アッという間に完成しました。(ちなみにこの日は強風で、風速7メートル越えです。)

Point1.持ち運びに便利な超コンパクトサイズ

写真のように収納時は超コンパクトで、その重量は約5キロ。

500㎖のペットボトルが並ぶと、そのコンパクト感がわかりやすいでしょう。

普段、片手で14㎏の子供を抱える筆者にとっては軽すぎます。

たとえ泊まらないDayキャンプをするにしても、テントの他に、BBQ一式、クーラーボックス、子供の着替え…など果てしなく荷物はあります。

狭い車内でもスペースを取らない、小ぶりなサイズ感が最高でした。

Point2.色分けされたフレーム

インナーテント、フレーム、フライシートの全てに、色分けされた印が付いています。

写真の通り、通す場所ごとに「オレンジ」と「ミドリ」で色分けされています。

そのため、テントを広げた段階で「どこに何がくるか」のポジション問題がひと目で解決。

この色分けが非常にわかりやすかったため、それほど説明書を読み込まなくても設営することができました。

Point3.超簡単なテント設営

パーツがシンプルであり、色分けされていることもあるため、初心者でも設営はすごく簡単でした。

手順は超簡単な5ステップ。以下の手順になります。

  1. 小さく折りたたまれてるフレームをカチッと組み立て1本の棒にする
  2. インナーテントを広げる
  3. フレームをインナーテントの同じ色の場所に通す
  4. ペグを打つ
  5. フライシートを被せ、ロープを付けて完成!

それほど難しいことは無いですが、1つ注意するならテントを広げた段階で、入口側を決めると良いでしょう。

ミドリのフレーム側が入口になるため、こちらが正面です。

Point4.大人2人なら十分な広さ!3人でもギリいけそう!

大人2人が泊まるには十分な広さがあるインナーテントでした。

アメニティードームSのインナーテントのサイズは、150×220(㎝)となっています。

布団のダブルが140×210(㎝)なので〝ダブルの布団よりも少し広め〟とイメージするのがわかりやすいでしょう。

大人2人の場合なら…寝るのはもちろん、全ての荷物を室内に置いたり、着替えをすることもできます。

ちなみに、大人3人でも寝ることはできそうですが、インナーテントに荷物を置くのは厳しそうです。

高さに関しては、120㎝と少々低めで、テント内で立ち上がることはできないので、多少の不便さはありました。

ですが、1人で過ごすにはかなり広々しており、快適なため、ソロキャンパーに人気な理由がわります。

Point5.別売りのポールを使うと機能性がUPする

引用元:snow peak公式

別売りのアメニティドーム専用の「アップライトポール」を使うと、前室の一部を持ち上げることができ、タープのように活用することができます。

前室が広がり、ミニリビングができるイメージ。

キャンプ慣れしていないうちはタープを購入しなくても、この前室があれば十分でしょう。

慣れてきて「こんな空間づくりをしたいな~」と思うようになってから、タープに挑戦するのもいいですね!

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キャンプ初心者が使った感想【大人2・幼児1】

キャンプ初心者の家族が、初めてテントを設営したリアルな感想です。

初心者でもスラスラ設営できた

単にパーツが少ないこともありますが、色分けされて組み立てやすいことからストレス無く作業できました。

テントを建てるキャンプ経験が無い初心者でも、30分程度で設営することができました。

(もしかしたら小学校の運動会で、みんなが待機するところのでっかいテントの設営は手伝ったことあったかも…)

小さな子供がいることから、テントを建てるのにそれほど長い時間をかけたくなかったので、一瞬で拠点ができるのは最高です。

強風でも安心!快適に過ごせた

この日は風速7メートルを余裕で超えていました。

しかし、風をもろに受けずテントの上を通り抜ける構造となっているため、びくともしませんでした。

インナーテントをペグで固定するまでは、風に煽られたため少しもたつきましたが、あとは全く心配無かったです。

この日は、強風な上に冷たい風だったので外で過ごすのは少し肌寒く感じましたが、太陽光がほんのり入るテントの中はポカポカ。

子供が水遊びをしても安心でした。

初心者が感じたマイナスポイント

評判が良いアメニティドームですが、実際に体験してみると初心者が感じたマイナスポイントは2つありました。

説明書がわかりにくい

説明の文章と図の位置が離れているため、全ての文章を読み込まないと次のステップに進めません。

私は〝感覚でできそうなところは説明書を読まずに進めたい派〟なので、わからない部分だけ説明書を読もうと思っていました。

ですが、全ての文章を読まなければ次に進めないため、少し苦痛。

ひとつ飛ばしただけで、今どこにいるかを見失うので、ガンプラのように解説と図がワンセットになっていたら、いいのになぁ~と思いました。

インナーテントの低さ

室内の高さは120㎝なので、大人が立つことはできないです。

テントの中で立つ必要は無いのですが、室内での着替える時や、テントの奥の方に荷物を置くときに中腰になるため、少々不便さを感じます。

ですが、このテントの低さが強風からの衝撃を緩和してくれるため、そのことを考えると、それほど大きくマイナス点には感じないでしょう。

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長く使うためには「フロアシート」と「フロアマット」の購入がおすすめ!

テントを長く愛用しようと思っているなら「フロアシート」+「フロアマット」も一緒に購入することがおすすめです。

フロアマットとフロアシートは口コミでは「コスパが悪いから他の商品で代用している」という声が多いです。

しかし、実際に使用してみると初心者でも「テントと一緒に買うべき!」だと思いました。

こちらのセットは、持ち運びしやすい専用のケースが付きかなり便利なので、以下の解説を必ずcheckして下さいね。

フロアシート

フロアシートはテント設営前に地面に敷くシートで、地面の汚れや冷気からテントを守る役割があります。

スノーピークのグランドシートは耐水圧1,800㎜ミニマムと特殊な数値で表示されていますが、通常の単位だと3,000㎜ほどの数値。

そのため「雨の日でも浸水しなかった」という口コミが多くあり、値段以上の価値があると言えるでしょう。

最初は口コミのようにテント下に敷くフロアシート(グランドシート)はテントを張ると見えない部分になるので

「他の物で代用してもいいのかな・・・?」

と思っていました。

しかし、機能面に優れていることやピッタリのサイズを探す手間、片付けるときにブルーシートみたいなダサいシートが出てくるとテンションが下がるため、やっぱり購入して正解でした。

スノーピークのテントはお値段が高めで、どうしても長く使うことを考えると思います。

長期的にテントを守るためにも、専用のグランドシートを合わせる方がコスパが良いでしょう。

フロアマット

フロアマットは、インナーテント内に敷くマットで、ふわふわとしたクッションになっているため石や地面のデコボコを軽減し、室内で快適に過ごすことができます。

グレーに赤いフチが特徴的なカラーで、アースカラーのテントとすごくマッチしています。

明るめのグレーはテント内が暗くならないため「昼間なのにランプを付けなきゃ・・・」なんてこともありません。

さらに、グレーや赤のスノーピークのシュラフ(寝袋)があると、よりスノーピークの世界観を作り込むことができるでしょう。

入口を開けた時「展示場と一緒になったぁ~」と感動するため、オシャレにキャンプを楽しみたい人は持つべきアイテムです。

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まとめ

最後にこの記事をまとめます。

キャンプ経験が無かったのでどうしても口コミを見ているだけでは、本当に初心者に向いているのかは分かりませんでした。

しかし、実際に自分で体験すると上記のような5つの注目ポイントがあるため、アメニティードームは初心者でも簡単にキャンプを楽しめました。

今回体験した「アメニティードームS」は、そのコンパクトさからソロキャンパーに人気な大きさですが、大人2人、子供1人なら家族でも十分な広さ。

そのため、3人家族で気軽キャンプを始めたいという人におすすめです。

また、アメニティードームを購入する際は、「アップライトポール」や「フロアシート」「フロアマット」などの別売りの製品も一緒に購入すると、長く快適にキャンプを楽しむことができるでしょう。

以上で、スノーピーク「アメニティードームS」のレビューを終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Writer
あおい
あおい ライター

北海道在住、1児のママスノーボーダー。
理・美容師であり着付師(今はお休み中)。

キャンプ初心者。
横ノリやアウトドアなど外遊びの魅力を、大自然北海道から発信します!

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