先日の8月17日北海道で初雪が観測されたそうだ。これは1974年からの記録では最も早い記録だそうで、18–19シーズンに期待が膨らんでくる。
とは言えこれは北海道の、しかも山の上の話であって日本列島の多くの場所ではまだまだ30度を超えるような暑い日々を過ごしている。
ではなぜ「もうシーズンは始まっている!」なんてタイトルに記載したのか?
それは来たるシーズンインのために道具を揃え始める時期が既に来ているということなのだ。
Contents
スノーボードの需要と供給
この国においてスノーボードのシーズンはいつかと言われると大体12月〜3月くらいなのではないかと筆者は思う(もちろんイエティは10月からやってるし、春も5月まで滑れるけど)。
では、スノーボード、またスノーボード用品を売るお店側の立場になって考えてみよう。一番商品が売れる月はいつだろうか?
素直に考えるとシーズンの少し前からシーズンの頭にかけて、つまりは10月〜12月あたりではないかと予想することができるだろう。(後から代理店の人に聞いた話だが、実際一番売れるのは12月あたりらしい)
この時期に客の需要が高まることを考え、最新のモデルを数々入荷し、売上の向上を狙うというのが各店の考え方である。
もちろんこの時期に買うことが悪いわけではない。多くのラインナップを取り揃え、サイズも豊富にある中で自分に合うお気に入りの一枚に出会うことだってできるかもしれない。
だが今回は、あえて少し早い時期(9月くらい)にスノーボード用品を購入することについて言及したいのだ。
なんで早い時期に買うの?
なぜ早い時期に買うのか?
その答えは「安いから」、ただそれだけである。
なんだよ、値段だけかよ。
そんな風に思った人はこのページを閉じて頂いても構わない。
でもみんなお金って大事でしょ?(p_-)
スノーボードってお金かかるよね...
スノーボードは高い買い物である。高価な板なんて何十万もするし、一般的なものであっても数万円はしてしまう。それに加えてビンディング、ブーツ、ウェア、グローブ…etc
こんなことを考えるだけで頭が痛い。
多くの人は少しでも費用を減らしたいと思っているだろう。
もしかしたら、本当は自分の板が欲しいけど高いから手が出せない…なんて思っている学生の方だっているかもしれない。
そんな方々に今回是非オススメしたいのが、ズバリ「型落ち」の商品なのだ。
型落ちって何ぞや?
一流ブランドの板を安く手に入れられるスノーボードの型落ちについて
#スノーボードで使う道具↑↑↑型落ちについては過去に詳しく説明した記事があるので気になる人はこちらを参照して欲しいのだが、
簡単に説明すると...
スノーボードの板やブーツは各メーカーが毎年新しいものを発売するわけだが、去年、もしくはそれ以上前に発売されたものを型落ちと呼ぶのだ。
これはスノーボード用品に限らず当たり前のことであるが、なんでも新しいものの方が価値は高くなっている。つまり型落ちの商品は新しいモデルの物よりいくらか安くなっているのだ。
えっ、安いってそれだけ性能が悪いとかじゃないの?なんて思う人もいるのかもしれない。
しかし、実際の性能の面はどうなのか?考えてほしい。板に関しては各メーカーのホームページで「今年から◯◯を搭載し〜」なんて文章があったりするが、そんな細かい部分本当に滑ってて素人に違いが分かるのか甚だ疑問である。あと一応言っておくが、スノーボードの板は1年放置したくらいじゃ腐ったりしません、賞味期限とかありません。
それならばいくらか安い値段の方が魅力的と言えるのも頷けるだろう。
型落ち商品について分かってもらえたところで、時期についてもう一度言及しよう。
先程シーズン前より少し早い時期(9月くらい)に商品を買うのが良いという話はした。これはなぜかと言うと、型落ち商品が最も安くなるのがこの時期だからなのだ。
なんで安くなるねん?
スノーボードのシーズンは長くても5月までであり、要するに5.6月の時点で店舗に残っている商品は売れ残りということになる。その後も各店舗は商品を陳列しているわけだが、如何せん売れ行きはよくない。なにせ夏だから、雪なんてものとは縁遠いわけだ。
そういった中で10月になるとどうだろうか。早いゲレンデはオープンを始め、それに先立って少しずつではあるが客足が伸びてくるだろう。するとどうだろう。上記にも書いたが、各店舗は新商品を投入して売り上げを伸ばそうとする。
何が言いたいか分かっただろうか?
店舗側は10月には新商品を投入したい。つまりは旧商品、型落ちのものを9月中に売り払ってしまいたいわけだ。
実際8月9月であれば、去年の板が40%OFFなんかで売っているのが珍しくない。
考えてほしい。仮に50000円の板があったとして、その40%引きである。つまりは30000円、実際20000円分得していることになる。
えっ、これってめちゃくちゃデカくね???
そんなあなたにお店の話
ちょっと待って、そんなんどこで売ってるの!なんて声が聞こえてくる(と思いたい)。
タイトルにもあるように神田&御茶ノ水はスノーボーダーの聖地とも言える場所である。数々のスノボショップが欄列し、見る目を飽きさせない。
今回はそんな神田&御茶ノ水から筆者おすすめのショップ5店を紹介し、記事を終わろうと思う。
神田&御茶ノ水のオススメスノーボードショップ5選
M.D.S.
https://www.facebook.com/Snowboardshopmds-371412932915748/
東京都千代田区神田小川町3-2-10 三光ビル1F
03-3294-2666
一見こじんまりとした店舗ではあるが、店員さんの接客は一級品。豊富な知識でお客さん一人一人に合わせて最適なアドバイスをくれる。無理に買い物をさせるような圧迫感もないし、価格の交渉も可。ぜひ足を運んで欲しい一店。
スノーボードショップ リバティ
東京都千代田区神田小川町2丁目6-1
03-5282-8630
目を引く外観は中に入っても期待を裏切らない。1階には板やブーツといったギアが並び、2.3階にはウェアやアクセサリーが並ぶ。丁寧な接客で要望に答えてくれる。どうでもいいけど階段が少し急だった気がする(笑)。
Victoria 本店
https://www.victoria.co.jp/11001/
東京都千代田区神田小川町3-4
03-3295-2955
1階から8階までの広いフロアにスノーボードだけでなく登山やスキーの用品なども並ぶ大型店。小型店が多い中で立体駐車場まで完備しているのは有り難いところ(税込5000円以上のお買い上げで1時間無料、税込10000円以上のお買い上げで2時間無料)。
ムラサキスポーツ 神田小川町店
https://www.murasaki.co.jp/shop/kanto/302.html
東京都千代田区神田小川町2-4-8 MYビル
03-3295-7676
横乗りと言えばムラスポ。建物の1階から5階にかけてスノーボード、スケートボード、サーフィンのグッズが並ぶ。時期によってフロアの大きさに違いがあるが、間違いなく信頼できる一店。
F-JANK(エフジャンク)
東京都千代田区神田小川町3-2-1
03-3259-2068
地下1階にアクセサリー、1階に板やビンディングなどのギア、2.3階にはウェアが並ぶ綺麗な店内。経験豊富なスタッフが親身になって接客してくれるので初めてでも心配なし。
終わりに
いかがだっただろうか。実際日本のゲレンデで滑られるシーズンはせいぜい1年の半分と言ったところだが、オフシーズンでもこれらのお店に足を運べばスノーボードを身近に感じることができるだろう。
たとえ買いたい物がなかったとしても、気軽に行ってみてほしい。たくさんの店員さんと話に花を咲かせるだけでも楽しめる。そんな場所だから。
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