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波と地形の種類って?サーフィンするなら知っておきたい超基礎知識

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1,010 views 2020-1-24 UPDATE

サーフィンの基礎知識と言われて、皆さんは何を思い浮かべますか?

・各サーフポイントの情報
・ルールやマナー
・波の読み方や選び方
・天気図の見方
・潮の満ち引きの見方
・潮の流れの知識
・技の知識
などなど、たくさん思い浮かぶかと思います。

しかし、10年以上長くサーフィンをやってきているサーファーですらも、意外とこういった基礎的な知識を知らずにサーフィンを続けている方がものすごく多いのが現状だと思います。

事実私も、サーフィンに初めて挑戦した年からすでに10年経ちますが、こういった基礎的な知識をしっかり覚え始めたのもつい最近のことです。

知らなくてもある程度サーフィンは出来てしまうので、勉強しない人はずっとそのまま何となく経験値からサーフィンを続けているのではないでしょうか?

特に日本人は、海外に比べサーフィンに限らず海の知識に乏しい人が多いと言われています。

海外のサーファーは、波がない時でも海で泳ぎます。

事実、私の外国人サーファーの友人たちも、一緒にサーフィンに行って波がなかった時「よし、今日は泳ぐ日だ」と言ってみんなで泳ぎ始めました。

そうすることでトレーニングにもなるし、潮の流れや満ち引き、そしてその場所の地形について、身を持って自然と学ぶ癖が付いているのです。

だから日本人と比べて相対的に海に入っている時間が長いし、自然と海の知識がついていくので、それが実際のサーフィンに活きてきます。

サーファーである以上、サーフィンや海の基礎的な知識は知っておくべきです。

そこでまずは、サーフィンするにあたって超基礎的な波と地形の種類について、まずはこの記事で解説をします。

少しでも多くのサーファーもしくはサーフィンをこれから始めたい方の、学びのきっかけになれればと思います。

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そもそも波と地形って、なに?

そもそもですが、「波と地形」と聞いて、皆さんは何を想像しますか?

波の形、波の大きさ、波の速さ、波の立ち方、波の崩れる場所、波の崩れ方、波の数、波の長さ。

地形は、砂?リーフ?玉石?河口?

サーフィンを始めたばかりの方は特に、言葉の意味も分からなければ、その種類や違い、メカニズムなど、全然分からないかと思います。

私も全く本質的なことを理解しないまま、何となくこうだろうという理解でサーフィンを何年も続けてきました。

それって、サーフィンの上達からどんどん遠ざかり、時間もかかります。

正しく理解し落とし込むことで、サーフィンの上達スピードも上がっていくものです。

「波」と「地形」は、常に密接に関わっています。

簡単に言うと、「良い地形」が「良い波」を作り出しています

地形の形が、波の形を作るということです。

つまり地形が変われば、波も変わるのです。

では、どんな地形がどんな波を作り出すのか。

早速解説していきます。

地形とブレイクの種類

遠くの沖からやってきた波は、水深が浅くなると、海底との間に摩擦が生じてスピードが遅くなります。

そうしてブレーキがかかると、沖を進んできたときよりも大きく盛り上がって、やがて波頭から前方に飛び出して波はブレイク(崩れる)します。

サーフィンは、このブレイクを利用して行うものです。

そしてこのプロセスで重要な要素が、ブレイクを生み出す海底の地形です。

この「地形」に種類があり、その種類に応じて波の種類も異なってきます。

地形は、大きく分けると下記の3つに分かれます。

・ビーチ(砂)

・リーフ(珊瑚や岩)

・玉石(砂利)

そしてそれぞれのポイントを、ビーチブレイク、リーフブレイク、玉石ブレイクと呼びます。

ではそれぞれの特徴を解説します。

ビーチブレイク

ビーチブレイクとは、海底が砂のポイントのことです。

日本でも最も多いサーフポイントは、このビーチブレイクかと思います。一般的な海水浴場と同じですね。

砂浜で起こるブレイクで、海底に砂が堆積している場所で、沖からきた波にブレーキがかかり、波が割れます。

日々波に洗われている砂浜では、海底の砂が動き続けます。潮の満ち引きの動きや、台風などの海が荒れた状態のときに大きく砂が動いたりします。

そのため、遠浅の砂浜でも突然水深が浅くなったり深くなったり、基本的にデコボコしていたりします。

砂の堆積場所が常に変化しているので、波質や、波が崩れてブレイクする場所が変化するのが、このビーチブレイクの大きな特徴です。

台風や発達した低気圧が去った後に、波質がガラッと変わってしまうこともよくあります。

ビーチブレイクは3つのブレイクの種類の中では、海底が砂のため最も安全で初心者向けと言えますが、同時に最も海を観察してブレイクポイントを見極めなければならないとも言えます。

リーフブレイク

リーフブレイクとは、海底が珊瑚や岩のポイントのことです。

海底が砂のビーチブレイクとは違い、海底が一定で動きづらい珊瑚や岩のため、波質が安定します

安定する=波の崩れ方が一定で綺麗にブレイクし、形も整っています。

また、リーフブレイクの別の特徴として、水深が深かった海底に急に珊瑚や岩が現れている場所も多く、そういった場所では一気に波に急ブレーキがかかり、勢いよく波がブレイクします。

ブレイクのパワーが強いほど、特に上級者サーファーはそのパワーを利用することができ、様々な技をかけることが可能になります。

また、ブレイクの場所が決まっているので、沖に出る(ゲティングアウト)時もそのブレイクを避けて脇から沖に楽に出ることができます。

ただし、海底が珊瑚や岩なので、ワイプアウトし体勢を崩してしまった時は安全は保証できないという一面もあるので、特に初心者がリーフブレイクでサーフィンする際は十分な注意が必要です。

でもやっぱり、極上のリーフブレイクでサーフィンって、誰もが憧れるのではないでしょうか。

玉石ブレイク

玉石ブレイクとは、海底が玉石のポイントのことです。

潮の満ち引きや風などでは海底が動きづらいので、リーフブレイク同様に波質が安定しやすいです。

個人的にはリーフよりも怪我はしにくいですし、波も規則正しく割れて安定しているので、玉石ブレイクを好みます。

ただし、インサイドの岸ではポイントによっては大きな石がゴロゴロとある場所もあるので、注意が必要です。

インサイドで波が割れる時は、なるべく近づかないようにして、波に乗りすぎないようにしましょう。

また、潮の強い流れ(カレント)が発生しやすいのも玉石ポイントの特徴なので、流されないようにしっかり事前に海を観察してからサーフィンするようにしましょう。

日本には玉石ブレイクは多くはありませんが、そういった注意点を守れれば最高のサーフィンを楽しめます。

波の種類

最も一般的な3つの地形の種類を解説しましたが、次に波の種類についても簡単に解説します。

サーフィンをするにあたって波の種類や呼び方も様々あり、最初は私も全く理解できていませんでした。

しかし、地形の特徴を覚えてサーフィンをしていれば、それがどんな波に変化していくのかすぐに感覚的に理解できるようになります。

そして波の種類も覚えられれば、サーファー仲間とのサーフィン会話もさらに弾みます。

知識としてしっかり覚えつつ、ぜひ実際のサーフィンでその波たちを体で体験してください。

トロい(タルい)波

パワーが弱く、比較的ダラダラとゆっくり崩れていく波のことです。

浮力のないショートボードよりも、浮力のあるロングボード向きの波になります。

初心者の練習にもぴったりで、まったりクルージングなどでサーフィンを楽しみたい時に最適な波の種類です。

ただしパワーも弱くゆっくり崩れていくので、パドリングはある程度必要になります。

速い波

最初に波が崩れる頂点であるピークから、その先のショルダーと呼ばれる場所まで綺麗にブレイクしますが、その崩れるスピードが速い状態のことを言います。

初心者は特に、そのスピードに付いていってテイクオフすることが難しいです。

しっかりそのスピードに付いていって波に乗れるサーファーは、スピードのあるライディングを楽しめます。

スピードも出るので、様々な技にも挑戦しやすく、上級者向けの波質とも言えます。

ホレた波

「ホレた」という言葉の通り、波の面が切り立ったような状態のことを言います。

一気に力強く波が崩れるので、テイクオフも素早く確実なタイミングでしなければなりません。初心者には難しい波です。

テイクオフが遅れると、そのまま切り立った波に巻かれてサーフボード の先端が刺さり、激しくパーリングします。

切り立った波なので基本的にはロングボードには向かず、ショートボード向けの波となります。

しかし、特にリーフや玉石など順序よく綺麗に波が崩れる場所でテイクオフを確実に行えると、パワーのある波なのでスピードも出て、技にも挑戦できる最高の波となります。

厚い波

ホレた波とは反対で、波が切り立っておらず、弱くて力のない波のことです。

ボードが滑る面(フェイス)もなだらかで、スピードも出しにくいです。

ショートボードでは特に厳しい波質となります。

波が崩れずブレイクしないので、「トロい波」以上に乗るのが難しい波でもあります。

ダンパー

波が一気にブレイクして崩れる波のことです。

同時に一気に崩れてしまうので、横に滑ることができず基本的にサーフィンには向かない波となります。

海底の砂が横に一直線に堆積している場所など、特にビーチのポイントで多い波の種類となります。

力も強いので、ダンパーの時は注意が必要です。波が崩れたあとのパワーを利用すれば、初心者にとっては良い練習にはなります。

チューブ

ダンパーの波と紙一重とも言えますが、サーファーなら誰もが乗ってみたい憧れの波ではないでしょうか。

ダンパーの波のように力もありますが、切り立ちながらも一気には崩れず、スピーディーに綺麗な筒状で波がブレイクしていきます。

この波を乗りこなせるのは上級者のみでしょう。そもそもチューブができるポイントも日本では特に稀です。

波のパワーや地形の条件が整った時に現れます。一度は乗ってみたいですね。

風波

沖から岸に向かって吹く風であるオンショアの時に、風に押されてサイズが上がってくる波のことです。

風が強いと波の面もぐちゃぐちゃでまとまりがなく、基本的にまともにサーフィンはできないです。

台風の時などは特にこの風波が影響し、そこら中で波がブレイクする荒れた海となります。

風は、波を作り出すものでもありますが、その風向きと風量によってはサーファーの敵となります。

フラット

波が全くない状態の時のことを言います。

こんな時は、海外のサーファーを見習って海で泳いだり、スケボーで陸トレしてみたり、BBQしてみたり、違う楽しみ方で1日を楽しみましょう。

フラットな日があるから、波がある日を有り難く思えるものです。

まとめ

以上、地形と波の種類とその関係性について、超基礎的なことを解説してきました。

超基礎的と言えど、私も恥ずかしながらかなり長い期間、適当になんとなく覚えた程度でした。

何事もそうですが、本質的な理解をしていなければ間違った行動をとってしまったり、思考がそれ以上働かなくなります

勉強って大事です。

しっかり体系的に色んなことを学んで、サーフィンを上達させていきましょう。

また、この記事で紹介した地形や波の知識のみではなく、より詳しくマクロの視点で海の知識を付けたい方はぜひこの本を読んでみてください。私の愛読書です。

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ここに書いてあることを覚えられれば、大抵の海の知識を身に付けられますし、サーフィン以外にも役立ってきます。

波は、地形のみではなく、様々な条件が重なって発生しているものです。

サーフィンもついにオリンピック種目にもなり、これからますます注目されていくでしょう。

皆さんも、海のことを知り尽くした、カッコ良いサーファーを目指していきましょう!

Writer

サーフィンとアウトドアと自然を愛するWebライター

長野県白馬村出身。2020年に千葉県一宮町に移住。
アウトドアライフを追求し、読者の皆さんに有益な情報をお届けしていきます。

Instagram ▶️ @katsuno1202

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