サーフィンで使う道具

季節ごとに変えましょう!サーフボード用ワックスの選び方

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28,395 views 2018-9-3 UPDATE

サーフィンをするなら、サーフボードの滑り止めとしてワックスを塗る必要があります。
サーフボードの表面がつるつるしていたら、手や足が滑ってテイクオフすら出来ません。
せっかくいい波がきてパドルを開始して「よし乗れる!」とテイクオフしかけたとき…
手がつるんと滑って、結局立てず、波に置いていかれたときの悔しさといったらありません。

サーフィン用のワックスで気をつけなければならないのは、季節に応じて変える必要があるところ。
夏用・秋冬用などがあるので、間違えないようにしましょう。

なぜ季節に応じてワックスを変える必要があるの?

サーフボードにワックスをかける

もし季節に合わないワックスを使ってしまうとどうなるのでしょうか。
たとえば冬用ワックスを真夏に使うと、ワックスが柔らか過ぎるせいで、サーフィン中にどろどろに溶けてしまいます。
どろどろのワックスがウェットスーツにつくだけでなく。
べっちょりとしたサーフボードの上では、動きやすさにも支障が出ます。

逆に、真夏用のワックスを冬に使うと、ワックスが固すぎてサーフボードにつきません。
そのため、滑り止めとしての効果が全く無くなってしまいます。

ワックスの効果をしっかり発揮するためにも、季節に応じて選ぶ必要があるんです。

暑~い夏は水温に合わせて!

夏用ワックスの特徴は、固めに作ってあること。
というのもワックスは、夏の暑い気温ですぐに柔らかくなってしまいます。
夏のある日、うっかり車のボンネットや運転席にワックスを置きっぱなしにしていた…
→ 溶けたワックスで車がドロドロ
という話は、夏のサーファーによくある失敗談です。

水温が20度前後になったら、初夏用を使います(ウォームなど)

水温が24度以上になったら、真夏用ワックスを使います(トロピカルなど)

春秋用・冬用ワックスの特徴

冬用のワックスは寒い外気でもサーフボードにつきやすいよう、柔らかめに作ってあります。

春・秋用のワックスは、大体水温が14度から20度ぐらいに適応しています(クールなど)

冬用の物ですと水温が10度から16度ぐらいに適応しています(コールドなど)

ワックスの塗り方のポイント

ワックスは、左右方向から格子状・または円を描くようにぐるぐると塗ります。

ポイントは、重なったワックスで下の写真のように丸いボコボコができること。
サーフィン ワックス
この丸いボコボコが滑り止めとしての効果を発揮します。

ワックスを塗る範囲は、
・パドリングでお腹が触れる部分
・テイクオフ時に手や足を置く部分
・波待ちで座る場所
が最適です

また初めてサーフボードにワックスを塗るときは、ベースコートを塗ります。
古いワックスを落として、再びワックスを塗るときも、ベースコートから塗ります。

またワックスを入れるための便利な専用ケースもあります。
100円均一のプラスチックケースなどを活用している人も多いです。

ワックスの有名ブランド

一般的なワックスのブランドには
・sticky bumps(スティッキーバンプス)
・SEX WAX(セックスワックス)
などがあります。

また1個約1,000円と高価ですが、グリップ力の高さや、ウェットスーツに付きにくいことから
・FU WAX(フーワックス)
も人気です。

まとめ

ワックスは、サーフィンに欠かせないグッズのひとつ。
滑り止めとしての効果をしっかり発揮するために、季節(水温)に応じた種類を選びましょう。

くれぐれも真夏の車内に置きっぱなしにして、車をドロドロにしないよう注意してくださいね。

 

Writer

TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。

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