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スケボーのトラックは人間に例えれば腰!
スケートボードの中で一番複雑な作りをしているのが、このトラック部分で
車高の高さ、曲がりやすさ、乗り心地などスケートボードをする上で重要な役割を果たしています。
また様々なブランドがトラックを出しており、好き嫌いがはっきりと分かれる部品で
プロスケーターでも一度使用すると変えるのをためらうほど重要(変えてしまうと乗った感覚が大きく変わってしまうため)。
スケートボードのパーツの中で最重要なトラックの大コラム。
以上の要点を順々に説明していきます。
トラックを構成する部品や幅の名称
トラックの幅
トラックの幅ってどこの長さのこと?ってなりそうなので解説していきます。
通常トラックの幅というと、アクスル幅といって
トラックの左側のアクスルナットから右側のアクスルナットまでの部分を指します。
要するに純粋に端から端までの長さのことです。
またハンガー幅という幅もあり、下図の部分になります。
ウィールを取り付ける部分(アクスルシャフト)の部分を引いた幅のことです。
ここで本題ですが、デッキの幅に最適なトラック幅を選ぶことが重要になりますが、各ブランドで表記の仕方が異なります。
例を上げると
①ベンチャートラック → 5.0
②インディペンデント → 139
③ディストラクト → 7.75
とバラバラですが、計測している部分が異なることと、インチ表記とミリ表記で異なっているので数値が異なります。
下にそれぞれの幅の種類と単位の種類を載せておきます。
①ハンガー幅のインチ表記
②ハンガー幅のmm表記
③アクセル幅のインチ表記
とわずか3例しか上げてないにも関わらず、この違いなので
自分の好きなブランドが見つかるまでは、ショップの店員さんに自分のデッキの太さを伝えて、それに合った幅のトラックをチョイスしましょう!
トラックの高さ
基本的に各モデルに対して hi(ハイ)とlow(ロウ)があり
文字通り、hiは車高が高めのものlowは車高が低めのものとなっています。
それぞれの特徴を紹介していきたいと思います。
hi(ハイ)
hiを選択した場合、デッキと地面との距離が離れるためトリックに高さが出ます。
トリックに高さが出るものの、踏み心地が重くなってしまうので、初心者の方にはあまりhiはオススメできません。
ある程度デッキを弾く力が着いてきたところで、hiに切り替える方が良いと思います。
low(ロウ)
lowの場合はデッキと地面との距離がhiよりも短くなり弾きに軽さがでます。
軽い力でテールを蹴ることができるので初心者の方には向いているといえます。
ホイールベースの長さ
ホイールベースの長さとはデッキに取り付けた際のノーズ側ウィールからテール側ウィールの距離を指します。
この長さが短いとテールの弾きを軽くすることができます。
テコの原理を用いて考えると分かるのですが、単純に短くするとテールの弾きが軽くなると覚えましょう。
逆にこの長さが長い場合は、テールの弾きが重くなりますが、乗っているときの安定感が増します。
ここまでくるとあとは感覚的な好き嫌いになってくるので、実際に乗りながら体感していきましょう。
ブッシュゴム
ブッシュゴムとは、最上部の写真を見てもらえれば分かるように
キングピンの中に入っている上下2つのゴムのことを指します。
このブッシュゴムの固さとキングピンの閉め具合によって、スケートボードの曲がりやすさが決まってきます。
ブッシュゴムの固さの好き嫌いは人それぞれで
グニャグニャでクイックな動きができるからと好きな人もいれば、安定感がでるように固めを好む人もいます。
その感覚は滑っているうちに、自分の好みを少しずつ見つけていくようします。
ある程度の調整なら、キングピンの締め具合で調節可能。
だがあまりにも緩め過ぎたり、締め過ぎたりするのは良くないので、キングピンの調節できる範囲を超える場合はブッシュゴム自体を変えましょう。
BONES ブッシュゴム
オススメのブッシュゴムは"BONES"
少し値段は張りますが、高品質で反発が良いです。
ちなみに固さは、左がHARDで右がMIDIUMとなっています。
スケートボードのその他のパーツについて
スケートボードの部品について知識を深めたい方は下記記事も参考にしてみてください。
知っていて損はない。スケボーデッキの基本知識と海外ブランド14選。
#スケートボードで使う道具スケボーのウィールに関して知らないと恥ずかしい4つの知識
#スケートボードで使う道具小さいけど精密に作られているスケボーのベアリングについて
#スケートボードで使う道具失敗しないデッキテープの貼り方と有名ブランド紹介
#スケートボードで使う道具スケートボードコンプリートについて
【スケボーをこれから始めたい方へ】スケートボードをコンプリートで買うという選択肢【パーツ説明&おすすめ5ブランド】
#スケートボードで使う道具スケボートラックの有名ブランド
Venture(ベンチャー)
web : venturetrucks.net
ストリートスケーターに御用達なトラックといえば、間違いなく"Venture truck"
クセが少なく、初めての人用のコンプリートデッキにもよく使われており
ブッシュゴムが固いのが特徴です。
右写真のゴールドトラックは、P-RODが監修するスケートボードブランド"Primitive"とのコラボ。
ACE(エース)
web : www.diamondsupplyco.com/ace-trucks.html
反応の早さはトラックブランドの中でも随一で
ストリートスケートではなく、プールやボール、ランプなどを好きなスケーターにはオススメです。
Destructo(デストラクト)
web : www.destructotrucks.com
プロダクトの全般のトラックの高さが高く設定されていて、他ブランドのトラックと比べると差は目に見て分かるほど。
かなりクセのあるトラックだが、1度ハマってしまうとかなり使いやすいという噂。
SILVER(シルバー)
web : www.silvertrucks.com
耐久性のあるトラックとして有名なのが、SILVER truck。
レッジや縁石など、トラックの摩耗が激しいカーブトリックを愛するスケーターにピッタリなトラックとなっています。
Royal(ロイヤル)
web : royalskateboardtruck.com
Royal truckは創設者の1人でもある"MIKE CARROLL"の血と汗と涙の結晶のようなブランドで、より良いトラックの追求を彼が日々続けここまで進化してきました。
シンプルなシルエットの中に色々な技術が詰まっているトラックです。
INDEPENDENT(インディペンデント)
web : www.independenttrucks.com
スケートボードのトラックでどこが最も有名なの?
って聞かれたら迷わず答えるであろう老舗トラックブランド"INDEPENDENT"
洗練された乗り心地を1度は試してもらいたいトラックです。
THUNDER(サンダー)
web : www.thundertrucks.com
トラックで軽いものを選びたい!
という人には、とりあえず"thunder"を選んでおけば問題ないでしょう。
右写真のTITAMIUM LIGHTは業界の中でも軽すぎると有名。
GRIND KING(グラインドキング)
web : www.grindking.com
あまり日本で多く流通はしていないブランドで、形状は少しVentureに似ています。
KRUX(クラックス)
web : www.kruxtrucks.com
トラックブランドの中でも一際目立つトラックの造りをしている"KRUX"
ハンガーの中心部分に大きな穴が空いていて、大きな計量化を行っていて、強度は大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、強度もばっちりです。
TENSOR(テンサー)
web : tensortrucks.com
軽量化を追求し続けるトラックブランドの一つ、"TENSOR"
次々に軽量化されたモデルをリリースしていて、右写真はライダーであるDaewon Songの"ALUMINUM"というモデルだがかなり軽い。
FORCE(フォース)
日本ではあまり流通していないトラックだが、海外では人気の高いトラックブランドの一つで
ブランドネームからも分かるように、力強いトラックに仕上がっている。
スケート仲間とは少し違うパーツを使いたい!って人にはオススメです。
R/ForA magazine 公式ツイッターアカウントでのアンケート結果
【Question】
『あたなが愛して止まないスケートボードのトラックブランドは?』
— R/ForA magazine (@rfora_m) 2016, 1月 30
Twitterでアンケートを採った結果がこちら。
INDEPENDENTが最も多く票を獲得しました。
老舗トラックブランドだけに、多くのスケーターからフィードバックをもらい信頼されるプロダクツをリリースし続けているという確証になる結果。
スケーターになったら、1度は使ってみたいと言われるトラックブランドだけに、まだ乗ったことがない人は試してみてはいかがでしょうか。
初心者スケーターに向けたお役立ちトリックHOW TO
スケートボードをはじめて、まず覚えたいトリックがこれ。
05 Shove It(ショービット)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケーターとしての人生がここから始まると言ってしまっても過言ではないトリック。
オーリーの追求に終わりがない。と言われる奥の深いトリック。
Ollie(オーリー)をプロスケーターが教える
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)180度デッキを回転させることがいかに難しいことを思い知らされる180トリック。
10 FrontSide180 (フロントサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)12 Backside 180(バックサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケートボードをやり初めた時にイメージとしてこれができたらかっこいい!!と思っていたであろうトリック。
23 Kick Flip(キックフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)24 Heel Flip(ヒールフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column
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