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スケボーのウィールに関して知らないと恥ずかしい4つの知識

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309,045 views 2020-4-26 UPDATE

スケートボードウィールって

スケートボードの車輪部分であるウィールは、乗り心地やトリックのやり易さなどに影響する大事なパーツだ。
ウィールの側面には普通、グラフィックデザインが施されているがそこの好き嫌いは置いておいて、様々な種類のウィールが出回っている昨今、ウィールの要素ごとに比較してその善し悪しを解説する。

ラストにはウィールをリリースしている有名ブランドをご紹介しているので、ウィールを買いたいなら紹介しているブランドから購入すればまず間違いはない。

ではさっそくウィールについてみていこう。

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大きくわけて4つの要素を順番に解説。

ウィールの大きさ(直径)

50mm〜60mmの間が通常ショップなどで売られているウィールの大きさだ。
下図のようなトリック用のスケートボードには50mm〜55mmくらいの大きさが用いられることがほとんど。

50mm〜52mm

スケートボード

 
 
回し系などのトリッキーな技を決めたい人向け
小さめのサイズ50mm〜52mmあたりの大きさは直径が小さい分重量がないので、スケートボードが軽くなり、スケートボードの扱いがし易くなる。

53mm〜55mm

スケートボード

 

スピードを活かしたダイナミックな滑りをしたい人向け

一方で53mm〜55mmの大きさだとウィールの直径が大きいのでスピードが出しやすく、粗いアスファルトでも力強いプッシュができるのでストリートを攻めるスケーターは大きめのウィールを好んで使用する。

今使用しているトラックがHIの場合なら問題なく使えるが、LOWの場合だとウィールが大きいためバイト(ウィールとボードが接触して、急ブレーキがかかってしまう現象のこと)してしまう可能性が出てきてしまいますので、50mm〜53mmの小さめのウィールを使う方が調子が良い。

55mm〜

クルーズスケートボード

 

街乗りのためのクルーザー用

55mm以上のウィールを取り付ける場合にはウィールが板に当たらないようにライザーパッドや車高の高いトラックなどに履き替えなければならないが
大きいだけの利点も確かにあり、荒れたアスファルトなども50mmのウィールよりは減速せずに進むことができる。

ウィールの幅

ウィールの幅もそのブランドやシリーズによって様々。
幅に関しては直径ように、細かい数字で決まってなく、見た目で幅が広いものと幅が狭いものと判断する。
それぞれ広いものと狭いものの特徴を見ていこう!

幅が広いウィール

スケートボード パークライド

 

幅が広い=接地面積が広いということで、パークのような地面に凹凸がない場所でもしっかりとグリップしてくれ、安定した滑りをすることができる。

幅が狭いウィール

ノーズスライド

 

幅が広いものよりも、ウィール自体の大きさが小さくなるので重量が軽くなり、その分回し系のトリックもやりやすく
また接地面積が少ないのを活かしてノーズスライドやテールスライドといったウィールが擦れるトリックでもスムーズに擦る事ができ、突っかかりにくくなる。

ウィールの硬さ

ウィールの硬さも様々で100Aや99D
など色々な表記のされ方をしていますが、まずは数字の後ろについているアルファベットについての説明。

このアルファベットに関してはブランドごとに設けている規格なので、無視してもらって大丈夫。

重要なのは数値の方で、数字に関する説明をしていこう。

数値の大きさが大きくなればなるほど硬いことを表してる。
101が最も硬い規格で99が標準的な硬さとなっており、始めたばかりでまだ好みが分からない方は取りあえずこの硬さを選んでおけば問題ない。

数値が70以下のものはトリック用には用いずにクルージング用として使われることがほとんど。

硬さが柔らかくなればなるほど、路面が荒くてもスムーズに乗ることができる。

ウィールの色

ウィール本来の色は上記に載せているウィールのような白色。

スピットファイアなどを筆頭に様々なカラーウィールが発売されているが
色を入れるということは白色のベースウィールに不純物を入れて色をつけているに他ならない。

不純物が入っているということは、摩耗が激しく白色のウィールに比べるとパンクしやすく小さくなりやすいというデメリットがある。
 
 
カラーウィール

スケートボードのその他のパーツについて

スケートボードの部品について知識を深めたい方は下記記事も参考にしてみてください。

知っていて損はない。スケボーデッキの基本知識と海外ブランド14選。

#スケートボードで使う道具

スケボーのパーツの中で最重要なトラックの説明と有名ブランド紹介

#スケートボードで使う道具

小さいけど精密に作られているスケボーのベアリングについて

#スケートボードで使う道具

失敗しないデッキテープの貼り方と有名ブランド紹介

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【スケボーをこれから始めたい方へ】スケートボードをコンプリートで買うという選択肢【パーツ説明&おすすめ5ブランド】

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ウィールを製造している有名ブランド

デッキを作っているブランドであれば、ウィールも作っているブランドがほとんどだが
ここではウィールが有名なブランドをご紹介していく。

Spitfire(スピットファイア)

spitfire

spitfire-wheel-F1

web : spitfirewheels.com

言わずとも知れた、スケートボードウィール界の老舗ブランド
まずここのウィールを装着しておけば、間違いないことは確かだ。
スケートボードをやる中で1度は試しておいて方が良い。

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SATORI(サトリ)

satori

satori wheel

web : satoriwheels.org

日本語の『悟り』がブランドネームの由来とされていて、自らと向き合うことがコンセプト。
プロダクトのデザインにも像や仏像など仏教に関連する絵が描かれていたりとアジアンテイストのプロダクトを展開している。

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Momentum(モーメンタム)

momentum

momentum toeda yoshiaki model

web : www.momentumskate.com

シャレオツウィールブランド、Momentum。
日本屈指のテクニカルスケーター、戸枝義明も在籍しているブランドで手書き調のデザインもカッコよく人気がある。

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Autobahn(アウトバーン)

Autobahn

Autobahn wheels

web : autobahnwheelshop.com

ウィールの製品開発に余念がないブランドといえば、"Autobahn"
2層構造のウィールの開発など、ウィール業界に新しい風をもたらし続けている。
製品品質には定評がある。
ちなみにブランドネームの"Autobahn"はドイツにある有名な速度無制限道路が由来していて、どこまでも加速していくウィールを作っていこうという想いが伝わる。

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Gold(ゴールド)

gold

gold wheels

web : www.goldwheels.com

DGKなどのヒップホップ系ブランドのウィール部門といえば、ここGold Wheels
ブランドネーム通り、ゴールド色を多様したヒップホップなデザインが目を引く。

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Bones Wheels(ボンズウィールズ)

BONES

Bones Wheels

web : bones.com

BONESといえば、bones bearingのベアリングが有名だが
そのbonesとは異なる会社がウィールのプロダクト展開も行っている。
かなり良品質だと広がり、愛用者も急増中の注目ブランド。

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DARKSTAR(ダークスター)

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web : darkstarskate.com

チェット・トーマスによって設立されたブランド、"DARKSTAR"は元々ウィールブランドとして走り始め、今ではデッキも取り扱うブランドへと成長している。
テイストはハードコアで、ブランドイメージを維持するためにライダーもゴリゴリのハードコアライダーを揃えてきている印象。

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ウィールを構成している様々な要素をご紹介しましたが、いかがでしたか?

ウィールの購入する時に役立ててもらえると本望です。

初心者スケーターに向けたお役立ちトリックHOW TO

スケートボードをはじめて、まず覚えたいトリックがこれ。

05 Shove It(ショービット)

#スケートボードのHOW TO(ハウツー)

スケーターとしての人生がここから始まると言ってしまっても過言ではないトリック。
オーリーの追求に終わりがない。と言われる奥の深いトリック。

Ollie(オーリー)をプロスケーターが教える

#スケートボードのHOW TO(ハウツー)

180度デッキを回転させることがいかに難しいことを思い知らされる180トリック。

10 FrontSide180 (フロントサイド180)

#スケートボードのHOW TO(ハウツー)

12 Backside 180(バックサイド180)

#スケートボードのHOW TO(ハウツー)

スケートボードをやり初めた時にイメージとしてこれができたらかっこいい!!と思っていたであろうトリック。

23 Kick Flip(キックフリップ)

#スケートボードのHOW TO(ハウツー)

24 Heel Flip(ヒールフリップ)

#スケートボードのHOW TO(ハウツー)

 

Writer

TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。

編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column

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