スノーボード

2018-2019 製品レビュー:K2 『Cool Bean』『Party Platter』『LINEUP』『TARO TAMAI SNOWSURFER』

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831 views 2019-1-12 UPDATE
WOOT

独創的なアイデアとモノづくり技術で優れたアイテムを毎シーズンリリースし続けるK2。
長年スキー作りで培った技術とアイデアでユーザの求める性能と、新たな可能性を追求し続けている老舗メーカーだ。

そんな遊び心満点のメーカーから注目のアイテムをご紹介しよう。

 

Cool Bean

価格72,000円

短く太いシルエットとワイドノーズからのテーパードシェイプで安定感と乗りやすさがビンビン伝わってくる1本。
ワイドノーズがしっかりとパウダーをキャッチし、短くスワロー形状のテールは効率的に板をコントロールするため、ディープパウダーでもコントロールは抜群だ。
フリーランを重視した設計にはなっているが、極端なロッカーは入っておらず、緩いロッカーとフラット形状により、パウダーでも圧雪でも雪質を問わず滑走を楽しむことができる。
全体的に短く太い形状をしているので、一般的な『フリーラン向けのカービング板』とは乗り味が違う。キレッキレのカービングをしながら、ゲレンデを高速でかっ飛ばしていくスタイルというより、『ゆっくりとリラックスしながらクルージングし、地形遊びやターンの質を楽しむ』といったスタイルに適している板と言えるだろう。
今回は、バックカントリーとゲレンデ両方でこの板を試乗したのだが、この板の真価はバックカントリーでこそ発揮されるものと感じた。
よく『バックカントリー滑走=パウダーボードを使う』と考えている方がいるのだが、それは違う。
バックカントリーでも雪質は様々で、時期によってはゲレンデの雪よりも硬い雪になっている場合がある。そのような雪質にロッカーやコンベックスソール(船底のようなソール)ではエッヂが食い込まず、滑り辛くなってしまう。
その点このCool Beanは深いパウダーであっても、硬い雪質であっても程よく使えるように設計されている。まさに良いとこどりを具現化したような作りをしているのだ。
今まで『この1本でなんでもできます』と言われてきた数々の名機を乗ってきたが、その名機に新たに加わる1本と言える優等生ボードだと感じた。
日本の市場(特に店頭)にはあまり出回らないアイテムなので、見つけたら即買いレベルの板だ。(しかし衝動買いしても全く後悔しない優等生なのでご安心を)
サイズ展開は138cm・144cm・150cmの3サイズ。今回試乗したのは、144cmと150cmの2種類(参考までに。私の身長は167cmで、普段は152cm~155cmの板を選ぶ)。144cmは小回りがきくので、地形遊び重視の乗り味で、150cmは安定した乗り味であった。

 

Party Platter

価格72,000円

Cool Beanと共に、バックカントリーフリーク・フリーランメインの方には人気のあるモデルが、Party Platterだ。
Cool Bean同様、短めで太目に設計されており、フリーランやラントリック・地形遊びを中心に遊ぶ方向けにデザインされたモデルだ。
こちらの板も、バックカントリーでも、ゲレンデでも性能を発揮する板なのだが、個人的にはよりゲレンデ使用に向いていると感じた。
Cool Beanに比べると若干細く設計されているため、エッヂの切り替えしが早く、よりクイックなカービングを楽しむことができる。
短いテールは一層地形遊びを容易にし、太く短いシェイプは高速滑走でも安定する。一日中のっていて飽きの来ない乗り味と、使い勝手でシチュエーションを選ばずに使い倒すことが出来るおトクな1本だ。
サイズ展開は、143cm・150cm・157cmの3サイズ。今回試乗したのが、150cmのみ。
通常選ぶサイズよりは短いサイズなのだが、太いウエストのお蔭で、違和感なく安定した高速カービングを楽しむことができた。

 

LINEUP

価格33,000円

K2のバインディングラインナップの中でも、人気の高いモデル。
これといった真新しい機能は無いものの、ベースプレートからハイバックの程よいフレックスにより、『柔らかめなのに、レスポンスが良い』を実現している。
特に、ゲレンデクルージングや、バックカントリーなどのフリーランで使い勝手が良いバインディングと思うが、パークやグラトリでの使用も十分に通用するオールラウンド性を持っている。

 

TARO TAMAI SNOWSURFER

価格69,000円

実は前々から注目していたモデル。
日本のバックカントリーライドのレジェンド 玉井太郎氏の意見を細部にまで細かくフィードバックしたモデルが、TARO TAMAI SNOWSURFERだ。
特筆すべきは、その足入れの良さとホールド感。このブーツの不思議なところはフィット感が足全体(ふくらはぎやスネ、足首まで全部)を程よく締め付け、痛くない程度にサポートしてくれる点。無論足の形状でフィット感に個人差はあるものの、日本人の特徴をよく理解し反映させていると感じた。
バックカントリーでのハイクアップ時やゲレンデでの滑走時も違和感を感じることはなく、あらゆるシチュエーションで快適に使用することができた。
締め付けには、2種類のBOAを使用するため、微妙な締め付け調整も簡単に行うことができる。
フリーランを中心に快適にスノーボードを楽しみたい方におススメできるモデルだ。

 

 

今回ご紹介したアイテム以外にも、豊富なラインナップを取りそろえるK2 SNOWBOARDS。まだまだ多くの魅力的なアイテムがあるので、一度Webサイトをチェックしてみてほしい。

Writer

元スノーボードインストラクターのIT系Webライター

長野や北海道、マウントフッド(アメリカ)、ウィスラー(カナダ)等
様々なスキーリゾートを転々とした後、東京に落ち着く。
現在はWeb制作を行う傍ら、スノーボード系のライティングを行う日々。
妻と娘の3人家族の35歳。

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