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サウナとCBDでワンランク上の「ととのう」!その組み合わせを紹介いたします!

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6,242 views 2021-11-12 UPDATE

ウェルネス界隈において、近年注目を集めている「CBD(シービーディー)」と、芸能人やビジネスマンを中心に大人気アクティビティへと発展した「サウナ」
どちらも心と身体のリフレッシュ効果に優れておりますが、両者を組み合わせることでその効果をさらに伸ばすことができるのでしょうか。
本記事では、「CBDとサウナの関係性」について、解説をしていきます。サウナについてはすでにご存じの方がほとんどかと思いますので紹介は省きますが、CBDについては基本的な情報の紹介からスタートしますので、そもそもCBDについてよくわからないという方も、ぜひ参考にしてみてください。

最近よく耳にするCBDとは?大麻由来の成分って本当?


CBDは「カンナビジオール」の略称で、大麻草になどに含まれる「カンナビノイド」と呼ばれる天然成分の一種です。同じカンナビノイドの一つに、「THC(テトラヒドロカンナビノール)」があります。これが俗にいう「ハイになる」という大きな精神活性をもたらす成分であり、マリファナ(麻薬)の主成分ともされております。日本をはじめとする多くの国々で規制の対象にされているのは、実はこのTHCなのです。

CBDにはTHCのような精神活性をもたらす成分は含まれておりませんので、ご安心ください。THCは大麻草の花や葉から抽出されますが、CBDは茎や種子から抽出されます。両者は原子配置が異なり、違った構造をしております。その構造の違いが、私たちの身体への効果にも違いをもたらします。CBDに対しては、WHO(世界保健機関)によって病気の諸症状への効果が実証・示唆されており、CBDに薬物乱用の可能性や個人・公衆衛生上に問題が起こりうる危険性がないことを、WHOが認めております。

CBDは体内のいたる所に存在するカンナビノイド受容体と間接的に相互作用することで、エンド・カンナビノイド・システム(ECS)の働きを促進します。ECSとは人間の体内に備わっている生理的システムで、心と身体のバランスを調整する機能です。ECSは外部からのストレスや老化に伴い、その機能が弱まってしまいますが、CBDに含まれる天然由来のカンナビノイドを体内に取り入れることで、ECSの働きを促進させることができます。

CBDはどんなメリットをもたらしてくれるの?

CBDにはどのような効果があるのでしょうか。CBDを摂取することでもたらされる代表的なメリットについて、紹介いたします。

ストレスの緩和


不安を軽減してリラックス効果を得られることです。
不安やストレスを長期間抱えていると、うつ病などの精神疾患につながる恐れがあるとされております。CBDを摂取すると、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に対する反応に関わります。そのため、ストレスの緩和や精神的な不安を解消できるのではと期待されております。
その効果の一例として、海外ではCBDの摂取を続けた患者がうつ病や統合失調症などの症状緩和を実感したと、SNS上で発信したことがあげられます。もちろん、これは個人の感想の1つであり、まだまだ議論の余地がある内容ですが、世界中で様々な研究が進められており、今後の発表に期待がされております。

睡眠の質の改善


不眠の緩和もCBD摂取の代表的なメリットです。
不眠症に悩む人がCBDの摂取を開始したところ、睡眠時間が延長したという研究結果が出ました。PTSD(心的外傷後ストレス障害)による睡眠障害を持った患者にも効果が出たという事例もございます。
睡眠の質の改善は、CBDがECSの働きを増進させることに起因します。不眠症は1つの病気ではないため、精神的・身体的な様々な理由から起こり、原因はそれぞれ異なります。ここに不眠症改善の難しさがありますが、CBDを摂取することでECSが活性化すると、ストレスや不安の軽減はもちろんのこと、炎症の抑制、痛みやかゆみの緩和などの身体的メリットも享受できます。そのため、ストレスによる不安から眠りに付けない人にも、身体の痛みやかゆみで眠れない人のいずれにも有効とされております。

痛みの軽減や抗炎症作用


身体的な効果としては、身体損傷や神経損傷による痛みや抗炎症作用があるとされております。CBDが痛みに作用するメカニズムとしては、カンナビノイド受容体が関わってきます。カンナビノイド受容体のうち、CB2受容体という種類があるのですが、これらは皮膚などの末梢組織や免疫系の細胞に多く存在をしております。そして、CBDはこのCB2受容体と親和性が高い(結合しやすい)ため、痛みを和らげる効果があるとされております。
CBDについてもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください!

世界中で注目を集めるCBDの効果と安全性を解説!CBD初心者の方必見です

CBDとサウナを組み合わせた時の効果は?

サウナについて

昨今の一大トレンドにまで成長したサウナには、様々な健康効果があるとされております。
・心身の緊張をほぐすリラックス効果
・身体の痛みの軽減
・代謝の向上
・身体にたまった老廃物の排出
など
また、サウナ後に冷水に入ると交感神経が活性化され、β-エンドルフィンという身体に快感を与える脳内ホルモンが分泌されます。これがいわゆる「ととのう」状態で、サウナにはまる人が続出している理由の1つです。

サウナとCBDの組み合わせについて


そんなサウナとCBDですが、どちらも高い健康効果が期待されております。しかも、その健康効果には共通しているものもあります。そのため、両者を組み合わせることで、更なる効果が期待できると言われております。実際に、サウナとCBDを同時に体験できるアクティビティがメディアで取り上げられたり、体験者の声も多く集まっております。
CBDとサウナの健康効果には、共通しているものがいくつかあります。しかし、そのメカニズムには違いがあり、その違いこそが両者を組み合わせることのメリットとなります。
例えばストレスの軽減については、CBDは脳内のβ-エンドルフィンの吸収を高めたり、抗不安作用があるセロトニン受容体の活性化によるものであるとされております。一方のサウナは前述のとおりで、β-エンドルフィンの分泌によるものです。つまり両者を組み合わせることで、サウナで分泌されたβ-エンドルフィンをCBDにより効率よく吸収することができ、さらにセロトニン受容体による抗不安の作用も+αで享受されることになります。
他にも痛みや炎症の軽減については、CBDはECSの働きを促進させることでその効果を生む一方で、サウナはβ-エンドルフィンを増加させることでその効果を発揮させます。症状に対して違う角度のアプローチするため、様々な痛みや炎症について症状改善が期待できるのです。

CBDとサウナの組み合わせる際に注意すべきことは?

CBDとサウナの組み合わせは、理論上ではお互いの効果を強くする関係にあるとされておりますが、その有効性や安全性を明確に示すエビデンスが現時点ではありません。まだまだ研究の発展途上であり、現在進行形で研究が進んでいる真っ最中です。CBDとサウナを組み合わせる行為は、自己責任でご自身の体調を様子見しながら行うようにお願いいたします。
また、これからCBDをはじめるという方は、CBDの摂取量には十分ご注意ください。CBDはその効果や効果が適切に出る摂取量が個人により異なります。万が一大量摂取を続けてしまうと、副作用やアレルギー反応が出る可能性を高めることになります。まずは少量のCBD摂取からはじめていただき、効果の出方や体調を鑑みながら、徐々に摂取量を調整していくことをおすすめいたします。

まとめ


CBDもサウナも、私たちの生活をより豊かで、より健やかなものにしてくれる素晴らしいパートナーです。正しい知識を持って、安全に利用しましょう。
本記事がそのきっかけになりましたら、幸いです。

Writer

TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。

編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column

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