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4月の日本旅行ガイド!春の天気、服装、花見など

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44 views 2024-11-19 UPDATE

イースターの祝日を利用して、特別な旅行を検討している方も多いでしょう。そのような方におすすめなのが、4月の日本です。気候が穏やかで過ごしやすく、春の象徴である桜を楽しめるこの季節は、まさに日本を訪れる最適なタイミングといえます。

この記事では、4月の日本の気候や服装、訪れるべき場所、そしておすすめのイベントを紹介します。ぜひ、特別な春の旅行にするための参考にしてください。

4月の日本の天気や気温は?

4月の日本は比較的過ごしやすい気候で、桜が見頃を迎える時季でもあり、観光に最適です。しかし、花粉の飛散が多い季節でもあるため、スギやヒノキの花粉アレルギーがある方、鼻炎をお持ちの方、アレルギー反応が出やすい方などは、マスクや常備薬を準備して対策することをおすすめします。

また、地域によって気温や降水量に差があるため、旅行先の気候を事前に調べておくと安心です。以下に、観光主要都市の過去5年(2020〜2024年)の4月の平均気温と降水量を記載します。

  • 北海道(札幌):平均気温47.7℉(8.7℃)、降水量55mm
  • 東京都:平均気温59.5℉(15.3℃)、降水量176.5mm
  • 神奈川県:平均気温60℉(15.5℃)、降水量175.8mm
  • 京都府:平均気温59.7℉(15.4℃)、降水量163.7mm
  • 福岡:平均気温61.3℉(16.3℃)、降水量128.8mm
  • 沖縄(那覇):平均気温71.8℉(22.1℃)、降水量178.6mm

降水量は梅雨の時季と比べると少なく、とくに北海道では圧倒的に少ない傾向にあります。

4月の日本を訪れる際の服装

4月の日本は、日中は暖かく感じる日も多く、比較的軽装で過ごせますが、朝晩はまだ冷えます。基本の服装としては、長袖や半袖のインナーに上着を1枚羽織るスタイルがおすすめです。温暖な日中であれば、薄手のジャケットやカーディガンを羽織る程度で十分でしょう。しかし、早朝や夜間の観光がある場合は、少し厚めの上着や、羽織りやすい暖かめのスカーフなどを持参すると安心です。

北海道や東北地方はまだ気温が低い日が多いため、厚手の上着や暖かい服装が必須です。そのため、地域に合わせた服装選びを意識しましょう。

4月の中でも日本を訪れるならいつがベスト?

観光客の混雑状況で比較すると、4月の第2週から第4週がおすすめです。4月5日ごろまでは学校の春休み期間にあたり、観光地がとくに混み合う傾向にあります。また、4月29日前後には大型連休(ゴールデンウィーク)に入るため、さらに多くの人が移動する時期となります。4月は気候が穏やかで桜の見頃でもあるため、ほかの月と比べても観光客が多い時季です。第2週から第4週は比較的混雑が緩和されるので、観光しやすいでしょう。

4月の日本で訪れるべき場所

4月の日本でどこに行くべきか迷っている方に、ぜひ訪れてほしいおすすめの3つの都道府県をご紹介します。春の魅力あふれるスポットや定番のエリアを厳選したので、日本旅行の参考にしてください。

東京都

4月は桜が見頃を迎えるため、東京都内でお花見が楽しめるスポットがおすすめです。開園100年以上の歴史を持つ井の頭恩賜公園や、昭和天皇御在位50年記念に造られた国営昭和記念公園は、日本の文化を感じながら桜を鑑賞できます。また、千鳥ヶ淵緑道の桜目黒川の桜は、河岸に咲き並ぶ桜が美しく、人気のお花見スポットです。

浅草や東京タワースカイツリーといった観光名所も外せません。これらの場所では、日本らしい風景を堪能でき、「日本に来た」と実感できるでしょう。また、高級ブティックが立ち並ぶ「銀座」や、高級ホテルやレストランが集中している「六本木」も、観光やショッピングを楽しみたい方におすすめのエリアです。

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京都府

京都は、日本の伝統文化を感じながら桜を鑑賞できるスポットが豊富にあります。ハート型の窓から桜が見える正寿院や不動の人気の清水寺、風情のある祇園白川、そして夜桜のライトアップや桜のプロジェクションマッピングを見られる二条城の裸桜祭りなどが人気です。ここでは、歴史ある寺院や城、趣のある京都の街並みと桜の美しいコラボレーションが楽しめるでしょう。

また、江戸時代の花街の面影を残す「祇園」や、自然と歴史的建造物が調和する「嵐山」といった定番エリアも、京都でぜひ訪れるべき場所です。SNSで人気の伏見稲荷大社は、赤い鳥居が立ち並ぶ独特の雰囲気があり、フォトスポットとしてもおすすめです。

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神奈川県(箱根)

神奈川県といえば横浜が有名ですが、箱根エリアも訪れるのにおすすめの場所です。桜の鑑賞スポットとして人気の宮城野では、河川岸に沿って桜並木が約450メートル続いているため、春の風物詩として美しい景色を楽しめます。また、小田原城では約300本の桜が咲き誇り、お花見にはぴったりのスポットです。

箱根には有名な箱根温泉もあり、温泉でゆっくりと過ごしながら満開の桜を堪能する贅沢な旅が楽しめます。温泉と桜の両方を楽しめるため、心も体もリフレッシュできるでしょう。

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4月の日本でおすすめのイベント

4月の日本は、桜の花が満開となり、街が華やかに彩られる季節です。そこでおすすめなのがお花見です。お花見以外にも、この時季ならではの伝統的な祭りも全国各地で開催されます。春の風物詩と文化を一度に体験できる4月の日本でおすすめのイベントを2つ紹介します。

お花見

4月のイベントで外せないのが、お花見です。開花は、九州から始まり、最北の北海道で終わりを迎えます。また、桜の開花は3月下旬から4月下旬ごろまで続くため、複数の都市を訪れる際は、南から順番に回るのがおすすめです。これにより、桜の開花を長期間楽しめるので、各地で異なる桜の景色を堪能できます。

また、桜祭りでは焼きそばやたこ焼きなど、さまざまな日本の屋台が並ぶものもあります。日本の屋台グルメを楽しみながら、桜を鑑賞することで、日本の文化をより深く感じられるでしょう。

お花見を楽しむ際、お散歩がてら桜を鑑賞する程度なら、とくに必要なものはありません。ただし、桜の木の下で飲食する場合は、レジャーシート、飲み物(アルコールも可)、軽食、防寒着などを用意すると快適に楽しめます。日本では、ファミリーは弁当を持参することが多く、会社や知人と行く場合はテイクアウトのお花見弁当や、屋台で食べ物を調達することが一般的です。お花見弁当は有名なレストランでも販売されることもあるので、公式サイトやSNSをチェックするといいでしょう。

桜の開花期間は2週間くらいで、満開は開花宣言から4〜7日程度です。開花情報は全国お花見ガイドを参考にするといいでしょう。

祭り

4月の日本では、各地でさまざまな伝統的な祭りが開催されており、京都の都をどりや神奈川の鎌倉祭りなどがあります。都をどりは、芸妓や舞妓による舞踊公演で、普段なかなか見ることのできない舞妓の踊りを鑑賞できる貴重な機会です。また、鎌倉祭りは1959年から続く歴史ある祭りで、義経をしのんで舞われる「静の舞」や、茶の湯(野点)などが楽しめます。

日本の祭りを楽しむ際に心配になる言語の壁ですが、事前に祭りの文化や内容を理解していれば、日本語を理解できなくても十分に楽しめるでしょう。日本の祭りは観客を積極的に巻き込むような演出が少ないため、鑑賞をメインに楽しめるのが特徴です。祭りの雰囲気をゆっくりと味わえるので、観光客にもおすすめです。

まとめ

4月の日本は気候が穏やかで過ごしやすく、観光に最適の季節です。春の風物詩である桜の見頃の時季で、全国各地でお花見を楽しめます。また、桜を鑑賞しながら、各地でおこなわれる伝統的な祭りやイベントに参加することで、より深い日本の魅力を味わえるでしょう。

Writer

北海道から沖縄まで、国内各地のリアルな観光情報を発信中。
穴場スポットやアクティビティをはじめ、その土地の文化・歴史・グルメなどの魅力を、地元ライターならではの視点でお伝えします。

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