平昌オリンピック

平昌オリンピック ボブスレーのルールや競技日程・注目の選手と結果

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1,166 views 2018-2-2 UPDATE

①ボブスレーの競技日程

平昌オリンピック開催期間は2018年2月9日~2月25日です。

【ボブスレーが行われる日程】 
2月18日・19日:男子2人乗り
2月20日・21日:女子2人乗り
2月24日・25日:男子4人乗り
競技場:オリンピックライディングセンター

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②ボブスレーのルールと採点方法

ボブスレーは、男子2人乗り、女子2人乗り、男子4人乗りの3種目が実施されます。各日2回ずつの計4回滑走し、その合計タイムで勝敗が決まります。
3回戦を終えて上位20位までに残れたチームが4回戦へと進むことが出来ます。もし20位が複数いた場合、全チームが4回戦へコマを進めることが出来ます。
全長は約1,300m。鉄製のシャーシのカバーがつけられた流線型のソリには先頭部に「ハンドル」、後部には「ブレーキ」がつけられています。ただし、このブレーキに関してはフィニッシュラインを超えてからでないと使用できないというルールがあります。
スタートから50mほど勢いをつけてソリに乗り込みますが、この時に1人でも乗り込めなかった場合は失格となります。
あとは、ドライバーがハンドルを操作し、他の選手はなるべく空気抵抗を少なくするため頭をさげ、曲がりくねったコースを滑走し、タイムを計ります。このタイムは100分の1秒まで計測します。

③ボブスレーを楽しむための豆知識

ボブスレーは1924年、シャモニー・モンブラン第1回冬季オリンピックから正式種目として採用されており、大変長い歴史を歩んでいる競技です。
もともとはソリ遊びを起源としており、スイスのアルプス地方で発達していったと言われています。
選手とソリの総重量は決められており、2人乗りで390kg、4人乗りで630kgとなっています。
もし選手の体重が足りず、必要重量に達しない場合はソリにおもりを積むことで調整します。
ちなみにソリの長さは最大で3.8m(4人用)、2.7m(2人用)までで、横ゲージの幅は最大0.67mに設定されています。
また、ソリに使用される"刃"は温度が高くなると有利になるため、屋外につるされた刃の温度を基準に4℃以内と細かく定められています。

ボブスレー競技の魅力は、気迫が伝わってくるスタートダッシュ、ハイスピードの中で操縦する選手のテクニック、時代を重ねるごとに進化していくボブスレーの「ソリ」にあると思います。
タイムを大きく左右するスタートダッシュは、そりのプッシュバーを握り勢いをつけて走り出します。
スタートラインから50mの地点までがそりに勢いをつけられるチャンスとあって、各国の気迫がダイレクトに伝わってきます。
加速したソリに乗り込み、コースを滑り出してでる最高速度は約150kmと「氷上のF1」と称されるほどスピードがでます。
このスピードの中、雪のコースをハンドル操作するのは至難の業です。
カーブの重力に負けないハンドル操作と、スピードを落とさないコーナリング・操縦も見どころの一つとなっています。

ちなみに選手がカーブを回すときに感じる圧力は重力の4倍で、世界最速記録は201kmだそうです。
過去には競技中や練習中に亡くなった方もいる、危険なスポーツであることでも有名です。
また、ボブスレーのソリも要チェックです。時代を重ねるごとに進化するその機能とスタイリッシュなボディーは、ボブスレーファンを虜にしています。
スタートダッシュや、操縦技術も勝敗を決める一因となりますが、ソリの性能も大変重要と言われています。
各国専属契約を結ぶなどして開発に力を入れ、大会では究極のソリで滑走します。

アメリカ・ドイツ : BMW社の開発協力
イタリア : フェラーリ社の開発協力
ロシア : オーストラリアのボブスレーメーカーと独占契約
イギリス : マクラーレンの開発協力

といったボブスレー強豪国は、ソリの開発に大変力を入れています。
ちなみに日本のソリは、一時、期東京都の町工場が中心となって国産のソリを開発するプロジェクトを進めていましたが、思う様にタイムが伸びずに断念しています。
しかし開発したソリは、2016年に平昌オリンピックで"使用する"とジャマイカボブスレー・スケルトン連盟が契約を締結してくれました。
これで日本国産のソリが初めてフェラーリやBMW、マクラーレンのソリとの戦いが実現するかと思いきや、昨年末より別のソリを使用している模様。契約がどのようになるかは、平昌オリンピックまでは明かされないままでしたが、結果平昌オリンピックでの使用は見送られることとなってしまいました。
ただ、日本代表が日本のソリを使用するわけではないので、この事態に対しての意見は様々あるようです。
平昌オリンピック出場の切符を取りに行くボブスレーの男子日本代表チームは「DANGANジャパン」と呼ばれています。

【平昌オリンピックのボブスレー(兼スケルトン)のコースプロフィール】

トラック(長さ)1376.38m
標高差116.32m
平均斜度:9.48%
基本的に、ボブスレートラックの長さは1200~1300m、平均傾斜は8~15%、曲線での半径は20m以上と定められています。

④ボブスレーで用いられる用語

・パイロット
ソリの内側の操縦ロープを利用して操縦する人

・ブレーキマン
フィニッシュラインを通過した後、ソリが停止するようにブレーキをかける役

・プッシュマン
ボブスレーの4人乗りのパイロットとブレーキマン以外の2人のことで、出発する時に力強くソリを押し出す役をします。

【同じ会場で行われるソリ競技】

・リュージュ
1人乗りと2人乗りの種目が存在。オリンピックでは、男女それぞれ「1人乗り」、「2人乗り」、「チームリレー」があり、2人乗りとチームリレーでは乗る選手の性別は問いません。
使用されるソリは、座席の強化プラスチック製のシャーレと呼ばれる部分と、スチールの歯がついた木製のクーへと呼ばれる部分の2つを結ぶ鉄製のブリッジで構成されています。
ボブスレーのような重量制限はありません。

・ボブスレー
2人乗り、4人乗りの種目が存在。オリンピックでは、男子には「2人乗り」「4人乗り」、女子には「2人乗り」があります。

・スケルトン
1人乗りの種目で、男女ともに完全個人種目となります。
使用されるソリは鉄製の小さめなソリで、骨格と骨組みを意味するスケルトンという名の通り、シンプルなつくりが特徴となっています。
ソリの重量は男子43kg、女子35kgまでの制限があり、選手を含め115kgを超えた場合ソリの重量は、男子33kg、女子は29kgの制限に変わります。

⑤平昌オリンピック・ボブスレーに出場する日本選手

日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は2018年1月22日に、平昌オリンピックの補欠枠に回っていたボブスレー男女が共に出場枠を獲得できなかったことを発表。平昌オリンピックのボブスレー競技への日本人の出場は果たされませんでした。これにより、1972年の札幌オリンピックからの連続出場は途切れた形となってしまいました。

【ソチオリンピックからみるボブスレー強豪国】

・男子2人乗り
ロシア:金メダル
スイス:銀メダル
アメリカ合衆国:銅メダル

・男子4人乗り
ロシア:金メダルを獲得するも薬物違反により失格
ラトビア:銀メダル
アメリカ合衆国:銅メダル

・女子2人乗り
カナダ:金メダル
アメリカ合衆国:銀メダル
アメリカ合衆国:銅メダル

【ボブスレー女子注目選手】

・エラナ・マイヤーズテーラー(アメリカ合衆国):1984年生まれ 170㎝ 79kg ボブスレー2人乗り

2015年、2017年の世界選手権で共に金を獲得。ソチオリンピックでは銀メダルを獲得している選手です。

・ヘザー・モイズ(カナダ):1978年生まれ 179cm 72kg ボブスレー2人乗り

2011年世界選手権で銅メダル獲得、バンクーバーオリンピック、ソチオリンピックともに金メダルを獲得している選手です。

ボブスレー競技では枠を獲得できなかったものの、スケルトンでの出場枠を男子2名、女子1名で獲得することが出来ました。
3名で平昌オリンピックへ挑みます。

【スケルトン出場枠獲得選手】

・高橋 弘篤 (タカハシ ヒロアツ)
1984年生まれ 33歳 175㎝ 84kg  所属:無し
2017年全日本スケルトン選手権大会で優勝を飾り、2018年のワールドカップアルテンベルク大会では9位という成績を残しています。

・宮崎 克幸 (ミヤザキ カツユキ)
1995年生まれ 22歳 177㎝ 83kg 所属:仙台大学4年生
2017年ノースアメリカンカップ カナダウィスラー第2戦で優勝、全日本スケルトン選手権大会では2位という成績を残しています。

・小口 貴子 (コグチ タカコ)
1984年生まれ 33歳 162㎝ 64kg 所属:丸善食品工業
2017年全日本スケルトン選手権大会で2位、2018年のワールドカップアルテンベルク大会では16位という成績を残しています。

海外の強豪チーム

・ドイツ
・スイス
・アメリカ
・カナダ
・イタリア

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