スノーボードのコラム

初心者にオススメのゲレンデ in HAKUBA VALLEY

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4,089 views 2018-12-4 UPDATE

長野県北西部に位置する白馬バレーは、1998年長野五輪の競技会場となったことでも知られる、国内有数のスノーリゾートエリアです。3000m級の雄大な山々が連なる日本北アルプスの麓にあり、ワールドクラスのスケール感と絶景を誇ります。
豊富な積雪量や滑りごたえのある斜面、その見事な眺望は世界中の人々を魅了し、シーズン中には国内外から多くのスキー&スノーボード客が訪れ賑わっています。
ビギナーの人が聞くと、そんなすごそうなところで滑れるのか、ちょっと不安になるかもしれません。
が、白馬バレーには個性豊かな10ものスキー場があり、もちろん初心者にもやさしく練習しやすいゲレンデがあります。
せっかくだから日本が誇るウィンタースポーツの聖地・白馬で、雄大な景色を堪能しながら楽しく上達しちゃいましょう!

https://www.vill.hakuba.nagano.jp/

エイブル白馬五竜

標高が高く、例年11月下旬からゴールデンウィークまでロングシーズン楽しめる白馬五竜は、麓に大型リゾートセンター「エスカルプラザ」を備える施設の充実したスキー場です。頂上でパークが人気のhakuba47とつながっていて、2つ合わせて24ものコースを滑ることができます。五竜はアルプス平、とおみ、いいもりの3エリアからなり、テレキャビンでアクセスする上部ゲレンデのアルプス平では良質なパウダーが!
そんな五竜で、初心者におすすめなのがエスカルプラザの正面に広がるとおみゲレンデと、とおみゲレンデの北側に隣接するいいもりゲレンデです。

とおみゲレンデ

平均斜度14°、1500mの距離があるとおみゲレンデは、圧雪整備の行き届いた見通しのいい一枚バーンです。コースの上・中・下部で斜度変化があり、長さの異なる3本のリフトでレベルに応じて練習しやすくなっています。グループで滑っていてはぐれてもリフトからコースが見渡しやすく、必ずエスカルプラザにたどり着けるので安心です。

いいもりゲレンデ

とおみゲレンデよりも比較的空いていることが多いいいもりゲレンデでは、周囲の人を気にせずマイペースに滑りやすいでしょう。動く歩道のあるファミリー向けコースがあり、キッズの姿もよく見かけます。いいもりゲレンデには中・上級者コースもありますが、初級者コースはコース幅の広い平均斜度9~15°の緩斜面なので心置きなく練習できます。リフト1本の長さが短めなのもやさしいところ。五竜の”コソ練スポット”です。

八方尾根

エリア内随一の規模を誇る八方尾根は多くのパウダー好きが集まるスキー場です。全23ものリフト&ゴンドラがあり、ベースエリアも4箇所に分かれているので初めての人は迷うこと必須(笑)
そんな八方にもビギナーにとっておきのエリアがあるんです!
スキー場下部にある咲花ゲレンデは、なだらかで広い斜面がデビューに最適な安心ゲレンデ。まだそんなに広~いスキー場を満喫しきれないって人にピッタリでお得な「咲花デビューチケット」があり、咲花ゲレンデでみっちり練習するにはもってこいです。滑ることに慣れてきたら絶景の白馬三山を堪能しながら林道コースも満喫できます。

栂池高原

ビギナーやファミリーに安心なゲレンデとして人気の高い栂池高原。全体的になだらかで広大なフィールドには、初中級者コースを中心に多彩なコースが広がります。
なかでも鐘の鳴る丘ゲレンデには、1,200mを越える超ワイドなコース幅となだらかな斜面が広がり、初めてのスノーボードにピッタリ。ここなら周りを気にすることなくのびのびと練習できるはずです。鐘のなる丘ゲレンデを含め、ゴンドラ中間駅から下部に位置するからまつゲレンデ、親の原ゲレンデのみで使用出来るエリア限定のお得なビギナー券があるので、要チェックを。またゲレンデ上部からはなだらかな林道コースが続くので、初心者でもゲレンデ上部の絶景を拝みにいくことができます。これぞ白馬!というスケール感を味わってください。

白馬乗鞍温泉

白馬のスキー場のなかでは比較的混雑が少なく穴場なのが白馬乗鞍。若栗と里見の2つのエリアからなり、麓はワイドでなだらかなバーンが広がります。はくのりファミリーコースは平均斜度5°、最大斜度10°のフラットなコースなので、はじめてボードはく人も安心して滑れます。里見エリアの里見中央ゲレンデもワイドな緩斜面で、アットホームな雰囲気が広がります。コースの一部が非圧雪になっているので、降雪後はビギナーでもふかふかのパウダーを体感することができるのも魅力です。

白馬には、エキスパートからビギナーまで、レベルを問わず誰もが満足できる多彩なスキー場が揃っているので、ぜひ世界が注目する一大スノーリゾートエリアを訪れてみてください!

Writer
Makiko Kishino
Makiko Kishino ライター・エディター

白馬でスノーボードショップを営む、元スノーボード誌編集者のフリーライター。
田舎ライフをマイペースに満喫しながら、とことん遊びを追求しています。

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