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CBDが筋トレやスポーツにも効果的って本当?その有効性を徹底解説!

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6,376 views 2021-11-29 UPDATE

様々な健康効果や美容効果を持つことから、話題沸騰中の「CBD(シービーディー)」。実はスポーツ界からも熱い注目を浴びております。
本記事では「CBDのスポーツや筋トレへの有効性」について紹介していきます。CBDの基本情報の説明から、CBDとドーピングの解説まで進めていきます。

最近よく耳にするCBDとは?大麻から抽出されても安全性に問題は無いの?

CBDとは

CBDは正式名称で「カンナビジオール」と呼ばれる、大麻草などに含まれる天然成分「カンナビノイド」の一種です。100%天然由来の成分であることから、副作用がほとんど出ないという特徴があります。
大麻草と聞くと、マリファナ(麻薬)のように「ハイ」にさせる精神作用や中毒性・依存性をイメージして不安になるかもしれませんが、ご安心ください。
大麻には数百種類のカンナビノイドが含まれており、それらはTHC(テトラヒドロカンナビノール)CBD(カンナビジオール)の大きく2種類に分類することができるのですが、悪いイメージがあるのはTHCというカンナビノイドがもたらす作用なのです。
THC=「ハイ」にさせる精神作用があり、中毒症状がある
・大麻草の花、穂、葉、根から抽出される成分で、精神に働きかけ、中毒性がある
・日本では麻薬に分類されており、所持しているだけで違法となる
CBD=リラックス作用や鎮痛作用などの効果を持つ(合法)
・大麻草の茎や種子から抽出される成分で、脳に働きかけ、鎮静化作用がある
・神経に直接作用し、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質に対して反応するため、慢性的なストレスの緩和につながると期待されている
CBDの安全性は認められており、日本では規制対象となっておらず、厚生労働省から認可も下りております。

CBDが持つ効能とは?

CBDの主な効能は以下になります。
鎮静化作用
抗炎症作用
抗酸化作用
高血圧の抑制
ストレスや不安の解消
不眠症改善 睡眠の質の向上
老化防止
Etc,,
CBDは「ECS(エンド・カンナビノイド・システム)」という身体調整機能に作用します。ECSは私たちの身体に生まれつき備わっている生体維持のシステムで、代謝、気分、消化、睡眠、免疫、心臓機能、体温などの「生きていく上で必要な機能を調整する役割」を担っております。CBDを体内に摂取してECSの働きが活性化されると、心と身体に様々なメリットをもたらしてくれます。

CBDがアスリートや筋トレにもたらす効果


私たちの心身に対して、様々なメリットをもたらしてくれるCBDですが、アスリートや筋トレに励む人にも非常におすすめと言えます。

①リラクゼーション効果


CBDが持つリラクゼーション効果は、トレーニング後の疲労回復や試合前・本番前の緊張緩和に効果があるとされております。
特に高い次元でスポーツに取り組むアスリートにとっては、メンタルケアも非常に重要な要素の1つです。CBDにはメンタルケアのサポートをしてくれるという期待があります。

②睡眠の質の向上


CBDには不眠症の改善・睡眠の質を向上させる効果があります。試合前日の睡眠導入をアシストしてくれたり、試合後の興奮した気持ちを落ち着かせることで深い睡眠を促して、疲労回復に繋げてくれるなど、CBDは休養のサポートをしてくれます。

③集中力UP


大一番で最高のパフォーマンスを出し切るためには、集中力は欠かすことができません。また、集中力が欠けている状態でプレーを続けているとケガのリスクも高まります。
CBDは「セロトニン(別名幸せホルモン)」を脳内に増やし、集中力を高める効果も期待されております。

④筋肉痛や関節痛の緩和


CBDには高い鎮痛作用や抗炎症作用がありますので、筋肉痛や関節痛の緩和に最適です。CBDクリームやCBDバームを使用して痛みが気になる箇所のマッサージをすると、非常に効果が発揮されます。

CBDはどうやって摂取すれば良い?おすすめの方法はある?


運動時のパフォーマンスを向上させるための使用方法としては、CBDオイルもしくはCBDクリームでのCBD摂取がおすすめです。摂取方法について解説致します。

①舌下摂取


舌の下側(裏側)にある毛細血管から直接血流に取り込む方法です。舌の下側(裏側)に直接CBDオイルを垂らし、そのまま1分ほど馴染ませてください。口の中に残ったオイルは飲み込んでしまいましょう。
効果は摂取後30分~1時間以内と、比較的短時間で表れてきます。効能は2~6時間ほど継続されます。
血流に乗ってCBDが全身を巡り、身体の内側からアプローチします。ストレスの緩和やリラックス効果、睡眠改善、自律神経を調整したい時におすすめです。身体の回復を目的とした場合には就寝前、集中力を高めるためには朝起きてすぐの摂取が良いでしょう。

②経口摂取


CBDオイルを口から直接飲み込んで摂取する方法です。CBDオイルを入れたコーヒーやお水を飲んだり、CBDオイルを入れて作った料理やお菓子を食べたりすることでCBDを摂取します。CBDチョコレートやCBDグミなどのエディブルアイテムの人気が高まっております。
CBDが肝臓で一度代謝されてから消化されるため、効果が表れるまでには1~2時間程度かかり、CBDの体内吸収率も舌下摂取と比べると下がってしまいますが、その分長く体内に留まることから、じっくりと長い時間効果が続くという特徴があります。舌下摂取と同じく、全身への効能が4~12時間程度続くとされております。
CBDには特有の苦みがあり、CBDオイルによる舌下摂取ではその苦みをダイレクトに感じてしまうことがあります。カカオや柑橘系、ミント系などのフレーバー(味)が付いているエディブルアイテムでは、その苦みを消すことができるため摂取が簡単にできるというメリットもあります。どうしてもCBDの苦みが苦手という方には経口摂取をおすすめいたします。
あのタイガーウッズ選手は、ゴルフのプレイ中にCBDガムを噛んでいることは有名な話になっております。

③経皮摂取


CBDオイルやCBDクリームを肌に直接塗ることでCBDを摂取する方法です。CBDが皮膚などの毛穴から経皮吸収されるため、局所的な効果を期待することができます。例えば腕や足の筋肉痛、肩や膝の関節痛など、一時的に生じる局所的な筋肉や腱の痛みに対しては、CBDオイルやCBDクリームによる経皮摂取がおすすめです。
経皮摂取では、CBDは直接血液中に到達することが無いため、舌下摂取や経口摂取のような全身への効能は無く、リラクゼーション効果や集中力を高める効果は期待が薄いと言えます。
効果が表れるまでの時間は1~2時間と少し長いですが、患部への効能は4~6時間続きます。

CBDはドーピングに該当しない?


国際機関である「WADA(世界ドーピング防止機構)」では、2018年にCBDの安全性が認められ、禁止薬物リストからCBDが除外されました。これを受けて、日本のドーピング検査機構である「JADA」が、CBDを禁止薬物リストから除外しております。
これにより、アスリートは正式にCBDを使用することができるようになりました。実際に、近年では多くの有名アスリートがCBDの使用について、公の場で発表をしております。
ただし、使用が解禁されたのは「CBD」のみで、THCを含むその他のカンナビノイドは使用を禁止されているため、CBD製品を使用する際は「CBDアイソレート」タイプに限定されます。
CBDアイソレートタイプについての説明は、こちらの記事をご覧ください。

アイソレート?ブロードスペクトラム?フルスペクトラム?それぞれの特徴について徹底解説します!

注意点

先ほどのドーピングの内容にも通じますが、CBDアイテムを購入する際は、成分表示をよく確認することが大切です。特に、THCが含まれていないかどうかは必ず確認するようにして下さい。
現在の日本市場においても海外製CBDアイテムが多く出回っている状況です。注意すべき点として、海外諸国と日本では大麻の検査基準に差があるケースがあります。例えば、アメリカではCBDアイテムの原材料とされるヘンプに含まれるTHC量が0.3%以下であれば、基準をクリアしていると見なされますが、日本ではTHCがごくごく微量(0.1%以下)でも検出されたら、違法となってしまいます。
THC未検出アイテムや国内生産のアイテムが徐々登場してきておりますが、まれにTHCを含んでいるアイテムもありますので、くれぐれも十分に注意しましょう。第三者機関による成分検査の証明書が公開されていると、安全性・信頼性が極めて高いと言えます。

まとめ


アスリートや筋トレに励む方々に向けて、CBDの効果について紹介をしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
CBDは最高のパフォーマンスの発揮をサポートしてくれる頼もしい存在です。
天然由来の成分であるCBDを、ぜひ一度お試しいただければと思います。

Writer

TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。

編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column

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