スノーボードのコラム

世界に誇る国内トップブランド”OGASAKA SNOWBOARDS”を深く知る

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47,534 views 2018-1-19 UPDATE

老舗の国内自社工場で製造され、フリースタイルボードからアルペンボードまでが揃う玄人好みのスノーボードブランドOGASAKA SNOWBOARDS
国産トップブランドとして随一の質の高さを誇るOGASAKAとは、どんなブランドなのか、どんなボードがラインナップするのかなど、その人気の秘密を紹介していきたいと思います。

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1_小賀坂スキー製作所とOGASAKA SNOWBOARDの歴史

OGASAKA SNOWBOARDの製造工場である小賀坂スキー製作所は、長野県長野市に本社と工場を構え、日本にスキーが伝わった1912年からスキーの製造をスタートした日本でもっとも古いスキーメーカーです。創業から現在まで、小賀坂のスキーは全ての板に木の芯材を使うという妥協のないものづくりで、多くのスキーヤーから厚い信頼を得ています。

そんな小賀坂スキー製作所で、スノーボードの開発がはじまったのは1985年
2年間の研究開発を経て1987年にOGASAKA SNOWBOARDSは創業し、初めてアルペンボードの販売を開始しました。
創業当時から、スラロームの全日本選手権で優勝していた相沢盛夫をテストライダーとして迎えて開発が行われてきました。
1988年にフリースタイルボードがラインナップに加わり、1991年よりOGASAKA SNOWBOARDSは本格的に市場で販売されるようになったのです。

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絶大な信頼を得るブランドへ

ユーザーから絶大な信頼を得るOGASAKAの伝統とクオリティは、100年以上の歴史を持つ精密な製法と熟練技術者による丁寧な作業、さらに新進気鋭の開発設計者の斬新な設計理論、そしてスノーボード界をリードするトップライダーたちによるフィードバックによって守り継がれています

OGASAKAのプロダクトが高品質で高性能なのは、長年蓄積されたファクトリーと開発者の経験値が膨大なノウハウとなり、そこからさらに新たな可能性を広げていくからです
だから、OGASAKA SNOWBOARDSは老舗として伝統を大切にしながらも高い開発力を有し、最新の技術を搭載したスノーボードを生み出し続けられるのです。
海外工場で大量に生産される多ブランドにはない、日本の職人技による洗練されたプロダクトが期待を裏切らないことは、想像に難しくないでしょう。

2_OGASAKAの15/16最新ラインアップ

OGASAKA製品のキーワードは

スピード・カービング・パウダー・遠心力・浮遊感、そして自己表現

それらをコンセプトに、フリースタイルボード、パウダーボード、アルペンボードの3カテゴリーが開発・製造されています。
ここでは、代表的な15-16最新モデルのフリースタイルボードとパウダーボードを紹介していきます。

FC-X

fc-x

究極のカービング性能を求めたハンマーヘッドシェイプのOGASAKAハイエンドモデル。フリースタイルボードとしては珍しいメタルサンドイッチ構造を採用した硬めのフレックスで、ハードなライディング時も抜群の安定感を提供してくれる一本です。
サイズバリエーション: 154,158
(¥128,000)

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FC

fc
カービングとフリースタイルの要素を高次元で融合させたFCシリーズ。一見ハンマーヘッドのようですがセミハンマーシェイプとなっていて、ノーズ・テールを使ったプレスも可能。グラスファイバーにカーボンシートを組み合わせることで、メタルとは異なる硬さと反発力を実現しています。
サイズバリエーション:145,148,151,154(F),154,157,160,163
(¥83,000)

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CT-S

ct-s
ラウンドノーズ&テールのディレクショナルボード。硬さのあるコア材にカーボンシートを組み合わせたグラスファイバーと補強材をサンドイッチした構造となっているのでハードフレックスに仕上がっています。正確なボードコントロールとポジショニングが要求されるエキスパート向けモデルです。
サイズバリエーション: 151,154,156,156,158
(¥82,000)

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CT

ct
しなやかなフレックスと強めのトーションを持ち、ソフトながらもエッジが切れてしっかりと食いつくような不思議な感覚を味わえるモデル。誰にでも乗りやすくグラトリやカービングも安心して楽しめるうえ、ハイスピードで飛ばしても驚くほど安定感がある仕上がりとなっています。
サイズバリエーション: 136,139,143,146,148,151,152,154,156,158,161
(¥66,000)

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CT-M

ct-m
CTシリーズ中で最もソフトなフレックス&トーションを持つCT-M。気軽にカービングやグラトリを楽しめ、中低速時の操作性も抜群です。上達を目指したい初中級者に最適な性能を備え、柔らかいセカンドボードを求める上級者にもオススメな一本。
サイズバリエーション:144,148,151,153,156
(¥76,000)

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AST

ast

グラウンドトリックやジビング、ジャンプなどパークを楽しみたい人にピッタリな、OGASAKAブランドで唯一のツインチップモデル。ボードセンターに重量配分を配置することでスピン特性に配慮し、ソフトなノーズ&テールは低速時の操作性やプレスをラクにしてくれます。
サイズバリエーション: 142,146,150,152,154,157
(¥81,000)

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FT IBIS

ft-ibis
幅広の形状とスワローテールで浮力に優れたパウダーボード。ノーズ部分はロッカー形状なので、斜度のあまりない所でもノーズが簡単に浮くので沈みづらい構造です。スワローテールの切れ込み量を浅くすることで操作性を高め、横方向への動きもなめらかになっています。
サイズバリエーション: 163
(¥104,000)

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FT PEACOCK

ft-peacock
ウエスト幅26cmと幅広のボードシェイプを持ち、ノーズロッカー設計により滑り出しからノーズが素早く浮いてくれるます。全長は156とたいして長くありませんが、バインディングを後ろよりに設定してあるため、急斜面でも恐怖感を感じずに突っ込めるはずです。
サイズバリエーション: 156
(¥95,000)

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FT PHEASANT/THRUSH

ft-p_t

大きな浮力を得るためにボード全体のソール面積が広く設定され、テールはピンテール形状なので、横方向へのボード操作性に優れます。深雪でも圧雪バーンと同じように楽しむため、バインディングのセット位置をセンターに近づけ、普段のボードの感覚に近い操作性を実現しています。
サイズバリエーション: 152(THRUSH),164(PHEASANT)
(¥95,000)

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3_OGASAKAのチームライダー

前述したとおり、OGASAKAでは創業当初よりライダーたちがテストライドを繰り返し、そのフィードバックを受けることで進化を続けてきました。
そんなOGASAKA SNOWBOARDSの開発には欠かせない存在であるチームライダーたちの滑りを収録したプロモーション映像があるので、VER.1、VER.2ともにぜひチェックしてみましょう。

OGASAKAボードのパフォーマンス性の高さと、パウダーから、パーク、グラトリ、カービングまで、ライダーたちのバラエティに富んだ滑りをチェックできます!

ver.1

ver.2

4_傘下の兄弟ブランド

小賀坂工場では、OEMとして011 ARTISTIC、RICE28、GRAY、READYMADE、TWELVE、MOSS、GENTEMなど多ブランドの板も生産しているほか、OGASAKA SNOWBOARDS以外の自社ブランドの生産を行っています。
それがSCOOTERとNOVEMBERの2ブランドです。
それぞれOGASAKAと同等のクオリティを持ちながら、よりフリースタイル色が濃いボードがラインナップし、ブランドごとに独自のカラーと乗り味があるのでユーザの選択肢を広げてくれます。
小賀坂ファクトリーによるどのブランドにもコアなファンが多く、日本を代表するドメスティックブランドとしての地位は確かなものとなっています。

アウトロ

伝統から約束された揺るぎないクオリティと、開発者とライダーの共同作業により生み出される新技術で進化し続けるOGASAKA SNOWBOARDS。
確かな一本を手にしたければ、ぜひ一度は乗ってみたい逸品が揃ってます!

参考サイト

www.ogasaka-snowboard.com

OGASAKA SNOWBOARDSのプロダクト

OGASAKA(オガサカ)
FT/SR156 PEACOCK
エフティエスアールイチゴロク ピーコック
2018-2019

Writer
Makiko Kishino
Makiko Kishino ライター・エディター

白馬でスノーボードショップを営む、元スノーボード誌編集者のフリーライター。
田舎ライフをマイペースに満喫しながら、とことん遊びを追求しています。

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