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グラインド好き必見!!インディペンデント・インバーテッドキングピン実使用レビュー

スケボーを続けていると、誰しもが自分のやりやすいようにカスタムしたくなるものです。

カスタムとはいっても、市販品の範囲内で自分に合った物を探していきますよね。今回はその中でも、昨年INDEPENDENTからリリースされた、インバーテッドキングピン仕様のベースプレートをご紹介していきます。

筆者目線での実使用レビューもございますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ベースプレートってどの部分?

まず、ベースプレートってどこ?という人のために、簡単に説明させていただきます。

スケボーの関節部分であるトラックとデッキをつなぐ部分で、唯一デッキと面で接している部品になります。ベースプレートには、トラックのハンガー部分を固定するためのキングピンが差し込まれています。

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この部分です。

細かいことを言うと、このキングピンの角度でトラックの旋回性能が変わるのですが、本題から逸れるので他の記事で説明します。

インバーテッドキングピンとは?

今回ご紹介するパーツは、従来の構造とは少し違った部分があります。

それが、キングピンの構造です。

通常、ベースプレートの下部分(デッキに面する部分)からピンが差し込まれていて、ブッシュを挟みナットで止める構造になっています。

ですので、ナット部分のねじ切りが潰れてしまうと交換するのが想像以上に大変な作業になります。

そこでINDEPENDENTが開発したのがこの構造を逆(インバーテッド)にするということでした。

通常差し込まれている部分にねじを切り、ブッシュ側から着脱できるように改良。

上から見るとこんな感じです。

実はこの構造、今回が初めてという訳ではなく、何作か前のトラックですでにリリースしていた背景があります。

しかし、当時の構造だと、耐久性や設計の問題で滑走時にキングピンがガタつくといった改良点がありました。

数年に及ぶ開発の末、満を持してリリースされたステージ11でのMID、それに加えて別売りでのベースプレートの開発は、企業努力の賜物と言えるでしょう。

インバーテッドキングピンのメリット・デメリット

ここからは、筆者の実使用で感じたメリット・デメリットをご紹介していきます。

メリット

①グラインド時の引っ掛かりが少ない

②ナットの紛失、ねじ山潰れの心配が無い

③値段が良心的

④通常仕様のトラックと変わらない感覚で乗れる

まず①についてですが、50-50グラインドでは特段感じない点でした。しかし、5-0グラインドやスミスグラインドなど、どちらか一方に体重が乗った時のスムーズさは通常の作りより優れていると思います。通常のナットよりも角が立っておらず、例えるとドーム状になっているため引っ掛かりが少ないのかなと考えています。(ねじ部分も露出していないため)

②は、どうしてもナットがあると滑走中に外れてしまったり、山が潰れてしまって着脱に苦労する場面があると思います。そういったストレスが無いのもとても良いなと感じました。特にこの構造だと、スケートツールでの取り外しはもちろん、六角レンチでの着脱も可能なのは斬新だなと思います。

③の値段ですが、税込み4,400円と、比較的優しい値段設定で違った体験ができるという点でメリットの一つとして挙げました。

④の変わらない感覚で乗れる点で言うと、良くも悪くも急激に感覚が変わらないという点で好印象。

デメリット

ブッシュの調節がしづらい、分かりにくい

②キングピンの互換性が無い

③ブッシュ交換が少し手間になる

④グラインドをあまりしない方にとっては特に恩恵が無い

完璧なパーツ!!と言いたい所ですが、、使っていて残念だなと思った点を紹介します。

①ですが、通常はナットとキングピンの出しろでブッシュの締め具合を調節できていましたが、ねじ山部分がベースプレート側に隠れてしまった事によって目視での確認ができなくなってしまいました。デッキに取り付ける前は確認できるのですが、あまりそういった場面は無いですよね。ねじを締めてデッキに乗った感覚で調整して、、、といった作業が少し面倒でした。

②は現状インバーテッドキングピン単体での販売が無いため、仮にキングピンが折れてしまったときやねじ山が合わなくなってしまったときの代替物が無く、互換性も全くないという部分が残念です。今後もしかしたら、キングピン単体での発売があるかもしれませんが、あまり期待はできないと思います。今のところはベースプレとごと買い替えるか、他社製のキングピンを探すかしかありません。

③に関してですが、ブッシュを交換する場面が無い人には馴染みが無いお話かもしれません。通常のキングピンは下から固定されているため、その上からブッシュを入れていく作業なのですが、この構造だと、ブッシュとワッシャーを積み重ねてその上からキングピンを差し込む形になります。慣れれば問題ないのでしょうが、最初は戸惑うかと。

④そもそも、グラインドをあまりしないという方にとってはこの構造に変える必要性が無いと言えます。車高が変わるわけでもなければ乗り心地が変わるわけでもないので、ランプやボウルをメインでやる方やレッジトリックを多用する方向きの製品だなと感じました。

インバーテッドベースプレートを買う前の注意点

この記事を読んで、気になったから買ってみようかな、、、と思っていただいた方に向けて、いくつか注意点があります。

INDY MIDの車高にはならない

私も最初はMIDの車高になるのかなと思っていたのですが、どうやらそうではないみたいです。MIDは通常のモデル55mmに対して車高が2mm低くなった53mmになっていますが、このベースプレートを付けたからと言って車高が2mm下がるという訳ではないのでご注意ください。

どういう仕組みで2mm下げているのかは分からないので、後でメーカーさんに聞いてみたいと思います。

通常のキングピンは使用できない

キングピンが折れてしまっても、通常のキングピンは使用できなのでベースプレートごと買い替える必要があります。壊れない程度に、大事に使ってみてください。※ハンガー部分は取替可能です。

偽物にご用心

近頃、某フリマアプリを中心に、品薄状況のスケートパーツを狙って偽物が出回っています。個人間の取引は細心の注意をはらって行いましょう。

見極める自信が無い場合は、最寄りのスケートショップで購入されることを強くおすすめします。

まとめ

いかがでしょうか。個人的にずっと気になっていたインバーテッドキングピンを使用してみた感想をふまえて記事にしました。

あくまでも一個人の感想になるので、参考になれば幸いです。

全体的に見てクオリティはピカ一ですし、グラインドが好きな方にとっては試す価値のあるパーツだと強く感じました。

自分だけのスケボーにカスタムしてみませんか??

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

Writer

TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。

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