「コーヒーミルって何を基準に選べばいいの?」
これは初心者にとって、永遠の課題ではないでしょうか。
全く調べずにアイテムを購入して、いざ届くと全く思っていたのと違った。
こんな経験、あなたも一度はあると思います。
いまはAmazonや楽天、また企業の公式サイトからオンラインで商品を買える時代ですから、なおさら事前に調べることは大切になってきています。
今回の記事ではそんな悩めるあなたに、初心者が購入するべきコーヒーミルの選び方について、ポイント別に詳しく説明していきます。
記事の後半では、おすすめのコーヒーメーカー3選も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
【結論】初心者は手動式コーヒーミルから始めよう!
ネットで調べていると、初めてのコーヒーミルは『セラミック製にした方がいい』や『エントリーモデルは安いものでいい』など情報が溢れすぎて、どれを選べば良いのかわからなくなりますよね。
そこで1つアドバイスですが、コーヒーミルを選ぶ際には1つ軸を決めて選ぶとスムーズに進みます。
では何を軸にして決めるのかという点ですが、個人的には電動式ではなく、手動式のコーヒーミルを購入することをおすすめします。
理由は以下の2つです。
- 価格が安い
- 微粉が出にくい
手動式と電動式のコーヒーミルで、もし同じクオリティの商品があったとすると、間違いなく手動式の方が安いです。
また、価格が安いがゆえに『実際にコーヒーミルを使ってみて、いちいち豆挽くの面倒臭いなぁ』となり使わなくなっても、ダメージは少なくて済みます。
そして、少し専門的な言葉になってしまいますが、手動式のコーヒーミルは微粉がでにくいです。
微粉とはコーヒー豆を挽いた時に発生する細かすぎる粉。微粉が含まれたコーヒーは雑味が増して、ぼやけたような味になりがちです。
先ほど伝えた通り、手動式のコーヒーミルは低価格でハイクオリティな商品が多いので、微粉が出ないようなコーヒーミルもたくさんあるのも事実です。
まとめると、手動式のコーヒーミルは電動式のコーヒーミルと比べると、安くて美味しくコーヒーを飲めるのでおすすめなのです!
初心者が手動式コーヒーミルを選ぶ際に確認すべき5つのポイント
次に、手動式コーヒーミルを選ぶ際の確認するべきポイントを5つ紹介していきます。
- 価格
- 手入れのしやすさ
- 刃の種類
- 粉受けの素材
- 新品 or 中古
こちらを、それぞれ詳しく説明していきます。
ポイント①:価格
初めてのコーヒーミルは必ず価格が安いものを選びましょう。
なぜなら、コーヒーミルをやっぱり使わないとなった時のダメージを最小限に抑えられるからです。
手動式のコーヒーミルの一番ネックとなる点は、自分で豆を挽かないといけない点です。
なので実際に使ってみて、『朝の忙しい時間に手動式のコーヒーミルなんか使ってられない!』となるとお金の無駄遣いになってしまう場合があります。
また、コーヒーミルは消耗品でいつか変えないといけない時期がくるので、最初のコーヒーミルは5,000円前後の安いものから始めましょう。
ポイント②:切れ味の良さ
コーヒーミルは以下の2種類があります。
- セラミック製
- ステンレス製
この2つで大きく異なるのが切れ味の良さで、ステンレス製の方が切れ味が良いものが多いです。
というのもセラミック製が加工しにくい素材であり、切れ味に限度があるからです。
切れ味が良いと、女性の方でも力を入れずに豆を挽くことができるので楽チンです。
ですので、キャンプなどのアウトドアでたまに使う程度であれば、多少豆を挽きにくいセラミック製でも問題ないですが、もし頻繁に使う予定ならステンレス製のほうがおすすめです。
🔽こちらの記事も併せてチェック
セラミック式コーヒーミルのデメリットは?ステンレスとの違いも解説
#キャンプポイント③:手入れのしやすさ
手入れのしやすさも重要なポイントです。
先ほどもお伝えした通り、コーヒーミルはセラミック製とステンレス製の2つに分かれます。
簡単に特徴を伝えると、セラミック製は水洗いが可能なので使った後もサッと洗い流せる一方で、ステンレス製は水洗いに強くないのでブラシなどを使用して手入れする必要があります。
いちいち手入れに時間をかけたくない方は、セラミック製のほうがおすすめです。
ポイント②を踏まえてまとめると、切れ味の良さを重視する人はステンレス製、手入れのしやすさを重視するのであればセラミック製ということです。
ポイント④:粉受けの素材
あと確認するべきなのが、粉受けの素材になります。
初めてのコーヒーミルは、粉受けの素材がガラスなどの透明なもので、中が見れるようになっている商品がおすすめです。
なぜなら、挽いた粉の粗さを見つつ、味の調整を行えるからです。
ちなみに、コーヒーの粉は細かくなればなるほど重たいズッシリした味わいになり、粗くなればなるほど軽いマイルドな味わいになります
コーヒーを挽くベテランであれば中が見えなくても問題ないと思いますが、初心者は粉の状況を見ながら調整することが大事になります。
ですので、エントリーモデルは必ず中が見えるようになっているものを選びましょう。
ポイント⑤:新品 or 中古
最後に伝えたいのが、コーヒーミルは消耗品なので新品で買うのがおすすめということです。
コーヒーミルは刃でコーヒーの豆を砕いたり、すり潰したりするので、時間が経つにつれて劣化もしてきます。
なので最悪の状況だと、中古品を買ったけど豆がそもそも挽けないということも考えられます。
初めてのコーヒーミルでハズレものを購入すると、『もうコーヒーミルはいいや』ってなってしまいますよね。
そんな事態を避けるためにも、必ず初めてのコーヒーミルは新品を選びましょう。
【初心者向け】おすすめのコーヒーミルメーカー3選
続いて、初心者におすすめのコーヒーミルメーカーを3つ紹介していきます。
- PORLEX(ポーレックス)
- TAIVAS(タイヴァス)
- HARIO(ハリオ)
それぞれメーカーごとの特徴も踏まえて説明していきます。
メーカー①:PORLEX(ポーレックス)
(参照:ポーレックス コーヒーミル・Ⅱ、コーヒーミル・Ⅱミニの紹介記事)
6,000円〜7,000円ほどするので少し価格が高いですが、それなりの性能を発揮するのがPORLEX(ポーレックス)です。
PORLEXはコーヒーミル以外にもお茶ミルやスパイスミルなども発売してます。
現在はコーヒーミルは2種類しかないですが、優秀な性能を持っていることもあり、「令和2年度九州地方発明表彰」特別賞 文部科学大臣賞受賞を受賞しています。
性能に関してですが、セラミック製なので水洗いが適しているのはもちろんのこと、切れ味もステンレス製に劣らずです。
なので挽き心地がなめらかで、女性のかたでも安心して使えます。
また加えて、ミニサイズのコーヒーミルなのでアウトドアやちょっとしたお出かけにも便利です。
ハンドルを収納することができるので、カバンの中にもすっぽり入り、持ち運びも楽です。
メーカー②:TAIVAS(タイヴァス)
ステンレス製の刃なのにほぼ最安値(5,000円台)で買えるメーカーが、TAIVAS(タイヴァス)です。
粉受けがガラスの素材になっていて挽いた粉の状態を見れるのと、粗さをダイヤルで簡単に変更することも可能です。
ちゃんと豆を挽けているのか確認できるので、初心者が安心して使えるような仕組みになっています。
また、ハンドルが取り外し可能なので、リュックサックの横ポケットなどに入れて持ち運びもできます。
キャンプに行くときに横ポケットに手動式のコーヒーミルが入っているだけでお洒落ですよね。
持ち運びの際は、粉受けがガラスな分、割れないように注意は必要です。
メーカー③:HARIO(ハリオ)
100年以上続く日本の耐熱ガラスメーカーであり、日本のコーヒーミルメーカーを代表するHARIO(ハリオ)です。
HARIOは手動式ミルだけでも、現在12種類もあります。
安いものだと2000円台、高いものだと10000円台とピンキリです。
その中でも人気で、有名な商品なのが
- セラミックコーヒーミル・スケルトン
- コーヒーミル・セラミックスリム
両方とも2,000円〜3,000円のリーズナブルな価格で買えるだけでなく、性能はそれ以上のものになっています。
初めてのコーヒーミルで失敗をしたくない、メジャーなブランドから攻めたいという方はHARIOだと安心ですね。
【まとめ】コーヒーミル初心者は手動式の安いものがおすすめ!
今回の記事は初めてのコーヒーミルの選び方をメインに説明してきました。
コーヒーミルの購入時に確認すべきポイント5つを振り返ります。
- 価格
- 切れ味の良さ
- 手入れのしやすさ
- 粉受けの素材
- 新品 or 中古
中でも1番大事なのは価格で、実際にコーヒーミルを使ってみて「豆挽くの面倒くさいしもういいや」ってなるケースは多々あります。
だからこそ価格が安いものを選んで、使わなくなったとしても後悔がないようにしましょう。
まだ迷っているという方は、今回紹介したメーカーはどれも初心者にもってこいのコーヒーミルを販売されているのでぜひ参考にしてみてください。
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