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CBDは禁煙にも効果がある?タバコ代わりになるの?気になる疑問について解説します!

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4,098 views 2021-11-29 UPDATE

タバコを吸っている方に質問ですが、「禁煙してみよう!」と意気込んでみたはいいものの、ついつい手を伸ばしてしまい、いつの間にか普通に吸ってしまっているという経験をされたことはないでしょうか。ニコチンの依存症によって禁煙ができない人が大勢いて、禁煙の難しさを物語っております。
そんな禁煙について、「CBD(シービーディー)」をタバコ代わりに吸い始める人が密かに増えてきました。そこで、本記事では「CBDと禁煙」について、禁煙にどの程度効果があるのかやタバコ代わりとしての使用有無について紹介していきたいと思います。

そもそもCBDとは一体?どんな効果があるの?

CBDとは?

CBDは「カンナビジオール」の略称で、大麻草に含まれる天然成分「カンナビノイド」の1つです。100%天然由来の成分のため、副作用がほとんど見られないという特徴を持ちます。
大麻は数百種類の「カンナビノイド」が含んでおりますが、THC(テトラヒドロカンナビノール)CBD(カンナビジオール)という大きく2つの種類に分けることができます。
THC=「ハイ」になる精神作用があり、中毒性や依存性がある(違法)
・大麻草の花、穂、葉、根から抽出される成分で精神に働きかける
・日本では麻薬に分類されており、規制の対象である
CBD=深いリラックス作用がある(合法)
・大麻草の茎や種子から抽出される成分で、脳に働きかけ、鎮静化作用がある。
・神経に直接作用し、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質に対して反応するため、慢性的なストレスの緩和につながると期待されている
大麻と聞いてイメージする身体や精神への有害な影響は、実はTHCによってもたらされます。一方のCBDについては、その安全性や有効性は高く認められております。日本国内では合法とされており、厚生労働省から認可も受けております。

CBDのどんな効果があるの?


CBDの主な効能は以下になります。
鎮静化作用
抗炎症作用
高血圧の抑制
抗酸化作用
ストレスや不安の解消
不眠症改善 睡眠の質の向上
老化防止
食欲の抑制
Etc,,
CBDは「ECS(エンド・カンナビノイド・システム)」という身体調整機能に作用します。ECSは私たちの身体に備わっている生体維持のシステムです。代謝、気分、消化、睡眠、免疫、心臓機能、体温など「生きていく上で必要な様々な機能を調整する役割」を担っております。CBDが体内に吸収されてECSの働きが活性化されると、心と身体に様々なメリットをもたらしてくれるのです。

どうしてタバコはやめられないの?


喫煙をやめることができない理由は、タバコに含まれる「ニコチン」という成分にあります。タバコを吸うとタバコの煙に含まれる「ニコチン」が脳の受容体と結びつきます。その結果、「ドーパミン」という脳内物質が放出されるのですが、この「ドーパミン」が脳内に放出されると人間は快楽を感じるというメカニズムになっているのです。つまり、「ニコチン」を摂取したことにより放出される「ドーパミン」の影響により、タバコを吸うと気持ちいい・落ち着く・リラックスといった感覚が出てくるのです。
ニコチンは、食欲の抑制・気分の調整・認知作業の向上などの働きを持つドーパミン以外の神経伝達物質の分泌にも影響を与えることが分かっています。ニコチンを習慣的に摂取し続けると、ドーパミンやその他の神経伝達物質の排出や調整をニコチンに依存する身体になってしまうのです。この状態が俗に言う「ニコチン中毒」の状態です。本来は自分自身の身体で分泌量をコントロールしていたものが、その力が低下してしまい、ニコチンがないと神経伝達物質の排出や調整がうまくいかず、その結果「気分がイライラする」「落ち着かない」などの禁断症状が出てしまうのです。
ニコチン中毒になってしまうと、自分の意思や思考だけではタバコをやめることが難しいと言えます。そこで最近では、禁煙外来と呼ばれる禁煙専門の医療機関を受診して、投薬治療を受けながら禁煙を目指す人も増えております。

CBDは禁煙に効果的?


実は世界的に見てみると、禁煙のためにCBDを摂取するという使い方は非常にメジャーのものになっております。このことは、CBDが依存症の治療に効果的であるというエビデンスが様々な研究から出されていることを理由とします。ニコチンによる依存症だけに限った話ではなく、アルコールやドラッグなど、様々な依存症に対してCBDが効果的であることが報告されております。
CBDの依存症への有効性については、前述しておりますECSへの働きかけによるものとされております。ECSは私たちの身体全身の隅々にまで存在をしておりますが、特に脳内に多く存在をしております。CBDがECSに働きかけてその動きを正常化させることで、薬物やニコチンなどに頼らないと分泌量がコントロールできなくなっていた力が正常に機能するようになります。そうすると、ドーパミンなどの様々な神経伝達物質を自発的に調整し、その分泌量をコントロールすることができるようになるのです。
CBDによる禁煙については、実際に海外で実験が行われており、タバコの喫煙本数を減らすことに成功できたという結果が出ております。

禁煙サポートとしてのCBDのおすすめな使い方は?

吸入摂取


CBDを禁煙目的として摂取する際には、電子タバコやアークペンなどによる「吸入摂取」が一番おすすめです。吸入摂取では、CBDオイルを専用機器で加熱し、気化された蒸気を吸い込むことでCBDを直接肺に吸収させる方法です。
肺に直接CBDを吸収させますので、吸ってから数秒~10程度で効果が表れてきます。CBD吸収率も34~56%と非常に高く効率的であると言えます。ただし、即効性であるがゆえに、持続時間は30分~1時間と短いです。
従来の禁煙外来では、禁煙パッチや投薬によって禁断症状を抑えることで禁煙を促しておりました。「タバコを吸う」という行為そのものをしなくても禁断症状が出てこないので、そのまま禁煙ができるようになるという進め方です。
しかし、喫煙者にとっては「タバコを吸う」という行為自体が、「ゆっくりと物事を落ち着いて考える時間」「同僚や仲間とのコミュニケーションの時間」となっていることが多く、これをゼロにされてしまうと相当なストレスがかかってきます。
その点、ベイプと呼ばれる電子タバコによるCBDの吸入摂取では、CBDが含まれるリキッドを加熱し、その蒸気を吸うという、「タバコを吸う」に非常に似た行為です。普段のタバコからCBDべイプに切り替えるだけで禁煙治療になりますので、過度なストレスを感じることなく禁煙治療を進めることができます。

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舌下摂取


CBDオイルを使用する「舌下摂取」も禁煙には効果的です。舌の下側(裏側)にある毛細血管からCBDを直接血流に取り込む方法となります。
舌の下側(裏側)に直接CBDオイルを垂らし、1分ほど馴染ませた後、口の中に残ったCBDオイルをそのまま飲み込んでください。
30分~1時間以内に効果が表れてきます。血液をめぐって全身にCBDが生き渡るため、効能は全身に及び、持続時間は4~8時間程度続きます。朝晩の2回、もしくは朝昼晩の3回を目安に摂取をしましょう。
CBDオイルだけで摂取ができますので、CBDベイプでの吸入摂取と違い、場所を選らばずいつでもどこでも摂取が可能です。また、吸入摂取よりも長く効果が続きますので、例えば長時間の移動や長丁場の仕事などの前に使用することで、イライラや緊張を抑えることができるでしょう。

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注意点

THCが含まれていないCBDアイテムを必ず選んでください。日本国内で流通しているアイテムを見るに、海外製のアイテムが多く出回っている傾向にあります。ポイントとして、大麻製品に対する検査基準が海外と日本で異なるケースがあります。
例えば、アメリカではCBDアイテムの原料となるヘンプに含まれるTHC量が0.3%以下であれば基準合格とみなされますが、日本ではTHCがわずかにでも検出されたら、違法となります。
THC未検出のCBDアイテムが徐々に主流となってきておりますが、THCが含まれている製品もまれにあります。必ずTHCが含まれていないCBDアイテムを購入して下さい。

まとめ


世界的な禁煙の風潮も相まって、CBDベイプの種類やフレーバー、その取扱いラインナップ、従来の加熱式タバコ用のCBDカートリッジなど、禁煙を促す様々なアイテムが登場してきております。ご自身の健康のためにも、この機会にCBDによる禁煙を一度お試しいただくのも悪くないのではないでしょうか。

Writer

TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。

編集長コラムも絶賛更新中!
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