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人工サーフィン施設「神戸レイーズ」が初心者に最適な5つの理由

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15,712 views 2019-9-10 UPDATE

人工サーフィン施設「神戸レイーズ」は、サーフィン初心者の練習に最適です。
もちろんサーフィンデビューや、中・上級者のレベルアップにもおすすめ。

サーフィン未経験だった神戸レイーズのスタッフが、約3年間練習した結果がこちらの動画。

グーフィーの波でガンガンリップを決めている彼は、なんと一度も海に行ったことはありません。
神戸レイーズで、サーフィンが上達できることの何よりの証拠です。

サーフィン歴1年未満の初心者ライターも、実際に約2ヶ月間、神戸レイーズで練習。
すると神戸レイーズには
初心者練習に最適な5つの理由
があることがわかりました。

サーフィン初心者ライターが感じた、
神戸レイーズでの2つの練習成果
神戸レイーズの3つの魅力
についてもレポートします。

神戸レイーズが初心者に最適な5つの理由

神戸レイーズが初心者練習に最適な理由は5つあります。

1.波に乗る基本動作・感覚が身に付く
2.反復練習ができる
3.効率的・集中的に練習できる
4.アクセスしやすい
5.いつでも波がある

それぞれの理由について詳しくご紹介します。

1.波に乗る基本動作・感覚が身に付く

神戸レイーズでは、波に乗る基本動作や感覚がしっかり身に付きます。

その理由は、波にあります。
神戸レイーズの波は、ピークから左右に割れるAフレーム。
海の浅瀬でよく見られる、一気に崩れるダンパーとは波質が異なります。

<ピークを頂点として、三角形を描くAフレームの波>出典:Photo by (c)SurfingReps

<一気にドカンと崩れるダンパー>出典:Photo by (c)SurfingReps

海では、
・サーフボード上でのバランスが少々悪くても
・パドルが少々進んでいなくても
・テイクオフのタイミングが少々遅くても
波の勢いや、崩れたスープの力に助けられて
「あれ、なんとか立てちゃった」
みたいなこと、ありませんか?

神戸レイーズの波は、ピークから綺麗に左右に割れます。
そのため、勢いやスープの力で誤魔化して乗ることができません。
・サーフボードを正しい位置で押さえる
・パドルでしっかり進む
・波のピークでテイクオフする
の基本動作がしっかり決まらないと、うまくテイクオフできません。
「海より難しい」と言うお客さんも多いんです。

そのため、神戸レイーズで練習すると
・バランス感覚、パドル力など波に乗るための基本動作
・波のピークを正しく掴む感覚
がしっかり身に付きます。

2.反復練習できる

出典:Instaglam @kobe_reyes1

神戸レイーズは、波のサイズ・割れる位置・方向といった条件がほぼ同じです。
そのため、反復練習に最適です。

たとえばパーリングしたあと、
「目線が下になったので刺さってしまった。次は目線をあげよう」
と思ったとき。

海では、同じ条件の波がくるとは限りません。

波のサイズや割れる方向によって、
・パドルを始めるタイミング
・上体の反らし具合
など、気をつけることがたくさんあります。
気付くと「目線をあげる」ことなど忘れていて、似たようなパーリングを繰り返す…
なんて経験のある方も多いのでは。

神戸レイーズなら定期的に同じ条件の波がくるため、動きを改善する反復練習がしやすいんです。
初心者だけでなく、アップスやカットバックといったアクションを練習する中・上級者も多いですよ。

出典:Instaglam @kobe_reyes1

3.効率的・集中的に練習できる

出典:Instaglam @kobe_reyes1

神戸レイーズは、
・波が割れる方向がわかる
・波の取り合いや駆け引きがない
ため、効率よく集中して練習できます。

■ 波が割れる方向がわかる

神戸レイーズでは、自分がレギュラー(右)・グーフィー(左)どちらの波に乗るのか、あらかじめわかっています。
そのためサイドに走る練習や、バックサイドなど苦手な方向を効率よく練習できます。

海の波が左右どちらに割れるのかを見定めるには、経験が必要です。
少なくともサーフィン歴1年弱の私は、波がどちらに割れるのかいまだによくわかりません。

神戸レイーズでは自分が乗る波の方向がわかるため、効率よく練習できます。

■ 波の取り合いや駆け引きがない

神戸レイーズでは、
・ピークに近い人優先
・早くテイクオフしたもの勝ち
のような、波の取り合いや駆け引きがありません。

1本の波に同時に乗るのは、2人までが基本ルール。
4人で入れば、順番に波待ちをします。

もちろん波の優先ルールを理解することは、とても大切です。
また波をめぐる駆け引きも、サーフィンの面白さのひとつかもしれません。

しかし初心者にとって、駆け引きしながら練習するのはかなりハード。
前乗りしてもいけないし、とはいえ遠慮していたらいつまでも乗れないし…
そんなことを考えていたら、いざ波がきたときに、体の動きまで意識する余裕がありません。
サーフィンの上達に時間がかかる理由は、こうした環境にもあります。
神戸レイーズでは自分が乗る波がはっきり決まっているため、波に乗ることだけに集中できます。

4.アクセスしやすい

関西サーファー、それも初心者にとって、サーフィンができる海は遠いことが多いです。
サーフィンの日は、前日・深夜出発→当日・深夜帰宅の小旅行になることも。
仕事や家族の都合で、なかなか海に行けないという人もいるでしょう。

神戸レイーズは、特に関西サーファーにとってアクセス良好です。(三宮から車で約20分)
「海に行く時間はないけど、波乗りがしたい…。」
と思った時に、手軽に行って練習できます。

実際に、
「神戸レイーズができてから、サーフィンできる頻度が増えた」
というお客さんも多いんです。

5.いつでも波がある

神戸レイーズでは、営業時間内であればいつでも波が割れています。
波は100秒または135秒周期で発生。
1セッション(100分)の中で、最大約40~60本の波に乗ることができます。

仕事の休みと、波のある日がマッチするとは限りません。
台風直撃でどこのポイントもクローズという時期もあります。
サーフィンはとにかく、波にたくさん乗ることが上達のポイント。
神戸レイーズは行けば必ず波があるので、練習環境として最適です。

サーフィン初心者ライターが感じた「2つの練習成果」と「3つの魅力」

サーフィン初心者の私も、実際に神戸レイーズで練習。
期間は約2ヶ月間、2週間に1度のペースで通いました。
その中で感じた「2つの練習成果」「3つの魅力」をレポートします。

■ 私のスペック
・サーフィン歴約9ヶ月
・板は最近6’11から6’2に乗り換えたばかり
・海に行くのは月2~3回ペース

■ 私の現状と課題
・パドル力がない
・テイクオフが遅れがち
・サイドに走りたい

練習成果1.波のピークでテイクオフ

私の課題のひとつは、テイクオフが遅く、波のピークを掴めていないこと。

× テイクオフが遅く、パーリングしがち
波にひっくり返されたり、刺さってパーリングする。
ノーズを割ったことも…

× 波のピークではなく、ボトムで立っている
安定しないので、立ったあとにコケることが多い。
立ててもスピードがつかない。

そこで神戸レイーズでは、いつもの感覚より早めにテイクオフしてみることに。

早めにテイクオフ
→早すぎて波に置いていかれる

次は少し遅めにテイクオフ
→遅すぎてパーリング

……とトライ&エラーを繰り返し、次第に
「波のピークってここか!」
という感覚を掴んでいきました。

〇 波のピーク付近で立てた
ピーク付近でうまくテイクオフできると、
・板がスムーズに滑り降りる感覚
・スピードがつく感覚
がありました。

神戸レイーズは、同じ条件の波で反復練習ができることがメリット。
波のピークを掴む感覚を、集中的・効率的に養えたと感じました。

練習成果2.サイドに走る

私のもうひとつの課題は、サイドに走ること。
なんとかテイクオフの確率はあがってきたものの、まっすぐしか走れません。

× テイクオフ時の目線・体の向きがまっすぐ
腰が入っていないので、板も横を向かない

そこで、
・波のフェイスを見る
・テイクオフのあとは腰を入れる
ことを意識して集中練習。

〇 サイドに走れた

サイドに走りかけたときの景色は新鮮で、
「波のフェイスって、こんな風に見えるのか…」
と感動すらおぼえました。

最近は、海でもサイドに走れるようになってきました。
「サイドに走れるフェイスの立った波は、うねりの線が見える気がする…」(※個人的な感覚です)
と、自分なりに波の感覚も掴んできました。

神戸レイーズで集中的に練習したことで、サイドに走るときの
・目線
・体の動き
・波を見る目
といった基本の動きや感覚が身に付きました。
そのため、海でも応用が効くようになったのだと思います。

魅力1.行きやすく、いつも波がある

<夕方のレイーズは特に綺麗>

やはり行きやすく、いつも波があることが一番の魅力です。
週1回は波乗りするのが理想ですが、海に行けるのは月2~3回が現実。
「そろそろサーフィンしたいけど、海に行けない…。」
そんな時に神戸レイーズに行くことで、毎週サーフィンをするという理想が現実になりました。
板に乗るときのバランス力・パドル力が落ちず、波に乗る感覚を忘れないのが嬉しいです。

魅力2.サーフィンの輪が広がる

初心者にとっては、スタッフ・お客さんからアドバイスがもらえることが魅力。
神戸レイーズは大きなプールのようになっているので、人のライディングを間近で見ることができます。

自分のテイクオフやライディングがうまくいかなくてモヤモヤしているとき。
見かねたスタッフや他のお客さんから
「体勢低くするといいかも」
「もう少し板の前方に乗るといいかも」
「落ち着いてパドルをした方がいいかも」
といったアドバイスをもらい、一気に乗れるようになったことも。

初心者やサーフィンデビューの人には、スタッフが無料でレクチャーしてくれます。

<※スタッフの手があいていない時もあるので、事前に確認しておくのがおすすめ>

波待ち中に他のお客さんと話すのも、貴重な楽しい時間です。
乗っている板や、海でよく行くポイントの話題はもちろん。
海つながりの共通の知人がいて、盛り上がったことも。
海と同様、神戸レイーズからつながるサーフィンの輪があります。

魅力3.ビデオチェックがしやすい

神戸レイーズは波が割れる位置が決まっています。
そのため、ビデオチェックがしやすいのも魅力。
定点観測で、自分の動きの良い時・悪い時が比べやすかったです。

波に対して2人同時にテイクオフできるので、
「横の人に比べて、私テイクオフ遅いなぁ」
「サイドに走るには、横の人と私、どの動きがどう違うんだろう?」
上級者と自分の動きをリアルタイムで比べて勉強することもできました。

まとめ

神戸レイーズは、

1.波に乗る基本動作・感覚が身に付く
2.反復練習ができる
3.効率的・集中的に練習できる
4.アクセスしやすい
5.いつでも波がある

という5つの理由から、サーフィンの練習環境として最適です。
神戸レイーズで練習すると、間違いなく上達が早くなります。

もちろん海には海の魅力があります。
海でサーフィンをするときには、気をつけるべきこともたくさんあります。

▼サーフィン初心者が海で知っておくべきルールとマナー

サーフィン初心者が知っておきたい3つのルールとマナー

#サーフィン

サーフィンは、とにかく波にたくさん乗ることが上達への近道。
神戸レイーズを利用すれば、初心者はもちろん、中・上級者も
・サーフィンがもっと上手く
・サーフィンがもっと楽しく
なること間違いありません。

サーフィン上達を目指したい人、サーフィンデビューしてみたい人は、ぜひ一度足を運んでみてください。

▼気になる神戸レイーズの波サイズ・評判・料金・アクセスは?

【2020最新】神戸でサーフィン!「神戸レイーズ」の評判・波サイズ・料金・混雑具合・アクセスを徹底解説

#サーフィン

▼神戸レイーズ生みの親、押部代表。オープン当時のインタビュー記事はこちら

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■ 取材協力:KOBE-REYES(コウベレイーズ)

・2019年の営業期間:4月24日~10月27日(予定)
・営業時間:(通常)8:45~21:00
(夏季)7:00~22:00
・定休日:毎週火曜日(夏季9月までは毎日営業)
・TEL:078-595-7081
・住所:〒651-1252
神戸市北区山田町原野1-1
みのたにグリーンスポーツホテル敷地内
・公式HPこちら

Writer
Nanae.A
Nanae.A ライター

サーフィン歴2年、万年初心者ママサーファー。
スノボ歴は5年。

リアル初心者・女性・2児の母である独自の視点を交えて、横ノリスポーツの魅力や情報を記事にのせてお届けします。

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