平昌オリンピック

平昌オリンピック 女子フィギュアスケートのルールや競技日程・注目の選手と結果

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2,938 views 2018-2-3 UPDATE

1.フィギュアスケート女子の日程と時間
2.フィギュアスケートのルールと採点方法
3.観戦するために知っておいた方がいいこと
4.良く使われるフィギアスケートの技名の解説
5. 女子フィギュアスケート日本人選手と有名選手

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1.フィギュアスケート女子の日程と時間

平昌オリンピックでのフィギュアスケートは、男女混合の団体戦と男女別の個人戦に分かれています。

まず団体戦の女子の日程は以下のようになっています。
・2/11(日)10時~女子ショートプログラム
・2/12(月・祝)9時50~女子フリースケーティング

2日間とも朝の10時くらいからの開催ですが男子やアイスダンスと混合になっているので順番に滑走していき、女子の出番は2/11日は11時45分あたり、2/12日は12時15分あたりの予定となっていますが前後する可能性もあります。

個人戦の日時は以下の通りです。
・2/21(水)10時~女子ショートプログラム
・2/23(金)10時~女子フリースケーティング

そしてフィギュアスケートの最後の滑走はメダルを獲得した選手たちが滑るエキシビションで幕を下ろしますが、その日程は2/25(日)9時半~12時までとなっています。

2.フィギュアスケートのルールと採点方法

フィギュアスケートは審判によるジャッジでの点数を競い合うスポーツです。
簡単にいうと「ジャッジされた点数が高い人が勝つ」のですが、そこには細かなルールが決められています。

まずショートプログラムの時間は2分40秒と決められていて、10秒までなら前後してもいいというルールがあります。
つまり2分30秒~2分50秒までですね。

この時間に中でジャンプやステップ、スピンなどを行いそのつど点数を加算していきます。
当然難易度の高い技をすれば点数は高くなり、転倒やミスなどをすればそのぶん減点となります。

そしてフリースケーティングの時間は4分で、前後10秒のズレを含めると3分50秒~4分10秒までが認められています。
メダルを目指すような選手は何度も難易度の高いジャンプを飛びますが、何度飛んでもいいわけではなくジャンプは最大7回と決められています。

またその内のジャンプの内1つはアクセルのジャンプにする、スピンは最大8回まで、ステップは1回、という細かいルールが決められています。

ショートとフリーでは時間が違うので若干の違いがありますが、両方に「してはいけないこと」と「するべきもの」とがあります。
これらのルールを守れなかった場合は失格となるわけではなく、全体の総合点から減点される採点方式となっています。

他に採点される要因としてはジャンプ、ステップ、スピンなどの技の難易度によっての基礎点や出来栄え点、プログラム全体の流れや構成、いかに曲に合わせてスケーティングできているかなどで、技術だけでなく表現力やプログラムの構成でも点数が変わってくるのです。

点数を決定するジャッジは何名かおり、その点によって採点が決められます。

3.観戦するために知っておいた方がいいこと

フィギアスケートには細かなルールが存在しています。
しかし全て覚えるとなると複雑なので、最低限覚えておくようにするだけで十分楽しめます。

まずフィギアスケートはショートとフリーの2本構成になっています。
同じ日に行われることはなく、必ず別日に設定されています。

世界ランキングの上位者は後半での滑走になること、ショートの結果でフリーのだいたいの滑走グループが決まります。

フィギアスケートは1人の持ち時間が決まっているので、順番さえわかればどの選手が何時くらいに滑るかだいたいわかります。
最初から通してみるのも楽しいですが、かなり時間が長くなるので時間がない場合は計算してみると効率が良いです。

そして1人が滑るとその都度「キスアンドクライ」という場所にて採点を待ちます。
全員が滑り終わってからの点数発表ではないので、点数が発表されるまで待ちましょう。

採点をしている間に次の滑走者が体を動かし、そして演技となります。
後半につれて有名な選手や点数の高い選手が登場してくるので、後半になればなるほど順位が変動し、見ていても楽しめます。

時間がない場合でも後半にメダル争いの熾烈な戦いとなるので、最終グループだけでもみておくようにするとより盛り上がれます。

4.良く使われるフィギアスケートの技名の解説

フィギアスケートでは解説で様々な技の名前が使われるので、よく聞く言葉を中心に説明していきます。
細かなルールがあり難しいので、簡単に説明します。

アクセル

まずは「アクセル」です。
これはジャンプに関する言葉ですが、簡単にいうと半回転ジャンプのことです。
例えば「トリプルアクセル」なら、3回転半ジャンプという意味で難易度が高いジャンプです。
厳密には外側のエッジを使い、踏切が前向きなど細かな制限があります。

ルッツ

次に「ルッツ」です。
これは滑走の起動とは反対の回転をしながら飛ぶジャンプで、アクセルの次に難易度が高いといわれています。

フリップ

では次に「フリップ」と「ルッツ」ですが、この2つはよく似ています。
両方がトウでジャンプしますが、フリップは前から滑って飛ぶ前に後ろを向いてジャンプ、ルッツは後ろ向きで滑走してきてそのままジャンプするという違いがあります。

ループ

そして「ループ」ですが、これはジャンプする直前に足がクロスするジャンプで、よく「ジャンプしているときにイスに座ったような姿勢になる」と表現されます。

サルコウ

最後に「サルコウ」ですが、これは右足を一度振り上げてから行うジャンプで、ジャンプの瞬間に足がハの字になるので見分けやすいです。

ジャンプは他にも種類があるのですが、メダルを目指すような選手はこの中のジャンプを組み合わせていくつもプログラムをつくっています。

5. 女子フィギュアスケート日本人選手と有名選手

まず日本からは宮原知子選手、坂本花織選手の2名が出場します。

宮原選手は幼いころからアメリカで育った帰国子女で英語が堪能であり、身長は152cmととても小柄な選手です。
幼いころからスケートを始めジュニア時代から活躍、今まで全日本選手権や四大陸選手権、グランプリファイナルでも素晴らしい成績を残している日本女子フィギアのエースです。
1日1000回もの腹筋をするなどとても練習量が多い選手で、練習のしすぎで疲労骨折をおこすなどトラブルもありました。
しかし現在は回復し、今回初めてのオリンピック出場です。

そして坂本花織選手は平昌オリンピックの出場を決める全日本選手権で2位となり、出場権を獲得しました。
坂本選手もオリンピックは初出場です。
まだこれからの選手なので知名度は低いですが、2016年のジュニアグランプリファイナルで3位、2018年の四大陸選手権で優勝している注目の選手です。

海外有名選手

では次に海外の有名選手を紹介していきます。
まずはロシアですが、ロシアは女子フィギアスケートのレベルがとても高く有名な選手が多いのですがその中でも2017、2018年のロシア選手権で優勝したアリーナ・ザキトワ選手です。
ジュニア時代から優秀な成績を残し、女子ジュニアでは史上初の200点越えを達成しています。

そして同じくロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手です。
この選手は日本のアニメが好きで、過去には日本のアニメキャラクターに扮した姿でスケーティングを披露したこともあります。
現在の女子フィギアスケートの世界ランク1位でもあり、今まで数多くの大会で結果を残している平昌オリンピックの優勝候補です。

では次はイタリアのカロリーナ・コストナー選手です。
この選手は現在30歳のベテランで、今まで多くの大会に出場してきた有名選手です。
イタリアでは「好きな女子スポーツ選手」の1位になったこともあり、イタリア国内では誰もが知っている選手で長身をいかした優雅さとダイナミックさが持ち味です。

フィギアスケート選手の多くが20代の前半で引退するので有名選手が変わりやすい世界ですが、ここに挙げた海外の選手はいずれも実績のある選手です。

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