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コーヒーミルの粗さ調整のポイントやコツを徹底解説!

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7,301 views 2022-2-26 UPDATE

「コーヒーミルを買ったけど粗さ調整したことない、、、」というあなたは、損をしています。

コーヒーミルは細かく挽くこともできれば荒く挽くこともできます。

また、コーヒーは主に極細挽き、細挽き、中細挽き、中挽き、粗挽きの5種類がありますが、挽き具合によって味わいが大きく変わります。

今回はコーヒーミルの粗さ調整のやり方と5つの挽き方の違いや特徴を詳しく説明していきます。

読み終わる頃には、自分なりにしっくりとくる挽き方を見つけられるはずですよ。

コーヒーミルの粗さ調整のやり方

コーヒーミルの粗さ調整のやり方ですが、以下の3ステップになります。

  1. 部品を取り外す
  2. 粗さ調節ネジを回す
  3. 取り外した部品をつける

HARIOのセラミックスリムという手動式コーヒーミルを使用して、詳しく説明していきます。

STEP①:部品を取り外す

まず粗さ調整ネジまでに、取り外さないといけない部分を外していきます。

調整ネジはコーヒーミルによって異なるので、事前に確認しておきましょう。取り扱い説明書を見ればすぐにわかると思います。

基本的には粉受けを外した部分、ハンドルやストッパーを外した部分にあります。

今回ぼくが使っている、セラミックスリムは粉受けを外したところにありました。

STEP②:粗さ調節ネジを回す

では豆を挽く粗さを調節していきますが、調節ネジは以下のような感じになっています。

時計回りに回すことで、粉は細かくなります。回すにつれて徐々に苦味が強く、酸味は弱くなっていきます。

逆に反時計回りに回すことで、粉は粗くなります。回すにつれて徐々に苦味が弱く、酸味は強くなっていきます。

STEP③:取り外した部品をつける

ネジの調整が終われば、次は取り外した部品を戻していきます。

セラミックスリムの場合、粉受けを外したところに粗さ調節ネジがあったので粉受けを取り付けるだけでした。

しかし、コーヒーミルによってはネジやハンドル、ストッパーまで外すものがあります。

そのような場合は、STEP①の取り外すタイミングで、どの順番に外したのかを覚えておくようにしましょう。

【図解】粗さ調整ごとの適切な抽出方法とは?抽出器具とともに解説!

コーヒーは、抽出方法に適した豆の挽き具合が存在します。

なぜなら抽出する器具によって、コーヒーの粉とお湯の接し方、またお湯に触れさせる時間もまったく異なるからです。

例えば、手動式コーヒーミルであれば、中細挽きや中挽きで挽いた豆をペーパードリップを抽出するのが一般的です。

適した抽出方法と豆の挽き方の組み合わせを間違えると、薄い味のコーヒーになったり、抽出のしすぎでえぐみの強いコーヒーができあがるので必ず確認しましょう。

抽出方法はエスプレッソやウォータードリップ、サイフォンなど、複数種類あるのでグラフにまとめてみました。

粗さ調整ごとの適切な抽出方法

極細挽き 細挽き 中細挽き 中挽き 粗挽き
エスプレッソ
ウォータードリップ(水出し)
ペーパードリップ
サイフォン
コーヒーメーカー  ○
ネルドリップ  ○
フレンチプレス  ○
パーコレーター

コーヒー豆の5つの挽き方の違いや特徴を解説

冒頭でも伝えましたが、コーヒー豆の挽き方は以下の5種類があります。

  • 極細挽き(ごくぼそびき)
  • 細挽き(ほそびき)
  • 中細挽き(ちゅうぼそびき)
  • 中挽き(ちゅうびき)
  • 粗挽き(あらびき)

それぞれの違いや特徴を交えて説明します。

①:極細挽き(ごくぼそびき)

極細挽きは砂糖で例えるなら上白糖くらいの細かさになります。

抽出方法だとエスプレッソやイブリック向きとされています。

※イブリックとはコーヒーを煮込む際に使う小さい鍋のようなもの。主にトルコで使用されている

豆は細かくなればなるほど、苦味が強く、酸味は弱く、抽出は濃くなるので、極細挽きはまさにその通りです。

そのためドリップに時間のかかるペーパードリップなどの抽出方法は、極細挽きには合いません。

イブリックで淹れない方以外はエスプレッソマシンで淹れるようにしましょう。

②:細挽き(ほそびき)

細挽きは上白糖とグラニュー糖のちょうど間くらいの細かさになります。

抽出方法だとウォータードリップ、水出しが一般的です。(水出しは好みによって粗挽きですっきりと飲まれる方もいます)

苦みとコクが強いような味わいになります。

ペーパードリップみたいなメジャーな淹れ方をするとお湯が貯まってしまって、過抽出になりえぐみの強いコーヒーになるので注意しましょう。

③:中細挽き(ちゅうぼそびき)

中細挽きはグラニュー糖と白砂糖の中間くらいの細かさになります。

抽出方法だとペーパードリップやサイフォン、コーヒーメーカーがよく使われます。

抽出方法が豊富なことからわかるように、最もベーシックな挽き方になります。

実際、市販で売られているコーヒーの粉は、ほとんどが中細挽きで販売されています。

もしどの具合で豆を挽けばいいのかわからない!ってなった場合は、中細挽きにするようにしましょう。

④:中挽き(ちゅうびき)

中挽きはグラニュー糖とザラメ糖の中間くらいの細かさになります。

抽出方法だとサイフォンやネルドリップ、フレンチプレスがよく使われます。

豆は粗くなればなるほど、抽出は浅くなるので、時間をかけてゆっくり淹れる抽出方法が向いています。

そのため抽出スピードの早い水出しでコーヒーを淹れる際は、極力粗挽きは避けるようにしましょう。

⑤:粗挽き(あらびき)

粗挽きはザラメ糖くらいの細かさになります。

抽出方法だとパーコレーターがよく使われています。

豆が粗いので、苦みが少なく酸味がやや強いのが特徴。

抽出で使用するパーコレーターはペーパーフィルターなど必要なく単体でコーヒーを淹れれるので、主にアウトドアで活躍します。

なので粗挽きにするタイミングはアウトドアの時が多いです。

コーヒーミルの粗さ調整でより美味しく!

今回はコーヒーミルの粗さ調整のやりかた、挽き方の違いや特徴について説明してきました。

粗さ調整を適切にすることで初めて、コーヒーは美味しく飲めます。

これまでに一回も粗さを変えたことがなかったという方は、一度いまの抽出方法に合っているのかを確認してみましょう。

もしかしたら豆を変えなくても、これまで以上に美味しくコーヒーを飲めるかもしれないです。

豆の細かさによって味わいはおおきく変わるので、自分が好きだな!と思うコーヒーをぜひ探してみてください。

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