日本5大都市の一つ、札幌市。
札幌市はビジネスや観光でも有名な日本有数の大都市です。
そして札幌は北海道なので車で少し走れば手つかずの大自然が広がっており雪も豊富。
昼は観光や仕事をこなし、アフターに滑りに行く。
北海道ならではの恵まれた環境ですね。
そんな札幌近郊(中心部から1時間以内)には札幌国際、キロロ、テイネ、ばんけい、オーンズなど数多くのゲレンデが存在します。
しかもゲレンデによってはナイターも営業しています。
アフターにオススメはオーンズとばんけい。
中でもオーンズは夜23時まで営業しており、アフターにはピッタリです!
立地的には札幌と小樽のあいだ位に位置した小さなゲレンデですが、札幌からやや離れているものの、中心地から1時間以内にアクセスが可能なスキー場。
車が無くとも、地下鉄やJRの駅から無料送迎バスのサービスもあります。
ナイターでも4人乗り高速リフトが運転しており、天気の良い日は眼下に札幌市の夜景も楽しめます。
(夜景メインの人は藻岩山がお勧め)
また、肝心のゲレンデはナイター滑走可能なコースが多く、開けたバーンでのカービングや、壁などの地形遊びが出来る箇所もあるため幅広く楽しめます。
SNSも積極的に活用しているようで、今のゲレンデ情報が入手しやすいところに好感が持てます。
そんなオーンズについて筆者が実際にアフターで滑りに行った様子を紹介します。
オーンズレポート
まずは移動手段を確保
実は今回、仕事の関係で千歳ではなく帯広に降り立ちました。
まず空港でレンタカーを借りています。
大手のレンタカー会社であればスタッドレス、カーナビは標準装備とされているところが多く、北海道は4WDが一般的な様です。
また、雪掻き用のブラシなども搭載されています。
これなら安心ですね。
この日の帯広、朝の気温は-18℃。
北海道での車泊経験も豊富な筆者ですが、久しぶりの-15℃越えに改めて厳しい自然を感じつつ、無駄にテンションが上がります。
午前中いっぱい帯広で仕事をして道央道にて札幌へ向かいます。
余談ですが、途中で有名なラーメン屋さんに立ち寄りました。
おいしいラーメン屋さんは、車が無いと不便な所に出店している事が多いですね。
ホテルチェックイン
夕方、車(レンタカー)で札幌入りしてホテルにチェックイン。
ボードなど道具は一式を事前にホテルへ送っているためここで受け取ります。
運送会社や住んでいるところにもよりますが関東から札幌へは3千円前後で発送できます。
札幌中心部(札幌駅周辺、大通、すすきの)はホテルが数多く存在しますが、駐車場の問題(これ重要)があるためすすきのの隣駅である中島公園のホテルを利用しました。
また、ホテルによっては滞在期間中車両出し入れ自由なホテルと、出し入れが出来ないホテルが存在しますので、事前にしっかりと確認しましょう。
荷物の出し入れもあるため、タワー駐車場ではなく自走式かつ屋根のある駐車場が便利です。
今回宿泊したホテルは自走式の地下駐車場なため、悪天候でも荷物の積み下ろしが楽なうえ、降雪時の雪掻きの心配もありません。
念願のオーンズへ
さて、そんなホテルから車で1時間弱にてオーンズ到着
峠を越える事もない比較的イージーな道のりなため、多少の雪道運転の経験があれば難なく辿り着けます。(札幌市街地がめちゃくちゃ危険なときもありますが・・・)
国道5号線に写真のような看板があり、そこから少し入っていく程度なので非常に分かりやすいです。
駐車場も広く除雪も行き届いている印象です。
筆者が滑りに来たのは12月下旬なためパークはオープン前でしたが、ナイターでも10mキッカーが飛べるなど幅広い楽しみ方が出来ます。
この日は筆者にとって初すべりだったのと、降雪が無かったため残ったパウダーを必死に求めて一心不乱に滑り倒しました。
ニセコのナイターでは気温が-15℃以下に達する事もあり、北海道のナイターと聞いてめちゃくちゃ寒そうな印象を持たれる方もいるかと思います。
ここオーンズは標高が低いためそこまで寒くはありません(もちろん天候によりますが)
元々ゲレンデとしては小規模ですが、札幌近郊のゲレンデでナイターでも4人乗りリフトを運転しているため、ナイターにおける滑走距離の長さやリフトの輸送能力、コースの数などは十分なレベルと感じます。
リフト券は2時間券から存在し4時間、6時間というラインアップになっています。
短い時間だけでも滑りたい人にはうれしい配慮ですね。
結局、筆者はこの日一人で22:30まで約4時間滑り倒しました。
スノーボーディング後のご飯は最高
22:30まで滑ったら当然おなかが減ります。
ここは札幌、ナイター後には札幌ラーメンを楽しむなんてことも出来ちゃいます。
すすきのをはじめとして夜遅くまで営業しているお店も多く、24時頃でも空いているラーメン屋さんはいくつもあります。
もちろんラーメン食べに行きました!
駐車場のある超有名店の本店です。(この日2杯目)
翌日のスケジュール次第では帰る前に、少しだけ滑ってから空港に向かうなんてことも出来ちゃいますね。
オーンズの最寄りインターまでは5分程度走ったところなので、滑り終わったらそのまま高速使ってレンタカーを返却しに千歳へ向かうことが出来ます。
※レンタカー返却と搭乗手続きまでの時間は余裕を持ってスケジュール立てて下さい。
羽田到着
筆者は羽田に車を停めているため、帰る日も終電を気にせず時間いっぱい楽しむことが出来ました。
そのため、帰りは板を持って帰りました。
と言っても、空港内で多少持ち歩いた程度です。
しかもカートがあるので負担にはならないですね。
まとめ
2日間で合計6時間くらい滑れたと思います。
滑る時間を作るポイント
1.寄りの空港へは車で行く
2.現地でレンタカーを借りる
3.「時は金なり」短距離でも高速道路を積極的に使う
個人的に1と2は必須かなと思います。
いかがでしたでしょうか。
北海道のゲレンデといえばニセコやルスツ、キロロ、トマムなどリゾートのイメージが強いと思います。
そんな中、札幌は昼間に仕事や観光をした後でもゲレンデへ滑りに行くことが出来るという、欲張りな社会人スノーボーダーにとっては天国のような立地なのです。
冬に仕事や観光で札幌へ行く際は、せっかくだからちょっと頑張って滑りに行ってみませんか?
きっと楽しい思い出になると思いますよ。
高校生の頃、今は無きザウスにてスノーボード人生がスタート。
5シーズン篭りを経験した後、双子が生まれるまでの10シーズン以上もの間、年間滑走日数が50日を超えていた生粋のスノーボーダー。
当面の目標は家族全員でスノーボードすること。
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