スノーボードで使う道具

簡単ワックス【ヌリッパ】を使ってみたら、手放せなくなったという話

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33,750 views 2020-12-10 UPDATE

スノーボードとワックス。切っても切り離せない関係ですよね。

せっかく雪山に行っても全然板が走らない。。。
そんな経験あるのではないでしょうか?

ワクシングしないと板が走らないのはわかるけど、部屋散らかるし、そもそもメンドい。
そうですよね。わかります。ホント、、、わかります。

でも、スノーボード用品は進化しているのです。
今回紹介する商品には本当に感動すると思います。

それが、スノーボードワックス ヌリッパ!

これ、数年前からある商品で、気になっていたもののなかなか試す気になれず躊躇してたんですよね。
でも、使ってみたらびっくり。マジですごいんです。コレ
もうコイツ無しじゃ生きていけません。ってくらいのレベルです。
早速ヌリッパの使い方を簡単に紹介しますね。

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本編に入る前に、本格的なホットワクシングの記事リンクも貼っておきますので、
本格的なホットワクシングも興味がある。。。
という方は参考にしてみて下さいね。

プロが教えるホットワックスのかけ方『たった6つのコツ』

#スノーボードで使う道具

ヌリッパの使い方

まずは、ワックス用のアイロンと、ヌリッパ、ワックス用ペーパーを用意してください。

使用方法は至ってシンプル。

ワックス用アイロンでヌリッパを板に垂らし

ワックス用ペーパーを使ってヌリッパを広げ

冷やしたらおわり。

なんと、、、ワックスの削りカスでないし、出るゴミといえば、使用済みのワックスペーパー位。

時間短縮になるし、何より楽。

でも気になる性能面はというと、これまた良く走るんです。

通常のゲレンデコースはもちろん、コース脇のパウダーやバックカントリーでも問題なく滑ることが出来ます。

ほんと、オールマイティー過ぎて、笑いが止まりません。

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Q&A方式での所感

とはいえ、いくつかの疑問も残ると思いますのでQA形式で回答致します。
※個人の所感ですので、あくまでも参考程度にお考え下さい。

Q.ブラッシングしないなら、ストラクチャーの効果無くなって逆に走らないんじゃね?
A.ワックスペーパーを使い、薄い膜を作るようにワックスを乗せていきます。その際に若干の凸凹ができるのですが、それがストラクチャーの代わりとなり水を流してくれます。
コツは薄い層をつくる位の厚さで、多少の凸凹はあえて残しながら塗るということです。

Q.簡単なワックスなら、生塗ワックスとかスプレーワックスでよくない?
A.簡単さでいうなら、生塗orスプレータイプに軍配が上がるでしょう。
しかし、このワックスは持久力が違います。
先日1泊2日で白馬に行ってきたのですが、丸2日間持ちこたえてくれました。
コイツ相当タフです。

Q.滑り終わった後で、板を掃除する際にスクレーピングしますよね?だったら結局ゴミでるじゃん(笑)
A.そうなんですよね。ゴミでそうですよね。
しかし、ゴミを出さない方法を見つけました。

用意するものは、ワックス用のアイロンと、ヌリッパ、ワックス用ペーパー。
更に、クリーニングワックスにも使えるベースワックス。

まず、ワックス用ペーパーを直接板に当ててアイロンがけします。
この時に薄く塗った層のワックスを取り切ってください。
大体ワックスペーパー2~3枚にしっかり染み込ませたら次の工程に進みます。
ちなみに、この段階で相当な汚れが取れます。

次に、ベースワックスを垂らして通常通りのワクシングを行います。
この時のコツは、気持ち多めにワックスを垂らしワックスペーパーを2~3枚使ってしっかりワックスを吸い取ることです。
やってみるとわかるのですが、想像以上にペーパーに汚れが付きます。
この黒い汚れがある程度取れるまでこの作業を繰り返してください。
試しに、液体クリーナーで古いワックスを剥がしてヌリッパを使ったところ、1日でヌリッパが落ちてしまいました。やはり、ベースワックスはヌリッパの持ちを長くしてくれるんですね。
泊まりでスノーボードに行くときにはこの工程はしっかりとやっておくことをおススメします。

ここからは、先に記載した流れと同じでヌリッパを塗ります。

お気づきの方もいるかと思いますが、この時点でゴミらしいゴミというのはワクシングペーパーのみ。
せいぜい10枚~12枚程度のペーパーゴミがでるだけなのです!すげぇ!!
掃除機かけたり、寒いベランダでスクレーパーとか、ブラッシングとかしなくて良いのです!!

もう一回言います。 すげぇ!!

Q.競技をやっていますが、使えるレベルの物なのでしょうか?
A.無理です。負けます。
スタートから置いて行かれます。
きちんとした競技用のワックスの使用をおススメします。
このワックスはレジャー志向のスノーボーダー(スキーヤー)向けと思っておいた方が良いでしょう。

Q.気温によって使い分けとかするの?
A.全天候用の青と人口雪やザラメ、室内向けのピンクがありますので、時期やゲレンデによって
分けるのが良いでしょう。
個人的な感想ですが、青を使って12月~2月まで長野・新潟を中心に滑っていましたが全く問題ありませんでした。
ピンクは春スキー日和の時には効果があるような気がしましたが、青でも対応可能と思いますので、迷ったら青を使ってみてください。

つらつらと書きましたが、以上がレビューで御座います。
個人的にはツラい作業のワクシングが悩みのタネでしたが、この商品がサクっと解決してくれました。

いやぁ、いい買い物した♪

Writer

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