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高知県中村へサーフトリップ【ポイント、宿、レンタカー情報まとめ】

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22,371 views 2020-3-5 UPDATE

特にサーファーでなければ、「高知県中村」と聞いて、どこそれ?と思う方も多いでしょう。では、「高知県四万十」ならどうでしょうか?

四万十と聞けば、真っ先に四万十川やラフティングを連想する方も多いかもしれません。でも実は四万十周辺はレベルの高いサーフィンスポットが点在しています。

サーファーではこの辺りのサーフポイントを総称して中村エリアと呼ぶことが多く、高知県四万十市、土佐清水市、黒潮町にその主なポイントが点在しています。

北から、大方浮鞭、入野海岸、田野浦、双海ビーチ、平野ビーチ、大岐海岸とサーフポイントが続いています。

そこでこの記事では、それぞれのポイントの基本的な情報に加えて、ホテル(宿)やレンタカー、サーフショップ情報も併せてご紹介します。

東京や大阪などの都市部からは遠いですが、海も綺麗で、海鮮も美味しい高知県。

特に中村エリアは波がコンスタントに良く、サーフトリップで行く価値は十分にあります。

ここで基本的な知識を得たら、ぜひサーフトリップを企画しちゃってください。

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中村エリアとは?

中村エリアとは、冒頭でも説明した通り、現在の高知県四万十市、土佐清水市、黒潮町のサーフポイントの総称として親しまれています。

実は現在の「四万十市」は、合弁してできた市であり、合弁前はこのエリアは中村市であったため、そのまま昔の愛称で呼ばれています。

1年を通して気温・水温ともに温かく、比較的温暖な気候となっています。

筆者は11月にサーフトリップに行きましたが、晴れていれば上半身は半袖ラッシュガードでもサーフィンできました。

地図で四万十市を見ると分かりやすいのですが、このあたりは四国の中でも特に遠く、車などかなりアクセスが悪い場所に位置しています。 

ポイントの向きは南〜東向きで、南〜東北東のうねりに反応します。

各ポイントもボトム(海底)は砂なので、初心者も安心してサーフィンができます。

春〜秋にかけてコンスタントに波があり、シーズンとなります。

筆者も実際にそうしたのですが、個人的には飛行機を使って高知空港からレンタカーでサーフトリップがおすすめです。

11月だと、大阪からLCCのジェットスターを利用して往復10,000円以内で行けちゃいました。

また、基本的に各ポイントにシャワーもあり、駐車場もほとんどが無料なので、サーファー向けにもしっかり整備されています。

人も良く、自治体もサーファーの移住を促進したいようで、サーファーに理解のある風土があります。

高知県中村エリア6つのサーフポイント

ではこちらで、中村エリアの主な6つのサーフポイント情報を簡単にご紹介します。

北から順に、大方浮鞭、入野海岸、田野浦、双海ビーチ、平野ビーチ、大岐海岸と続きます。

大方浮鞭(おおかたうきぶち)

地形:砂(サンド)

駐車場:あり(無料)

シャワー:なし(サーフショップ利用時は、ショップ内にあり)

トイレ:あり

南〜東のうねりに反応するポイントで、初心者も多いエリアです。

周りに比べても比較的にうねりの反応が良く、波が小さくてもサーフィン可能です。

筆者がサーフトリップに行った時は残念ながらどこも波がかなり小さかったのですが、なんとか大方浮鞭だけはサーフィンできました。

ただし風が出てくると面が乱れやすく、そういった時はこの後紹介する平野ビーチに移動するサーファーも多いようです。

波がない時は、海に向かって右側に位置する入野海岸寄りの場所で波が立っていました。(川が流れ込んでいる場所です)

中村エリア周辺でサーフボードなどのレンタルをしたい場合は、この大方浮鞭にある幡多サーフ道場がおすすめです。
http://www.hatasurfdojo.com/course.html

融通も利き、オープンでフレンドリーな外国人のオーナー(日本語可)が経営しています。

入野海岸

地形:砂(サンド)

駐車場:あり(無料)

シャワー:あり(有料)

トイレ:あり

南〜南東のうねりに反応するポイントで、こちらも初心者が多いポイントです。

駐車場はとても広く、ビーチへのアクセスも徒歩2分ぐらいです。

大方浮鞭と繋がっており、入野海岸も比較的スモールコンディションでもサーフィン可能です。

ただしうねりの向き次第では、大方浮鞭よりも波がない時があります。

かなり広いビーチなので、混雑が少ないのも特徴です。

田野浦

地形:砂(サンド)

駐車場:なし(近隣路上に駐車)※迷惑にならないよう注意して駐車が必要

シャワー:なし

トイレ:なし

東南東のうねりに反応するポイントです。

画像がありませんが、割とローカルが多く、少し入り組んだ場所にあります。

ローカルオンリーの駐車スペースもあるようなので、そこは注意が必要です。

初心者やビジターだと少し行きづらいかもしれませんが、ローカルも人は良いようです。

筆者が行った2019年11月あたりは、「田野浦が最近はホットで、人が増えてきた」と地元の方が言っていました。

おそらく砂の堆積具合的にコンディションが良かったのだと思います。

他のポイントが荒れすぎている時や、うねりの向きが当たる時は要チェックポイントです。

双海ビーチ

地形:砂(サンド)

駐車場:あり(無料)

シャワー:あり(有料)

トイレ:あり

こちらも画像はありませんが、南〜南東のうねりに反応するポイントです。

次に紹介する平野ビーチとほぼ同コンディションの時が多いようです。

うねりに反応しやすく、まずは双海や平野をチェックするサーファーが多いです。

双海は海に向かって右側に大きな岩があり、その周辺で波がブレイクします。

干潮時は岩に注意も必要です。

平野ビーチ

地形:砂(サンド)

駐車場:あり(無料)

シャワー:あり(有料)

トイレ:あり

南〜南東のうねりに反応するポイントで、中村エリアで最もメジャーなポイントと言えます。ライブカメラも設置されています。

こちらはショートボーダーが多く、ローカルもやはり多くいます。

駐車場から5分以上は確実に歩き、丘を下らないといけないので、重いロングの持ち運びは少ししんどいです。

中心に大きな岩があり、その左右で主にブレイクします。

また、波がない時は海に向かって左側でのみブレイクしていました。

波が立ちやすいので、やはり他のポイントに比べて混雑はしやすいです。

まず中村エリアに来たら、この平野ビーチをチェックしましょう。

大岐海岸

地形:砂(サンド)

駐車場:あり(無料)

シャワー:あり(有料)

トイレ:あり

平野ビーチからさらに30分ほど南下して行くと、この大岐海岸ポイントが現れます。

南〜南東のうねりに反応するポイントで、波質はメロウな時が多いです。

そのため特にロングボーダーにおすすめ

また、中村エリアの中では海も一番綺麗です。透き通っています。

一見すると波がないように見えて意外とパワーはあり、スモールコンディションでもロングならテイクオフはできます

広いビーチなので混在もしづらく、まったりサーフィンを楽しめます。

そういったスタイルを好む方は大岐海岸が一番おすすめできます。

高知県中村エリアの2つのおすすめ宿

サーフポイント紹介に併せて、ポイント周辺の宿情報もご紹介します。

実際に筆者が宿泊した2つの宿になります。

ネスト・ウエストガーデン土佐


公式HPより引用:https://www.nest-wgt.jp/
Agodaリンク

入野海岸ポイントのすぐ横にあるホテルです。

ホテルからは海を見下ろせ、サンライズの景色も抜群です。

大浴場もあり、リラックスできます。

サーフボードをホテルに預かることもできるので、サーファーにも理解あるホテルです。

ペンションひらの


http://www.pensionhirano.com/

とてもフレンドリーなご夫婦が経営しているペンションです。

平野ビーチポイントの駐車場から徒歩でも行ける距離にあります。

ポイントの情報も教えてくれますし、各部屋にはウェットスーツ干場もボード置き場もあり、完全にサーファー向けのペンションです。

サーフィンメインのトリップで予算も抑えたいのであれば、このペンション一択で間違いないかと思います。

高知空港からレンタカーという選択肢

先に少し紹介しましたが、中村エリアはとにかく遠いです。

車で行くこともできますが、なかなか運転はハードです。

それであれば、高知空港まで飛行機で行って、空港周辺でレンタカーがおすすめです。

高知空港周辺にはレンタカー会社も多く、空港から無料で送迎もしてくれます。

筆者は楽天トラベルでレンタカーを予約して、サーフボードを積んで旅しました。

楽天トラベルはクーポンも頻繁に発行しているので、かなり安く手配ができるためおすすめです。

▼楽天トラベルリンク

また、筆者はショートボードを車内に積み、ロングボードは現地でレンタルをしました。

その際ロングボードは車内には積めなかったので、ソフトキャリアを持参し、レンタカーに設置して回りました。

ソフトキャリアはこういった時にけっこう活躍するので、一個持っておいて損はないかと思います。

▼筆者が実際にいつも利用しているソフトキャリアはこちら

サーフボードのソフトキャリア試してみた!使い方や高速道路はどうだった?

#サーフィン

運転しんどそうと思う人は、飛行機+レンタカーがおすすめです。

まとめ

以上、高知県中村エリアのサーフポイント、宿、レンタカー情報を主にご紹介しました。

筆者が行った時は運悪くあまり波はなかったんですが、比較的コンスタントに波があるのが中村エリアの一番の魅力です。

海鮮も美味しく海も綺麗なこのエリアへ、ぜひサーフトリップに出かけてみてはいかがでしょうか?

海外も良いですが、国内サーフトリップもまた良いものです。

Writer
KATSU
KATSU 千葉北サーファー

千葉北をホームとするサーファーです。
オルタナ系ボード好き。
サーフィン中心の生活を送りながら、色々と事業をしています。

長野県白馬村出身・千葉県在住
嫁の出身地フィリピンと千葉のサーフデュアルライフを目指してます。
海沿いのマンションを購入してのんびり暮らしてます。

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