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スノーボード専門店F-JANCK直伝 スノーボードの買い方教えます

f-janck

以前、初めてのスノーボード購入どこで買う?という記事で色々なスノーボードの買い方についてご説明した。
今回はその中でもおススメした、専門店でのお買い物について説明していきたいと思う。

取材にご協力頂いたのは、東京は神田神保町にある人気店F-JANCKさんだ。

神田神保町の靖国通りにある通称『スノーボード専門店街』は十数店舗のスノーボード専門店がひしめく界隈で、その中でもF-JANCKさんは専門店街屈指の品揃えと専門知識を持つ超人気店なのだ。

今回の取材では、ハードウェア(ブーツバインディング)、ウェア、アクセサリー(プロテクターゴーグル・バック)などスノーボードに関係するすべてのカテゴリーについてお話を伺う事ができたので、カテゴリー別にご紹介していこう。

実際に店舗に行く前にこの記事を読んで頂き、買い物の準備にお役立て頂ければ幸いである。

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スノーボードはこの順番で買おう

先に私の主観でお話をさせて頂く。
仮に貴方が、スノーボードに関する全カテゴリーのアイテムを購入するとしよう。
その場合、『身体に触れるアイテムから購入していく』というルールに従っていれば良いと考えている。
おススメの順は下記の通りで、

・ブーツ(サイズとフィット感が重要)
・プロテクター(極力装着して頂きたい。結構スノーボードは危険なスポーツだったりする)
・ウェア(プロテクターを装着した想定で試着して頂ければ、間違いない)
・バインディング(ブーツが決まれば選びやすい)
・板(多少のサイズ違いであっても、怪我につながるような危険性は少ない。種類・デザインが豊富なので、じっくりと考えよう)
・他アクセサリー(ゴーグル、グローブに関しては、体に装着するものだが、シビアなサイズ感は求められないので、デザインや価格で決めて良い)

となる。

ここから下は対話形式でカテゴリー別に重要点を解説していこう。

 

ブーツの買い方

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: ブーツを購入する際のポイントを教えてください。

F-JANCK : ブーツを選ぶ時のポイントは4つあります。

  • サイズやフィット感
  • 硬さ(フレックス)
  • アウターの形
  • 価格やデザイン

1~4は優先順位ではなく、『ブーツを選ぶ際には1~4全てを考慮してください』ということイメージでご理解ください。

: なるほど、では早速1・サイズやフィット感からご説明頂きたいのですが、これは『実際にお店で試着してみたほうがいいよ』という意味でしょうか?

F-JANCK : そうですね、ざっくり言うとその理解ですね。
もっと細かくお話をすると、ブーツはメーカーによってブーツ内部の形状が異なります。メーカーによってフィット感が違うので、『複数のモデル・メーカーのブーツを履き比べてみるのがおススメ』という事ですね。

: 例えば、3つのメーカーのブーツをそれぞれ履き比べる場合。同じモデルで0.5cm刻みの2~3サイズを試すとしたら、合計7~9個くらいのブーツを試着することになりませんか?結構な数になりそうです。。。

F-JANCK
そうですね、単純計算でいくとそうなりますが、専用の機器を使って大凡のブーツサイズを測りますので、そこまで多くのブーツは試さなくても良いと思います。
また、店員の頭の中には『Aというメーカーのブーツが26cmでぴったりという方であれば、Bというメーカーなら26.5cmかな?』という計算式があるんです。おおよその基準がわかればその方にマッチしたサイズやブーツは提案できますので、多くても3~5足のブーツを試着いただければベストマッチのブーツは探し出せると思いますね。


なるほど、『プロに任せれば最適なブーツにたどり着くまでの道のりまで短縮できる』という事ですね。
実際に3~5足のブーツを試着するとして、どれくらいの時間がかかりますか?
自分の靴のサイズと一緒であれば、『デザインと値段が納得できるので即決!』みたいな買い方でも問題ないのでしょうか?

F-JANCK
値段とデザインが気に入ったモデルでも一度は試着していただく事をお勧めしています。
試着した直後に『良い感じ』と思っても、10分位試着して頂くと、どこかに違和感を感じたり、足が痺れてきたりしてしまうケースがありますので、後悔の無いブーツ選びにはそれなりに時間がかかるとお考え頂きたいです。
時間に関しては1時間位を見て頂ければ余裕のあるブーツ選びが出来るかと思います。


インナーブーツって自分の足型に整形できるんですよね?どうやってやるんですか?

F-JANCK
専用の機械で温めてから冷める過程で足型にする方法はDeeluxが有名ですね。そのほかは低温サーモと言って、使っていくうちにインナーが形状記憶してくれるという仕様になっています。
前者の場合、お店の混み具合にもよりますが、整形には30分~お時間を頂いております。

スポーツインソールを使用すると、ワンランク上の安定感と操作性を得ることができる

スポーツインソールを使用すると、ワンランク上の安定感と操作性を得ることができる


では、次の 2・硬さ(フレックス)については如何でしょうか。

F-JANCK
使う人のスノーボードレベルとスタイルによって決めて頂きたいのですが、あくまでも参考として、初心者モデル程柔らかく、上級者モデルに行くほど固くなる傾向にあります。これはどのメーカーでも共通していますね。
また、スタイルによっても推奨する硬さが異なり、グラトリやフリースタイルなどは比較的柔らか目のモデルが好まれ、フリーランやカービング等の基礎系になると硬いモデルが好まれます。しかし、これは目安程度なので、その人の好みで選んで頂いても良いと思います。


なるほど、自分のレベルとスタイルによって硬さを意識するという事ですね。
続いて3・アウターの形についてお願いできますか?

F-JANCK
はい、アウター(ブーツの外側)の形というのは大きく分けて2タイプありまして、1つ目はヒモで縛り上げる従来のブーツのようなモデル。2つ目は細い金属製のワイヤーをリールで巻き取るシステムです。
ヒモで縛るモデルは、ブーツの締め付けを自分好みに微調整できるのが特徴で、上級者の方に好まれるケースが多いですね。
リール式のモデルは、ブーツを締め付けるのにダイヤルを回すだけなので、力がいらず、女性やお子様にも好まれますね。
簡単に着脱できるので、昼休憩の時などに簡単に緩めれるのは便利ですよ。


自分の好みを微調整したい人はヒモ。簡単に着脱したい人はリール式ということですか。まだ自分の好みがわからない人はリール式が良いかもしれませんね。楽ですし。4・価格やデザインについてはどうでしょうか?

F-JANCK
価格に関しては、初級者向けが低価格で上級者向けに行くにつれて価格があがりますので、これは他のアイテムと同じですね。
デザインについては個人の好みもありますので、色や形等を実際に手に取ってみて決めて頂ければと思います。


最後に何かアドバイス的なことはありますか?

F-JANCK
道具択びに一番時間をかけて頂きたいのはブーツなので、できるだけ余裕を持ったスケジュールでご来店頂くのが良いと思います。
例えば当店は、平日週末共に午前中が比較的空いていますので、ゆっくりブーツを選んで頂けると思います。
また、その際は動きやすい服装でご来店頂くと良いかもしれません。ブーツの試着は結構身体を動かしますので。
お店には試着用のソックスもご用意しておりますので、ご来店時にスノーボード用の靴下をご用意いただかなくても大丈夫です。
ご来店頂いた際に、お客様のスノーボード歴やスタイルを伺い、オススメのブーツをご提案させて頂きますが、ネット等で予めいくつか気になるモデルなどを確認しておくと試着までがスムーズに進むかもしれません。

 

バインディングの買い方

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バインディングを購入する際のポイントを教えてください。

F-JANCK
ポイントは2つです。
1・使用者のレベルとスタイル
2・形状と硬さ


1・使用者のレベルとスタイルというのは?

F-JANCK
まずバインディングの基本的な説明を簡単にしますと。
バインディングは幾つかのパーツから構成されるのですが、その中でバインディング選びに重要になってくるのが、ハイバックとベースプレートです。ハイバックとは、ブーツの後ろ側を支える壁のようなものです(リフトに乗るときに倒すやつ)
ベースプレートはバインディングの底部分です。
ハイバックとベースプレートには硬さがありまして、フリースタイルや初級者向けは柔らかいモデル、フリーランや上級者向けは硬いモデルが選ばれる傾向にあります。
柔らかいモデルは低速時に板をコントロールしやすく、硬いモデルは高速時に姿勢が安定しやすくなります。


柔らかいモデル=軽自動車
硬いモデル=スポーツカー
みたいなイメージですね。街の中でゆっくり走るのには軽自動車が運転しやすいが、高速道路とかでスピード出すと運転し辛くなる。反面スポーツカーは高速道路は安定するが、街の中では運転し辛い。みたいな
因みに、メーカーによって違いはありますか?

F-JANCK
2本のストラップで固定する従来のタイプと、ハイバックを大きく倒して足を出し入れするリアエントリーというタイプがあります。
どちらも、フリーランからフリースタイルに対応していますし、得手不得手はないと考えて頂いて良いです。
リアエントリータイプについては、脱着がとにかく楽です。リフトを降りて誰よりも先に滑り出すことが可能なので、このメリットは大きいですね。
反面、『構造上多少重くなってしまう』、『調整が少し難しい』というのがあります。
調整に関してはお買い上げいただいた際に調整は当方で行いますし、調整のやり方もご説明しますのでご安心ください。
細かい点については、実際に手にとって見た方がわかりやすいので、ご来店頂いた際にいろいろいじって頂くのがベストだと思います。


では2・形状と硬さというのは?

F-JANCK
先ほどの説明でほぼ出てしまったのですが、初級者モデル程柔らかく、上級者向け程硬くなる傾向にありますが、この点についてはお持ちのブーツとの相性にも関わってきます。
例えばブーツが柔らかいモデルであった場合、バインディングは柔らかいモデルか中くらいの硬さのモデルが良いでしょう。柔らかいブーツに硬いバインディングでは結果的に硬いセッティングになってしまうため、思うような操作性が期待できないかもしれません。


そもそも、その硬さというのはどういう風にわかるのでしょうか?

F-JANCK
ハイバックについては、手に取ってもらいねじって頂ければわかります。柔らかいモデルは本当にぐにゃぐにゃですからw
ですが、ベースプレートに関しては硬さは分からないでしょう。硬さを値段の隣に記載しているので参考にしてみてください。


でも、ベースプレートってプラスチック(みたいな素材)ですよね。どうやって硬さを変えるんですか?厚さをかえるとか?

F-JANCK
メーカーによって技術的な部分は開示されないケースもあるのですが、プラスチック素材にグラスファイバー等の繊維を混ぜ込むことで硬さ調整が可能になります。
そのため、柔らかいモデル=ベースプレートが薄い などということはなく、やわらかいモデルも硬いモデルも大体見た目は同じですね。


話は変わりますが、バインディングとブーツには『相性』があると聞いたのですが、これについて伺えますか?

F-JANCK
ブーツとバインディングの相性について簡単にご説明しますと、
ブーツにもバインディングにもセンターというものが御座います。
ブーツの幅の調度真ん中にあたる部分がセンターですね。バインディングも同じように幅の中心をセンターといいます。
そのセンター同士が一致する、若しくは一致しやすいというのがここで言う『相性』ということになります。
昔のブーツとバインディングはこの相性をしっかりと確認しないといけなかったのですが(最悪使えない組み合わせもあった)。
最近では、そこまで相性が悪い組み合わせというのは無いですね。
強いて言うとすれば、ビンディングとブーツを同じメーカーで揃えて頂くと相性が良い組み合わせをつくることが出来ます。
同じメーカーであれば、商品の開発段階でブーツとビンディングのセンターが合うように設計しているので、相性は一致しやすいということですね。
とはいえ、現在はメーカーが違っても、ビンディング側の微調整で、大体センターを合わすことは可能なのでご安心ください。


有難う御座いました。最後になにかアドバイスを頂けますでしょうか。

F-JANCK
ご来店頂く際は現在使用中のブーツをお持ちいただければ、各部品の微調整を行いセンター合わせ等も行えます。
また、ブーツとビンディングの相性なども確認することができるので、店頭にお持ちいただくことをおススメしています。

 

スノーボード板の買い方

店紹介ハードウェア


板を購入する際のポイントを教えてください。

F-JANCK
板を選ぶ際には下記4つのポイントを気にして欲しいと思います

  1. サイズ
  2. 硬さ(フレックス)
  3. 形状
  4. 価格デザイン


まずは1・サイズからお伺いできますでしょうか。

F-JANCK
そうですね。サイズから選ぶのが基本的な選び方でしょう。
あくまでも目安なのですが、身長×0.9cmが程よいサイズになるかと思います。
昨今は板の性能も向上していて、短い板でも安定して滑れるようになってきたので、昔に比べると短めの板になってきている傾向がありますね。


2・硬さ(フレックス)についてはどうでしょうか?

F-JANCK
フリースタイルや初級者向けは柔らかい板が多いです。
フリーラン向けかつ上級者向けのモデルには硬い板が多いですね。
柔らかいからと言っても、ある程度のスピードを出しても大丈夫なので、中級者レベルの方でも柔らかめの板を選んで頂いて問題ないかと思いますよ。
カタログには硬さの目安が記載されていますが、板の硬さにも色々とクセがあるので、実際に店頭で板を押したりして確かめてみるのが良いですね。


3・形状についてはどうでしょうか?
昔より相当バリエーション増えたし、トレンドも違いますよね?

F-JANCK
そうですね。増えてますね。
板の形状といっても、二つの事を指す場合があるので、整理しながら説明しますね。
一つ目はシェイプです。
板の見た目でわかる、全体の形ですね。
滑り方やスタイルによって分けるべきもので、得手不得手がわかれるところです。
二つ目は反りです。
キャンバーとロッカーという二種類の反りがあり、昨今ではその2つを融合させた様々な反りを持ったボードが各メーカーから販売されています。
※細かい話になるので、詳細については別の記事でご説明します。

目的や使用用途によってシェイプや反りを選ぶ必要があるので、具体的に『どのような事をやりたいのか』を念頭に置いて板は選んで頂きたいですね。


4・価格デザインについては如何でしょうか。
個人的に『価格帯が低めのものは初心者におすすめ』『高いものは玄人向け』というイメージがあるのですが。

F-JANCK
概ねその通りかもしれませんが、一概に『高い物=上級者』『安い物=初級者』とはならないですね。
海外メーカーの物は国産メーカーに比べると値段が若干低めに設定されていますが、『国産>海外』という構図でもないですしね。国産メーカーの価格が若干高いのは人件費や製造コストの問題でしょう。
しかし、国産メーカーの板は、設計~テストまで日本で行い日本人向けの設計をしている物も多いため、支持するファンは多いですね。
話は外れますが、もし『ステップアップを目指している』『数年は使い続けたい』というのであれば、中級者ラインの板を選んでみるのが良いかもしれません。初級者クラスの板に比べると若干値が上がりますが、数年後レベルアップしても十分使える板なので、レベルアップの度に買い替えることを考えると、最初に良い物を買ってしまうのが、結果的にお得な買い物になるケースがあります。


好みのデザイン(柄)の板が無い場合はどうしましょうか?

F-JANCK
非常に難しい問題ですねw
デザインに関しては、ステッカーを貼るとか、スプレーとステンシルシートを使って自分なりにデザインをイジることも可能なので、その辺りで自分の好みに近づけていけば良いのではないでしょうか。


最後に何かアドバイスを頂けますか

F-JANCK
板選びをする時のポイントは、『この先どうなりたいのか?』をイメージするこが大事です。
今の状態に満足していれば、現状にぴったりの一枚を選ぶことができるのですが、目標がイメージできていれば、それに向けた『次の一枚』を選ぶことができます。
板によってスノーボードの楽しみがガラっと変わってきますので、一緒にベストな一本を探していきましょう。

板購入時にはワックスサービスを活用しよう。

板購入時にはワックスサービスを活用しよう。

 

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ウェアの買い方

店紹介ウェア マネキン


ウェアを購入する際のポイントを教えてください。

F-JANCK
ウェアを選ぶときは3つのポイントを意識して見てみてください。

  1. デザイン
  2. 機能
  3. 価格


1・デザインですが、やはり服なので一番大事なポイントですよね。
私は本当に服のセンスが無いので、いつもウェア選びには苦労するんです。

F-JANCK
服のセンスに関しては、勉強してくださいとしか。。。。というのは冗談で、スノーボードウェアの種類や色合いなど、いくつかの種類を理解しておくだけでも結構お洒落なウェアを選ぶことができるんですよ。
まず、ウェアのシルエットは大体タイト、ノーマル、ルーズの3種類位に分かれますね。各メーカーから様々なモデルがでていますが、昨今人気のあるのは、タイト系かノーマル系ですね。

昨今はシンプルで細めが人気だ

昨今はシンプルで細めが人気だ

もちろんルーズ系も根強い人気がありますが、一般的には若干細めというのが、トレンドでしょうか。
タイト系に関しては、腕や足がキツくなり過ぎない程度にすぼまっていて、綺麗なシルエットになるのが特徴ですね。
特に女の子やフリースタイルをお洒落にキメたい人には人気がありますね。

レディースはウエストや足回りが若干タイトに仕上げてあるものが多い

レディースはウエストや足回りが若干タイトに仕上げてあるものが多い

ノーマル系は、そのまんま、ノーマルですw
でも、どんなスタイルにでもしっくりくるので、迷ったらこのタイプがいいかもしれないですね。
ノーマル系はとにかく動きやすいので、フリースタイルから、フリーラン・バックカントリーなど幅広く使えます。
3つのタイプのなかでも売れ筋なのはこのタイプですね。
ルーズ系に関してはグラトリやパークメインの人向けですね。
とにかくスタイル重視!っていう感じで選ぶ人が多いです。メーカーも工夫していて、見かけよりも動きやすいモデルも多いので、気になる方は是非一度試着してみてください。

F-JANCKが独自に販売しているテンプルトン。フリースタイルをメインに滑るにはぴったりのシルエットだ

F-JANCKが独自に販売しているテンプルトン。フリースタイルをメインに滑るにはぴったりのシルエットだ


2・機能に関してはどうでしょうか?服に機能というのはあまりイメージがわかないのですが。

F-JANCK
ウェア選びでは機能も重視して頂きたいですね。ほんと重要です。
機能には大きく分けて2種類の機能があります。
1つ目は防水機能
2つ目は便利機能
防水・防寒機能というのは、『どれくらい水を弾いてくれるか、寒さに耐えられるか』というものです。
タグに『防水10.000mm』というように数字がついているので、その数字が大きいほど水を弾いてくれると理解して頂き、防水の目安とするのが良いと思います。

防水性能に優れた生地(GORE-TEXなどが有名)を使っていると、この防水性能が高い場合が多いので、性能に迷ったら、防水値の大きい物を選ぶか、GORE-TEXのような防水生地を使っている製品を選んでおけばはずすことはないでしょう。
便利機能というのは、『使い勝手が良い機能』のことを指します。
特に注意して頂きたいのが、エアベンチレーションという機能。
これは、ジャケットの脇部分や背中部分・パンツの股部分等になどに空気入れ替え用のメッシュポケットがあるという構造です。このメッシュポケットを開くことで、ウェア内の熱く湿った空気を循環させることができるので、汗をかいたときには重宝します。
また、パウダーガードというものも重視して頂きたいですね。
これはジャケットとパンツにそれぞれ付いているインナーのような物なのですが、上下同じメーカーの物を選んで頂くと、外からは見えない部分でジャケットとパンツをくっつけることが出来る優れものなんですよ。
ジャンプスーツのように一体になるため、転倒した際にジャケットの中に雪が入り込むのを防いでくれます。また、ウェアの中もあったかくなりやすいですし、見逃せない機能ですね。


なるほど、機能はかなり重要ですね。
最後になにかアドバイス等はありますでしょうか。

F-JANCK
色々と試着して頂きイメージにぴったりなウェアを選んで頂きたいと思います。
その為には、事前に最近のウェアのトレンドをスマホなどで確認しておくのも良いかと思います。やはり、ウェアも私服もコーディネートの上手い人を真似るのが賢い買い方と思います。
当店では何着でも試着することが可能なので、たくさんのウェアを試着してみてくださいね。

カラーも豊富にあるので、普段着とは違うコーディネートを楽しんでみよう

カラーも豊富にあるので、普段着とは違うコーディネートを楽しんでみよう

 

 

プロテクターの買い方

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プロテクターを購入する際のポイントを教えてください。

F-JANCK
プロテクターは極力全てのスノーボーダーに装着して頂きたいですね。
怪我の防止にも繋がりますし、メンタル面でも安心できるという利点があります。
特に初級者の方は転倒も多いですし、スノーボードを購入頂く際に一緒にご購入頂きたいアイテムです。

プロテクターにはどのような種類があるのでしょうか?

F-JANCK
主にお尻を保護するヒップガード、背中を保護するスパインガード、スネを保護するシンガードなどがありますが(その他にも沢山)、
初級者中級者におすすめなのが、ヒップガードとニーパッドですね。転倒した時に打ち付ける可能性が高いのがお尻とヒザなので。
ヒップガードには『座っていて暖かい』という利点もあり、一度使うと手放せなくなると思います。


価格帯で素材とかは異なってくるのでしょうか?

F-JANCK
違いますね。特にパッドの厚さが違います。
また、高いモデルの方が伸縮性や速乾性、防臭抗菌コートと高機能なものが多いので、中~高の価格帯のものを最初に購入頂き、長く使って頂くことをおススメしています。


プロテクターはそんなに頻繁に買い替えないですからね。

F-JANCK
無論、経年劣化等は発生しますが、それでも長く使っていただけると思いますよ。

 

 

ゴーグルの買い方

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ゴーグルを購入する際のポイントを教えて頂きたいのですが、正直なところサングラスでもよくないですか?

F-JANCK
サングラスはゴーグルと違い転倒時に目を保護してくれることはありません。(無論、雪山で何も着けずに長時間外に出ていると『雪目』という一種の眼球日焼けを引き起こしてしまいますので、その点で言えばサングラスも有用ですが)目の保護の観点からも、ゴーグルの着用をおススメしています。

ゴーグルは価格幅が広いので必要な機能やデザインと予算を見比べて頂くのがポイントです。
また、試着して頂いてフィット感を確かめて頂くのと、ゴーグルの形状も確認して頂きたいですね。


ゴーグルのフィット感というと?

F-JANCK
『ゴーグルと鼻の間に隙間があるかどうか』『頬などに当たって痛くないか』などを確認頂してください。
例えば、欧米仕様のゴーグルですと、ゴーグルと鼻の間に隙間が空きやすいんです。(日本人の鼻が低いから)
日本の正規ディーラーであれば、メーカーが日本人やアジア人向けに鼻部分のスポンジを厚くした仕様にしていますので、店員さんに確認してみると良いかと思います。
※仮に日本仕様であってもメーカーによってフィット感はちがいますので、試着してみることをおススメしています。


形状というのは、デザインということですか?

F-JANCK
『レンズの形状』『フレームの形状』があります。
レンズの形状とは、曲面レンズと平面レンズの2種類、フレームの形状はコンパクトサイズかビッグサイズか。ですね。


レンズの形状とは、どのように違いますか?
ぶっちゃけ、見た目(デザイン)で選んでみても良いのでは?

F-JANCK
デザインが好きでフィット感が良ければ、それがお客様にとって良いゴーグルであることは間違いないですねw
少しご説明させて頂くと、曲面レンズは平面レンズに比べてゴーグル内の空間が広いため、平面レンズに比べゴーグル内の空気が湿っぽくなり難くなり、結果的に曇り辛くなります。
また、眼球のカーブに沿った曲面をしているため、レンズを通して光が均一に入ってくるため、コントラストが安定しやすいというメリットもあります。
ようするに、曇り辛く、見やすいという事です。
このように言うと平面レンズが劣っているかのように思えますが、曇り辛さや見易さなどは昔のゴーグルに比べ格段に向上していますので、通常使って頂く分には全然問題御座いません。
最後は見た目が好きか否かになってしまいますねw


フレームに大きさについては?

F-JANCK
昨今は大き目のフレームのゴーグルが人気で、各メーカーでもラインナップの多くが大き目のフレームになっています。
やはり、曇り辛さと広い視界が人気の理由ですね。


しかし、女性や子供には大きすぎませんか?

F-JANCK
そのために、コンパクトなモデルも販売されています。
無論、大き目のフレームに劣らないくらいの性能はありますので、とくに女性の方には大き目のフレームとコンパクトなフレームの両方をお試し頂きたいですね。

 

グローブの買い方

店紹介 グローブ売り場


グローブを購入する際のポイントを教えてください。

F-JANCK
ウェアを買うときのポイントとほぼ同じですね。
ご確認頂きたいのは、サイズ(フィット)感と防水性能です。


やはり、GORE-TEXのような防水フィルムを使用した製品がおススメでしょうか。

F-JANCK
そうですね、濡れないグローブというのはかなり重要ですからね。
最近では、各メーカーから防水フィルムを使用した、比較的安価なグローブが発売されているので、選べる数はとても多いですよ。


5本指の一般的なグローブとミトンタイプのグローブはどちらがおススメでしょうか?

F-JANCK
難しい所ですね。
好き嫌いが分かれるところなので、デザインは置いておいて、機能面でお話するとミトンタイプは暖かいですよね。
恐らくミトンを選ぶ方の大半は『暖かいから』というのが理由かと思います。
5本指のグローブはやはり操作性が良いということではないでしょうか。ミトンタイプではグローブを装着した状態では小さなファスナーとかあけられませんからね。

 

バッグの買い方


バッグを購入する際のポイントを教えてください。

F-JANCK
バッグにもいろいろと種類がありますので、スノーボードを入れるケース(スノーボードバッグ)についてお話しますね。
現在主流なのは、リュックのように背負えるタイプのものですね。
価格によっていろいろと特徴が分かれるのですが、安価のものは『ナイロン布製のケース』という具合なので、衝撃吸収材等ははいっていません。
このタイプは車での移動の際に車内に板を入れるときなどに使用するのが良いでしょう。
もう少し値は上がりますが、衝撃吸収材が入っているケースがあります。
バスや電車、また郵送等を利用する場合にはこのタイプが良いですね。移動の際に衝撃吸収材無しですと中のアイテムに破損が生じてしまう恐れがありますから。


常々思うのですが、日本のスノーボード環境って少し変わってますよね。
夜行バスでゲレンデにいって、混雑する更衣室で着替えて、みたいな行動パターンって海外のスノーボード環境では珍しいと思うんですよ。
海外では車での移動が多くなりますし、日帰りバスなどでの移動はあまりメジャーではないかと。
日本の環境にマッチしたようなバッグって海外メーカーとは作れるんですかね?

F-JANCK
正直、日本の環境に合わせてつくられたものは無いと思いますね。
当店では日本で(特にバスツアーで)使うのに便利なオリジナルのバッグを販売してまして、これは結構好評いただいています。
ユーザーからの声を反映させて、混雑した更衣室でも荷物の出し入れがしやすいように工夫したり、出来るだけコスト抑えてお求めやすい価格設定にしたりしています。


オリジナルバッグですか。。。。専門店にしかできない芸当ですね。
実際に見てみると、本当に使いやすそうです。ポケットも多いし、防水対策もしてある。
人気の理由わかりますよ。絶対使いやすいもん。。。

F-JANCK
あ、、、ありがとうございますw
海外の有名なメーカーのバッグが必ずしもお客様の使用用途にマッチしているとは限らないので、当店オリジナルのバッグ以外にもいろいろと検討してみて頂くことをおススメしています。

荷物の出し入れが簡単で、防水対策もとられている便利ポケット

荷物の出し入れが簡単で、防水対策もとられている便利ポケット

 

 

 

取材を通して、論理的な商品説明と常にお客様の立場に立った接客を感じることが出来た。
昨今はインターネットショッピングがメジャーになってきており、価格面では専門店はネットショップには太刀打ちできない。
しかし、販売のプロが持つ圧倒的な知識量と経験からくるアドバイスはそれだけも付加価値を持っていると感じた。
始めてスノーボードを買う方も、2回目3回目にアイテムを購入する方も、一度専門店の専門販売員に相談してみてほしい。
きっと貴方のスノーボードライフを充実させてくれる新たな発見を提供してくれるはずだ。

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F-JANCKホームページ

この記事の著者

乾 海老雄

乾 海老雄

元スノーボードインストラクターのIT系Webライター

長野や北海道、マウントフッド(アメリカ)、ウィスラー(カナダ)等
様々なスキーリゾートを転々とした後、東京に落ち着く。
現在はWeb制作を行う傍ら、スノーボード系のライティングを行う日々。
妻と娘の3人家族の35歳。

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