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二次燃焼の焚き火台はなぜ人気?仕組みやメリットなど解説

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29,761 views 2021-6-23 UPDATE

“二次燃焼”キャンパーや焚き火が好きな方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

効率よく燃やせて、後片付けもラクになるとあって、今SNSなどでも注目を集めていますね。

そんな二次燃焼の仕組みを取り入れた焚き火台やストーブが、近年人気ブランドから数多くリリースされています。

そこで、今回は二次燃焼の焚き火台がなぜ人気なのか?その理由や基本的な二次燃焼の仕組みからおすすめ焚き火台なども解説していきたいと思います。

「最近ちょっと気になっていた…」という方はぜひ参考にしてみてください!

この記事で伝えたいこと
・二次燃焼の仕組み
・二次燃焼のメリット
・おすすめの焚き火台、ストーブ
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二次燃焼とは?その仕組みを解説

 

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一般的には、薪を高温で熱すると可燃ガスが発生します。

その可燃ガスに着火することで炎となり燃える仕組みなのですが、この時、燃え切らなかった可燃ガスは煙となり宙を舞っています。

そこで、この燃え切らずに煙となった可燃ガスを利用したのが、いわゆる“二次燃焼”です。

二次燃焼は煙となった可燃ガスに、再び高温の空気を当てることで再燃焼させる仕組みのことを言います。

そのため、煙がほとんど発生せず、効率よく燃やすことができることが大きな話題を呼んでいます。

だから人気!?二次燃焼ストーブ・焚き火台のメリット

 

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二次燃焼の焚き火台がなぜそこまで人気なのか、、その理由は二次燃焼のメリットにありました。

煙が出ない

1つ目のメリットは「煙が出ない」ことです。

先ほどお伝えしたとおり、二次燃焼は燃え切らずに煙となる可燃ガスを再燃焼させる仕組みなので、煙が出ることはほとんどありません。

そのため、煙が出ないので焚き火によるススの匂いも付きづらくなっています。

焚き火後の匂いが気になるという方にとっては、とてもありがたいポイントですね。

少ない薪で焚き火を楽しめる

2つ目のメリットは「少ない薪で焚き火を楽しめる」ところです。

二次燃焼の特長は“2回にわたって燃やす”こと。

そのため、少ない薪でも火が大きくなるので、焚き火を楽しむにはうってつけです。

単純に二次燃焼の炎を眺めているだけでもなんだか落ち着いてきて癒されます…。

後片付けがカンタン

3つ目のメリットは「後片付けがカンタン」なところです。

二次燃焼の焚き火台は、薪が完全燃焼するので燃え残りがほとんどなくサラサラな灰だけが残ります。

そのため、捨てるのもラクなので、一般的な焚き火台よりも後片付けがカンタンなのが魅力の1つです。

キャンプは後片付けが大変なので、ちょっとでもラクになるとうれしいですよね。

二次燃焼ストーブ・焚き火台のデメリット

 

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ここまで二次燃焼のメリットをお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもあります。

さっそく見ていきましょう。

燃費が悪い

デメリットの1つ目は「燃費の悪さ」です。

大きな炎が出て冬場などはとくに暖かくて良いのですが、燃え尽きるスピードもかなり速いです。

夜から焚き火をスタートするなら最低2束は必要で、3束あると悠々と楽しめます。

キャンプ場の薪が1束500円程度なので1000円~1500円の出費…。

少し多くなってしまいますが、二次燃焼の炎を見るとこれが許せてしまうんですよね。

ストーブからはみ出ると効率が悪くなる

デメリットの2つ目は「ストーブからはみ出ると燃焼効率が悪くなる」ことです。

二次燃焼ストーブは燃焼効率が良いので、薪をどんどん詰め込んでしまいたくなるのですが、ストーブからはみ出ると二次燃焼特有の燃焼効率を発揮することはできません。

そもそも二次燃焼ストーブの魅力は、少ない薪でも大きな炎を出せるというところなので、薪を一気に詰め込む必要はありません。

それでも、どんどん薪を詰めるのが好きという方は、少し大きめの二次燃焼ストーブを検討してみてください。

二次燃焼ストーブ・焚き火台おすすめ3選!

DOD:めちゃもえファイヤー

二次燃焼を楽しむための焚き火台と言っても過言ではない、DODのめちゃもえファイヤー。

形が細長いので大きめの薪が入らないように感じますが、キャンプ場で販売されている35cm程度の薪であれば余裕でセット可能です。

その他にも、二次燃焼らしく煙はほとんど出ることはなく、後片付けがラクになるアッシュトレイなども付いているのでとても使いやすい焚き火台です。

DOD:ぷちもえファイヤー

先ほどご紹介した「めちゃもえファイヤー」のコンパクトVer.「ぷちもえファイヤー」です。

大きさは国語辞典とほぼ同じ。

小さな台から大きな炎が出る、二次燃焼ファンにはたまらない魅力が詰まった焚き火台です。

コンパクトで持ち運びにも便利なのでソロキャンプにおすすめです。

solo stove:ソロストーブ ライト

風にも強い、ソロストーブライト。

小さくコンパクトな作りですが、燃焼部がすべ覆われていることもあり風にも強く、海沿いなどのキャンプでも安心して使うことができます。

また、ソロストーブの燃料は、木の枝や枯れ葉・松ぼっくりなどの現地調達できるものばかり。

コストをかけずに大きな火を出すことができるのもソロストーブの魅力の1つです。

【大型】二次燃焼ストーブ・焚き火台2選!

フュアーハンド:タイロピット

直径57cmの大型サイズ、フュアーハンドのタイロピット。

サイズが大きいので使い勝手が悪いところは多々ありますが、このサイズ感による二次燃焼はロマンしかありません。

豪快に出る炎はとても迫力があり、グループキャンプやファミリーキャンプでのBBQなどにもおすすめです。

solo stove:ソロストーブ レンジャー

2~3人程度のキャンプにベストサイズ、ソロストーブのレンジャー。

先ほどのソロストーブライトよりは大きく、同ブランドのボンファイヤーよりは小さいという、丁度いいサイズを実現した二次燃焼ストーブです。

火力の強さに炎のキレイさは、まさに二次燃焼を象徴とするようであり、加えて耐久性にも優れているのも魅力的です。

【折りたたみ】二次燃焼ストーブ・焚き火台

キャプテンスタッグ:ウッドストーブ

折りたたみ式で持ち運びにも便利な、キャプテンスタッグのウッドストーブ。

オプションパーツを組み合わせることでさまざまな料理にも対応できるところが最大の魅力です。

コンパクトに収納できるので荷物にもならず、安定感のある四つ足スタイルがおすすめの焚き火台です。

まとめ

二次燃焼は何と言ってもキレイな炎が魅力。

めちゃもえファイヤーやぷちもえファイヤーは、炎とロゴが重なってよりキレイに見えるので焚き火好きにはおすすめです。

ソロキャンプでしっぽりと癒されたい方や少し幻想的な夜を過ごしたい方は、二次燃焼ストーブや焚き火台を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

Writer
honke
honke Webマーケター/ライター

■趣味
・サーフィン(移住先)
・キャンプ(ソロキャンプ・少人数キャンプ)

これからサーフィンやキャンプを始めたいと考えている方に、役立つ情報をお伝えします。

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