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焚き火に大切な薪選び!量や組み方、種類などおすすめを紹介

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1,516 views 2022-7-15 UPDATE

キャンプと言えば“焚き火”調理をしたり暖をとったり、ただ単に炎を眺めたりとキャンプでは欠かせないものですよね。

そんな焚き火をするには当然のごとく薪が必要になりますが、普段はどこで仕入れていますか?

また薪の種類を気にしたことがありますか?

薪は選び方1つでキャンプの焚き火がより楽しくなります。

この記事では、焚き火用の薪の選び方やおすすめの組み方など詳しくお伝えしていきますので、今後焚き火をする際の参考にしてみてください。

この記事のポイント
・薪の種類で焚き火が変わる
・焚き火におすすめの薪の組み方
・焚き火用の薪を買う場所

焚き火の薪は種類で全然違う!?

焚き火用の薪の選ぶ方でポイントとなるのが“薪の種類”

薪の種類を変えるだけで焚き火はガラッと変わるほどです。

では、焚き火にはどの薪を使えばいいのか、種類ごとの特長をお伝えしていきたいと思います。

焚き火の薪:針葉樹

針葉樹でよく使われている種類がスギやヒノキになり、火がつきやすいのが最大の特長です。

その反面、長持ちはしないというデメリットもあることから、着火剤として使用されることが多くなっています。

焚き火の薪:広葉樹

広葉樹の代表的な種類はナラやクヌギなどで、一般的には針葉樹よりも少し値段が高くなってしまいます。

その反面、火持ちがとても良く、長く焚き火をするときに最適な種類と言えます。

針葉樹で火を付けて、火が大きくなってきたら広葉樹に切り替える。

これが焚き火を長く続けるコツになります。

焚き火用の薪、おすすめの量とは

薪を購入したことがないと、どれくらいの量を買えばいいのか分かりませんよね。

そこで、だいたいの焚き火に使用する目安をお伝えしますので、購入の際は参考にしてみてください。

ファミリーキャンプ

薪は基本的に束で売っていますが、針葉樹がおよそ1~2時間、広葉樹はその倍の3~4時間は火が持ちます。

ファミリーキャンプの場合は料理などに加えて、家族で焚き火を囲んでゆっくりする時間もあるかと思いますので、針葉樹1束+広葉樹2束は用意しておきたいところです。

翌朝にさらに焚き火をするなら、どちらかをもう1束用意しておきましょう。

火の持続時間はあくまで目安で、気温や湿度、焚き火台の性能などで変動する可能性があることを頭に入れておいてください。

ソロキャンプ

ソロキャンプの場合は焚き火台が小さいので、針葉樹と広葉樹を1束ずつでも十分焚き火を楽しむことが可能です。

もっと言えば、薪の組み方などを工夫すれば、広葉樹1束でも足りてしまうこともあります。

ホームセンターなどに行けば、すぐに小さくカットされている薪も売っているので、焚き火台が小さい場合はそちらもチェックしてみてください。

焚き火におすすめ!薪の組み方

焚き火の上手い人は“薪の組み方”が上手い!

焚き火は薪の組み方ひとつで、火がブワァと燃え上がることもあれば、効率的に燃えることもあります。

組み方を制する者は焚き火を製す。それでは、キャンプにおすすめの薪の組み方を紹介していきます。

ピラミッド型

まずはピラミッド型。薪を組んだ時の形から名付けられており、ティピー型や合掌型とも呼ばれることがあります。

薪の量が少なくても高い炎を作ることができるのが特長ですが、火持ちが悪く効率的とは言えないため、調理などには向いていない組み方と言えます。

井桁型

続いてはキャンプファイヤーでおなじみの井桁型。

その名の通り、「井」の字に薪を組んでいく方法で、中心に着火剤となる燃えやすい落ち葉などを入れるのが一般的です。

比較的、火も安定するので初心者の方でもおすすめの組み方と言えます。

焚き火で人気の組み方ですが、燃焼スピードが速いのであまり効率的ではありません。

並列型

少量の薪で効率的な焚き火をしたいなら並列型がおすすめ。

もっとも効率の良い組み方で、焚き火の上手い人のほとんどがやっている方法です。

焚き火の炎は上へのぼろうとし、薪が重なっている場所に集中するようになっています。

炎が集中してしまうと、燃焼スピードが速くなり効率が悪くなってしまうので、並列に薪を並べて炎の高さを揃えることが大事なのです。

ピラミッド型のようなド派手な焚き火とはなりませんが、ゆったりと長く楽しめる焚き火の組み方と言えます。

焚き火用の薪はどこで手に入れるの?

キャンプで使う薪はどこで買えばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで、薪の入手方法を紹介していきたいと思います。

キャンプ場や薪屋で購入

ほとんどのキャンプ場で薪を購入することができ、荷物も減らすことができるのでとても便利なのですが注意点もあります。

キャンプ場で販売している薪は、針葉樹のみか広葉樹のみのどちらかになります。

また、キャンプ場の薪は質が悪いことが多く、焚き火の効率も悪くなってしまうことがあるので注意が必要です。

薪の質が気になる方は、近くの薪屋さんを探して購入することをおすすめします。

ホームセンターで購入

ホームセンターに行けば間違いなしと言ったところです。

針葉樹の薪もあれば広葉樹の薪もあり、さらにはカットされた使いやすい薪も販売されています。

少し値段が割高な気もしますが、質もしっかりしているのでキャンプに行く前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ネットで購入

薪を買いに行くのが面倒くさいという方は、ネットで薪を購入することも可能です。

ショップによっては送料がかかって値段が高くなることもありますが、買いに行く手間が省けるのでとても便利です。

最近では、ソロキャンプ用の小さくカットされた薪も販売されているので、興味がある方はチェックしてみてください。

その辺で拾う

キャンプ場によっては、落ちている薪を使っていいところもあります。

その際は、薪を買う必要も持っていく必要もないので、とてもありがたいですよね。

最近はあまり見かけなくなりましたが、事前にHPなどを見て落ちている薪が使えるのか確認してみてください。

まとめ

木の種類はさまざまですが、焚き火においては“針葉樹”と“広葉樹”の2種類を知っておけば問題ありません。

それぞれの特長を生かした組み方で、自分の焚き火スタイルを作ってみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

Writer
honke
honke Webマーケター/ライター

■趣味
・サーフィン(移住先)
・キャンプ(ソロキャンプ・少人数キャンプ)

これからサーフィンやキャンプを始めたいと考えている方に、役立つ情報をお伝えします。

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