これからスケボーを始めようと思い、実際に探してみると「種類がいっぱいあってどんなものを選んでいいかわからない」「自分でカスタマイズして本当に乗れるのかな?」などと悩んでしまうでしょう。
本記事では、これからスケボーを始めようと思っている人に向けて、どんな種類のスケボーがあって、どのような基準で選ぶべきかを紹介します。
以下の疑問を解決します。
- スケボーの種類
- 一般的に「スケボー」と呼ばれているストリートスケボーの選び方
- 初心者に向いている各パーツ
この記事を読むことで、スケボーの種類や選び方を知ることができ、これから始める初心者はどんなパーツを選んだらいいかを知ることができます。
是非、参考にして下さいね。
Contents
遊びかた別スケボーの選び方!まずは3つのタイプから選ぶ
いざスケボーを買おうとしてもデッキ(板)やウィール(タイヤ)の大きさがバラバラですし、値段にも大きな差があるため、何を選んでいいかわからなくなってしまいますよね。
どんなスケボーを選ぶのかは、どんな遊び方をしたいかで変わってきます。
そこで、ここではスケボーの代表的な種類を3つ紹介します。
まずは、以下を参考にどんな風にスケボーに乗りたいかを考えてみて下さいね。
ストリートスケートボード(ショートスケート)
ストリートスケートボードとは、一般的に「スケボー」と呼ばれるもので、最も普及されている定番のスケートボードです。
別名、ショートスケートボードとも言われています。
単にスケボーと言えばこのストリートスケートボードの事を指し、トリック(技)をしやすいことが特徴で、ストリートやパークなど場所を選ばずオールマイティーに楽しむことができます。
カッコよく技を決めたい人や、これからスケボーを始めたい人、みんながやってる一般的なスケボーをしたい人に向いているでしょう。
クルーザーボード
クルーザーボードとは、クルージングスケート向きの街乗り向けのスケボーのことを指します。
ウィール(タイヤ)は大きくて柔らかいものが使われており、ボコボコした地面でも乗りやすく、移動しやすいようにつくられています。
スケボーを移動手段にしたい人に向いているでしょう。
ロングスケートボード
ロングスケートボードとは、名前の通りデッキのサイズが大きくて長いものを指します。
通常のスケートボード(ショートスケート)よりもデッキ(板)が大きく、ウィール(タイヤ)の間隔が広くなり安定することから初心者でも乗りやすいことが特徴です。
波に乗っている感覚に近いため、サーフィンやスノーボードのオフトレに向いています。
【初心者必見】ストリートスケートボードの選び方
一般的に「スケボー」と呼ばれているストリートスケートボードは、パーツをカスタマイズして組み立てる「ばら組み」と、初めから組み合わせが完了している「コンプリートセット」があります。
自分でパーツを選んで組み立てる「ばら組み」場合は、主に4つのパーツ「デッキ」「ウィール」「トラック」「ベアリング」を選びます。
そこで、ここではこれらのパーツを4つのステップに分けて紹介します。
Step.1 デッキ(板)の大きさを選ぶ
デッキを選ぶ際は、サイズが沢山ありどんな大きさを選ぶかに悩むと思いますが、これから始めようとしている初心者の方はデッキの幅の広さから選びましょう。
デッキの幅はinch(インチ)表記されていて、幅は7.5インチ、7.75インチ、8インチが主流で、8インチ以上もあります。
女性は7.7インチ~8インチ、男性は7.75~8インチ以上が目安となり、幅が細いほど軽くて回しやすくなり、幅が太いほど安定感がありスピードをつけやすいことが特徴になるため、様々なスケボーに乗ってみて自分が乗りやすいものを選びましょう。
ただ、トリックのしやすさ、乗りやすさの感じ方は人によって違うため、あくまで目安となります。
Step.2 トラック(金属のパーツ)を選ぶ【ロウタイプorハイタイプ】
デッキとウィールをつなぐスケボーのトラック(金属のパーツ)は2種類あり、ハイタイプとロータイプがああります。
滑りのスタイルによって高さを選ぶことができ、たった数ミリの違いですが、乗り比べてみると感覚は格段に変わるので、手に取って体験してみると良いでしょう。
ロウタイプ
車高が低いため重心が低くなり安定感があり、テールをは弾くときにあまり力がいらないため、脚力の弱い人や女性におすすめです。
グラグラしにくいことから、初心者の方にもこのロウタイプがおすすめです。
ただし、トラックの可動域が狭くなるためターンがしにくい傾向になるため、慣れてきたらハイタイプに挑戦してみると良いでしょう。
ロウタイプは、高さが56~58㎜でデッキと地面が近く、53㎜くらいまでのウィールを使用することができます。
ハイタイプ
車高が高いためトラックの可動域が広くなりターンがしやすくなり、オーリーをする時に高さを出しやすくなります。
高さを求める人に向いていますが、そのぶん安定しにくくなります。
ハイタイプは、高さが60~63㎜デッキと地面が遠くなり、55㎜くらいまでのウィールを使用することができます。
Step.3 ウィール(タイヤ)を選ぶ【大きさ・硬さ】
ウィールには50~65㎜のサイズがあり、大きさの違いによってスピードや加速性が変わってきます。
ストリートスケートではトラックの大きさに合わせて選ぶため50~54㎜のウィールを選びます。
大きさ
初心者にはオールラウンドに楽しめる52㎜や53㎜がおすすめです。
ウィールが小さいと軽いためトリックをしやすかったり、細かい動きがしやすくなります。
大きくなるほど地面が荒くても負けずに早く走ることができますが、重くなってしまうためトラックはしにくくなってしまうため注意が必要です。
まずはオールラウンドに楽しめる大きさを選び、慣れてきたら大きさを変えてみると良いでしょう。
硬さ
ウィールの硬さは「(数字)A」という表記がされており、初心者には98Aや99Aがおすすめです。
Aとはゴムの硬度のことを言い、数字が大きくなるほど「硬い」とゆう意味になります。
ストリートスケートボードではハードウィールを使い、99A~101Aくらいの硬さを選ぶことが多いですが、初心者がアスファルトで練習する場合はハードウィールの中でも少し柔らかめな98Aや99Aが向いています。
一方で、ハードウィールのなかでも硬めな101Aは、パークなど綺麗な路面で使用します。
硬くなるほどグリップ力が高くなり、トリックがしやすくなりますが、衝撃がダイレクトに伝わりスピードが遅くなります。
Step.4 ベアリング(回転を助けるパーツ)を選ぶ【ABEC3・ABEC5・ABEC7・ABEC9】
ベアリングは「ABEC(エイベック)(数字)」と表記されており、初心者には「ABEC3」や「ABEC5」ががおすすめです。
ベアリングとは、ウィールの両面に1つずつ使われているウィールの回転をサポートするパーツで、摩擦を少なくし回転を滑らかにするため、数字が変わると滑りやすさやスピードが変わってきます。
スケボー1台につき、計8個のベアリングが必要となります。
数字が大きくなるほどスピードが出やすくなるため、初心者にはあまりスピードが出過ぎない「ABEC3」や「ABEC5」が向いているでしょう。
また、ベアリングは「グリスタイプ」と「オイルタイプ」の2つに分かれており、初心者にはメンテナンスいらずの「グリスタイプ」がおすすめです。
ストリートスケートボードの選び方まとめ
4つのステップに分けて、ストリートスケートボードの選び方を紹介しました。
重要な部分だけをまとめると、初心者に向いている選び方は以下のようになります。
- デッキ(板)は、幅のサイズから選び、女性なら7.7~8インチ、男性なら7.75~8インチ以上を目安とする。
- トラック(金属のパーツ)は、安定感があることからロウタイプがおすすめ。
- ウィール(タイヤ)は、オールラウンドに楽しめる大きさの52㎜や53㎜、硬さは98Aや99Aがおすすめ。
- ベアリング(回転を助けるパーツ)は、ABEC3やABEC5のグリスタイプがおすすめ。
選ぶパーツが多いため難しいと感じると思いますが、全て初心者に向いているものを選べば失敗することなくカスタマイズすることができます。
これまでの選び方を参考に、自分好みの理想的なマイスケボーを作ってみて下さいね。
コンプリートセットを選ぶ
自分でパーツを組み合わせる選び方を紹介しましたが、それでもどれを選んだらいいかわからないという人は、はじめから完成されている「コンプリートセット」がおすすめです。
コンプリートセットは、パーツの組み合わせを考える必要が無く購入したらすぐに遊ぶことができますし、バラバラで買うよりもコストを抑えられます。
例えばこのようなセットならウィールやトラックは色を選択できるため、自分好みのスケボーにカスタムすることができますよ。
まとめ
最後に、この記事をまとめます。
スケボーを選ぶ際は、どんな風に遊びたいかで「ストリートスケートボード」「クルーザースケートボード」「ロングボード」にするかを選ぶと良いです。
また、ストリートスケートボードを選ぶ際は初心者に向いているパーツを選ぶことで、初めてでも乗りやすく、練習も楽しくなるでしょう。
一つひとつパーツを選ぶのが難しいと感じた場合は、初めから完成されているコンプリートセットだとすぐに遊ぶことができるので、チェックして下さいね。
以上で、スケボーの選び方の紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
北海道在住、1児のママスノーボーダー。
理・美容師であり着付師(今はお休み中)。
キャンプ初心者。
横ノリやアウトドアなど外遊びの魅力を、大自然北海道から発信します!
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