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試乗会に参加するとき押さえておきたい5つのポイント

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前回、『読んだ後に試乗会に参加したくなる記事』という記事で、スノーボードの試乗会について、参加メリット等について解説した。
今回の記事では、試乗会に初めて参加する方向けに、試乗会を効率的に楽しむための準備とコツを解説していこう。

行きたい試乗会を決める

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試乗会は2月下旬から日本各地で実施される。
『沢山あってどの試乗会をえらんで良いかわからない』という方は、下記3つのポイントを参考にして頂くと良いだろう。

 

ポイント1:主催はだれか?

試乗会はスノーボード関連の団体が主催する場合と、スノーボードショップが主催する場合がある。
どちらの試乗会も内容はほぼ同じなのだが、ショップ主催の試乗会は試乗したあとに購入予約をすることが出来る。
セミプロ向けモデルや限定生産モデルは早期に売り切れてしまう場合があるので、気に入ったモデルに関しては購入予約を有効的に活用しよう。

▪️例

スノーボード団体主催の試乗会

SBJ on snow FESTIVAL

スノーボードショップ主催の試乗会

モリヤマスポーツ ニューモデル合同試乗会

 

ポイント2:開催場所はどこか?

自分が滑り慣れたゲレンデで試乗したほうが、アイテムの違いを確認しやすいので、開催場所も注意して見てみよう。
もし、自分が滑り慣れているゲレンデというのが無い場合は、滑走距離が長いゲレンデで開催する試乗会を選ぶと良い。
フリースタイル向けでも、フリーラン向けでも、短い滑走距離では違いや特徴が見え辛いというものだ。
出来れば、2,000m位の長距離を滑走できるコースでじっくりとアイテムの感触を確かめて頂きたい。

 

ポイント3:自分の好きなメーカーは参加しているか?

試乗会と言っても必ずしも全メーカーのアイテムが試乗できるわけではない。
告知用のポスターに、参加メーカーのロゴがのっているので、ポスターを確認するか主催者側に問い合わせてみよう。

 

事前登録の有無を確認する

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試乗会によっては、入場制限や事前登録制にしているものもある。
きになる試乗会が見つかったらかならず、事前登録について確認しよう。

 

試乗したいアイテムと優先順位を決める

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殆どの試乗会は混雑する。
特に、人気メーカーのブースなどには長蛇の列ができることも珍しくない。

そのため、試乗するアイテムの優先順位を決め、計画的に試乗することが必要になってくる。

情報が少ない中で、『優先順位決めろ』と言われても困惑すると思うが、下記のポイントを参考にしていただければ、優先度を決めやすいだろう。

 

ポイント1:現行ラインナップから選ぶ

試乗会で乗れるアイテムの情報を事前に確認できれば問題ないのだが、全てのメーカーのアイテムを事前に調べるのは少々骨が折れる。
現行モデルであれば、総合カタログやネット上に情報が溢れているので、現行の中から、気になるモデルを選んでおき、そのモデルの後継機を試乗するのが良いだろう。

 

ポイント2:メーカーラインアップの核になるモデルを試乗する

メーカーによってスノーボードの設計思想が異なり、乗り味も違う。例え製造工場が同じであっても、乗り味は全く違ってくる。
例えば、SCOOTERという国産メーカーは、OGASAKAやNovemberと同じ工場で制作されている。しかし、SCOOTERは設計思想が他のブランドと異なり、『より自然なたわみを作る』という意図で補強材や芯材の厚みをコントロールし、より自然な”弧”を作り出すようにしている。
このように、ブランドそれぞれのクセが存在するので、試乗したことが無いメーカーのアイテムを試乗する際には、まずはそのメーカーの核になるようなモデルを試乗するのが良いだろう。
例えるなら、BurtonのCustom、NovemberのARTIST、YonexのSmoothなど、オールラウンドに使用できる板がそれにあたる。
試乗したモデルが自分の好みにマッチするか否かは別として、そのメーカーの好みをなんとなく分かっておくだけでも、次の板を選ぶ助けにはなるはずだ。

 

ポイント3:購入対象外のモデルを試乗する

折角の試乗会なので、普段自分が乗らないようなアイテムに乗ってみるのも良いかと思う。
例えば、普段はグラトリを中心に滑っているので、柔らかく幅が広いロッカーボードに乗っているとした場合、思い切ってハンマーヘッドのカービング向け板を試乗してみるのだ。
普段は気付かない新たなスノーボードの楽しみ方や、感覚を体感できることだろう。

 

事前の情報整理

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当日の開催場所と開始時刻・最終返却時刻・終了時刻は事前に確認しておこう。
特に、最終返却時刻はゲレンデクローズ時間の2時間位前に設定されている場合が多いため、事前に調べていないと『え!?もう終わり?』などということにもなりかねないのだ。
試乗時間については、1アイテムにつき、1時間くらいは必要と考えておこう。
試乗できる時間は30〜40分程度なのだが、その前後に、試乗アイテムの選定・受付・セッティングなどが入ってくるためだ。
1アイテム=1時間と仮定して、試乗したいアイテムの優先順位と試乗アイテム数を整理しておくと、効率的に試乗会を楽しめるはずだ。

また、自分のセッティングについても事前に確認しておくのをお忘れ無く。
試乗用のアイテムを借りる際に、バインディング取り付け時に必ず聞かれる質問が『スタンス幅何センチですか?』だ。
これは、左右のバインディングを取り付ける際の距離のことを指すのだが、なかなか自分のスタンス幅を知っている方は少ない。
『ん~っと、よくわかりません』という状況にならないためにも、ベースプレートの中心とベースプレートの中心の距離を測り、『スタンス幅は54cmです』や『アングルは前は何度、後ろはマイナス何度』というように具体的に答えられるようにしておこう。

 

試乗会当日に準備する事

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大体の試乗会はリフト運行開始時刻より1時間程遅れて開始されると考えておいて良いだろう。
できれば、リフト運行開始と同時に試乗で滑走するコースと同じコースを乗り馴れた自分の道具で滑走しておきたい。
乗り馴れた道具で滑ることにより、道具の乗り味について、基準を把握することができるし、斜面のコンディションも確認できる。
試乗するアイテムの違いをしっかりと判断できるよう、事前のチェックは怠らないようにしよう。

 

この記事の著者

乾 海老雄

乾 海老雄

元スノーボードインストラクターのIT系Webライター

長野や北海道、マウントフッド(アメリカ)、ウィスラー(カナダ)等
様々なスキーリゾートを転々とした後、東京に落ち着く。
現在はWeb制作を行う傍ら、スノーボード系のライティングを行う日々。
妻と娘の3人家族の35歳。

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