オリンピック後、注目度が急上昇したスケートボード。今回は、スケボーを楽しむにあたって必要不可欠な部品であるウィールブランドのご紹介です。
アメリカはサンフランシスコ発の「LOOP HOLE WHEELs」を使用レビューも交えて紹介させていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
坂とストリートの街・サンフランシスコ
サンフランシスコと言えば、数多くのスケートブランド発祥の地としても有名ですよね。
最近だとGX1000やHUF、かの有名なTHRASHERマガジンもサンフランシスコ発です。FTCも本拠地として活動をしています。
GX1000の映像やインスタグラムをご覧になったことがある方はご存知かと思いますが、サンフランシスコは土地柄、とても坂が多いです。
ストリートスケートも盛んで、SNACKをはじめとする多くのブランドがサンフランシスコでの映像を残しています。
ストリートのためのウィールを
最近のウィールは、どのような路面でも対応しやすいように柔らかめの作りになっている物が多いですが、坂道やストリートでスピードを損なうことなくトリックを繰り出すためには、やはりある程度の硬さは必要になります。
そこでLOOPHOLEのウィールは硬さ101Aを採用し、ウィール径も54~56mmと大きめの作りのものが多いです。
ここからは、筆者が実際に購入して使ってみた感想を交えて記事を書いていきたいと思います。
存在感のある56mmと最高品質ウレタン
私が購入したのは56mmサイドカットモデル。(LOOPHOLEではVシェイプというみたいです)
GX1000やサンダートラック、コンバースのライダーとして活躍するCHRIS ATHANSシグネイチャーモデルを使っています。
ウィールの色を見て頂けると分かる通り、高品質のウレタンを使っています。スピットファイアーやボーンズのウィールと同じように、若干黄ばんでいるのがウレタンの質を物語っていますね。
ウィール径もストリート用としては大きい56mmを選びました。組み上げると戦車みたいになります。
ここからは、実際に滑ってみて思い浮かんだメリット、デメリットを上げていきたいと思います。
メリット
マニュアルやR面での安定感抜群
乗ってみて最初に感じたのが、マニュアルの安定感が段違いに良いということでした。普段ストリート用で使っているウィールが52mmなのですが、4mmの差でここまで安定感が違うものかと驚くほど。
R面に関しては、スピードの乗りがとてもいいので気持ちよく流すことができます。
グラインド時のグリップがいい
ウィールの形状がサイドカットなので、グラインドでコーピングやボックスにかけたときのホールド感がとても良いです。というのも、面に対して接地している面積が多い分、クラシックシェイプと比べるとグリップが強いということになります。スムーズなグラインドが好きな方は、クラシックシェイプを選びましょう。
スピード感、初速が速い
硬さが101Aなので地面との接地面が沈むことなく、プッシュの勢いがダイレクトに板に伝わってくれます。そのため初速も速くなり、ライディング中のプッシュの回数も減らせたのはとても楽に感じました。滑り終えた後の疲労感も99Aと比べると少し無いように思えます。
ボウルなどでは、踏めば踏むほど加速するので、今まで感じたことが無い早さを体験することができました。
デメリット
ここからはデメリットと感じた部分を書いていきたいと思います。あくまでも筆者個人の感想なので、参考程度にご覧ください。
硬さゆえの反発感
私は普段99Aを使っているのですが、オーリーの着地時や段差から落ちた時など、硬いがゆえに足への負担が少し大きいかなと思いました。
長い時間滑っていると膝がしんどくなってくるような感じです。
ウィール径が大きいと重たくなる
これは当たり前のことですが、径が大きくなると比例して重量も重くなります。
慣れるまではフリップなどの回転系のトリックやオーリーもやりづらく感じるかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか。気になっていた方の参考になれば幸いです。
今回買ってみて思ったのは、スケボーがより楽しくなるウィールだということ。デザインも渋く、カッコいい物が多いため板のデザインを選ばないのもLOOPHOLEのいい点だなと思いました。
個人的にはこのウィールでストリートはもちろんですが、パークでのランプ、ボウルの上達を目指して頑張ろうと思います。
ウィールのほかにTシャツやフーディーなどのアパレルも展開しているので、タイミングが合えば見てみるとお気に入りの一着を見つけられるかもしれません!
この記事を見て気になったという方は、最寄りのローカルショップ、またはオンラインショップで買ってみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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