スケボーのウィールを買おうと考えていると
「たくさん種類がある中でどれを選んだらいいのだろう?」
「とりあえず安いもので大丈夫かな?」
などと思うでしょう。
本記事では、どんなウィールを買うべきか悩んでいるスケボー初心者に、特徴やおすすめを詳しく解説します。
以下の疑問を解決します。
- ウィールの種類
- ウィールの硬さや大きさの違い
- 初心者に向いているベアリング
- おすすめなウィールのブランド
この記事を読むことで、ウィールについてを詳しく知ることができ、自分が購入するべき種類がわかるでしょう。
ぜび、参考にして下さいね。
Contents
大きく分けて2種類!ハードウィールとソフトウィールの特徴
大きな違いは、ゴムの硬さが大まかに2種類に分けられることです。
ゴムの硬さは「○○(数字)A」と表示されており、1刻みで73A~101Aまであります。
理想の滑り方によって使用すべきウィールは異なるため、まずはそれぞれの特徴を参考にして選びましょう。
硬さの違い
スケボーのウィールは硬さの違いで、大まかに2種類に分けることができます。
引っ掻いた跡が付きにくい「ハードウィール」と、弾力がある「ソフトウィール」に分けられます。
ハードウィール(トリックが目的のストリートスケートに使用)
よくある一般的なスケボーに使用するウィールがハードウィールで、硬さは「98A」以上です。
中でも初心者には「98A」や「99A」がおすすめ。
ハードウィールの特徴としては、トリックをしやすくするためグリップ力が弱いことや、小さいためその分軽くなりトリックの高さを出しやすいです。
初めて乗る場合は、足へのガタガタとした振動と走行音が大きいことに驚くでしょう。
ソフトウィール(ペニーやロングボードなど走りたい時に使用)
ペニーやロングボードなど、長い距離を進みたい時に向いているものがソフトウィールで、硬さは「97A」以下です。
特徴としては、ゴムが柔らかいため衝撃を吸収するので悪路でも走行しやすいことや、大きくて重たいため安定した走りができることが挙げられます。
例えば、スケボーを移動手段にしたい時や、スピードを出して乗りたい時におすすめです。
また、ストリートスケートにソフトウィール取り付けることもできます。
サイズの違い
ハードウィールとソフトウィールではゴムの硬さだけではなく、サイズにも大きな差があります。
ウィールのサイズは、直径が48㎜~65㎜と幅広く種類があるため、目的に合ったものを選びましょう。
トリックを目的とするなら小さいもの(ハードウィール)
トリックを決めることを目的とするなら、大きさが50~53㎜のハードウィールを使用します。
その中でも特に初心者には、52㎜や53㎜の大きさがおすすめです。
ハードウィールは自分の力をダイレクトに伝えることができ、コントロールがしやすいです。
スピードに乗ることが目的なら大きいもの(ソフトウィール)
下り坂や平地などの街中を走りたい時は、ソフトウィールをペニーやロングボードに使用します。
初心者は、54~64㎜のサイズが向いているでしょう。
大きめのソフトウィールは、大きくなるほど1回転の進む距離が増えるため、早く滑ることができます。
ウィールが大きくなるほど地面の凹凸や小石に負けずに、スピードに乗ることができます。
ベアリング
ベアリングとはウィールを取り付ける際に必要なもので、ウィールを挟むようにして使用するためスケボーに1台に8つのベアリングが必要です。
ベアリングの滑りやすさは、ABEC(エイベック)と言われる単位で、種類はABEC1~ABEC9。
数字が大きいほど滑りやすくなるため、スピードが出ます。
初心者におすすめなベアリング
初心者には、扱いやすい「ABEC3」や「ABEC5」がおすすめです。
いきなり「ABEC9」を使用するのは、スピードが出過ぎてコントロールが難しいため危険です。
また、ベアリングにはグリスベアリングとオイルベアリングがあり、メンテナンス方法が異なります。
グリスベアリングはメンテナンスが不要で壊れるまで使用することができ、オイルベアリングは定期的にオイルを注入することで滑らかな滑りができます。
スケボーのウィールのブランド5選
スケボー好きに人気なおすすめのウィールを紹介します。
Spitfire(スピットファイア)
品質が良く、耐摩耗性に優れていることや、パンクしにくい、コントロールしやすいことから多くの人からの支持があり、人気なウィールブランドです。
値段を比べると「高い!」と感じますが、すり減りにくいなどの耐久性があるため、実際に使用すると値段以上の価値を感じられるでしょう。
BONES(ボーンズ)
所持している人が多く、スピリットファイアと同じくらいに人気なブランド。
耐久性に優れており、パンクしにくいことが売りであるメーカーです。
Mini-Rogo(ミニロゴ)
老舗デッキメーカーの傘下にあたるブランドです。
高品質ですが、ウィールのデザインがシンプルになっているためコストを抑えられ、非常にコスパが良い商品です。
Ricta(リクタ)
最新の技術で開発されているウィールのブランドです。
知名度はそこまで多くないですが人気のウィールで、プロのライダーの愛用者も多くいます。
HEAVEN SKEAT BOROADS(ヘブンスケートボード)
日本のスケボーブランドで、プロテクターなども開発しています。
ブランドロゴが大きく書かれたインパクトあるデザインは注目度大!
また、価格が安いため、ウィールにあまりお金をかけられない人におすすめです。
まとめ
最後にこの記事をまとめます。
スケボーのウィールは大まかに2種類に分けられ、トリックを決めることを目的とするならハードウィール、街乗りなどの走りを重視する場合にはソフトウィールが向いている。
初心者におすすめのウィールの特徴を上げると、大きさは「52㎜」や「53㎜」、硬さは「98A」や「99A」、ベアリングは「ABEC3」や「ABEC5」がおすすめ。
悩んだ場合は、今回紹介したおすすめのブランドから選ぶと良いでしょう。
以上で、スケボーのウィールの紹介を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
北海道在住、1児のママスノーボーダー。
理・美容師であり着付師(今はお休み中)。
キャンプ初心者。
横ノリやアウトドアなど外遊びの魅力を、大自然北海道から発信します!
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