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【女性向け】スノーボードデートはココに気を付けろ!

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26,071 views 2019-3-31 UPDATE

以前【男性向け】 スノーボードデートはココに気を付けろ!という記事で、迷える男性に向けたスノーボードデートの攻略ポイントを指南した。

その後一部の読者から、『女性向けのスノーボードデートについて、気を付けるべきポイントを教えてほしい』とリクエストを頂いたので、今回は女性向けに、失敗しないスノーボードデートについて指南していきたいと思う。

ちなみに、『指南』などという偉そうな言葉をつかっているのだが、この記事を作成するにあたっては、複数の女性スノーボーダーに調査を行ったうえで、それらの結果を『指南』という形でまとめている。

なので、『指南とか言ってるけどあんたオトコじゃん。コスメのこととかわかってんの?』というツッコミは無しにして頂きたい。

私の経験と幾多のインタビューによって完成した必勝テクニックが、あなたのスノーボードデートの一助になれば幸いである。

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■スノーボードデートに誘うか、誘われるか

スノーボードデートに誘われるパターン

まずは意思表示を明確に。細かいことは後々かんがえよう
それは突然訪れる。
気になる友達からある日とつぜん声がかかるのだ。

『こんど、スノボいかないか?』

もし、あなたがスノーボード初心者もしくは未経験者であれば、きっと焦り戸惑うことだろう。
でも、安心してほしい。
全然焦ることはない。心配ご無用だ。

もし、あなたが相手に好意をもっているのであれば、まず即答で快諾してあげよう。

このようなデートのお誘いというのは、とても緊張するし大変なことなので、まずは相手には 『いいね。いこういこう♪』と言って意思表示をしてあげてほしい。

もちろん、気になることは沢山あるだろう。
『移動手段はどうなってる?』
『っていうか、スノボできるの?ちゃんと教えてくれるの?』
『ゲレンデがどこにあるか知らないんですけど。。。』
『ちょっと、、、日帰りだよね?まさか、泊まり!?』
『スケジュール確認しなきゃ。。』
など、考えたいことは山ほどあるだろうが、それらの疑問は後々ひとつづつ解決していけば良い。

 

スノーボードデートに誘うパターン

スノボデート以外にも選択肢はあるはず。難しそうなら別プランを考えよう

自分からスノーボードデートを申し込むとなれば、少なくともスノーボードに興味があるか、経験者という事だろう。
であれば、自分のことよりも相手のことを注意してあげてほしい。

はっきり言うと、男はプライドが高い。
特にスポーツに関してのプライドは異常なまでに高い男もいるので注意が必要だ。
ゲレンデで自分の不甲斐なさにご機嫌ナナメになられても困るので、『楽しくスノーボードデートをするためのスキルとメンタルを持ち合わせているか?』を事前に確認しておくようにしよう。

普段の会話から、その人がどれだけスノーボードができるのかをしっかりと確認する必要があるのだが、大体の男は女性に対して自分を大きく見せようとするから、高確率でホラをふく。
『おれ、スノボめちゃくちゃ上手いよ。』
『小学生のころからずっとやってるからね。』
など、具体的な表現で自分のスキルが説明できない男の多くは初級者に毛がはえた程度と思ってよい。

『もしかしたら私の方が上手いかもしれないから、その時は少し手加減してやっか。。』くらいの気持ちの余裕を持っておくのが良いだろう。

また、スノーボード以前の話になるのだが、雪国に行った事のある男性・若しくは雪国に対しての耐性を持ち合わせている男性か。も重要なポイントだ。
寒い所が極端に苦手な人の場合、スノーボードデートどころではないので、その場合は諦めて普段生活している場所で普通のデートを楽しむ方が良いだろう。
断られてしまったときのダメージを考え、勝算をさきに確認しておくことをお忘れなく。

 

■スノーボードデートの準備

スノーボードデートが決まったからといって浮かれてはいけない。
街中のデートと違いスノーボードデートにはそれなりの準備が必要になってくることはしっかりと認識しておこう。

ここでは、スノーボードデートの準備を指南する。
大きく分けて、前週までに行う準備と前日までに行う準備の2つにわけて解説していく。

前週までに行う準備では、道具の用意や行く場所の計画、移動手段の確認など、計画的に行うべき事を解説し、
前日までに行う準備では、直前に行うべき確認事項を解説する。

 

前週までに行う準備

■道具

ネットショッピングを活用し、お洒落なアイテムを揃えよう

スノーボード用品を既に持っている場合は何も心配することは無いだろう。
事前に破損がないかをチェックし、必要があればウェアのクリーニングや、板にワックスをかけてあげればよい。

問題なのは、ウェア等なにも道具を持っていない場合だ。

『レンタルあるでしょ?なら手ぶらでいいや』という考えは甘い。

確かに、レンタルはある。
ウェアもゴーグルもグローブも、板やブーツなど、殆ど全てのアイテムはレンタルすることができる。
しかし、そのレンタルが自分のセンスと全く違い、めちゃくちゃダサかったらどうだろうか?

はっきり言って、その日のテンションはダダ下がりになる可能性が高い。

とはいえ、『レンタルは絶対に利用してはいけないのか?』というと、そうでもない。

スノーボードに必要な道具を全て揃えるとかなりの金額になってしまうので、自分が持っていない物についてはレンタルするのが良いだろう。

最初は何を買ってよいかわからないと思うので、とりあえずスノーボードウェアだけは自分のお気に入りのものを購入するのがおススメだ。

最近のスノーボードウェアはデザインが洗練されていて、ひと昔前とくらべて全く別物と言っても良いくらいにファッショナブルになっている。
そのようなゲレンデギャルのお洒落なウェアとレンタルウェアを比較して、テンションが下がってしまうようであれば、事前に買っておくのが良い。

有名な大手スノーボードブランドのウェアは上下で新調すると10万円近くになることもあるが、通販や昨シーズンモデルから賢く選べば3万円くらいで上下のセットを買う事ができる。
『でも、1回しか着ないかもしれないし。。』と思うかもしれないが、可愛いデザインのウェアセットで使用回数が少ない物であれば、そこまで値崩れせずにフリマアプリなどで売買することも可能だ。

ちなみに、高品質・低価格のウェアではhimassmania(ハイマスマニア)というメーカーがおススメ。

スリムよりのシルエットを採用しており、価格以上の機能・デザインを楽しむことができる。
シンプルなデザインなので、飽きがこず、流行りすたりに影響されずに長く着用することができることから、人気がでている注目のメーカーだ。

 

■場所

女性目線で快適に過ごせるゲレンデを事前に調査しておこう

場所選び(ゲレンデ選び)は非常に重要だ。
この選択をしっかりと行えるか否かで、デート自体の成功率が大きく左右されるといっても過言では無い位、しっかりと判断したいところだ。
場所選びはパートナーとあなたの合意で決めるべきところなのだが、スノーボードデートに誘われた時は男性の方が決める場合が多い。
もし、その男性がスノーボード経験者でスノーボードが大好きな人であれば、行先についてしっかりと確認しておいた方が良い。

はっきり言って、スノーボードにハマっている男性で、女性目線のゲレンデ選びが完璧にできる人は少ない。
それは、スノーボードに求める要素が違ってくるからだ。
スノーボードが大好きな男性がスノーボードに求めるものは、『いかに気持ちよく滑るか』だ。
それには、滑走しやすい雪質・コースの充実・遊びやすい地形の有無など、スノーボードをスポーツとしてとらえた時のメリットに重点をおいたものが多い。
対して、スノーボード経験が浅い若しくは無い女性が求めるものは、『いかに快適にスノーボードデートを楽しめるか』だ。
スノーボード単体ではなく、その日一日を楽しく過ごすために必要な要素を求める。
雪質やコースの充実よりも、施設の充実・都心からのアクセスの良さ・混雑が緩和されるレストラン・使い勝手の良い更衣室など、スノーボード滑走とは違う点に重点をおく傾向が強い。

ゲレンデ選定のポイントとしては、移動距離、ゲレンデ施設の充実、晴天率を意識して頂ければ良いだろう。
おススメのゲレンデをいくつかご紹介するので、参考にして頂きたい。

 

苗場プリンススキー場
昔から根強い人気を誇る老舗ゲレンデ。
ゲレンデが大型ホテルと直結しているため、更衣室やレストランも充実しており、快適にデートを楽しむことができる。

川場スキー場
東京からのアクセスが良く、下道を含め3時間程度で到着できる立地の人気ゲレンデ。
大型の立体駐車場が併設されており、悪天候でも車のドアを前回にして準備ができるというのは隠れた魅力でもある。
横に広いゲレンデではなく、縦に長いゲレンデなので、迷子やはぐれたりする心配が無いのもおススメポイント。

ハチ北スキー場
関西方面では、アクセス・施設の充実度ともにおススメなのがハチ北スキー場。
コースも長く、バリエーションに富んだゲレンデなので、スノーボード中級者同士のスノーボードデートには最適なゲレンデだ。

 

■移動
【車】
冬道 車

コスト:高  自由度:高  おススメ度:★☆☆☆

車(マイカー・レンタカー問わず)は自由度が一番高い移動手段だ。

出発時間や帰宅時間、途中にいろいろなところに寄ることもできるので自由にデートプランを組むことが出来るだろう。
半面、雪道運転という危険が伴う。これだけは注意してほしいが、巻き込み事故やスリップなど自分が注意していても事故に遭遇する危険は高い。
もしパートナーに運転を任せるという場合は、その人が雪道運転に慣れているかも事前に確認が必要だ。

参考記事

週末にスノーボード行く方向けに行き帰りの車中での眠気対策

#スノーボードのコラム

スノーボードに行くときに便利な5つの車タイプと人気車種

#スノーボード

 

【バス】
雪山 バス

コスト:低  自由度:低  おススメ度:★★★☆

安いし、楽ちん。これにつきる。

おススメは夜に出発し、ゲレンデに早朝に到着。16時頃にゲレンデを出発し、夜に帰宅というコースだ。

これは雪道運転の危険が少なく、交通費にかける出費が少ないのが最大のポイントだろう。

また、自分で運転する必要が無いため、『運転している彼に気を使って起きていなくては』などという心配事は無しで、熟睡することが可能だ。

しかし、交通渋滞で予定よりも到着が遅れる、座席が狭い、移動時間が長い、等のデメリットもあるためその点には考慮が必要だ。

因みに、バスの中は乾燥することが多いので、マスクを持って行くと良いだろう。

その他にもバスツアーに持って行くと便利なグッズは沢山あるので、下記の記事を参考にしてほしい。

スノーボードのバスツアーに持って行くべき7つ道具

#スノーボード

 

【電車(新幹線)】
新幹線

コスト:中  自由度:低  おススメ度:★★★★

価格はバスと車(レンタカー)の中間くらいで、個人的にはこれを一番におススメしたい。

まず、車やバスよりも安全であること。そのうえほぼ時間通りに運航するので予定が組みやすいという点も大きなメリットだ。

例えば、新幹線スノーボードで有名なGala湯沢の場合、早朝に家を出て、品川か東京駅に到着すれば新幹線に搭乗でき、そのまま渋滞無しでゲレンデまで行くことが出来る。

その間、酒を飲もうが仮眠しようが自由だ。

(折角のデートなのだから、ここでは我慢して起きていてほしいが。。。)

移動時間がバスや車よりも短い(2,3時間程度)うえ、座席がゆったりしているので、翌日に疲れが残り辛いというのも大きなメリットと思う。

デメリットはやはり料金になるだろう。

車(特にレンタカー)の場合に比べると多少安く行けるものの、バスに比べると割高である。

また、自由席の場合は新幹線の出発ギリギリで乗車してしまうと席がバラバラになってしまう可能性もある。

ハイシーズン(12月~2月頃)には指定席が早めに埋まってしまうケースもあるため、計画的に行動することも必要とされる。

 

■体調

スノーボードデートは体力勝負
スノーボード経験者や普段から激しい運動などをやっている方は問題ないかもしれないが、全然運動をしていない方は身体を動かすようにしておいた方が良いだろう。
とはいっても、ジムに通ったり、毎朝ランニングするといった運動習慣ではなく、通勤通学時に一駅分歩くとか、階段を使うようにするといった、生活のなかでの運動量を増やす習慣をつけるということだ。
特に、足腰の筋肉はつけておいた方がいい。
スノーボードをすると予想以上に身体を酷使することになるので、翌日に動けなくなることがある。
予め筋力をつけておくことで、いくらか筋肉痛が緩和されるし、なによりもケガの予防にも役立つ。
更に、健康的になり、シェイプアップにもつながるので、一石三鳥の効果があるのだ。

また、体調管理と言えば、スキンケアもしっかりと行っておこう。
ゲレンデは想像以上に乾燥し、紫外線が空からだけでなく雪からの照り返しのダブルで襲ってくる。
過酷な状況に耐えれる肌を育てておくことが、事前の準備で一番重要なことであると強調しておきたい。

前日までに行う準備

■天気

悪天候が確定しているのであれば、代替え案に切り替えよう

必ずチェックしてほしいのが、天気だ。
晴れや曇りだけでなく、降水確率や乾燥具合までしっかりと確認しておくのが良いだろう。
出来れば複数のサイトで天候を確認しておくのが良い。
はっきりいってこれは運の要素がか変わってくる部分なので、悪天候であれば中止してしまうのも良いだろう。
もし男性の方から中止を打診してこない場合は、こちらから代替え案を提示してみるのも良いかもしれない。
恐らく男性の方は移動手段の手配や、デートプランをコツコツと準備しているに違いない。誰よりもショックを受けているはずだ。
そのようなパートナーの気持ちをくんで、『残念だけどさ、スノボは今度にして、明日は映画でもいこうよ』と優しい声をかけてあげてほしい。
常に代替え案を考え、気持ちの切り替えができるようにしておけば、ピンチをチャンスにかえることができる。
そのような機転がきくところを見せつけられたら、パートナーはあなたにメロメロのはずだ。
案外、男はちょろいのだ。

 

■体調

自分の体調には素直に従おう

天候に問題がなければ、次に心配するべきは自分の体調だ。
少し風邪気味とか、生理痛が心配。という状況であれば、早めにその事は伝えておこう。
『ごめんね、明日天気いいのに、少し体調がすぐれなくて、、』と先手を打っておけば相手は文句を言ってこないだろう。
そこまでしてもブーブー文句を言ってくるようであれば、『うつわの小さいおとこだ』と切り捨ててしまえばいい。
たかがスノボデートなのだ。

 

■道具

便利グッズでスノボデートを攻略せよ
天候良し。体調良し。準備万端!
と言っても、前日には小物のチェックを怠らないようにしていただきたい。

おススメ小物をご紹介するので、前日までに100均などで用意しておくのが良いだろう。

【ゲレンデ用のサイフ】
ゲレンデにいる時には多額のお金やカードは必要ない。
現金は3000円程度(レンタルを利用する場合は10000円位が良いだろう)あれば十分だ。
お札より小銭の方が使用頻度が高いので、100円硬貨を多めに持っておくと良いだろう。
最近はリフトに乗るときに電車の自動改札のようなICカードで入る場所が多い。
リフト券がICチップの場合、小銭と一緒に入れているとうまく読み取ってくれないケースがあるので、リフト券入れとサイフは別々のものを用意するようにして頂きたい。

【ハンカチ/ティッシュ】
ゲレンデは寒いので鼻水が出る場合がある。
また、2月以降は花粉症の症状が出る場合もあるので、ハンカチやティッシュは常にポケットに忍ばせておこう。

【ジップロックバッグ】
ビニール製のチャックが使えるジップロックバッグは隠れた便利アイテム。
先に紹介した、ハンカチやティッシュもこの中に入れておけば、乾いた状態で快適に使用することができるだろう。
また、サイフを用意するのを忘れた際はサイフ代わりにも使えるのだ。
少し大きめのサイズを用意しておけば、濡れた衣類をいれておくこともできるので、異なるサイズのものを複数枚用意しておくと良いだろう。

【防水スマホケース】
何かと出番の多いスマホなので、防水ケースを用意しておくと安心できる。

【色付きリップクリーム】
ゲレンデではお化粧直しができないので、色付きのリップクリームがおススメだ。
更衣室でがっつり化粧をしても、度重なる転倒と汗、乾燥によって、化粧の効果は薄れていく。
色付きのリップクリームがあるだけで、簡単に潤いと血色を与えてくれるので重宝する事だろう。

 

■当日の注意事項

スノーボードデート当日。
これまでいろいろと準備をしてきた。
運動不足のだらけた生活習慣を見直し、ウェアを用意し、小物までそろえた。
体調も万全、天候まで味方したので、このスノーボードデートは確実に成功するはずだ。

しかし、当日のミスで今までの準備が水の泡になる可能性もある。
最後の最後まで気を抜かずに気合いをいれて気になるあいつを射止めてほしい。

■起床

時間厳守するためにも、前日は早めに就寝するように
寝坊してはいけない。
男は『女は寝坊するいきものだから。』と言っていても、待ち合わせ時間に遅刻されたら気分が悪くなるのは当然だ。
だから、寝る前に荷物を準備して、『あとはメイクして着替えるだけ』という状態にして消灯してほしい。
メイクにも気合いが入るだろうから、時間に余裕のあるスケジューリングで行動するのが良いだろう。

■メイク

たかがメイク、されどメイク

当日のメイクは基本的に薄めがおススメだ。
スノーボードは汗をかくし、雪や水が顔にかかることもある。
ゴーグルやフェイスマスクが顔に触れるので、厚めのメイクをしているとドロドロに溶け、メイクが崩れてしまう恐れがあるからだ。

先述した、スキンケアをしっかりとしておけば、ナチュラルメイクにも自信がついているはずだ。頑張ってきたスキンケアの成果を気になるあいつにみせつけてやろう!

とはいえ、『デートだし、メイクは気合いいれたいっす』というのであれば、、アイメイクにしぼって気合いを入れたメイクをしよう。
使用するマスカラは滲みや摩擦に強いウォータープルーフなど耐久性を重視した物を選び、アイシャドウは大粒のラメでキラキラにすることで、目チカラがアップし美人度が上がる。

ポイントメイクに力を入れることで、見た目の美しさだけでなく、「今日の私、可愛い♡」とメンタル面でもプラスになるのでいつも以上に丁寧にばっちり仕上げよう。

スノボは時として心が折れることもある。メイクで少しでも気分も上げていけば、好感度がうなぎのぼりになること間違いなしだ。

※ロングタイプのマスカラは繊維がポロポロ落ちて汚らしくなりがちなので気を付けよう。ゴーグルを外した時に目の周りが繊維だらけだとパートナーも何と言ってよいかわからず微妙な空気になってしまうので、注意が必要だ。ゲレンデの女子に聞いたところ、ファシオのパワフルカール マスカラ EXの利用率が高かった。

 

■男の気持ちを察する
これは、指南というより、男性陣からのお願いである。
『お願いしたいけど、面と向かって言うのは恥ずかしいから、できれば察してほしいな』という男心をお伝えしよう。

 

【お願いその1:ハナゲ対応】

 

なぜか男はハナゲが出る。
とくにゲレンデにいくと、ハナゲボーイズに出くわす可能性が高い。
詳しい研究結果がないから、個人的な経験値による分析になるが、恐らく鼻水がでるためハナゲが外方向に向いてしまうのだと思われる。

ゲレンデでは、寒さのため顔の感覚が鈍る。
そのため、ハナゲがでていても気付かずにそのままでいるケースが多い。

そのような時には、『私さ、さっき鏡みたらちょっとハナゲでてたの』と言って本人にそれとなくハナゲの存在を気付かせてあげてほしい。
もしくは、『クチのまわりに何かついてるよ』といって手鏡を見せてあげるのでも良い。
とにかく、本人には罪はないので、男の尊厳とプライドをつまらないハナゲなどで踏みにじることのないようにお願いしたい。

 

【お願いその2:『あの人かっこいい~♪』発言】

ゲレンデに行くと、必ずといっていいほど上手な人と遭遇する。

オリンピックでみるような華麗なワザをバシッときめてくれるので、無意識のうちに 『わぁ!あの人かっこいい』と言ってしまうことだろう。

しかし、その言葉はぐっとこらえてほしい。

先述したが、男はプライドが高い。(スポーツに関しては特にプライドが高い)

大好きなあなたが自分の隣で『きゃ~♪ かっこいぃ~♪』などと自分以外の男を称賛するような発言をしようものなら、ほぼ確実に気分を害すことだろう。
『なんだよ!』とふてくされる位ならまだカワイイものだが、『俺だってできるんだぞ!』と出来もしない挑戦をして、ケガでもされたら元も子もない。
カッコイイスノーボーダーを見ても、心の中で『かっこいぃ~♪』と言うだけにして、目線はパートナーから逸らさないようにしてほしい。

そうだ、おとこは面倒くさい生き物なのだ。

 

【お願いその3:一人の時間を作ってあげよう】

もし、パートナーの男性がスノーボードが大好きで、向上心にあふれる方であれば、是非とも60分ほど一人の時間を与えてあげて欲しい。
せっかくスノーボードデートにきたのだから、一緒に滑りたいという気持ちはわかるが、今日一日パートナーはあなたにあわせて滑っていたはずだ。
もし彼ひとりで滑りにきていたとしたら、今日滑ったコースとは違うところを滑っていたかもしれない。
しかし、あなたを置いて一人で滑りに行くことなく、片時も離れずに一緒に滑っていてくれたはずだ。
(仮に、そのようなジェントルマンでなかったとしたら、一人の時間は作ってやらなくてよい)
そのような優しい彼に、一人の時間をプレゼントしてあげよう。
きっと彼は『いいよ、一緒に滑ろうよ』というだろう。
でもここで引き下がってはいけない。
『ごめんね、あたし疲れちゃって、ちょっとお昼寝したいの』と一歩ひいてあげてほしい。
『そうか、なら仕方ないね。しっかりと休んでね』と本当は行きたくないんだよアピールをしつつ、彼は内心ウキウキ気分でその場を去るはずだ。

で、ひとりぼっちになった後はどうすればよいか?
おススメは本当にお昼寝することだ。
なれないスノーボードに心身ともに疲れているだろうし、起床も早く寝不足だろう。ここは30~60分ほど仮眠をとることが重要だ。
ここでしっかりと身体を休めておけば、帰り道で居眠りをしてしまう可能性が低くなり、たのしい彼との時間を1分でも多く満喫することができる。

 

最後に

ここまでいくつかのポイントに分けてスノーボードデートの必勝プランを指南してきた。

しかし、アドバイスの全てを完璧に実践しても一番肝心なポイントをミスしてしまうとスノボデートは確実に破綻する。

それは、ゲレンデで、彼との時間を楽しむことを一番に優先するということだ。

例えば、スノーボードに挑戦しても、思った通りに滑ることができなかったり、ケガをしてしまったりすることがある。

また、天候にめぐまれず、楽しいスノーボードができない時もあるだろう。

そのような時に、『せっかくスノボに来たのだから、スノボしなきゃ』とスノーボードをすることに囚われてしまうと、結果的につまらないスノボデートになってしまう。

個人的には、スノーボードは万人に対して簡単なスポーツではないように感じるところがある。

『スノボ大好き』という人がいる反面、『スノボは好かん!』という人も多くいることだろう。

なので、もしあなたがスノーボードに向いていないのであれば、無理にスノーボードをする必要はない。

昨今のゲレンデには、スキーやスノーボード以外にもスノーチューブやソリ体験など、様々なアトラクションが用意されている。

心が折れそうになったら、無理にスノーボードは続けずに他のアトラクションを楽しんだり、写真をとったり、室内の休憩所でダラダラ過ごすのも良い。

とにかく、彼との楽しい時間を思いっきり過ごすことがなによりも大事なことだということは覚えておいていただきたい。

 

 

検討を祈る!

Writer
乾 海老雄
乾 海老雄 チーフライター

元スノーボードインストラクターのIT系Webライター

長野や北海道、マウントフッド(アメリカ)、ウィスラー(カナダ)等
様々なスキーリゾートを転々とした後、東京に落ち着く。
現在はWeb制作を行う傍ら、スノーボード系のライティングを行う日々。
妻と娘の3人家族の35歳。

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