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サーフィン初心者必見!テイクオフの陸トレの方法

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8,340 views 2022-6-1 UPDATE

サーフィン初心者にとって、最初の難関がテイクオフだという人は多いのではないでしょうか。

必ずと言っていいほどぶちあたる最初の難関ですよね。

スクールなどで体験サーフィンをしても、最初から完璧にできる人は少ない筈です。

いざ自分ひとりで海へ行き、パドリングから波に乗ろうとしても、なかなか上手くいかないことが多いと思います。

・スクールに通ったけど、なかなかテイクオフがうまくいかない

・どうすれば初心者を卒業できるのか

・テイクオフのとき、後ろ足や足の運びはどうすれば良いのか

・テイクオフの正しい姿勢を忘れてしまった。

・とにかく上手くなりたい!!

こんな悩みを抱えている皆さんにはテイクオフの陸トレがぴったり。

おすすめ動画をもとにテイクオフがうまくなる陸トレ方法伝授します。

 

なぜテイクオフがうまくなるには陸トレが重要なのか

サーフィンは自然を相手にするスポーツです。

野球やサッカーは場所さえあれば、どんな天候でも(大雨、落雷は別ですが)練習する事は可能です。

ましてやサーフィンをする人がみんな海の近くに住んでいるとも限りません。

サーフィンは当日の天候、波の高さ、風の向き、自身の体調などがそろってはじめてできるスポーツです。

なので当然ですが、皆様の都合にあわせてよいコンディションがそろうことはありません。

それに加えて、サーフィンは基本的には「ワンマン、ワンウエーブ(一人一波)」が原則なので、乗りたい波に全て乗れるわけでもありません。

そんな数少ないチャンスを初心者がモノにする為には、日頃からテイクオフの陸トレが必要不可欠なのです。

陸トレであれば、海に行かなくても家で手軽にできます。

またテイクオフの基本動作を繰り返すことによって、サーフィンに必要な基礎体力も身に付きます。

 

テイクオフの上達にはどんな陸トレが必要か

テイクオフが上達するためには、どんな陸トレをすればよいのでしょうか。

スクールに通ったことのある方は最初にやったかと思いますが、海に入る前に軽く体操をやってビーチで腹ばいになって立ち上がる練習をしたかと思います。

そうです。

ソレ、つまりビーチで腹這いになって立ち上がる練習を家でも反復すればいいのです。

ですが実際、そのやりかたを覚えている人は意外と少ないのではないでしょうか。

初心者がスクールに入って海に入る前って、

「早く海に入りたい」

「海でボードの上に立ちたい」

などはやる気持ちでいっぱいです。

なのであまりインストラクターの言っていた事が耳に残っていないかと思います。

課題意識を持った上でテイクオフの陸トレをすることで、海での成果に格段に差が出ます。

 

テイクオフの陸トレのやり方

まず、通常通りに腹ばいになります。

頭の中で程よいうねりが来た事を想像し、両手をお腹と胸の間に置きます。

両手を置く位置は、上過ぎても下過ぎてもダメです。

テイクオフは、パドリングの後に板を走らせる最後の動作です。

体の重心かやや下であるお腹と胸の間に両手を置いて、胸を反って立ち上がると同時に、板を前に押し出すイメージで立ち上がります。

またテイクオフの陸トレには、足の運び方によって2種類の方法があります。

テイクオフの陸トレ法1.後ろ足から立つ方法

読んで字のごとく後ろ足を先にボードの後方に置き、それを軸に前足を引き付けて立つ方法です。

【メリット】

①安定する。

②簡単にできる。

【デメリット】

①後ろ足で板の後方を押すことによってブレーキがかかる。

②ノーズ(板の前方)が上がる為、前足を出しにくい。

③テイクオフが遅れる。

後ろ足から立つテイクオフの陸トレイメージは、こちらの動画が参考になります。

 

テイクオフの陸トレ法2.ポップアップ法

テイクオフのもう一つの方法はポップアップ法です。

イメージとしては両手をついたあとに一気にジャンプして板の上に立ち上がる方法です。

【メリット】

①テイクオフが早い

②カッコいい!!

【デメリット】

①毎回足を置く場所が変わり、不安定になる。

感想としては上級者はテイクオフの際、このポップアップ法をやっている方が多いですね。

ポップアップ法のテイクオフの陸トレイメージは、こちらの動画が参考になります。

初心者におすすめのテイクオフ陸トレはどちら?

サーフィンのテイクオフの陸トレには、

・後ろ足から立つ方法

・ポップアップ法

の2種類があります。

それでは実際にサーフィンの初心者はどちらの陸トレをやったほうが良いのでしょうか。

私なりの答えを検証していきたいと思います。

ズバリ答えは、、、、、、、、

 

 

「後ろ足から立つ方法」

 

 

です。

ただし、条件があります。先ほども申し上げたように「後ろ足から立つ方法」のテイクオフは

①後ろ足で板の後方を押すことによってブレーキがかかる

②ノーズ(板の前方)が上がる為、前足を出しにくい

③テイクオフが遅れる

という決定的なデメリットが目白押しなのです。

程よく強い波で、メローな波質など良い条件であれば、こうしたデメリットは消えます。

しかし自然を相手にするサーフィンは、好条件ばかりではありません。

テイクオフでは「後ろ足から立つ方法」を踏襲しつつ、できるだけその動作を早くできるように日頃から陸トレをする事が必要なのです。

「後ろ足から立つ方法」「ポップアップ法」両方の良いとこ取りをするような形になりますが、私が一番参考になったテイクオフの陸トレ動画をご紹介します。

実際にこのように”パパッ”と素早く動くことで、後ろ足から立つテイクオフのデメリットはかなり消えるのではないでしょうか。

“パパッ”の最初の”パ”で後ろ足、”パッ”の音で前足を置くような感じです。

意識としては後ろ足を置くことに7割集中し、前足はそっと置くようにするとテイクオフが自然と安定してくるようになります。

 

まとめ

テイクオフの陸トレができたからといって、すぐに海で同じことができるようにはなりません。

何度も陸トレで反復練習をし、そのうえで実際の海でテイクオフにトライしてみてください。

それでも何度かは失敗します。

失敗をしたらもう一度陸トレをやってください。

その繰り返しをすることで、きっとスムーズなテイクオフができるようになりますよ。

Writer

TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。

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