スノーボード

【プレートピア】【OJKプレート】【パウカント】の使用レビュー

【プレートピア】【OJKプレート】【パウカント】の使用レビューの画像
1,065 views 2020-12-28 UPDATE

スノーボードのギアの進化と伴い、スノーボードに取り付ける様々なアイテムも進化しています。
今回は話題のプレートピア】【OJKプレート】【パウカントの3つを実際に使用したレビューをします。
もうワンランク自分の滑りをアップデートしたい方には是非読んでもらいたい記事です。
ちなみにこんな人が書いています。

・スノーボード歴20年
・ショップライダーの経験あり
・ワンメイクの草大会で入賞実績あり

要約すると、ゲレンデにいるちょっと上手い人レベルです笑
プロのスキルはありませんが、逆に一般の方と同じですので私が感じた感覚は皆さんも共感すると思います。

プレートピアとは

超高級金属チタンを用いた4×4ディスクプレートのことで、今使っているバインディングのディスクプレートに交換するかたちで使用します。
現在、使用できるバインディングはFLUX、UNION、DRAKEの3メーカーです。
UNIONのミニディスクには対応不可ですのでご注意を。
プレート取り付け後の写真はこちら


従来同様、3度刻みでアングルを設定可能です。

メリット

板の反発をより使える

素材がチタンでできており、通常のディスクより薄く硬いため、板に圧がより伝わります。
これは体感として感じるレベルです。
あきらかに板がよくしなりますね。
フレックスが柔らかくなると表現したほうがわかりやすいかもしれません。
グラトリでノーズマニュアルやプレスの動作をした際にいつも以上に板が持ち上がり、ポップ感が強まって反発がよりもらえます。

トーションも少ない力で使える

上記と同じ原理で、板をねじる動きもより伝わりやすくなるため、少ない力で板のトーションを使うことができます。
ターンの前半の前足をターン方向に捉える動きがスムースになり、エッジが雪面を捉えるのが早くなります。
グラトリ時には、上半身と下半身を絞って板を弾いた時の高さが出ますね。

重量が軽い

重量はプレートピア1枚当たり43.5グラム、ビスとワッシャーで18g ※個人で測定したので多少の誤差はあります。
2枚合計で123g
比較としてフラックスのバインディング、モデルはFXのディスクが1枚当たり77グラム、ビスとワッシャーで28g
2枚合計で210g
その差は87g、ディスクに関しては約40%軽量化できます。
板を持った時にすこし軽いと感じる気がする程度かなと思って試乗したら、板さばきがいつも以上に軽く感じました。
これは軽量化の効果プラス、フレックスとトーションがより使えることで軽く感じたのだと思います。

デメリット

センタリングができない

ビス穴が4点しかなく、センタリングに対応していないため

・アングルを0〜9度付近に設定している人

・ブーツのサイズが大きい人

・ウエスト幅の細い板に乗っている人 

以上に該当する人は、ブーツが板に対してセンターにならない可能性があります。
筆者は右足を0度に設定しているため左足のみプレートピアを使用してます。
右足は従来のディスクを使用し、かかと側にバインディングをずらしてセンタリングしています。
プレートピアを使用する際はセンタリングが必要ないアングルに設定して使うのもありですね。
バインディングのヒールカップを動かせるモデルであればこの問題はクリアします。
また、スタンス幅もプレートピアでは微調整できないことも知っておきましょう。

値段が高い

2020年12月現在の価格は19,800円(税込み)です。
試して見るにはけっこう勇気のいる価格ですよね笑
ただ、チタンでできているとあって頑丈で壊れることはほぼ無いので長く使用することができます。
3シーズン使用すれば19,800円÷3シーズン=6,600円
1シーズン6,600円のコストパフォーマンは十分あるので私は買いでした。
また、付属品のCLOCK(税込み2,200円)という部品を別途購入すれば、購入した時のバインディングから
別のバインディングメーカーに乗り換えても継続して使用できます。
※現時点ではFLUX、UNION、DRAKEの3メーカーに乗り換えが可能。

写真の緑の部分がCLOCKです。

こんな人におすすめ

・グラトリでより反発をもらいたい人

・カービングターンでターン前半の捉えを良くしたい人 

私なりのプレートピアの使い方は、直進安定性と反発を多くもらえるフレックスとトーションが少し硬めの板に乗って、プレートピアで板のフレックスやトーションを引き出してあげるのが良いのかと考えています。
気になる方はPLATEPIA公式サイトまで。
少しわかりづらい公式サイトですが頑張って下さい笑

参考動画

OJKプレートとは


オール樹脂製のプレートでバインディングと板の間に挟みます。
プレートを入れることでカービングターンのグリップ力の向上や雪面からの衝撃を吸収する効果があります。
プロやデモンストレーターが開発したとあって信頼性は高いです。
プレートはハードとミドルの2種類があり、筆者はミドルを使用しています。
OJKプレートについての詳細は過去の記事をご覧下さい。

ojkプレートがターンの質を変える!!

#スノーボードのコラム

メリット

ターンの反応が早くなる

体感としてバックサイドのターンがよく切れますね。
板から1cmバインディングが嵩上げされることで、テコの原理でいう力点が1cm高くなり
ハイバックに荷重した際にクイックに反応します。

ターンの安定性が増す

荷重するとより深くエッジが噛むので、ターン時のバタつきが軽減されました。

直進安定性が高まる

プレートによって板のフレックスが強化され衝撃も吸収してくれるので、スピードを出して直滑降した際の安定感が出ました。

ドラグ防止効果がある

プレートにより1cm雪面から嵩上げできるので、バインディングのヒールカップがドラグすることがなくなりました。

値段が比較的安い

こういったプレートは値段が高いイメージですが、ojkプレートは楽天で13,560(税込)で販売されています。
OJKプレートミドル

デメリット

少し重たくなる

従来の金属製のプレートと比べ重量はかなり軽いそうですが、やはり装着すると少し重さは感じます。
重量はOJKプレート1枚+ボルトで275g  ※個人で測定したので多少の誤差はあります。
装着後は550g重量が増えます。
ターン性能の向上と引き換えに多少の重量アップですね。

グラトリはやりづらくなる

プレートによって板のフレックスが強化されるので板が固くなり、当然グラトリはやりづらくなります。
カービングメインであれば何の問題もありません。
自分の滑りたいスタイルに合わせてプレートを導入するか検討しましょう。

こんな人におすすめ

・カービングメインで滑っていてターングリップ力や安定性を上げたい人

・板を立てた際にドラグする人 

パウカントとは

1枚当たり2度角度が付くEVA樹脂のカントプレートのことです。
膝が内側に入ることで板の中心に荷重しやすくなります。
ハサミで簡単に切れるのでバインディングに合わせてカットでき、カントプレートを付けているようには見えません。
1枚の角度が2度ですが、2枚合わせて傾斜を4度にして使用もできます。
BURTON、FLUX用とUNION、DRAKE用の2パターンがあり、ビスの長さも2度用のビスと4度用のビスがあるので購入の際はご注意下さい。
パウカント1枚の重量は40gです。

使ってみた感想

正直、1枚だけ付けている場合は違いがほとんど感じませんでした。
私の場合は2枚入れて4度の傾斜を付けたほうが板を踏みやすく感じました。
試しに3枚入れてみましたが、傾斜がつきすぎて逆に滑りづらかったです笑

メリット

板を引き上げやすい

ニュートラルポジションで膝が内側に入っているので、オーリーをする時に板を引きつけやすく感じました。

膝に優しい

ダックスタンスで滑ると足首と膝が痛くなるのですが、膝を無理なく内側に入れられるため、足首と膝の負荷が減りました。

板に傷がつかない

板とバインディングの緩衝材の役割にもなるので、デッキが傷つきません。

デメリット

ドラグ対策にはならない

1枚当たりの厚みが薄いため、ドラグ対策の効果はあまり見込めません。

こんな人におすすめ

・ダックスタンスの人

・ワイドスタンスの人 

パウカント

最後に

各アイテムのオススメの使い方は、しばらくアイテムを付けて滑った後にアイテムを外して滑ってみることです。
しばらく使うことで、アイテムがあると滑りがどう変わるか違いを大きく感じるはずです。
この違いを感じるというのが、実は一番のメリットです。
意外とアイテムが無くてもやりたいことができたり、上手く行かない原因は別のところにあることに気付かされます。
私の場合は、ハイバックがドラグすると思ってOJKプレートを使用していましたが、実はターン後半に体を倒しすぎて転倒していただけでした笑
そのことに気づかせてくれるだけでもこういったアイテムを使う価値はあります。
アイテムにはメリットとデメリットがあるので、今日はカービングを練習するからOJKプレートを付けようとか、今日はグラトリメインだからプレートピアを付けようとか
やりたいことによってセッティングを変えるのが面白いですよ。
筆者は滑りに行く際は毎回アイテムを変えてみたり、アングルやスタンス、バインディングのセッティングを変えて違いを楽しんでいます。
少しマニアックですけど、こんなスノーボードの楽しみ方もあるんです。
これだけで無限にスノーボードが楽しめますよ!

Writer

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