首都圏に住んでいると、湯沢や群馬、長野や南東北などなど各方面、ゲレンデには沢山の選択肢が存在します。
そんな中でゲレンデに行く方法もいろいろな種類があります。
ここでは「安く滑りに行く方法」としていくつか紹介したいと思います。
はじめに・・・
公共交通機関を利用する手段については、基本的に旅行会社によるツアーを利用すれば比較的リーズナブルに抑えることが出来ます。
また、マイカーで行く場合でもツアーで宿泊先だけの予約も可能です。
その際は宿とリフト券がセットになったお得なプランなどがあります。
この時期になると各旅行会社のホームページなどで今シーズンのプランなどが掲載されてくるため、是非チェックしてみてください。
■ツアーなどで首都圏から行ける範囲と主要ゲレンデ及びエリア■
・福島県:猪苗代、アルツ磐梯 裏磐梯猫魔など
・栃木県:那須など
・群馬県:川場、丸沼、尾瀬戸倉など
・新潟県:湯沢エリア、妙高エリアなど
・長野県:白馬エリア、野沢温泉、志賀・北志賀エリアなど
・山梨県:御坂、イエティ、ふじてんなど
とにかく安く行きたい場合
朝発日帰りバス
予算目安:5千円前後
とにかく安く行きたい場合は御坂やふじてんなどの一部ゲレンデでは朝発日帰りなどが存在します。
近距離なため、朝に東京を出発して約2時間程度でゲレンデに到着します。
費用にはリフト一日券と往復のバス代込みなどとなります。
レンタルが必要な方はレンタルは別途となる場合が多いです。
費用は安いですが朝発なため、滑る時間は少ないです。
夜行バス
予算目安:1万円弱~
一般的にもよく知られている王道です。
夜に首都圏を出発してバス内で仮眠を取り、早朝ゲレンデ到着となるパターンです。
特に群馬方面や湯沢方面に多く見受けられます。
中でも川場スキー場や神立高原、石打丸山等は多くの学生などの若者で賑わいを見せています。
プランによってはリフト券のほかにレンタルやランチ券などが付いてくる場合もあります。
金銭面のメリットは大きいですが夜行バスでの移動中に車内で仮眠をとるため、バスのシートで眠ることに不慣れな場合や団体さんや元気の有り余った人達と一緒のバスだと、仮眠を取ることが難しい場合もあります。
寝不足になってしまうと、せっかくのスノーボードも満足に楽しめなかったり、最悪の場合は怪我など事故にあってしまう可能性も高まります。
筆者はデリケートなため翌日のコンディションを大事にしたいので質の高い睡眠をとりたいと思ってます。
そこで役立つのがアイマスクと耳栓です。
車中泊でも活躍するアイテムですが、夜行バスでも役立ちます。
また、何名かで宿泊する際に、周りのいびきで眠れない場合や、仲間が宴会している中で先に寝たい時などにもぴったりです。
しかも最近では前日入りして仮眠を取れる夜行バスプランも存在します。
夜に首都圏を出発して深夜にゲレンデ近辺の宿泊施設に到着、そのままベッドや布団で睡眠を取ることも可能です。
なるべく安く行きたいが「バスはちょっと」・・・という場合
車あり
お一人様の場合
予算目安:数千円~
お一人様で車(マイカー)を利用する場合は車中泊が最安です。
行き先にもよりますが高速を使わなければ往復の交通費はガソリン代のみです。
時間に縛られることもないため、帰りにゆっくり温泉に入るなど自由度は高いです。
実際、バスで行く場合の時間の制約は結構なものです。
特に夕方早めに現地を出発したりする場合もあるため滞在時間は短めとなりやすいです。
なお、車中泊を検討するにあたってのメリット・デメリットなど詳しくは過去記事を参照してください。
・関連記事
お一人様必見!スノーボードにおける車中泊のメリットとデメリット
複数人の場合
予算目安:数千円~
車1台で一緒に行く<相乗り>人数が多ければ当然交通費は安くなります。
お一人様だと費用の面で敬遠した高速道路も4人で割れば些細な金額となります。
ただし、当然ながら車中泊が出来ない事、人数が増えることによって集合の問題など参加者間での調整が必要となります。
デメリットとしては運転による負担が挙げられます。
雪道やアイスバーンなどの悪路運転に自信が無い場合や、お一人様の場合は長時間運転も大きな負担となります。
週末や連休は当然ながら渋滞に巻き込まれるケースが多い事もデメリットになります。
運転に自信が無い人やスタッドレスタイヤを持っていない人は、相乗りもしくはバスなど公共交通機関を利用しましょう。
車なし
夜行列車
予算目安:1万円弱~
たかつえ、だいくらに行く手段としては夜行列車のツアーも存在します。
過去には湯沢方面や白馬方面への夜行列車がありましたが、最近は見かけなくなってしまいました。
筆者は夜行バスが苦手だったため、過去に1回だけ利用したことがあります。
比較的安価ですが、最寄り駅からバス乗り換えなどバスと比べてゲレンデへダイレクトにアクセスが出来ない点がマイナス。
ただし、渋滞に巻き込まれる心配がないため帰りは比較的楽。
番外編
新幹線
予算目安:1万円強~
費用は当然安価ではありませんがあえて紹介します。
湯沢方面は特に便利となるのが新幹線、とにかく早い。
東北方面は特に遠いため、新幹線によるメリットは大きくなります。
また、バスなどではあまり現実的ではない岩手方面(安比、八幡平、夏油)へのアクセスも新幹線であれば1拍2日のツアーも存在します。
早朝の新幹線に乗ればそこそこ早い時間にゲレンデに到着する事も可能です。
また、新幹線の車内には板などが置けるように考慮された収納スペースも設けられています。
座席はバスよりもゆったりとしており、大きな揺れも少なく非常に快適です。
筆者は新幹線の座席がとても大好きです。
なお、新幹線と言えばGALA湯沢。
ゲレンデに向かうゴンドラステーションと新幹線の駅が直結という抜群の利便性です。
冬の東京駅では板を担いだスノーボーダーが新幹線に乗り込む姿を多く見かけます。
JR東日本やツアー会社が日帰りのツアーを企画しているため、比較的安価な費用で楽しむことが出来ます。
レンタルも充実しているため、手ぶらで行きやすいという点も魅力的だと思います。
その他にも東北地方や長野のゲレンデへのアクセスは、車の場合だと300km近く運転することになるため長距離・長時間運転が苦手な方には選択肢としてアリだと思います。
余談ですが、筆者の友人には車と新幹線をダブルで利用する人もいます。
現地まで新幹線で行き、現地の月極め駐車場に置いてある自分の車でゲレンデへ向かう方法です。
シーズン中だけ新幹線の駅前に駐車場を借りて、そこに自分の車を置いておく事により、往復新幹線で駅からは車という運用が可能になります。
当然ながらコストはかなり高くなりますが、現地での利便性、肉体的な負担の軽減、時間の節約などメリットもかなり大きいです。
経済的に余裕がある方は実現可能ですが、筆者のような庶民には難しい選択肢です。
予算や条件、好みによって選択肢はいくつか存在します。
この記事を参考にして、初滑りはどこにどうやって行くか色々検討してみてください。
高校生の頃、今は無きザウスにてスノーボード人生がスタート。
5シーズン篭りを経験した後、双子が生まれるまでの10シーズン以上もの間、年間滑走日数が50日を超えていた生粋のスノーボーダー。
当面の目標は家族全員でスノーボードすること。
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