キャンプで飲むコーヒーは、控えめに言って最高です。
キャンプ場は自然が豊かで空気がきれいな場所が多いため、コーヒーもいつもの2割増しでおいしく感じますよね。
インスタントコーヒーでも充分おいしいのですが、せっかくのキャンプです。
こだわりのコーヒーを飲んでみませんか?
今回の記事では、キャンプでおいしいコーヒーを飲むために
・3つのコーヒーの淹れ方と必要な道具
・おすすめの道具6選
などをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
キャンプでおすすめする3つのコーヒーの淹れ方
キャンプでコーヒーを飲む際には、コーヒーを淹れるところから楽しめます。
焚き火でお湯を沸かしたり、コーヒー豆を自分で挽いたりするなど楽しめる瞬間は多くあります。
ここからは、キャンプならではのコーヒーの淹れ方などをご紹介します。
興味があるコーヒーの淹れ方があれば、ぜひ試してみてください!
おすすめの淹れ方1:ドリップコーヒー
最も定番で安定した味わいを抽出できるコーヒーの淹れ方になります。
メリット | デメリット | |
ドリップコーヒー | ・安定した味と香りを楽しめる
・後片付けが楽 |
・準備するものが多い |
必要なものは
・水
・ケトル
・コーヒー豆
・コーヒーミル
・ペーパーフィルター
・ドリッパー
になります。
工程としては、以下の順番です。
1 ケトルでお湯を沸かす
2 ドリッパーにペーパーフィルターをセットする
3 2をカップの上に乗せて1度お湯をかける
3 挽いたコーヒー豆をペーパーフィルターの中に入れる
4 コーヒー豆全体に少量のお湯を注いで蒸らす
5 4が終わったらお湯を注いで抽出する
ドリップコーヒーでおいしく淹れるポイントは、
・コーヒー豆の挽き方は、中挽き
・ペーパーフィルターをセットしたあとに、1度お湯だけかける(予熱と汚れや匂いを落とすため)
・しっかりと蒸らす(30秒ほど)
・同じペースでゆっくりとお湯を注いで抽出する
になります。
おすすめの淹れ方2:焚き火コーヒー(煮出しコーヒー)
コーヒーの淹れ方で最も歴史が古く、ドリップコーヒーが確立する前から主流だった淹れ方です。
今回ご紹介するコーヒーの淹れ方で1番無骨でアウトドア感溢れるものになっています。
メリット | デメリット | |
焚き火コーヒー | ・準備するものが少ない
・工程が少ない ・フィルターを通さないため味と香りを最大限楽しめる |
・フィルターを通さないため粉っぽく感じることがある |
必要なものは
・水
・ケトル(やかん)
・コーヒー豆
・コーヒーミル
のみです。
工程としては、以下の順番です。
1 ケトルでお湯を沸かす
2 お湯が沸いたらケトルに挽いたコーヒー豆を入れて再度火にかけて1度沸騰させる
3 沸騰したらケトルを火からおろす
4 ケトルの中で浮いているコーヒー豆が底に沈むのを待つ
お笑い芸人のたけだバーベキューさんが実践されている動画がとても参考になります。
焚き火コーヒーをおいしく淹れるポイントは、
・コーヒー豆の挽き方は、粗挽き
・コーヒー豆がケトルの底に沈むのを必ず待つ
・ケトルからカップに注ぐときにはコーヒー豆が舞わないようにゆっくり注ぐ
になります。
おすすめの淹れ方3:パーコレーター
パーコレーターは専用器具にコーヒー粉と水を入れ、直火にかけてコーヒーを抽出するものです。
メリット | デメリット | |
パーコレーター | ・準備するものが少ない
・抽出状態が目で確認できるため、経過も楽しめる ・大人数分のコーヒーを1度で淹れられる |
・器具が大きいため、収納や持ち運びが大変 |
必要なものは
・水
・パーコレーター
・コーヒー豆
・コーヒーミル
のみです。
工程としては、以下の順番です。
1 パーコレーターでお湯を沸かす
2 バスケットに挽いたコーヒー豆をセットし、弱火にかけてコーヒーを抽出する
抽出状態は、パーコレーターの上部についている透明ノブから色味で確認できます。
パーコレーターの使い方で参考になる動画がありましたのでご紹介します。
パーコレーターでおいしく淹れるポイントは、
・コーヒー豆は、多めに使用する
・コーヒー豆の挽き方は、極粗挽き
・挽いたコーヒー豆の細かい粉は、ふるい落とす
になります。
キャンプでおすすめする道具6選
キャンプでコーヒーをおいしく淹れるためのおすすめの道具をご紹介します。
私自身キャンプで使用していて、
・コンパクトになり持ち運びが楽
・低価格だが使いやすい
と感じるお気に入りの商品です。
1.TAIVAS(タイヴァス)ステンレス刃コーヒーミル
サステナブルな取り組みで注目されているのがTAIVAS(タイヴァス)のコーヒーミルになります。
サステナブルとは「持続可能な」「ずっと続けていける社会」などという意味。 地球の環境を壊さず、資源も使いすぎないように生活することを推奨しています。 |
おすすめする点は、
・採用しているミル刃は、ステンレス製なので切れ味抜群
・ハンドルが長いので少しの力で豆を挽ける
・ハンドルが取り外し可能になっているのでコンパクトに収納できる
・ステンレス刃を採用しているが、価格は低めで5,000円台
となっています。
普段使いからキャンプでの使用まで持っていて後悔しない1品です。
2.HARIO(ハリオ)コーヒーミルセラミックスリム
リーズナブルな価格で買え、クオリティも高いエントリーモデルにぴったりの商品です。
ハンドルが取り外し可能なため、こちらもコンパクトに収納できます。
ただ、セラミック刃で切れ味が良くないので、豆を挽くのに結構な力が必要です。
キャンプにおすすめのコーヒーミルについて詳しく掲載している記事がありますので参考にしてください。
3.100均 ダイソーのコーヒードリッパー
簡単に折りたためるコーヒーバネット。
たたんだときの厚さは1cmほどで持ち運びや収納も非常に楽です。
料金は、もちろん 100円(税抜き) です。
ぜひ、お近くのダイソーまで行ってみてください。
4.KINTO(キントー)プアオーバーケトル430ml(直火対応)
こちらはキャンプの醍醐味であるたき火でも使用できるケトル。
コンパクトなデザインとなっているため、収納にも困りません。
注ぎ口が細口になっているため、ドリップコーヒーを淹れる際に役立ちます。
5.Trangia(トランギア)325ケトル 0.6L TR-325(直火対応)
こちらもキャンプの醍醐味であるたき火でも使用できるケトル。
熱伝導率が良いアルミニウム製で底面も広いため、加熱が早いです。
薄型なので収納にも困りません。
無骨なデザインであり、焚き火コーヒーでの使用をおすすめします。
6.Coleman(コールマン)ステンレス パーコレーター
1度に最大6人分までコーヒーを淹れられることが最大の特徴です。
大人数でキャンプをする際には役立つこと間違いなしです。
まとめ
キャンプでコーヒーを楽しむためにおすすめの淹れ方や道具についてご紹介しました。
コーヒーの淹れ方や道具もそのときの気分で変えられるのがキャンプの良いところです。
ぜひ、今回ご紹介したコーヒーの淹れ方や道具でキャンプをよりよい時間にしてください。
東北の太平洋側で週末まったりサーファー。
『楽しむ』を軸に横乗りや自然の魅力をお届けします。
釣り・キャンプ・山登りなどとにかく自然が好きです。
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