スノーボードパラレル回転競技のルールと見所、用語集

竹内智香 銀メダル

今回のソチオリンピックでのスノーボード競技、
素晴らしい結果を残してきています。もう感激です。

男子スノーボードハーフパイプ

平野歩夢 銀メダル

平岡卓 銅メダル

最高に気分が上がったのは、1週間以上前とは思えないほど記憶に新しいと思います。

女子スノーボードパラレル大回転

そして昨日の2/19に行われた女子スノーボードパラレル大回転。

見事に取ってくれました!

 
竹内智香 銀メダル
 

竹内智香 銀メダル!!!!

オリンピックの女子スノーボード競技で初のメダルを日本にプレゼントしてくれました!
大快挙!
本当におめでとうございます!

バンクーバーで13位と成績を残せていないだけに
さぞかし本人も喜んでいると思いきや
本人は銀メダルには満足していない様子。
ご本人のtwitterからも感じ取れますよね。

 
竹内智香 ツイッター
 

スポーツマンのメンタリティを強く感じます。
これは是非とも金メダルを取って欲しい!

そうなんです、今回のソチオリンピックスノーボードの最終競技

 
女子スノーボードパラレル回転
 

竹内智香が出場します!

ということでスノーボードパラレルの特集記事を書きます。

女子スノーボードパラレル回転の競技日程

日にち 時間(日本時間) 競技名 放送局
2/22 14:15 スノーボード女子パラレル回転予選 TBS系列
2/22 18:15 スノーボード女子パラレル回転1回戦 TBS系列
2/22 19:03 スノーボード女子パラレル回転準々決勝 TBS系列
2/22 19:30 スノーボード女子パラレル回転準決勝 TBS系列
2/22 19:46 スノーボード女子パラレル回転決勝 TBS系列

という競技実施予定となっています。

TBS系列で生放送をやってくれるので、ゆっくり家で見ることができると思うので、応援しよう!

スノーボードパラレル大回転と回転の違い

既にパラレル大回転の競技を見た方は分かると思うのですが

パラレル競技は旗門という旗(下写真)の内側(棒の高さが低い方が内側)を糸を縫うように滑っていく競技です。
 

スノーボードパラレル 旗門
 

大回転 : 旗が置かれている間隔が広い

なので大きな弧を描くようなターンが必要になり、スピードがドンドン上がっていく。

どれだけスピードに臆することなく攻め続けられるかが勝負のカギを握る。

回転 : 旗が置かれている間隔が大回転よりも狭い

それに対して回転では旗の間隔が狭くなるのでクイックなターンが要求され、

ターンの技術力が勝負のカギを握る。

 
 

LETS GO SNOWBOARDさんが分かり易く、詳しい説明をされていたのでご紹介。

パラレル回転と大回転の違いは、旗門の間隔の違いです。
パラレルジャイアントスラロームは旗門間隔が長く(23m前後)、
それに比べてパラレルスラロームは旗門間隔が短い(13m前後)のが特徴。
旗門の間隔により、レースの質は大きく変わります!
間隔の長い大回転ではGに負けない力強い高速ターンを、
間隔の狭い回転では旗門をリズミカルに通過する細かなターン技術を必要とします。

参照:http://www.howtosnowboard.jp/

スノーボードパラレルのルール・レギュレーション

全32名がエントリーしており、そこからどのような形式で順位を決めていくかをご紹介。

予選

まずは予選が行われ、タイムアタック方式が用いられている。

青、赤と2つのコースが設けられており、その2コースを滑った合計タイムが測定される。

そのタイムの上位16名が決勝トーナメントに進出することができ、残りの16名は予選敗退となる。

決勝トーナメント

決勝はトーナメント戦が用いられる。

予選で測定したタイムを参考にしてトーナメントは組まれる。

 
予選1位 vs 予選16位
予選2位 vs 予選15位
予選3位 vs 予選14位
予選4位 vs 予選13位
予選5位 vs 予選12位
予選6位 vs 予選11位
予選7位 vs 予選10位
予選8位 vs 予選9位
 

上記のような対戦カードになる。

決勝での勝敗の決め方

1対1の勝負。

赤コースと青コースをそれぞれ1本ずつ、計2本滑ることになる。

1本目は互いの選手が同時にスタートし、ゴール時にタイム差が生じる

2本目ではそのタイム差を付けてスタートが切られ、2本目でどちらが先にゴールするかで勝敗が決定する。

 
要は

『どっちがスノーボードに乗った時に速いかどうか決めようぜ』

 
という単純なもの。

その単純さ故に、見ている人はエキサイトする。

スノーボードパラレルの難しさ・見所

スノーボードをあまりやったことがない人が見ると、

『パラレルってただターンしてるだけで、難しいの?』

って思いがち。

確かに、スノーボードスロープスタイルやハーフパイプなどの派手さには劣るので
そう感じてしまうのも頷ける。

そこで見所をご説明します。

客観的に見るよりも遥かに急な斜面

全てのスポーツに共通していることではありますが、テレビで客観的に見ている光景と
選手の主観で見えている景色とはまるで違います。
スタート直後はスピードが出るように傾斜が強く設定されていますし
雪面は綺麗に圧雪されているので、スピードがどんどん速くなります。

ターンの極限へ挑戦

パラレル競技では、前述した通り旗の内側を通らなければ失格になってしまいます。
真っすぐ直下降で降りるのが最も速いのは当たり前ですが、条件として旗の内側を通らなければいけない訳です。
選手の心理からすれば、どれだけスピードを保ったままターンすることができるのか。

(これ以上スピードを出したら、曲がり切れないかもしれない)

(無理にターンしたら、スピードが落ちる)

(スピードをどれだけ落とさずにターンできるか)

ターンが可能かどうか、どれだけスピードを出せるかのかの狭間で
選手は限界に挑戦しているのです。

コースコンディションの変化

パラレル競技では、何回も何回も選手が同じコースを滑走します。
しかも男子と女子が交互に競技を行うので
コースコンディションは目紛しく変化していきます。
予選で滑った時のコースの感覚と準々決勝で滑る時の感覚が全く異なるということも全然有り得ます。
その中でいかに変化に柔軟に対応し、スピードを追求することができるか。
この点も大きな見所の一つです。

パラレル競技で用いられる用語の説明

レギュラースタンス

左足が前で右足が後のスタンスのこと。

グーフィースタンス

レギュラースタンスとは逆で、右足が前で左足が後のスタンスのこと。

カービングターン

板をズラすことなくターンすることを指す。
滑った後に、彫刻刀で彫ったような1本の線ができるのがカービングターンの特長。
雪の抵抗をほとんど受けないので、スピードを落とすことなくターンすることができる。

フォールライン

滑り降りる頂上からゴールまでの最短距離を結ぶ線(ライン)のこと。
直下降した時のラインと言い換えることができる。
なるべくこのフォールラインに近い滑りをすることがスピードを上げるコツ。

アルペンスノーボード

通常のスノーボードとは異なり、スピードが出易いように設計されたスノーボードのこと。
細く、ノーズ(前方部分)が長く、通常のブーツではなくスキーをする時に履くブーツのようなハードブーツで板に乗るのが特長。

 
 


パラレル競技の見所や用語を説明してきましたが、いかがだったでしょうか。

これだけの知識が最低限あれば、競技を見るのが200%くらい楽しくなるのではないでしょうか。

竹内智香選手を応援して

金メダルを獲得している姿を目に焼き付けよう!

スノーボード界に初の金メダルを期待!

 
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この記事の著者

ヤノ タカミ

ヤノ タカミ

R/ForA magazine 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
skateboard,snowboardを嗜む程度にやります。

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