日本に訪れるべき時期はいつ？最適な季節を紹介

日本は四季折々の美しさを楽しめる国であり、訪れる時期によって異なる魅力があります。

海外から日本への旅行を考えたときに、以下の疑問が浮かぶかもしれません。

「日本に行くのに最適な季節はいつ…？」

「桜や雪など自然を満喫するには…？」

「オフシーズンやコストパフォーマンスの良い時期は…？」

そこで今回は、日本に訪れるべき時期や、日本の各季節の特徴などを紹介します。

日本への旅が良い体験になるように、ぜひ参考にしてみてください。

日本に訪れるべき時期は春と秋

日本に訪れるべき時期は、過ごしやすい気候である春（3月〜5月）と秋（9月〜11月）です。

東京都の春の平均気温は、以下の通りです。

※小数点以下は四捨五入して計算。

3月は肌寒い日も多いですが、4月や5月になると外でも暖かく過ごしやすいため、日本に行くのに最適な季節だといえるでしょう。

東京都の秋の平均気温は、以下の通りです。

※小数点以下は四捨五入して計算。

秋は9月はまだまだ暑い日も多いですが、10月や11月になると徐々に過ごしやすい気温になります。

引用元：国土交通省|気象庁|観測開始からの毎月の値|東京（東京都)　日最高気温の月平均値（℃）/東京（東京都)　日最低気温の月平均値（℃）

出典：農林水産省「日本の桜の歴史」

出典：政府広報オンライン「日本の紅葉」

日本の四季別で体験できること

日本は四季ごとに気温や、体験できるイベントが異なります。

日本に訪れる時期をずらすことで、混雑を避けつつ、旅行を楽しめるでしょう。

ここからは、四季ごとの有名スポットを紹介します。

▼日本の絶景スポットを知りたい方はこちら

【絶景・体験・グルメ】日本旅行でやるべきことリスト10選

春【3月〜4月】桜の名所、東京の上野公園で侘び寂びを体感

春は、桜が美しい季節で、日本の文化である花見を楽しめます。

日本全国に桜の名所がありますが、とくに「東京の上野公園」が有名。

上野の山は、江戸時代から「桜の名所」として知られています。

お花見シーズンには、延べ330万人近い人出があるほど人気なスポットです。

桜の見頃は地域や桜の品種によって異なります。

事前に問い合わせておくとよいでしょう。

一般的な桜のベストシーズンは、3月下旬から4月上旬です。

口コミ

JRや京成線の上野駅から歩いて行かれる公園です。広くて気持ちいい場所です。

春は桜が綺麗なことでとても有名ですね。

夏はハスの花が綺麗です。

池の周りは散歩するのにちょうど良い感じです。(2023年）

引用元：Google Map

出典：東京都建設局|上野恩賜公園|公園の見どころ|自然がいっぱい

夏【6月〜8月】隅田川花火大会で感動体験を

夏（6月～8月）は、気温や湿度が高い季節です。

気温は、30度を超える日が多く、北海道と沖縄の気温差は5度前後と小さくなります。

沖縄など綺麗な海でのアクティビティを存分に楽しめるでしょう。

また、日本の夏は各地で花火大会が行われます。

東京の「隅田川花火大会」は、スカイツリーをバックに美しい花火を見られますよ。

 

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口コミ

7/27(Sat)隅田川花火大会。

目の前が隅田川、第2会場の発火台の真横の屋上から眺めるという最高のロケーションで、ワインをいただきながら、スカイツリーと花火が綺麗に見れました！（2024年7月30日）

引用元：X

出典：国土交通省 気象庁「日本の天候の概説」

公式HP：隅田川花火大会

秋【9月〜11月】京都の嵐山で出会える紅葉絶景

秋は、橙色や赤色、黄色の紅葉のコントラストが美しい季節です。

とくに「京都の嵐山」は、紅葉の名所として有名です。

世界文化遺産の「天龍寺」や野生の猿とふれ合える「嵐山モンキーパークいわたやま」などがあります。

また、平安貴族のお船遊び気分を味わえる、屋形船や貸しボートも楽しめます。

口コミ

嵐山に紅葉を楽しみにお出かけしてみませんか😃😃

嵐山駅から渡月橋を渡り、竹林の小径を歩きます。

橋の横にあるカフェには長蛇の列があり、有料の人力車も出ています。

道沿いには真っ赤に紅葉したカエデの木が数本あります。

川には小さな船が出ており、川の両岸の景色を楽しむことができます。

竹林道にはたくさんの人がいます。

そびえ立つ竹林の下は、そよ風が吹き抜けてとても快適です。（2023年）

引用元：Google Map

出典：林野庁|嵐山風景林

冬【12月〜3月】白川郷の合掌造り集落の雪景色で感動体験

冬（12月～2月）は寒さが厳しく、1月の東京の最低気温は約3度です。

日本は冬に雪が降る地域があり、この時期は雪景色や温泉を楽しめます。

世界遺産に登録されている「白川郷の合掌造り集落」では、幻想的な雪景色と歴史的な建造物の美しさを堪能できます。

ドイツの著名な建築家であり建築学者であるブルーノ・タウト氏（1880〜1938）が、著書「日本美の再発見」で合掌造りについて記述したことで有名になりました。

白川郷では、12月下旬から3月上旬までの間、雪が降ります。

その期間に行くと、白く染まった山々や合掌造り集落などの、一面の雪景色が見られますよ。

口コミ

真冬と初夏に行きましたが、冬は美麗でとても良いです。、積雪が心配ですが。自家用車なら雪のない季節の方が安心ですね。

近年駐車場が近くに整備されて便利になった印象。

引用元：Google Map

出典：白川村役場|合掌造りとは

オフシーズンはコストダウンできることも

冬の平日や梅雨の時期などのオフシーズンは、観光地やホテル、航空券などの価格が大幅に下がります。

オフシーズンは、価格を抑えて旅したい人が、日本に訪れる時期としておすすめです。

また、混雑しにくく、ゆったりと過ごせる点も魅力です。

沖縄・奄美では、5月には梅雨の時期に入ります。

特定のシーズンには、特別な割引やパッケージも提供されることがあるため、事前に計画を立て、最適な時期を見極めましょう。

日本の年間イベントによる混雑時期

日本では年間を通じてさまざまなイベントがあります。

イベントや祝日がある際は、観光地がとくに混雑するでしょう。

人混みが苦手な人は、日本に訪れる時期として適切でないかもしれません。

旅行計画を立てる際には、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの日本のイベントによる混雑時期を考慮することが大切です。

まとめ｜ベストシーズンを見極め、早めの旅行計画を

春（3月〜5月）と秋（9月〜11月）は、気温的に過ごしやすく、日本に訪れる時期として最適です。

しかし、夏や冬にしか楽しめない花火や雪景色などが日本にはあります。

• 春は東京都で「上野公園」の桜
• 夏は東京都で「隅田川花火大会」
• 秋は京都で「嵐山」の紅葉狩り
• 冬は岐阜県で「白川郷の合掌造り集落」の雪景色

自分のやってみたいことに合わせて旅行計画を立てるとよいでしょう。

また、冬の平日や梅雨の時期などのオフシーズンは、旅費を安く抑えられたり、混雑を避けやすかったりなどのメリットがあります。

あなたにとって理想的な、日本に訪れる時期を見極めて旅行を楽しんでみてください。