スケートボードのコラム

日本が世界に誇るトップライダーをご紹介!!NIKE SB JAPAN編

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10,077 views 2021-10-22 UPDATE

オリンピックに出場したスケーターや、テレビ番組に出演しているスケーターなどなど。最近露出が増えたスケートボードですが、日本にはまだまだたくさんのプロスケーターがいることをご存知でしょうか。

そこで本記事ではNIKESB JAPANのライダーに焦点を当て、動画を交えながら紹介させていただこうと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

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コンテストや大会だけが全てではない

まず前提として、スケーターの中にもストリートを主戦場とする人や、コンテストなどに出場して知名度を上げるスケーターの二つに分かれます。

どちらが正解ということではなく、それぞれのカッコよさがあり、安に比べられるものではありません。

その中で自分のパートを残したり、大会で結果を出してスポンサーを獲得していくという過程は共通点があります。

なかでもNIKESBのスポンサーは難関で、多少のコネや知名度ではサポートを得ることはできません。

現在所属しているライダーも、将来が約束されているわけでは無く、日々の活動の中でスケボーを通して広告活動をしていく必要があります。

どこからをプロとするかという明確な線引きは無いのですが、自分の名前が入ったシグネイチャーモデルが出ると一般的にはプロと呼ばれます。

では、NIKESBにはどんなライダーが所属しているのでしょうか。

堀米 雄斗

2020東京大会で金メダルを獲った世界最高峰プレイヤー

まず紹介するのは先日金メダルを獲ったことでも記憶に新しい堀米雄斗さんです。JAPANというよりはアメリカ本国からサポートされているといった方が正しいですが、日本人なのでこの括りで紹介させていただきます。

彼の凄さは何といっても正確なボードコントロール。ノーリーからも正確にトリックを放ち、高さのあるダウンレールから彼だけの新技を繰り出します。

オリンピックが終わった直後にスラッシャーマガジンから彼のパートが公開されました。

約2年かけて撮影をしたようです。撮影しているのはNIKESBチームのエリックコストン。

彼自身、今回のオリンピックでコンテストからは身を引こうと思っていたらしいのですが、大会で金メダルを獲り、気持ちに変化があったようです。NHKの特番でその胸の内を語っていました。次回大会のパリオリンピックに向けて準備を進めているようです。

今後も彼の活躍から目が離せません。

セットアップ

デッキ:April

トラック:VENTURE

ベアリング:ANDALE

ブッシュ:BONES HARDCORE

ウィール:SPITFIRE

ビス:DIAMOND

池 慧野巨

どんな技も正確にこなすスタイリッシュなスケーター

次に紹介するのは大阪出身の池 慧野巨さん。彼は小学5年生にしてプロスケーターとしての活動を始め、現在に至るまで数多くの世界大会で実績を残しています。

そのクールで端正な顔立ちからは想像できない攻め具合は、見る人を魅了すること間違いなし。

最近自身のYouTubeチャンネルを開設したようです。

後でも紹介する池田大亮プロも出演していて、プロスケーターの日常が見れる貴重なチャンネルになっています。

興味のある方は是非ご覧ください。

セットアップ

デッキ:ALMOST

トラック:VENTURE

ウィール:CRUPIE

ベアリング:FLOEGRESSIVE

個人的に、彼のインポッシブルはめちゃめちゃ綺麗で参考にしています。

池田 大亮

大胆な滑りは圧巻!ビッグステアもお手の物。

3人目に紹介するのは池田大亮さんです。

プロスケーターとして活躍する傍ら、スポンサーであるムラサキスポーツの川崎ルフロン店でスタッフとしても働いています。

彼はビッグスピンフリップや、ハードフリップといった高難易度のトリックを大きなステアから難なくこなします。

これらのトリックは十八番らしく、フラットではまず外さないと断言するなど、プロとしての自信やプライドも感じられますね。

最近はフィルマーとしても活動するなど、自身の活動の幅を広げています。

実の弟である池田大輝くんもとても活躍しています。以前まではNikesbを履いていたのですが、この前のイベントではVANSを履いていました。移籍したのでしょうか。

 

こんなビッグステアでもハードフリップ。さすがとしか言いようがありません。

セットアップ

デッキ:HYBRID

トラック:INDEPENDENT

ウィール:SPITFIRE

ベアリング:BONES

白井 空良

DCから電撃移籍!オリジナルトリックを複数持つテクニカルスタイル

4人目はオリンピックにも出場した白井空良さん。オリンピック直前にDCからNIKESBに電撃移籍しました。昨年のケガが影響したとの噂もありますが、実際のところは当事者しか分からないので何とも言えません。DC側はオリンピック用にビジュアルを作っていたみたいなので、まさか引き抜かれるとは思ってもいなかったことでしょう。

彼の凄さはオリジナルトリックにあります。特に180度回転する技からのレールトリックは、非常に高難易度で見応えもあります。世界では彼しかできない「SORA GRIND」という技があるくらいです。

彼をサポートしているスケートショップ、ACT SB STOREのYouTubeチャンネルにたまに登場するので、普段の彼が気になる人はチェックしてみてください。

ゆるい感じがプロらしくなくて親近感がありますね。

 

セットアップ

デッキ:BLIND

トラック:VENTURE

ベアリング:ANDALE

ウィール:SPITFIRE

ビス:DIAMOND

本橋 瞭

レッジやボックスでの存在感は唯一無二のテクニシャン

5人目に紹介するのは本橋瞭さん。彼はレッジやボックスでのトリックが世界的に見てもピカ一にうまいです。ボードを思いのままに操り、いとも簡単にグラインドやスライドをやってのけます。

日本のスケボーウェブメディアVHSMAGでもよく取り上げられるので、ぜひ一度ご覧ください。彼のビタビタ具合が一目でわかります。

上の動画はまだDCに所属している時のものですが、ぜひご覧ください。

セットアップ

デッキ:Lesque

トラック:VENTURE

ウィール:SPITFIRE

ベアリング:MODUS

デッキテープ:Grizzly

戸倉 大鳳

鬼攻めのハンマートリッカー

6人目は最近プロモデルを出したT4こと戸倉大鳳さんです。

彼はトランジションを得意としていて、ダイナミックな動きから細かなラインまでを素早くこなします。

最後に紹介しますが昨年NIKESB JAPANチームが公開した「WAMONO」の中で一番印象深いパートが彼のものでした。衝撃です。

セットアップ

デッキ:DOOMSAYERS

トラック:INDEPENDENT

北詰 隆平

ステアやレッジ、なんでもこなすオールラウンダー

7人目は神奈川を拠点に活動する北詰隆平さんです。

THE・スケーターファッションで滑り、ポケットに手を入れながらのトリックも簡単にこなします。

セットアップ

デッキ:Tightbooth

トラック:VENTURE

ウィール:BONES

ベアリング:BONES SWISS

森中 一誠

マニュアルを駆使したテクニカルスタイル

8人目は京都出身の森中一誠さんです。

彼は片方のウィールを上げて滑るマニュアルを得意としていて、様々なスポットで180からのマニュアルなどの複合技をやってみせます。

どこか和を感じさせるスタイルもあり、日本人らしい丁寧な滑りをしている印象が強いです。

駒沢や新横浜のスケートパークでよく滑っているので、行く機会がある方は技術を見て盗んでみてください。

セットアップ

デッキ:GIRL

トラック:ROYAL

ウィール:WAYWARD

ベアリング:RUSH

奥野 健也

一度は一線から身を引くも、圧倒的スキルで返り咲いた天才

最後にご紹介するのは、オッケンこと奥野健也さんです。

彼と同世代のスケーターは一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。類まれなるセンスとスキルで数々のフッテージを残し、多くのスポンサーも付いていました。

しかし、実家がお寺であることから、家業を継ぐために全スポンサーとの契約を更新せず、プロスケーターとしての一線から身を引いてしまいます。

3年間は全く滑っていなかったそうで、スケーター界隈でも彼の名前を聞くことは少なくなりました。ですが、そんな彼が友人の誘いをきっかけにスケボーを再開すると同時に、彼の復活を待ちわびていた企業が熱烈オファー。

その一つであるLesqueからカムバックのプロモデルとパートを発表し、瞬く間にスケート業界をけん引していく存在になったのです。

当時のスキルそのままに、というより更に磨きがかかったようにも思えます。半端じゃないスキル。個人的にストリートでの細かなラインと正確さは日本一だと思っています。

セットアップ

デッキ:Lesque

トラック:ROYAL

ウィール:SPITFIRE

ベアリング:BONES SWISS

デッキテープ:SHAKE JUNZI

ビス:SOURCE

まとめ

いかがでしょうか。今回はNIKESB JAPANに限定して紹介しました。

これほど魅力的なライダーを数多く抱えているブランドは他にないと思います。皆さんはどのプロスケーターに憧れを抱いたでしょうか。

最後に、NIKESB JAPANが世界に誇る映像作品、「WAMONO」をご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

WAMONO

Writer

TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。

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